ダンジョンに金色の戦士がいるのは間違っているだろうか   作:しろーとー

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駄文です。文法とか何もわかってない素人が
小説書く人ってすごいんだな。大変なんだな。そんなことを
思いながら頑張って書きました
勢いとノリで書いたので誤字脱字ありましたら申し訳ないです
お見苦しい文章ですが、どうぞ


プロローグ 前編

 

 

 

 

「畜生・・・チクショォオオオオオオオオオオオッ!!!!」

 

僕は叫んでいた。泣いていた。自分のつめの甘さを、相手の力量を見誤っていたことを。

後悔をしていた。

 

ドラゴンボールさえあれば、みんなを生き返らせることができる。

ドラゴンボールさえあれば、町も元通りにできる。

・・・甘かった。倒せるときになぜ倒さなかったのか。

相手は父さんやベジータさんを脅かした相手なのに・・・僕は本当に馬鹿だ。

 

 

「ハッハッハッハ!終わりだぁ!!地球もろともなァ!!!!」

 

 

自分に嫌悪感を抱きながら、地球の破滅とともに意識は闇の中へと消えていった・・・

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

迷宮都市オラリオ。『ダンジョン』と呼ばれる地下迷宮を保有する巨大都市。

そこでは冒険者たちが日々ダンジョンに潜り、糧を得ている。

冒険者は神の作る【ファミリア】に入る事でその主神の劵族となり、神の恩恵を得ることが

できる。

 

そして【ファミリア】と言っても様々、大人数を擁する【ファミリア】もあれば、日々の食

事代も怪しい零細【ファミリア】も存在する。

そんな数多ある【ファミリア】の中でも最高峰に位置する【ロキ・ファミリア】の数名が

ダンジョン探索、および鍛錬から帰還する道中であった。

 

現在ダンジョンの18階層、いわゆる安全階層(セーフティポイント)と呼ばれる場所で一度

休息をとろうとしているところである。

するとアマゾネスのティオナ・ヒリュテが口を開いた

 

「ねぇ、結構汗かいたし水浴びにいってもいいー?」

「私も~、ずっと動きっぱなしだったのよね」

 

ついで、ティオナの姉であるティオネ・ヒリュテも一言

 

 

「あぁ、構わないよ。みんなでいってくるといい」

 

そう言って荷物をまとめているのは、オラリオでも有数の実力者。そしてロキ・ファミリアの

団長であるフィン・ディムナである

 

「アイズ、君も一緒に行って来たらどうだい?」

「うん、そうする」

 

短く答える彼女はアイズ・ヴァレンシュタイン。感情の起伏が薄い彼女もまた、長丁場の戦闘

で汗をかいていたのだろう。

 

「リヴェリア、君はどうする?」

「わたしは遠慮しておく。荷物番でもしているさ」

 

ロキ・ファミリアの副団長であり、オラリオ最強の魔導士でもあるエルフの美女、リヴェリア

・リヨス・アールヴは王族出身ということもあり、他人にあまり肌を見せることはない。

断った理由もそういうことだろうと察した。

 

「わかった。それじゃあ、僕は邪魔になりそうなものをリヴィラで換金してくるから、各自準備

ができたらまたここに集合ということにしようか」

「「「は~い!(コクリ)」」」

 

そうすると各々行動に移った。荷物番であるリヴェリアも少し休もうと腰を下ろそうとした。

 

その時、何者かの気配を感じた。とても弱々しいが人間の気配だろう。よく目を凝らして周り

を見渡すと、森の中、木の陰に人が倒れていた。

リヴェリアがすぐにかけよると、全身傷だらけで衰弱しきった一人の少年がいた。

 

「ひどい・・・!一体何と戦ったらこんな怪我を。とりあえず早く応急処置をしなければ」

 

そういうとすぐさま詠唱を唱え始める。まもなく魔法は発動し少年の体の傷は癒えていった

しかしこの怪我では内臓にまでダメージが及んでいるだろう。

いくら魔法といえども万能ではない。目に見える外傷や骨折などを癒すことはできても、臓器

まで元通りにすることはできないのだ。

 

「しょうがない、エリクサーを使うか」

 

本来であればファミリア外のものにはあまり干渉しない方がいいのだが、今回は命に関わる

深刻な事態だ、仕方あるまい。そう思いながら荷物からエリクサーを取り出す。

そいて抱きかかえるようにすると

 

「少年、少年。意識はあるか?」

「ハァ・・・ハァ・・・」

 

返答はない。呼吸はしているが、やはりとても苦しそうである

 

 

「仕方あるまい・・・んっ・・・」

 

リヴェリアはエリクサーを口に含むと、直接少年の唇へと運ぶ

 

「(少し辛抱してくれよ)んっ・・・ちゅる・・・」

「あっ・・・んっぅ・・・ゴクッ・・・ケホッ、ケホッ・・・」

 

よし!呑み込めたか。確認すると、残りもゆっくりと移していく・・

そうすると少年の辛そうな呼吸も少しずつ落ち着いてきた。どうやら一命は取り留めたようだ

 

「よかった・・・しかしなぜこのような子供がダンジョンでひとり・・・?」

 

それに装備などを確認しても、防具はおろか武器すら持っていないではないか。服も破けてい

るようだし、とても冒険者には見えない。そうこう考えていると、どうやら少年が目を覚まし

たようだ

 

「んっ、ここは・・・?あなたは・・・っ!」

「少年、落ち着け。まだ傷が癒えたばかりだ、無理に起きるとまた傷口がひらいてしまうぞ」

「あっ、はい!すいません。っよっと・・・」

「大丈夫、そうだな。一時はどうなることかと思ったが。」

「えっと、助けてもらったみたいで、ありがとうございます。」

「なに、気にすることはない。それよりも君に聞きたいことがあるのだが」

「はい、なんでしょうか?」

「なぜ君はこんなところにいる?君は冒険者なのか?」

 

こんなところ・・・?ってよく見たらどこだ?ここは森の中かな?それに冒険者ってなんのこ

とだろう。探検家とかのことかな。ダメだ全然わからないや

 

「ここ・・・がどこなのかはごめんなさい、わかりません。それにその【冒険者】というの

もよくわからないのですが」

「!!なにも知らずに君はこんなところで倒れていたというのか!?」

「えぇ、まぁ・・・ア、アハハ(僕何かまずいことしちゃったのかな・・・!)」

「はぁ・・・まぁいい、続けるぞ。君の名はなんという」

「えーっと、孫 悟飯です」

「ソン・ゴハンか、変わった名だな。わたしの名はリヴェリア・リヨス・アルーヴだ。リヴェ

リアと呼んでくれ。出身はどこだ?」

「リヴェリアさんですね!えーっと、出身はパオズ山ってところなんですが・・・」

「・・・?聞いたことのない場所だな」

「そ、そうですよね!田舎ですから、アハハ!」

 

悟飯が少し困ったように笑ってみせると、リヴェリアはそれを読み取ったのか申し訳なさそうに

少し眉をひそめ謝罪をしてきた

 

「いや、こちらも知らなくて申し訳ない。知識不足だ」

「いえいえ!頭を上げてください!全然気にしてませんから!・・・あ、そうだ。僕もリヴェ

リアさんに少し聞いても良いですか?」

 

今度は悟飯がリヴェリアに問いかける

 

「ん?なんだ」

「その・・・僕、【ヤツ】と戦ってたはずなんですが地球はどうなったのかなーと・・・」

「ヤツ・・・?ヤツとは一体誰のことだ?あと、チキュウ、とはなんだ?」

「えっ!?えーっと、【ヤツ】、名前は・・・っ!(なんだ、急に、頭が痛い・・・それに

【ヤツ】の名前が思い出せない)」

「ゴハン!大丈夫か!?」

 

悟飯が突然頭を抱え苦痛な表情をしたが、すぐに冷静を取り戻した。

 

「え、えぇ・・・大丈夫です。少し頭が痛くなっただけなので」

「そうか・・・無理はするんじゃないぞ。っと、質問の途中だったな。チキュウだったか、

悪いが聞いたこともないな。どこかの街か?」

 

悟飯は疑問に思った。地球を知らない・・・?ここは違う惑星なのかな・・・?

 

「えーっと、地球という惑星なんですが。ここは違うんですか?」

「すまない、君が何を言っているのか理解できんが・・・ここはオラリオというダンジョン

を保有する都市だ。そして今いるここはそのダンジョンの中、18階層という安全階層だ。

君は何か目的があってここに迷い込んだ、とかではないのか?」

「いえ、本当に気付いたらここにいたので・・・」

 

どうやら、お互いの認識がかなりずれているようだ。それに悟飯に関しては全く、何も

わかっていないといった状況だった。

 

「そうか・・・わかった。とりあえずは地上を目指そう。色々不明な点はあるが詳しい話はそれ

からだ。私たちもこれから地上に帰るところだ、送っていこう。それに君もまだ万全ではな

いだろう」

「でも、いいんですか・・・?」

「構わないさ、なにかあっても責任は全てわたしがとる」

「・・・わかりました、ではお願いします!」

「あぁ、もう少しで仲間も戻ってくるだろう、出発の準備でもしておこう」

「はい!」

 

 

―――――こうして、交わることのなかった線と線が交差した―――――

後に語り継がれる【伝説の金色戦士】と呼ばれる少年の物語の幕開けなのであった

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか
自分なりに書いてみた処女作ですが
小説書くのって非常に難しいですね
思いつかない部分は先駆者様の文面をお借りしてますorz
書いてるうちに何が書きたいのかわからなくなって
ストーリーが進みませんね・・・
なにかご指摘、ご要望などありましたら是非コメントください
では失礼します

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