名前:ヒノ=アマハラ(天原日乃)
年齢:13歳
性別:女
出身:不明
身長:150cm
特技:料理
系統:特質系
容姿:金色の髪をリボンでポニーテールに結い、紅玉色の瞳の少女
初登場:第1話『ヒノ=アマハラ』
登場話:全話
性格は爛漫で活発的。あまり裏表無く、誰とでもフレンドリーに接する。基本的に苦手な相手はいないが、ヒソカとエレオノーラは少し苦手の部類に入る(本人曰く、見た目と性格の問題でヒソカの方が苦手度が勝っている)が、嫌っているわけでは無く普通に話す。時折無自覚無遠慮に容赦の無い発言ををする為、知り合いからは時折「意外とひどい」と称される。初対面の年上は「さん」を付ける等、性格と違ってある程度礼儀は心得ている様子。
出身地、両親等は一切不明であり、赤子の頃にミヅキと共にシンリに拾われ、現在に至る。その後九太刀家で共に過ごし、緑陽と翡翠含め皆と本当の家族の様に接している。学校には通っていないが、シンリや緑陽に教えてもらい、割と良い。
本人曰く、物心ついた時から念を扱えていた、特殊な念能力が扱える、などなど謎が多く、自分で出生も一応調べているが、今の所成果はあまり無い。
シンリが元々旅団の知り合いだったので、その関係で幼少時より旅団と付き合いがある。ただし旅団の仕事内容は知っているが、実際に仕事風景を見た事は無い。基本的に互いに、普通に遊ぶ友達として接している。
【特質系念能力:
他者の念を消滅させる、特殊な念を作り出す能力。通常のオーラを圧縮する様にして消費し、消滅の念を作り出す。基本消滅の念に対して消費念が莫大な為燃費は良いわけではないが、要所要所で一瞬だけ使う様にしているので基本的にガス欠はあまり無い。ちなみに第三者からは消滅の念と通常の念の見分けは付けられない。
消費量と生成量を幼少時より精密に操作していた為、自身のオーラの操作技術に関しては神が掛かっている。普通の念を練る様に、一瞬のタイムラグも無しに消滅の念を作り出せる。
消滅の念による攻撃は、相手の念を消滅させて生身に直接ダメージを与えるので、ほぼ防御不可。ヒノの能力を知る者が対峙したなら、見た目で判断でき無い為全ての攻撃に対して警戒しなければならない。
なお、この能力は念を消滅させるのであって、【除念】とはまた別物である。この能力を元にして応用した別の能力がいくつかあるが、現状詳細不明。
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名前:ミヅキ=アマハラ(天原未月)
年齢:13歳
性別:男
出身:不明
身長:160cm
趣味:読書(ジャンルは雑多)
系統:特質系
容姿:銀灰色の髪と碧眼の少年
初登場: 第30話『銀月の少年』
登場話:30話~42話
シンリによって拾われた子であり、ジェイの義弟、ヒノの血のつながった双子の実兄。
基本表情はあまり変わらなく、一見したら冷徹の様にもみえるポーカーフェイスがデフォルト。しかし割とノリはよく、ヒノの悪乗りにも付き合う。様々なジャンルの本や新聞なども読んでいる為、ヒノに比べて世間一般の知識力は高い。見た目はヒノとよく似ているらしいが、本人達はあまりそう思って無い。シンリ曰く、「髪型と配色を同じにしたらそっくり」らしい。
基本素手の戦闘も可能だが、緑陽から剣術を学んだ為、剣の方が強い。後ヒノと比べたら戦闘狂の気がある。ヒノ同様に物心ついた当初から念を扱え、特殊な念能力が扱える。自身の出生は全く分からない。自分でも調べてみたけど、これもヒノ同様に進展はほぼ無し。
【特質系念能力:
他者のオーラを奪う念能力。一応能力名とは違って、与える事も可能。触れる事で相手のオーラを自身の物にする事ができる。ただし奪えると言っても一瞬で100%奪えるわけじゃ無いので、例えば念弾を多量に正面から受け止めても、多少緩和できるが普通に衝撃は喰らう。(ただし相手の念弾に耐えるだけの念を纏っての防御をしながら当たった念弾のオーラを奪う方法はある)
【具現化系念能力:
己の肉体(服装含む)を具現化する念能力。その際、色彩や大小は変質可能。
制約として、
①己の身体に接触するようにしか具現化できない。
②具現化した肉体は操作できない。
人体だがカストロの【分身】の様にそこまで複雑な具現でも無く、具現化場所の制限と、操作能力も無いので、一度破壊されても比較的簡単に具現化できる。強度は具現化の際に籠める念により上下する。
基本肉体の表面から1、2ミリ程しか具現化しないので、主に見た目には分かりにくい鎧替わり、もしくは変装用の能力。ただし自身の表面上に具現化するので、自身より小さな人物には変装できないし、体格によっては大きくても難しい。
第31話でヒノに変装した時は、比較的パーツと体格が似ていたので、身長を誤魔化す様にじっと座って服を少し大きめに具現化させれば騙せる。色彩変化により、痣や傷や表面の血など偽装もできる。
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名前:ジェイ=アマハラ
年齢:19歳
性別:男
出身:不明
身長:177cm
特技:鍛冶、研ぎ
系統:変化系
容姿:天然パーマのような色素の薄い黒髪、飄々とした表情
初登場:第13話『試験終了!それから…』
登場話:13話~16話、23話~26話、40話
ヒノとミヅキの義兄。
飄々としているが、基本何事も楽しむ性格。割とポジティブで滅多に怒る事も無いが、刃関連で何かあれば鬼が顔を出す。ベンズナイフのコレクター。他、様々な刀剣コレクター。
刀剣を作る技術が高く、現在武器の手入れや販売などを主に仕事としている。仕事の関係上、黒い客も割と多いが、基本クリーンな相手を選んでいる。個人から鍛冶の依頼も良く来るが、受ける事はあまり無い。
元々シンリに拾われた身であり、拾われた当時7、8歳頃以前の記憶が全く無く、現在も戻る兆候は無いが、本人は現状の生活を割と満足しているので、いたって気にしないで楽しく過ごしている。
【変化系念能力:
自身の念を〝刃〟と同じ性質に変化させる念能力。
オーラの形を変え、念の刃物を作り出すことも可能。基本触れただけで斬撃が入る為、全身に纏えば全身凶器となり、攻防で高い効力を発揮する。
形状変化は可能だが、変化系らしく念を自身から切り離すのはあまり得意で無い為、その場合は小さな針程度の威力しかなく、威力より数でカバーする。
〝刃〟に不思議と深い執着と関連性があり、無くした記憶にヒントがあると思われるが、実際ジェイもよく分かっていない。
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名前:シンリ=アマハラ
年齢:不明
性別:男
出身:不明
身長:185cm
趣味:散歩
系統:特質系
容姿:灰色に近い銀髪を後頭部で結っている
初登場:第26話『不羈奔放の怪人シンリ=アマハラ』
登場話:26話、40話、41話
ヒノ、ミヅキ、ジェイの義父。3人を拾って育てた張本人。
緑陽の友人であり、他にも交友関係はかなり広く、ハンター協会会長のネテロや、旅団のクロロとも知り合いらしい。元々旅団に会いに来たシンリの付き添いでヒノは旅団と知り合った。
基本的に同じ場所に留まらず、世界中あちこちで家(もしくは隠れ家アジト)を作り、また別の場所へ行くを繰り返していたら、世界中に家ができたらしい。現在はヒノ達を拾った事もあり、九太刀家でよくみかける。
性格は割と悪戯好きで子供っぽく、楽し気に事を起こす。見た目の年齢は20代だが、10年以上前から容姿が変わらないなど、謎が多い。ヒノ達に様々な知識や技術を教えており、本人の実力は高いらしいが現状不明。
自分の子供達(翡翠含め)には割と甘く、友人には割と容赦無く接する所は緑陽とも似ている。
なぜかハンター協会に顔を出したく無いらしく、達成した成果による星の申請をしないのに三ツ星級の偉業を成しているので、ハンター協会から問題児扱いされている。ただし、偉業だけでなく様々な事件も起こしているので評判は微妙。
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名前:九太刀 翡翠(くだち ひすい)
年齢:17歳
性別:女
出身:ジャポン
身長:162cm
特技:料理
系統:具現化系
容姿:艶やかな腰程まである黒髪の少女
初登場:第21話『天原日乃の帰郷』
登場話:21話、23話~26話、40話、41話
九太刀緑葉の孫であり、現在高校二年生の少女。九太刀邸の家事全般を担っており、おそらくあの家で一番偉い。基本穏やかで物腰柔らかく、おっとりとしてやや天然気味。それに反して割と戦闘力高く、念の扱いも修めている。
両親と幼少時に死別しており、現在の血縁は緑陽のみ。その後アマハラ一家が九太刀邸に住む様になり、ヒノやミヅキ、ジェイとは本当の家族の様に過ごす事になる。ヒノの料理の師匠であり、プロ顔負け。翡翠自身は母に基本を教わった。
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名前:九太刀 緑陽(くだち りょくよう)
年齢:77歳
性別:男
出身:ジャポン
身長:170cm
特技:居合
系統:放出系
容姿:長い白髪と着流しの老人
初登場:第21話『天原日乃の帰郷』
登場話:21話、22話、26話、40話、41話
ジャポンに住んでいる老人。九太刀流と呼ばれる剣の流派の皆伝。
九太刀流はメインの剣術と、サブの柔術があり、ヒノと翡翠には柔術、ミヅキとジェイには剣術をそれぞれ主に教えた。(主に、なので一応ヒノと翡翠も剣術、ミヅキとジェイも柔術が使えない事は無い)素手でも十分強いが、剣を持ったらさらに強い。放出系の念により、斬撃を飛ばす事ができる。
基本家の家事や管理を翡翠に一任しており、自身は悠々自適に余生を送っている。割と放任的であり、特別門限を設けたり等の厳しい事は生活には無い。孫には甘く、翡翠は言わずもがな、ヒノやミヅキ、ジェイにも割と甘いが、友人であるシンリには割と容赦無い接し方をしている。ネテロとも知り合いで、心源流の師範代や、他流派にも割と顔が広い。
好物は魚介類であり、自身で調理もできる。
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名前:木藤影宗(きどう かげむね)
年齢:35歳
性別:男
出身:ジャポン
身長:178cm
特技:瓦割り
系統:具現化系
容姿:黒髪黒目の短髪の男性。
初登場:第22話『VS弟子、師範』
登場話:22話
心源流師範代の男性。
性格は基本的いい人であり、見た目と表情とで若干気弱にも見えるが、その実力は師範代の名に恥じない様に高い。時折道場を訪れるネテロが何かしでかさないかとよく心配している。ヒノがネテロと一手だけ対戦した時はめちゃくちゃ焦った。緑陽とも知り合いであり、過去に手合わせした時にはボロボロに敗北したらしい。
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名前:熊元 源獣郎(くまもと げんじゅうろう)
年齢:68歳
性別:男
出身:ジャポン
身長:195cm
特技:狩り
系統:強化系
容姿:筋骨隆々のマタギの様な恰好をした老人
初登場:第23話『ヒノと旧友と忍の軍団・前編』
登場話:23話~25話
見た目は筋骨隆々で老人に見えない程だが、性格は基本穏やかで優しい。
元々雲隠れの忍であったが、現在は隠居して山の中の家で過ごしている。時折雲隠れの忍達が、お裾分けだったりなんなりで遊びに来る。基本自給自足の生活なので、家の裏で畑、森の中で獣を狩ってくるなどの生活をしている。念を修めており、身体能力も高いので、猛獣の一匹や二匹容易く仕留める程実力は高い。
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名前:アリッサ=サヴァラン
年齢:27歳
性別:女
出身:サヘルタ合衆国
身長:161cm
趣味:創作料理
系統:強化系
容姿:緩いウェーブの茶髪、おっとりとした表情
初登場:第26話『不羈奔放の怪人シンリ=アマハラ』
登場話:26話
不思議料理の店『
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名前:エレオノーラ=アイゼンベルグ
年齢:18歳(外見年齢12、13程度)
性別:女
出身:クカンユ王国
身長:157cm
趣味:無し
系統:強化系
容姿:色素の抜けた白髪のセミロングと、
初登場:第37話『イグノアの挙動』
登場話:37話~39話
暗殺一家『アイゼンベルグ家』の令嬢。
表は薬師の一族として名を馳せていた一家で裏は暗殺稼業であり、薬などを用いた非人道的な実験も家で多々行っていたが、数年前にエレオノーラによって皆惨殺された。それ以降、自由を手に入れた彼女は一人で世界を回っていた。
見た目は華憐な少女だが、一般ならショック死するレベルの激痛に平然と耐えたり、自身や他者を傷つける事に躊躇いが無いなど、暗殺一家らしく一般的な倫理観は破綻しているが、ある程度の常識は持ち合わせているらしい。数年前に出会ったヒノとミヅキを気に入って、以後追いかけまわしている。邪魔な物には容赦なく、興味を持ったら名乗りをあげ、気に入ったらとことこん追いかける。
見た目はヒノとそう変わらない年代に見え、実年齢は18歳と上だが、精神は見た目相応。その理由は過去のアイゼンベルグ家の実験と自身の念能力が関係してくる。
【強化系念能力:
効力は自己再生能力、自己防衛機能の強化。オーラを消費して即時自己再生を行う。
誓約により再生中は、常に激痛を受け続ける。超再生が可能ではあるが、流石に一瞬で心臓や脳が破壊されたりしたら死亡する。【
【強化系能力:
痛みを糧として、自身のオーラと身体を強化する能力。この能力単体だと、強化するだけ傷が増えるので諸刃の剣の様な能力だが、上記の【
【特質系念能力:
アイゼンベルグ家の祖、アレクシア=アイゼンベルグが死後残した念能力。具現化したグラディウスの白い剣であり、使用者の念と身体の限界を一時的に解放する。
本来生物の持つリミッターの解放状態なので、身体強化は使えば簡単に肉体がボロボロに滅ぶ。
念の解放に関しては、使用に応じて能力解除後に強制的に【絶】の状態になる。
元々はどちらか片方しか解放できなかったが、死後強まった念の効力で両方同時解放が可能になった。単純な剣としても強力。
【特質系念能力:
アイゼンベルグ家の祖、アレクシア=アイゼンベルグが死後残した念能力。具現化したグラディウスの黒いい剣であり、【除念】の効力を斬撃に乗せて発動できる。
あくまで剣であるので、〝斬る〟事が出来ない物には【除念】は発動できない。
【除念】した念の大きさに応じて、使用者の『過去の時間』『現在の時間』『未来の時間』の3つが強制的に支払われる。