絶剣を愛する転生者の物語   作:小木 琉山

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どうも、小木 琉山です。

今回から、フェアリーダンス編に入るのですが、キリト視点ではなく基本的にシンヤ視点なので、原作とは流れは一緒なのですが、最初はオリジナルの話が多くなると思います。(多分、10話以下で終わるとは思うのですが)

これ以上書くとネタバレをしてしまいそうなのでここで説明は終わらせて頂きます。

それでは、本編をどうぞ。


フェアリィダンス編
帰還してから


 

キリトがヒースクリフを打ち倒し、アインクラッドが解放されて俺が目を覚ましてから2ヶ月たったがその間に色々とあった。

まずは、起きて早々メンタルケアを受けることになった。なんでも、起きた俺が問題のある発言をしてしまったらしい。

 

「あ、あの、ほんとに大丈夫ですから。」

 

「うん、確かにあの世界は過酷だったよね。辛かったよね?もう大丈夫だよ。安心してね。」

 

・・・聞いちゃいねー、なんでこんなに話を聞かない人がメンタルケアなんてしてんの?なに?メンタルケアじゃなくて、メンタルブレイクでもしたいの?

 

「今日はこれくらいにしておくよ、真也君も疲れているだろうしね。じゃあまたくるね。」

 

「あ、はい。ありがとうございました。(二度とくるな!!)」

 

俺は、メンタルケアの人が出て行くのに合わせて愚痴をこぼしてしまったが、仕方ないと思う。

 

次に、何故か原因不明だが神から電話がかかってきた。

これにはさすがに驚いたよ。両親が持ってきてくれた携帯にいきなり着信がきて、画面に神って書かれてるんだもん。1回は着信拒否したんだよ?だけどその後も何回も何回も何回も何回も何回も、と失礼。まぁ、そんな感じで仕方なしに出たんだが。

 

『やっと出たか!儂が何回掛けたと思っとるんじゃ!せっかく、お祝いの一言でも言ってやろうと思ってたのに。』

 

「そうか、ありがとう。それじゃさよなら。」

 

そう言って俺は通話終了のアイコンに指を伸ばした。

 

『まって!いや、待ってください!きちんとお主へのお祝いの品あるから!』

 

「なんだよ、それなら先に言えよー。で、何なんだ?その、お祝いの品とやらは。あ、わざわざありがとな。」

 

すぐさま、指を通話終了のアイコンからどけてお礼を言った。我ながら見事なまでの手の平返しだと思う。

 

『・・・現金なやつじゃのー、まぁ、良いが。改めて、帰還おめでとう、これでお主の夢にまた一歩近づいたの。』

 

「ありがとな・・・それでお祝いの品って?」

 

高給食材かな?それとも、旅行券?現金?

 

『あぁ、アミュスフィアというナーヴギアの後継機じゃよ。・・・あ、安全性は確保されとるから安心するがよい!それでじゃな、それプラス、アルヴヘイムオンラインのソフトをお祝いとして無料で送っといてやろう。」

 

「マジで!?ヤッホー!これで、ユウキに会える!!」

 

やった!やった!これで読者の皆さんも待ち望んでいるヒロインの登場だ!!何よりも、あの美しさと可愛さを天元突破の勢いで掛け合わせた笑顔が直で見れる!!母さん、父さん、神様、この世界に俺を誕生させてくれてありがとう!!

 

作者「あの、真也さん!?メタ発言はほどほどにお願いします!」

 

作者は黙っておきなさい!

 

作者「・・・・・なんでだよ〜」シクシク

 

さて、作者も撃退した事だし早速会いに行くかな!

 

『その者にはまだ会えんぞ?この世界で会えるとしたら来年じゃな。』

 

「・・・・・・え?」

 

え?今、な、なんて言ったこの神。

 

「あー、す、すまん神よ。よく聞き取れなかったからもう一度言ってくれ。俺にはユウキにはまだ会えないとか聞こえたんだけど。」

 

嘘だろ?嘘だと言ってくれよ!!

 

『正にお主の言っておる通りじゃぞ?お主はユウキにはまだ・・・会えない!」

 

ぐはっ(吐血)・・・バタッ!・・・チーン

 

通りすがりの看護師「キャーー!!先生!!真也君が吐血して倒れています!!」

 

医者「なんだと!?すぐに手術の用意を!!」

 

この先の記憶は無い。気がつけば病院のベッドで寝ていた。携帯を開いてみると神からメールが来ていた。

 

『その、来年には会えるのだから、気をしっかり持つがよい。それまではキリト達と仲良くやるんじゃな。

by 神』

 

と、いうことがあり今は医者から絶対安静を言い渡されている。

 

 

最後に、これはつい最近の出来事なのだが、アスナさんがまだ目を覚ましていないという事をキリトから聞いた。

なので、俺も、手がかりは無いかと調べているのだが、全く何も出てこない。・・・前々から思っていたのだが、俺は調べ物をするという事がとても下手なのではないかと思い始めている。

まず、最近の例でいうと、ユイちゃんの情報を集めた時なんて、骸骨に聞いてたからなー。流石に自覚している。これはおかしいと。

 

まぁ、そんなこんなでいろいろあった2ヶ月だった。

 

そして、吐血して倒れたせいで退院が遅れた俺は今2年と2ヶ月ぶりの我が家に帰って来ている。

正直、久しぶりすぎて少し緊張している。でも、家に入らないことには始まらないので意を決して玄関のドアのドアノブに手を掛ける。

 

「た、ただいま。」

 

「お帰りなさい!」ニコニコ

 

「おかえり」

 

先に家に入っていた両親が迎え入れてくれた。この時、少し涙ぐんでしまったのは墓まで持って行く秘密だ。

 

 

その日は、家に帰って、両親と昼食をとりながら話をして、親戚一同に退院の報告と2年間色々とお世話になったらしいのでそのお礼をしてと、忙しい1日だったのでその日は泥のように眠った。

 

 

次の日、キリトからアスナさんの情報らしき物をエギルが見つけたとの連絡があったので俺は集合場所のダイシーカフェに向かった。

 

キリトはまだ来てないようなので、今はエギルと談笑している。

 

「なぁ、エギルとエギルの嫁さんってどんな出会い方したんだ?」

 

これはいくつかある疑問の一つだ、ぜひ後学の為にも聞いておきたい。

 

「俺と嫁さんかー、話せば長くなるんだが。ネトゲで知り合ったんだ、だからそこまでロマンチックな出会いはして無いな。」

 

「え?そうだったのか?でも、ネトゲで知り合って結婚したって、結構ロマンチックだとは思うんだが。」

 

「よせよ。逆に聞くがシンヤはそういった浮いた話はあるのか?」

 

「・・・俺か?あー、今まで恋人とかは作ったことはないけど、前から気になっている・・・というか、愛してる人はいる。」

 

「は!?お前がか!?」

 

「ちょっと待て!その反応どういう事だ!!」

 

なんだ?俺にはそういうの似合わないとでも言いたいのか!?

 

「ははは!冗談だよ!で?そいつはどんな奴なんだ?」

 

「えーと、まずは容姿についてなんだが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チリンチリン

 

 

「よう、エギル、シンヤ・・・て、エギル大丈夫か?」

 

「・・・・で、そんなところも可愛いくてな!ってキリトじゃねーか、オッス。」

 

「・・・き、キリトか?」

 

エギルは机に突っ伏していた頭を上げて和人とコソコソ話し始めた。

 

「ど、どうしたんだよ。まさか、シンヤに気になる人の事でも聞いたのか?」コソコソ

 

「あ、あぁ、そしたらシンヤが話し始めたんだが、それがもう長いのなんのって。聞く方が疲れちまったよ。なんなんだアレは。」コソコソ

 

「俺もアインクラッドで聞いてみたんだが。本当に心の底から愛してるみたいで、俺なんて一晩中アレに付き合わされたぐらいだ。」コソコソ

 

「何!?一晩中!?・・・シンヤにそういう事は聞かないようにしよう。」コソコソ

 

「それが良い、むしろそうしないとあいつ際限なしに話すようになるぞ・・・俺もあの時アスナが来てくれなかったらどうなってたことか・・・」コソコソ

 

 

・・・なんか、エギルとキリトが時折顔を青くしながら話している、何を話してるかは分からないが。

 

「おい、何話してんだ?2人とも。」

 

「「な、何でもない!」」

 

2人が綺麗にハモッた、・・・怪しいな。まぁ、良いけど。

 

「それより、さっきの話の続きだが「いや、キリトも来た事だし本題に入ろう!!」・・・そうだな。」

 

エギルと和人がホッとした顔をしてるのは気になるが本題に入りたいのも事実だしな。

 

「改めて、エギル。あれはどういう事だ?」

 

和人が言うとエギルは何かのパッケージを取り出してカウンターに置いた。

 

「あの写真は、この中で取られたものだ。」

 

そこには、つい先日神から届けられたお祝いの品の中に入っていたゲームソフトのパッケージと同じものだった。

 

「あ、それ持ってるぞ。確か《アルヴヘイム・オンライン》だったよな?」

 

「そうだ、あの写真はそのゲームの中の世界樹の枝からぶら下がっている鳥籠の写真だそうだ。」

 

「という事は、この鳥籠の中にアスナさんは囚われている、という事になるのか。」

 

もしそれが本当なら閉じ込めた奴はかなりの外道だな。

 

「エギル、このソフト貰っても良いか?」

 

「・・・行くのか?」

 

「あぁ、この眼で直接確かめてくる。」

 

「なら、ついでに俺も行っていいか?何かの助けにはなれると思うが。」

 

「こちらこそ頼むよ、シンヤ。」

 

「お安いご用で。」

 

「キリト、シンヤ。絶対アスナを助け出せよ。そうしなきゃ俺達のあの事件は終わらねぇ。」

 

「ああ、いつかここでオフをやろう。」

 

「任しとけ、アスナさんは絶対助けるさ・・・キリトが。」

 

「あれ?お前は?」

 

「いやいや、俺も手伝うが。囚われのお姫様を助け出すのは王子様の役目だろ?」

 

「そのセリフ結構くさいな。まぁ、頼りにしてるぜ!シンヤ」

 

「任せとけ、キリト!」

 

3人で拳を合わせて、この日は解散になった。





今回もこの様な駄文にお付き合い下さりありがとうございます。

正直、色々とキャラが不安定な気がしますが、これからも、早くユウキを登場させることができる様頑張りますので皆様、生温かい目で見守って頂ければと思います。
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