絶剣を愛する転生者の物語   作:小木 琉山

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どうも、小木 琉山です。

先週はいきなり投稿をお休みしてしまい申し訳ございませんでした!

今週からきちんと投稿しますのでお付き合いの程よろしくお願い致します。

では、本編をどうぞ


GGOへ行こう

 

「で、何時間くらいログインしとくよ、キリト」

 

『うーん、そうだなぁ。・・・大体4、5時間くらいでどうだ?』

 

菊岡さんから報酬の前払いを頂いた俺はキリトとログインする時間を話し合おうと通話をしていた。

 

まぁ、あれだけ奢らせといて何もしないと言うのもアレなので真面目にやるつもりだ。

 

「了解、じゃあ、また後でな。」

 

ピッと通話を切った俺は自分の部屋のベッドに後ろから倒れるように寝転んだ。

 

「あぁー、憂鬱だ。やっぱり前の夢ってこれからだ起きる事予言した予知夢か?」

 

そう、俺は前回見てしまった悪夢の影響で現在進行系で気分が落ち込んでいた。キリトや菊岡さんのお陰で多少は持ち直したものの不安である事に変わりはないのだ。

 

更に夢なんて普通は気の所為だと思って仕舞えばいいのだが、俺にとってこれを只の夢とは思えない要因が1つあった。

 

「・・・どうにもあの神が絡んでそうで怖いんだよなぁ。最近全く干渉して来なかったし。」

 

あの神、一応は仕事あるくせに暇を見つけては俺に頻繁に干渉してくるのだ。

 

特に酷かったのが、夢に出てきて『久し振りに稽古をつけてやるぞい!!』とかほざいて剣を振るってくるんだよ。しかもいやに現実的過ぎて、寝ている筈なのに目が覚めた時に体が怠くなる程に疲労している事もあった。

 

最近はそれもなかったからやっと飽きたか。・・・と思っていたんだが・・・

 

「取り敢えず出る芽は潰しておかないとな。今回の事件があの夢に繋がらないとは限らないし、てそろそろ時間じゃねーか!?」

 

俺は慌てて準備をしてキリトと共にログインする予定になっている病院へ急いだ。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

「ゼェゼェ、ぎ、ぎりぎり・・・セーフ!」

 

「惜しい!予定されてた時間を五分オーバーしてるよっ!」

 

「なに!?ま、間に合わなかった・・・のか?」

 

「ふふふ、まだまだ精進が足りないね、桐本君」

 

今、俺のボケにノリ良く答えてくれたのはキリトのリハビリのお世話をしていた女性看護師さんの安岐さんだ。今回の事件の調査の為にモニターを見てくれるらしい。

 

「あれ?安岐さん、菊岡さんは?」

 

「あぁ、さっき桐ヶ谷君にも言ったけど外せない会議があるらしくてね。伝言は桐ヶ谷君が持ってるよ。」

 

伝言?余計なこと書いてなかったら良いんだが。

 

「キリト、俺にも伝言とやら見せてくれ、ってなんでくしゃくしゃになってんの?」

 

キリトはすぐに封筒を差し出したのだが握りしめたのか異様にくしゃくしゃになっていた。

 

「読めば分かる、後シンヤ。お疲れ!」

 

お疲れってなにさ。マジでなにが書いてあんだ?

 

『報告書はメールでいつものアドレスに頼む。諸経費は任務終了後、報酬と併せて支払うので請求すること(シンヤ君には支払わないものとする。)。追記ーー美人看護師と個室に3人きりだといって若い衝動を暴走させないように』

 

グシャ!!

 

俺は衝動に任せるままにそれを握りつぶした。

 

成る程それでお疲れ!か。

 

菊岡め、絶対根に持ってやがるな?一応公務員なら私情を挟むなよ!

 

「よし、キリト。次にアイツに会った時は目一杯奢らせよう。」

 

「そうだな、名案だ!」

 

「君たち意気投合しているところ悪いんだけれど電極貼るから服脱いでね。」

 

安岐さんは若干呆れながらそう言った。キリトは驚いたのか変な声をを出していた。

 

「いや、流石に上だけだろ!下までは脱ぐわけないよな?安岐さん。」

 

俺は笑いながらそう言ったが安岐さんは

 

「・・・うーん」

 

と、悩むような声を出して考え込んでいた。

 

「ちょっと待て、なんでそこで悩む!?」

 

不安になるからやめて!

 

安岐さんは十数秒間たっぷりと悩んでついに口を開いた。

 

「じゃあ、こうしよう。桐本君だけ下脱いでね!」

 

「マジでそれだけは勘弁してください俺のプライドといいますかそれに類するもの全てに関わるのでやめてくださいお願いします!」

 

俺はその言葉を聞いた途端、ズザァーーーと音が聞こえそうなくらいのスライディング土下座を披露した。

 

お前のその行動の方がプライドに関わってんじゃねーか?とか思わないでほしい。下を脱ぐくらいなら俺はプライドなんか幾らでも捨ててやる。

 

「シンヤ、どんな風にお前が変わってしまってもお前は俺の親友だぜ!」

 

こいつ人ごとだと思いやがって!

 

その様子を見ていた悪魔もとい安岐さんは再びその口を開いた

 

「あ、じゃあ、桐ヶ谷君も下を「マジで勘弁してください!」」

 

キリトは下という言葉を聞いた途端俺に勝るとも劣らないスライディング土下座を披露した。

 

やはり男として譲れないものは確かに存在するようだ。

 

「・・・冗談よ。電極貼るから上だけ脱いでベッドに寝転がってね。」

 

「「・・・ホッ」」

 

その言葉を聞いて俺たちは二人して安堵の息を吐きそそくさとベッドに横になった。

 

そして安岐さんは手慣れた動きで俺たちに電極を貼っていった。に、してもナースか・・・一回でいいからナース姿のユウキに看病してもらいたいものだなぁ。

 

多分、失血多量で大事になるだろうけど。そこはご愛嬌。

 

「よし、これでOK・・・っと」

 

安岐さんはモニターを見て頷いた。俺とキリトは手探りでアミュスフィアを取り上げ、頭にかぶった。

 

「それじゃあ、4、5時間ほど潜りっぱなしだと思いますが行ってきます。」

 

「はーい、二人の体はしっかり見てるから安心して行ってらっしゃい。」

 

・・・心配だ。

 

そして俺たちはお馴染みのあの言葉を呟いた

 

 

「「リンク・スタート」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





この度もこのような駄文にお付き合い下さりありがとうございました。

出来ればファントムバレット編は早めに終わらせたいと思っているのですが中々上手くいかないものですね。

できる限り早く終わらせることが出来るように精進致します。

誠にありがとうございました。
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