ラブライブ!『そして最後のページには』   作:まるこめ

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今回は早めに投稿です(笑)うp主のまるこめと申します
今回で物語の核の部分を触れていきます。
あ、ちなみに今回は全員が集まる描写がありませんのでご了承くださいm(__)m
それでは早速本編どうぞ


『μ’s』と『スクールアイドル』

 

 

 

とある芸能事務所での出来事。

愛らしいツインテールを揺らしながら国民的スーパーアイドルがどこの誰かも分からない女子と共にダンスレッスンをしていると事務所内で噂として囁かれていた。

 

「ねぇ…」

 

半眼で今まで隣で同じダンスを踊っていた赤髪の医大生に話しかける。

 

「なによ、急に」

 

「どうしてアンタひとりなのよ」

 

「逆に平日の昼間に暇してる方が不思議よ。ま、私もホントにたまたまだったんだから」

 

平日の昼間にたまたま空いた時間に練習を呼びかけたにこ。

しかし、

 

「そ、そうね…」

 

「そうよ」

 

「もう一ついい?」

 

今度は隣の美少女を睨みつけながら

 

「どうしてアンタの方が目立ってんのよ」

 

「知らないわよ!」

 

そして、その事務所内ではもう一つ、「にこさんの横にいる娘がかなり可愛い」と噂どころではないほど騒がれていた。

 

「なんで私が目立たないのよ!スーパーアイドルよ!?国民的スターよ!?」

 

「にこちゃんのいる事務所なんだから分からなく無いでしょ」

 

「〜〜〜〜!!練習するわよ!」

 

「はぁ、そうねスーパーアイドルさん」

 

「それとさ、真姫。」

 

少し深刻そうな顔でにこが告げる

 

「ホントにこれでいいのかな…」

 

「は?どういう意味よいきなり」

 

「はい!休憩終わり!もう1回するわよ!練習!!」

 

唐突の質問に真姫は訳の分からないまま練習を再開する

 

 

眉間にしわを寄せてキーボードを打つ穂乃果

その横でお茶を口に含みながらジト目で穂乃果を見つめる海未

 

ガタッ!

 

穂乃果が突然立ち上がり叫ぶ

 

「よし、レポート完成!!」

 

「ふぅ、やっとですか…穂乃果はやれば出来るのにどうしていつも…」

 

いつものようにお説教モードに入る海未の横で耳を塞ぎながら穂乃果が抗議する

 

「せっかく終わったんだからお説教はやめて〜」

 

「はぁ…」

 

穂乃果が手早くPCや机を片付ける

 

「さっ!海未ちゃん!レポートも終わったことだし練習するよ!」

 

「そうですね。A-RISEにも負けてられませんからね」

 

「おっ!やる気だねぇ〜」

 

「もちろんです!せっかくあのA-RISEと一緒にライブ出来るんですから全力で望まなければ!」

 

「おじゃましま〜す」

 

「ことりちゃん!ナイスタイミング!」

 

「今から練習するところでしたので」

 

「そう!それなら良かった!」

 

「それじゃあ、いっくよー!」

 

個人的に練習はしていたため完璧とは言わないまでも完成度は非常に高いところまで来ていた

 

「よし、こんなところですかね」

 

「いいじゃんいいじゃん!」

 

「うん!そう…だね…」

 

「ことりちゃん?」

 

「なにか変なとこありましたか?」

 

少し不安げな顔をしてことりの感じた違和感を話す

 

「いや、なんていうか…みんな練習してるのも分かるし合わせても全然いいと思うんだけど…」

 

「ならどうして…」

 

さらに暗い顔をして、

 

「上手く言葉に出来ないんだけど…なにか、足りないんだよね…」

 

穂乃果と海未はことりの言葉が分かるような気がしたが、その答えはとてもボンヤリとしていた。

 

 

絵里との練習を終えた希もまたにこやことりと同じように表情を曇らせていた。

 

「ふぅ、結構いい感じになってきたわね」

 

「うん…そうやね、」

 

「希?体調悪いの?」

 

「いや、そうやないんやけど…」

 

「なら…」

 

「エリチ、ちょっとお茶、せえへん?」

 

ことりやにこと同じような顔をしていたが希だけは何かを確信したのだろうか、目がしっかりと据わっていたのだった。

 

 

絵里がお茶を口に含んでゆっくりと話し出す

 

「久しぶりね、希とこうやってゆっくり過ごすの」

 

「エリチが忙しすぎるんよ。うちは誘ってくれればいつでも行くよ?」

 

「私も希の幸せな時間を邪魔しちゃ不味いかな〜って引け目を感じてたから。でも、そうやって言ってもらえると嬉しい。」

 

「うちもや。確かに旦那とはずっと一緒に居たいけど、ウチにとっては同じくらいエリチも大事やから」

 

お互いにお互いを想いあってると再確認し頬を紅く染める

 

「で、照れるわね…」

 

「そうやね」

 

数秒間少し気まづい空気が流れたあと、絵里が本題を切り出す

 

「それで?話って?」

 

「あ、うん。μ’sの事なんやけど…」

 

先程までニヤついていた2人の顔はすぐに真剣な顔に切り替わる。

 

「ほんまに今のままでいいんかな…」

 

「それって、どういう意味?」

 

「ウチらさ、自分達のことをちゃんとわかってないんじゃないかなって」

 

「自分達の?」

 

「A-RISEがウチらの事コメントしたのはしってる?」

 

「もちろん。」

 

「それからはウチら、A-RISEやライブを見てくれてる人を意識し始めた。」

 

「それはいい事じゃない」

 

「確かにいい事でもある。だけど…今は皆それぞれがそれぞれに目標を持って練習してるように見えてしまうんよ」

 

希の言葉をなんとか理解しようと絵里が顔をしかめる

 

「うーん、これもきっとみんなが自立したからやと思うんよ。

みんな自立して、1人1人責任を持って生きてる。だから、今回の事も1人で考えて1人で答えを出して、1人で向かっていってる。そんな気がするんよ」

 

希が絵里の顔を見つめながら続ける

 

「昔は、絶対こんなことなかったと思う。」

 

その言葉を聞いて絵里がハッっと顔を上げる。

 

「ラブライブ!第2回優勝者のμ’sはみんなで叶えた物語やろ?」

 

「そうね…あの頃はみんなでバカやって、みんなで楽しんで、みんなで悩んで、みんなで苦しんだ。」

 

「じゃあ、今回もそうあるべき、よね?」

 

「って言われても簡単な事じゃないのは…希が一番分かってそうね」

 

「『Snow halation』の時にやっとそれをみんなから教わったからね」

 

「それを言うと私も希のこと言えないわね…」

 

クスクスと笑い合う2人

しかし、なにも解決しておらずその顔には少し不安が残っていた

 

 

 

凛が大急ぎで行幸通りをバタバタと走る

 

「ま、間に合ったにゃ〜!」

 

「あ、凛ちゃんおはよう」

 

「かよちん!ホントにごめん!電車、大丈夫!?」

 

「凛ちゃん、落ち着いて。まだ大丈夫だよ」

 

「良かったにゃ〜〜!」

 

(ま、まぁ、そんなに余裕はないんだけどね…)

 

沼津行きの電車に揺られる凛と花陽

 

「でも、沼津なんかに何しに行くの?」

 

「ラブライブ!の1次予選を見に行くんだよ!」

 

「1次予選?東京じゃダメなの?」

 

「東京のスクールアイドルの情報は結構持ってるんだけど、地方のスクールアイドルはどうしても情報が少なくなっちゃうんだよね、、、」

 

「さらに!あんまり有名じゃないけど静岡に凄いスクールアイドルを見つけたんだよ!」

 

突然目の色が変わり鼻息を荒くする花陽に若干の戸惑いを見せる凛

しかし、花陽はそんな事脇目も振らず続きを語り出す

 

「『Aqours』って言うスクールアイドルなんだけど、」

 

「Aqours?」

 

「浦の星女学院っていう学校のスクールアイドルで、その学校が今年で統廃合が決定するそうなんだよ。その統廃合を阻止するためにスクールアイドルの活動をしてるって」

 

「へー、、って凛たちと一緒にゃ〜!」

 

「そう!だから凛ちゃんと一緒に見れたらなって」

 

「かよちん…」

 

目をウルウルさせて花陽をみる凛

 

「それになにかヒントがあるかもしれないしね」

 

「沼津〜沼津〜」

 

「さ、降りるにゃ!早く見に行くにゃ〜!!」

 

「もう、凛ちゃん待ってよ〜!」

 

(μ’sのヒント…もしかしたら…)

 

前をズンズン進む凛はとても真剣な眼差しだった。

 

「ほら、凛ちゃん、次Aqoursだよ」

 

「うん!了解にゃ!」

 

両目を輝かせサイリウムを振る花陽。それを微笑ましく見守る凛

 

「皆さんこんにちは!私達"Aqours"です!」

 

「私達本当は9人いるんですけど今日は8人で歌います。」

 

「でも、もう1人の想いも込めて歌います。」

 

「聞いてください『想いよ一つになれ』」

 

 

《想いよひとつになれ(想いがひとつになるとき)

このときを待っていた

 

ふと気づくと 重なり合うよ

一途に未来を呼ぶこころ

ふるえてる手をにぎって行くんだよ

 

すれ違ったあとで 同時に振り向いた

ほらね本当は 一緒だったよ気持ちはね

 

なにかをつかむことで(夢にもいろいろあるから)

なにかをあきらめない(そうでしょ?)

想いよひとつになれ

どこにいても同じ明日を信じてる》

 

 

「この曲…」

 

「なんか…懐かしいね」

 

「これにゃ…私たちに足りなかったもの」

 

「どうしたの?凛ちゃん」

 

「かよちん、ありがとう。凛は、凛たちはとっても大事なことを忘れていたにゃ」

 

 

「かよちん!今日はホントにありがとにゃ!いろんな大事なこと思い出したにゃ!」

 

「うん!そう言ってもらえると嬉しい!じゃあまたね!」

 

「次はみんなと!」

 

「そうだね!」

 

ラブライブ!五周年記念イベント開催まで、あと1ヶ月

 

 




今回はいつもより少なめにお送りしました!いかがでしたでしょうか!
次回はμ’s完全復活。そして、ライブに向けての準備はラストになることでしょう(多分)
それでは皆様ここまでご閲覧くださいまして誠にありがとうございます!また次回も宜しくお願いします!!



っと、それでは 前回同様うp主のラブライブ語りしていきますw

今回はμ’sの復活についてです。
2020東京オリンピックで出演して欲しいアーティストの中にμ’sという文字を見かけました。
ラブライバーとしては非常に誇らしいのですが、個人的にはあまり出て欲しくない、と言いますか、μ’sはファイナルライブで終わったからこそのμ’sなのだと考えているのでμ’sをみたい気持ちはもちろんありますが、これ以上ダラダラと続けてしまってはファイナルライブの意義が損なわれてしまいますし、なにより、東京ドームで『僕たちはひとつの光』で終わったことに意味があると思うので、
その続きのストーリーを書いている自分が言うのもなんですが、μ’sは出て欲しくないというのが本音です。

まぁ、これ以上語ってしまうと収拾がつかなくなってしまいますのでこれ位にしておきましょうw
それではここまで閲覧して下さった物好きの方々本当にありがとうございました!!
また次回も宜しくお願いします!!
それでは!
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