と、このような事があったことだが、それも過ぎ去りもう3年生、どころか受験である。ヒーロー科に入ろうとしたのだが―当然、落ちた。それもそうだろう、精々数年とさらに数ヶ月。個性に慣れるには余りにも頼りなさ過ぎる。依って、当然サポート科に行くことになる。それはそれは劇的で―同時に安穏な日々を送った事になるのだが、それより数年。
いや、十数年。丁度倍位の年になったときの事である。雄英高校にダークホースが生まれ、同い年位のオールマイトが教師になった年である。
なんと―サポート科を久々に見ていくと、―発目が居た。暫く音信不通であった発目が。
そう、あの時―思い出せば、メモリを渡したままなのである。恐らくyoungメモリを使ったのだろう―この世間の荒波を逃れたかったのか、と思うと、メールが来た。
「新たな技術が発展しているのです!これは見逃すわけにはいかないのでyoungメモリで若くなっていってきます☆」...どうやら世間の荒波に揉まれておかしくなったようだ。その気はあったが、ついにおかしくなったか。それはともかくとして―
僕のような存在が居てはこの世界が危ない為―所謂非公式ヒーローなんて者をやっているのだが、―「メモライズ!てめぇだけ良い気しやがって!良い思いしやがって!おめぇみたいのが居るから...!」
おっと、ヴィランのお出ましのようだ。見た所、異形型、炎を吐く放出、異能型―よし、なら―《karaoke!》《princess!》
「~♪」
二つの組み合わせで、高い声が延々響き続ける空間を作る。姿や肉体が女へ変化するが―まぁ些細なことだ。僕の友人に比べれば。何より自分の個性には慣れる。
そして、異形型。故に感覚は鋭く―
「み、耳が―!」
ここで、メモリチェンジ。《yoga!》《assault!》
ヨガの経験による、ナイフを用いた弱点攻撃。
「ぐ っ―!?」
最後に、林檎の爆弾。《yoga》と交代し、《apple!》
ボン、と盛大な、壮大な音がする。そして、煙が晴れると―
「あぁ、うぅ...」
そこには、傷だらけのヴィランが居た。まぁ、やりすぎだとも思ったので、《yoga!》《orange!》と、エネルギーの詰まったオレンジを渡す―いや、気絶しているので食わす。そうすると、―「あ、俺は―?」彼が起きる前に、《assault!》縄で、(正確には鉤縄のような―先端にナイフが付いたもの―)縛り上げる。そして、すかさず。《yoga!》《assault!》身体を強化、署まで連れていく。
「ご苦労様、こんなヴィランに襲われて大変だったろう?」
「いえ、いつものこと―いや、割と倒せるレベルでしたので。」
そう言って、ヨガの応用で体を動かしてみる。
「―!」
驚いているようだが、ヨガがこんな力を引き出すのもおかしな話で―まぁ、バレない内に、会社へ向かい、逃げ出す―
と、まぁ。非公式非公認ヒーローなんてものをやってはいるが、本職は会社員なため、急いで駆け出す。あとは、ゴロつきの懸賞金で稼いだりしているが、無職が不自然なので会社へ勤めている。そして、そんな学校生活を思い出し、人がアカデミアで成長するのなら、僕はアカデミック、理論や思想で成長を続けていく。スチューデント、生徒ではなく、academic―先に生きる、教師として。
あと、犹人 成子、彼だが。普通にオールマイトほどではないとはいえ、一級のヒーローとして活躍しています。描写不足。(一抜け)(鍋々底抜け)(抜け)(抜くな)(俊足)(疾走)(失踪フラグ)(失踪エルフで差をつけろ)