落書き倉庫   作:kageto

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真剣で私に恋しなさい
オリ主
最強物
気の始祖流派
他人の気を取り上げたり付与したりできる


真剣恋 オリ主物

 鉄心翁との面会を終え、川神院を辞そうととした時に、気の塊のような人物が飛び込んできた。

 

 いくつか年上であろうその人物は、人の身に内包するにはあり得ないと思われる気の量を抑えもせず、むしろ自身で溢れさせている、女性であった。

 

「じじい。面白そうな気をした客人が居るじゃないか。私の対戦相手に呼び寄せたのか?」

 

 こちらを品定めするように向けられる視線を無視して、鉄心翁に視線を向ける。

 

「鉄心翁。こちらは身内の方で?」

 

「い、いやはや恥ずかしながらワシの孫でのう。百代というのじゃが。技と体は備えたのだが、心の教えが足りなんだ」

 

「なんとも嘆かわしい。これならまだそこらの子供に武を説く方が建設的じゃないか。これではただの獣だ」

 

 川神百代に視線を戻し、改めてその力を観察する。気は人の域を超えているが、身体は普通より少し鍛えた程度。早くから気を使う事に慣れ過ぎ、武人としての身体づくりが疎かになっているのだろう。

 

「何だ客人。面白い事を言うじゃないか。私が獣だと?」

 

「鉄心翁。お孫さんをもう一度鍛え直すがいいでしょう。その下準備は私がしましょう」

 

 鉄心翁に言い捨てると、百代嬢の懐に入り込む。

 

「なっ?!」

 

 間合いを詰められるとは思ってなかったのだろう百代嬢が驚きの声を上げ、間合いを取ろうとするが、それより早く百代嬢の丹田に手を添える。

 

「あなたはこの気があるから勘違いをしている。ですので気を取り上げましょう」

 

「何を言ってるっ!」

 

 今までそうしていたのだろう反射行動で拳をこちらに振るうが、痛みなどない。

 

 ちょっと鍛えた程度の女子高生の拳など、気を纏った人間には蚊ほどの痛みも届かないのだから。

 

「な、何を・・・。なにをしたぁっ!」

 

 自身でも気が付いたのだろう。自身の拳に気を乗せることができない事に。自身の体から気を生み出せない事に。

 

「言ったでしょう。気を取り上げると。あなたはその状態でもう一度武をやり直しなさい」

 

 百代嬢を鉄心翁に向かって投げる。鉄心翁は百代嬢が暴れないように抑え込むと、こちらに深く頭を下げてきた。

 

「必ず鍛え直して見せましょう。その時には・・・」

「獣でなくなるのであれば気を戻すこともやぶさかではありません」

 

 こちらを親の敵のごとく睨みつける百代嬢と目を合わせる。

 

「百代嬢。その状態で人として強くなりなさい。あのままでも強くなれたでしょうが、それでは獣の王だ。あれほどの気を暴走させない胆力があるなら、あなたは人の王、その先の武の王に、本当の意味での武神すら手が届くでしょう。あなたが人の道に戻った時に、再び気を使えるようにしてあげましょう」

 

「私は、強くなれるんだな。今よりも」

 

「今のあなたではどれほど鍛錬を積んでも鉄心翁には勝てません。ですが、人の道にて鍛錬を積んだ先では、鉄心翁程度ではあなたに勝てないでしょう」

 

 百代嬢が身体から力を抜く。彼女の力への固執は異常だが、そのあたりは鉄心翁が何とかするだろう。

 

 さて、と呟いて背後に現れた人物に身体を向ける。

 金髪の巨躯。年の程は鉄心翁と変わらないだろうが、見た目は30代後半から40代中盤にかけて。異常なまでに鍛えられた体の維持も含めて気に頼り過ぎている。

 

「大きな気が消えたのを感じて飛んできたのだが、川神鉄心。川神百代のそのザマは何だ」

 

「なるほど。百代嬢が獣の道をひた走っていた原因の一端はあなたですか」

 

「なんだ赤子。俺は今川神鉄心と話している」

 




ここまで書いて想像力が尽きました。
この後はヒューム気喪失→九鬼と敵対みたいな流れが面白いか?
百代から取り上げて一子に与えると言うのもありなのかも

そのうち設定を練ってみよう

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