さて、今日も非凡で平凡な日常ヶ始まるわけだが―
何だあれ。
「うおおっ、すっごいよく見える!うおおー」
ああ、僕も君がベルトを付けて楽しそうにしているのがよく見えるよ。周りも“個性と”知っているからか、話しかけようとはしないよ。それを気にせずはしゃぐ君、うん、いっそ―予想通りだよ、君、そう言う性格だって知ってたし。
「あ、計君、やっほー!」
「また君か...僕もだが、昨日の干菓子(笑)とは何だ...」
「はっはは、あそこでしかいう機会ないと思って。」
「しかし、何だそのメモリ...いやいい、言わずともわかる。」
そう、指していたのはyouのメモリだ。察するに、基礎能力の強化といったところだろう。彼女のように我が強いものでしか扱えないだろう。そういう意味では安心だ―。何せ―能力は身体能力の強化―増強。よって―いうまでもないだろうが―個性とは身体能力だ。つまり―そういうことだ。恐ろしい。
まあ―視力の強化という至って平和な個性だったから良いが。
「あの、実は。今頭が働いて個性を使った発明品を思いついて!」
前言撤回。わるいほうにも、だ。悪運は強いと自負していたんだが。
「で、何だ?」
「メモリの増産!」
...お前は何を言っているんだ。こんな危ないもの―
「いや、適合しなきゃOKでしょ!例えばdeath 《デス》とか誰が適合すんのさ。」
「危険がなく、誰とも適合しなさそうなのなら良いだろう。」
そう言ったが―そもそもそんなものあっただろうか?...tsuma《ツマ》?kabuki...《カブキ》?...いや、案外危険だな。勧進帳や八艘跳びでも出たら関係ない。では...
「じゃあ早速作ってくるねー!」
「あっちょっと、違う、そうじゃない!」
...言ってしまった。いや、もとい、行ってしまった。絶対曲解して危ういもの作るだろう。
何だろうか、絶対嫌な予感がする。
「...うん。乙。」
普段仲良くしている友人が、肩を叩いてくれた。悲しい。
「...ふぅ。」
「よっしゃー!」
隣で友人が声を上げる。...まさかな。今最悪の発想に思い立ってしまったが、気のせいだろう。
そうであることを願う。
「ぅ~。」
また近くから、彼女の声も聞こえる。上納どころか保険金を貰いたいところだが、年貢の納め時か...。彼が。
「...どうしたんだい?」
「いや~、発明が行き詰まった。」
「...そうか。それで何を作ろうと?」
「いやー、色々試してきたんだけど、結局無理だったよ。ははは。はぁ...。」
一時胸を撫で下ろす。それから、彼女の落ち込む姿を見て胸がチクリと痛む。...というのも、彼の個性も特殊だからだ。それと共振したら...。
いや、止めておこう。
「いや、どうかしたのか?」
「あ、いや、なんでもない、よ。うん。」
そういう彼には、猫耳が生えていた。地の銀髪とあってとても似合っていた。...また、目も金眼になっていた。彼の個性は想像型というか、創造型というか。異形型というか。複雑な個性なのだ。彼曰く、始まりは5歳の頃からだとか。まあ、それは複雑な話になるし、それは置いておこう。しかし―今日の弁当は豪華だな。何かあったのか―個性おめでとう?むしろ個性的すぎるのは弁当の方だと思うが―というか、器用だな。まあ良い。ありがたい限りだ。そう思いながら弁当を食べ、昼食の時間を終えた。
前回などは発目さんがちょwwwよくやったwwwしてくれましたが、今回はスィー...と静かな淑女でしたが、肩を叩いてくれた。そう言う友人。一応ネタばらししておくと、犹人、犹人君と言います。犹人 鳴子(ゆうじん なりこ)と読みます。あと次回使うメモリの案あればどうぞ。アンケートします。オリジナルでもいいです。(笑)?しかない)