書くならキャラの口調とかしっかり調べないと。
あと法律とか銀行の融資に関してとか
城一郎に代わって店を切り盛りしてた創真なら実際詳しいのではと思う。
「にしても、りんどー先輩も思い切ったっすねー」
「にゃ?」
薊に続いて雪積もる駅から去ろうとしていた竜胆に創真が声をかけた。
「いやだって、将来自分の店を持つ夢を捨ててまで中村先輩につくんですもん。思い切った選択してるじゃねーっすか」
「いやいやいや。あたしいつか自分の店だすつもりだけど」
普段と変わらないふんにゃり顔で創真の言葉を否定する。
「いや、店出すっつっても資金どうするんすか。飲食店の開業資金、個人で用意できる額じゃないっすよ」
「ふつーに銀行に融資してもらうっしょ?」
竜胆の返答に創真は何いってんだこいつという表情で首をかしげた。
「中村先輩の側についた人たちに融資する銀行や個人がいるわけないじゃないっすか」
「どーゆーことだよー」
ふんにゃり顔から若干真剣みのある顔に戻った竜胆が創真に向き直る。
「いくら遠月卒業つっても、十傑つってもすぐに自分の店出せるわけないのはわかるっすよね」
「そんなことは当然わかってるぞ」
「どこかの店で実績積んで、その実績でもって銀行に融資を頼むわけですけど、中村先輩についた人たちを雇う店なんてあるわけないじゃないっすか」
「なんでそーなるんだよ」
「いや普通に考えてそうでしょ。中村先輩の認める店以外すべてつぶす宣言してるんすから。それに十傑の先輩方は薙切のじーさんをクーデターで引き摺り下ろしたじゃないっすか。自分の店でも同じ事されかねないのに雇う人普通いないですって」
創真の言葉に反逆者連合から「あー」という言葉が漏れる。
「それにもしうまく実績積めたとしてっすよ。中村先輩のやり方だと、当然料理のクオリティは素材の段階から高くなるっすよね?」
「その認識で間違いはないね」
創真の問いかけを薊が肯定する。
「そうなると当然単価が上がるっすけど、利益率どうするんすか。あと集客率とリピート率。利益率はまぁ金ある人たち相手の店ってことにすれば望めなくも無いっすけど、そうすると集客率とリピート率考えたら赤字確定じゃないっすか。そんな未来しか見えない店に銀行は融資しないっすよ」
「え、えー」
竜胆の目がぐるぐると回りだしている。話の内容がわからないのではなく、その話題が創真から出たことに混乱している。
「遠月から融資は望めないっすよ。今回の中村先輩のアレコレでスポンサー下りてるとこ多いでしょうし」
「事実じゃな。実際に融資継続を断る話は多いぞ」
仙左衛門が大きくうなずいて肯定する。
「つまり、中村先輩が勝っても、俺らが勝っても、そっちについた人らの将来出店の夢は無いんすよ」
ぱっと思い浮かんだのはこんな感じです。
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