絶剣を愛する転生者の物語   作:小木 琉山

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どうも小木 琉山です。

今回は前回の後書きの通り原作が開始いたします。

誤字脱字や原作との矛盾点もあるかとは思いますがよろしくお願いいたします。

では、本編をどうぞ。



アインクラッド編
始まったデスゲーム


2022年11月6日

 

〜〜桐本家リビング〜〜

 

『ご覧ください、この長蛇の列!!この列に並んでいる人たちは全員、かの有名な茅場晶彦が発明したナーヴギア初のVRMMORPG、ソードアートオンラインを求めて、この列に参加しています。この中には、何と発売3日前から並んでいる人達もいるとの事です。』

 

俺は、サービスが開始されるのを待ちわびながらテレビを見ていた。

 

「あら?これって真君が、当選したって言ってたゲームじゃない」

 

皿を洗って、片付けながら母さんが話しかけてきた。

 

「うん、今日の13時から正式サービスが開始されるんだ」

 

ちなみに今は12時50分だ。

 

「あら、そうなの。ゲームも程々にね?」ニコニコ

 

「りょうかーい」

 

まぁ、これから二年間ゲームをやり続けるのだから、程々も何もないのだが。

 

「じゃあ、そろそろ用意するかな」

 

そう言って、俺は自分の部屋に上がって、ナーヴギアにSAOのソフトをセットしてナーヴギアをかぶり、サービス開始の時間を待った。

 

そしてサービス開始瞬間

 

「それじゃ、父さん母さん、行ってきます。リンクスタート!!」

 

俺はそう言って、仮想空間にダイブした。

 

目を開けると、そこにはβテストと同じく≪WELCOME TO SWORD ART ONLINE≫の文字があり、そしてアバターとアバターネームの設定になった。

 

「名前は前と同じ『shinya』で、アバターは・・・まぁ、どうせすぐ変わるしこっちも前と同じでいいや」

 

アバターを作り終えて決定ボタンを押すと目の前が真っ白になり、視界が戻ると、そこには数ヶ月前から待ち望んでいた『始まりの街』の景色が広がっていた。

 

(あぁ、やっとこの世界に戻ってきた。)

 

と、感嘆に浸っていると。

 

「あれ?シンヤじゃないか。」

 

そう声を掛けられたので声の方向を向いて見ると其処にはβテストで見慣れた勇者のようなアバターのキリトが立っていた。

 

「よう!久しぶりだなキリト」

 

「あぁ、久しぶり。βテスト以来だな。」

 

いや、一応教室でほぼ毎日会ってるけどね?まぁそれは置いといて。

 

「久しぶりついでにパーティー組まないか?あとフレンド登録も。」

 

俺は、そう言ってキリトをパーティーに誘った。え?原作は良いのかだって?すでに、βテストで散々関わったんだからもう関係ないだろ。

 

「あぁ、もちろんだ。またよろしくな!」

 

「んじゃぁ、取り敢えず武器買いに行こうぜ!」

 

「そうだな、シンヤはまた片手剣か?」

 

「もちろんだ、そういうお前も片手剣だろ?キリト」

 

「まぁな」

 

そうやって話しつつ武器屋に向かっていると。

 

「ちょっと待ってくれ!そこのお二人さん!!あんたらのその迷いのない足取り、βテスターだろ?ちょいと俺にレクチャーしてくれよ!!」

 

後ろからそんな声が掛かったので振り向いて見るとそこには、好青年のアバターのプレイヤーがいた。俺は、それがクラインだとわかったので(クラインの最初にキリトにかける言葉を覚えていた)即答した。

 

「ん?良いぞ!」

 

「即答かよシンヤ!まぁいいけど」

 

「おぉ、ありがてぇー!俺は『クライン』ってんだ、よろしく頼むぜ。あんたらのアバターネームは?」

 

「俺は、シンヤというものだ。よろしくな」

 

「俺は、キリトだ。よろしく」

 

〜〜フィールド〜〜

 

「おお〜懐かしいな、フレンジーボア」

 

俺が、武器を買ってからフィールドに出て最初に抱いた感想はこれだった。隣では、クラインが目を輝かせていた。しばらくしてキリトが

 

「じゃあ、俺はクラインに戦い方とかソードスキルとかレクチャーするけどシンヤはどうする?」

 

「うーん、そうだなー、じゃあ適当にその辺でフレンジーボアでも狩ってるよ。」

 

「えっ!?シンヤは教えてくれねーのかよ!?」

 

クラインが、とても驚いたような声を上げた。あぁ、そういえばクラインには話してなかったか。

 

「俺のプレイスタイルは基本的にソードスキルを使わないから、初心者にレクチャーするにはキリトが適任なんだよ。」

 

「そうそう、シンヤはソードスキル使わない方が強いんだよ。なんでも、リアルで剣術の修行をしていたらしい。」

 

「ほぇーー、そんな奴もいるもんなんだなー。」

 

クラインが何か納得したようなそぶりで、驚嘆の声を上げていた。

 

「まぁ、そういう事だから、頑張れよー二人とも〜、また後で落ち合おうぜ。」

 

「あぁ、わかった。シンヤこそ頑張れよー。」

 

「おう!また後でなー!」

 

そう言って俺はキリトとクラインのいるところから少し遠くの場所まで来てフレンジーボアを狩り始めた。

 

〜〜数時間後〜〜

 

俺が、たまにキリトとクラインのところに戻ってアドバイスしつつ、フレンジーボアを狩っているとキリトからメッセージが届いた。なんでも、クラインへのレクチャーが一通り終わったから一旦集まろう、との事だった。俺は、すぐさまキリト達のいる方向へ走り出した。

 

 

 

「おう!おせーぞシンヤ!」

 

「悪い悪い、ちょっと遠くまで行き過ぎてた。」

 

「で、どうだシンヤ。レベル上がったか?」

 

「ん?今さっき3になったところだ。」

 

前回のβテストの時より結構狩れたと自負している。それはそうと

 

「キリト、クライン、これからどうするんだ?」

 

「そうだな、じゃあクラインが勘を掴めるまで3人で狩るか?」

 

「ったりめぇよっ!・・と言いてぇとこなんだが そろそろ一回落ちて飯食わねーと。宅配ピザを5時半に注文してんだ。」

 

クラインは、今の時刻を確認しながら言った。

 

「そうか、ならまた何かききたいことがあったら呼べよ。今日はありがとう。」

 

「おいおい、礼を言うのはこっちの方だって!お前らのおかげでスッゲー助かった、ありがとよ!キリト、あとシンヤも。」

 

「おう!また一緒にパーティー組んで狩りしようぜ!」

 

そして、クラインは一歩下がり、メニューを開いてログアウトをしようとしたが。

 

「・・・あれっ?ログアウトボタンがねぇぞ?

 

「え?そんなわけないだろ、ちゃんと見たのか?」

 

「・・・やっぱりねぇよ。お前らも確認してみろよ、キリト、シンヤ」

 

クラインがそう言うとキリトは「なわけないだろ」と、言いながらメニューを開いて確認し始めた。・・・俺?俺はもう無いの知ってるからメニューだけ開いて何もしてないぞ。さっきキリトとクラインと分かれた時に一応確認してたんだ。まぁ案の定無くて安心したというか、なんというか。確認を終えたのかキリトが

 

「ほんとだ、ログアウトボタンがなくなってる。」

 

「まっ、今日がサービス開始初日だしな!こんなバグも出るだろ、今頃GMコールが鳴り響いて運営は半泣きだろうなぁ」

 

クラインが、原作通り余裕をかましてたので俺は

 

「あれw?クライン、お前5時半にピザを注文してなかったっけw?」

 

「んなぁーー!!そうだった!俺のマヨコーンピザとジンジャーエールがぁ!!」

 

「ザマァwww!」

 

俺がクラインが叫ぶ姿を見て笑っているとキリトが何かに気づいたように

 

「あれ?なんだかおかしくないか?」

 

と言った。

 

「そりゃおかしいだろうよ、バグなんだから。」

 

「いや、もし本当にバグなんだったら、すでに運営も気づいて全員強制ログアウトさせるだろう。なのに俺たちが気づいてすでに10分以上は経ってる。なのに運営のアナウンスすらないなんて。」

 

すると次の瞬間 ゴーン、ゴーン。と始まりの街から鐘の音が聞こえてきた。そして、俺とキリトとクラインの体を青白い光の柱が包んだ。

 

「んなっ」

 

「な、なんだ!?」

 

キリトとクラインから驚きの声が聞こえる。

 

(やっと始まるのか。)

 

そんな事を考えていると、視界が真っ白に染まった。

 

ーーーー始まりの街ーーーー

 

目を開けると、そこは原作通り始まりの街の中央広場だった。周りからはざわざわと声が聞こえる。そしてついに誰かが「あ・・・上を見ろ!!」と、声を上げた。そこには赤い模様が二層の底を染めていた。そしてそこから赤黒い液体が垂れて真紅のフード付きローブを羽織った顔のない巨人が出てきた。

 

『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ」

 

『私の名前は茅場晶彦」

 

『諸君のメニューからログアウトボタンが消えていると思うが、それは決してバグではない、繰り返す、ログアウトボタンが無いのは決してバグではない。それは、ソードアートオンラインの元々の仕様である。』

 

『今現在この世界に干渉できるのは私を除いて他にいない。』

 

『諸君らがログアウトする方法はただ一つ、100層全てを攻略してこの城の頂まで登り、ゲームをクリアすることだけである。』

 

『また、外部からの救出も有り得ない。もしそれが試みられた場合・・・高出力マイクロウェーブにより諸君らの脳は破壊される。だが既に現在この状況を各国のメディアに繰り返し報道している。よって、諸君のナーヴギアが強引に解除される危険は既に低くなっていると言ってよかろう、諸君は、安心してゲーム攻略に励んでほしい。』

 

『しかし充分に留意してもらいたい。これから先、このゲームの蘇生手段は一切機能しない。諸君らのHPがゼロになった瞬間、そのアバターは消滅し、同時に諸君らの脳はナーヴギアによって破壊される。』

 

 

そしてついに茅場が手鏡をプレゼントする場面まで来た。原作と変わりがなくて安心したよ。正直どこで原作と相違点が出るかハラハラしながら聞いてた。そして、メニューを開き手鏡を取り出して見てみると、光に包まれて視界が一瞬真っ白になり光が消えた。その後、もう一度鏡を見てみると案の定俺の顔があった。すると隣で

 

「お前らがクラインとシンヤか!?」

 

「おめぇらがキリトとシンヤか!?」

 

という声が上がったので見てみると、そこには俺の知るクラインとキリトの姿があった。

 

「おうっ、キリト、クライン。おれがシンヤだ。」

 

「お前結構余裕だな。」

 

「おめぇ結構図太いんだな。」

 

(いやいや、これは知ってたから驚かなかったけだからな?)

 

と、心の中で返しておいた。そして茅場が

 

『以上でチュートリアルを終了する。・・・プレイヤー諸君の健闘を祈っている。』

 

と言い、茅場が消えていった。そして周りも現状が把握できて来たのか、悲鳴が上がったり、怒号が上がったりと広場を振動させた。

するとキリトが

 

「おいっ、シンヤ、クラインちょっと来い。」

 

と言って俺とクラインを引っ張っていった。

 

そこから原作通りのやり取りが交わされた後、俺はキリトについていくことにした。俺の原作知識も此処までだからというのが主な理由だ、そして、クラインと別れた後、俺はキリトと共に次の村への道を走っていた。

 

(絶対生き残って最高の未来に繋げてやる!!)

 

 




今回も駄文等にお付き合い頂きありがとうございます。

次回はオリジナル回になると思います、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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