ダンジョンに金色の戦士がいるのは間違っているだろうか   作:しろーとー

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どうもしろーとーです

相変わらず話が進まないこの作品・・・
話をもう少し伸ばそうかとも考えたのですが
私の力ではこの程度が精一杯でした。

では今回も駄文ですが、どうぞ


第1話

 

 

悟飯含むロキ・ファミリア一行は特に大きな問題もなく地上へとたどり着いていた。

 

 

「今日はこのままホームに戻ろう。魔石やアイテムの換金は明日以降時間を見つけて各自

いってほしい。いいかな?」

「「「はい!(コクリ)」」」

「それじゃ僕達ロキ・ファミリアのホームへ向かうよ!」

「はい!よろしくお願いします!」

 

 

そういうと大通りを進んでいくが、やはり悟飯は元の世界とはどこか違う、そう思いながら

みんなの後へ続く。

 

 

 

 

 

 

しばらくすると正面に大きな館が見えてきた。道中バベルやたくさんの酒場を見てきたが

それとはまた一線を画した建物であった

 

「あそこが僕達のホームだよ」

「わぁ~、すごく大きいですね・・・!」

「ありがとう。あ、そうだ。門を開いたら気を付けてほしいんだ。僕らの主神が失礼なこと

をするかもしれない、先に謝罪しておくよ・・・」

「は、はぁ・・・?」

 

 

そんなやりとりをしていると彼らのホーム、通称『黄昏の館』に着いた。フィンが先陣を切

り、門番であろうメンバーの一人に声をかけた

 

 

「今帰ったよ、門を開けてくれ」

「はっ、開門ー!」

 

 

ガシャ、ゴゴゴゴ・・・門が開くと奥の方から何やらものすごい足音が聞こえてくる

 

・・・ズドドドドドドドドド

 

 

「みんなー!おーかーえーりぃいいいいいいいいいい!!!!!」

 

 

そう叫びながら朱色の髪をした女性が盛大にダイブしてきた。ロキ・ファミリアのみんなは

それにはなから気付いていたかのように次々と交わしていく

 

「あぁ・・・(さっきフィンさんが言ってたのはこのことかな?)」

 

 

悟飯がぼーっと眺めていると勢いを殺しきれないのか彼女がそのまま悟飯へと抱きついてき

た。

 

 

「おぉ~!なんやなんや!そんなに寂しかったんか~!今日のアイズたんは甘えんぼさんや

なぁ!しゃーないうちがたくさん可愛がってあげるわ!グヘヘ」

「あ、あの~・・・」

「なんやアイズたん声変わりか~?ショタボイスなんかになってしまってどないしたん?

それになんや随分と体つきもガッチリしてまるでムキムキマッチョマンやないかぁ~。サワサワ

あのやわぁ~いモチモチ肌のアイズたんはどこへ行ってしまったん・・・?モミモミ

ハッ!まさか鍛錬のし過ぎでこんななってしまったん!?うちのアイズたんがぁあああ!!!」

「え~っと・・・あはは(チラッ)」

「・・・はぁ。おいロキいい加減にその少年から離れろ!はじを知れ馬鹿者!ゴスッ!」

「あだぁ!?何すんねんリヴェリア!うちはただ帰ってきたアイズたんを労ってやさぁ~しく

マッサージしてあげてただけやん!・・・って少年?」

「相手をよくみろ。お前の眼は節穴か?それともその細い目は相手も見えぬのか?」

「・・・あぁ~、なんや。その・・・ホンマすまんかった!ちゃうねん!みんなが無事で帰っ

て来てくれたんが嬉しくてつい!悪気はなかったんや、ほんまうちが悪かった!」

 

 

そういうと、先ほどロキと呼ばれていた女性は悟飯から離れると同時に土下座の体勢になり

勢いよく地面におでこをこすり付けていた。

 

 

「僕は平気ですから!そんなお気になさらず!」

「いいんだ、いつものことだ」

 

 

リヴェリアがそういうと、見ていたメンバーはみな揃えて首を縦に振った。なるほどこれがい

つも通りの光景なのか・・・そう思い苦笑いをしていると、土下座をしていた女性が口を開いた

 

 

「本当すまんかった。んで話を変えるが、その子は一体だれや?みたことない顔やけど」

「あぁ、そうだったね。こちらの少年はソン・ゴハン。極東?の出身らしく出先で偶然あってね

どうやらここに来るのは初めてらしくて、折角だし僕たちが案内がてらうちへ来ないかと声をか

けた。というわけさ」

「・・・ほぉ、なるほどな。事情はわかった!フィンやリヴェリアが招待したんや。それにうちも

無礼をしたんやし、断る理由なんてないわな!」

「そうだね、というわけだ。それじゃゴハンにも紹介しておくね。こちらの女性はロキ。僕達、

ロキ・ファミリアの主神だよ。」

「あなたが・・・なるほど、よろしくお願いしますロキ様!」

 

 

帰りの道中、悟飯はファミリアのことは軽く話を聞いていた。なのでそこまで大きな動揺はなかっ

たものの、やはりあのような光景を目の当たりにして多少なりとも不思議な人だなと思っていた。

それに悟飯は既に気付いていた。ロキから感じる「気」がなかったのである。多少なりとも人には

気を感じるものだが、それがなかった。その時点で悟飯は違和感を感じていた。

だが、目の前にいる神ロキはとてもフレンドリーで気さくな性格なので悟飯も安心したようだった

 

 

「おぉよろしゅうなゴハン!うちのことは気軽にロキたんって呼んでええで!」

「そ、それは・・・考えておきますね。」

「なんやそんな気ぃ使わんでもいいのに!ま、ええか!せや、フィン、リヴェリアは悪いんやが

一旦うちの部屋来てくれるかー?ちょっと話があるんや」

「・・・あぁ。それじゃ一旦ここで別行動だ。悪いんだけどアイズ、ティオネ、ティオナはゴハン

を客室へ案内してもらえるかな?」

「「「わかった(わかりました!)」」」

 

「それじゃ、夕食の時間になったらまた案内するよ。それまで部屋でくつろいでいてくれ。」

「はい!ありがとうございます!」

 

 

 

 

こうして、オラリオで迎える始めての夜。

そして悟飯の大食い伝説の幕開けになるのであった・・・




いかがだったでしょうか。
次回から少しずつでも動きがあればいいのですが(汗)

余談ですがダンジョンからの帰路ではロキファミリアメンバーが
先行してモンスターを倒したりしていたので悟飯は戦ってません
(リヴェリアにずっと抑制されていた)
一応この世界にも気はあって、悟飯は感じ取っています。
(力の差についてはまた本文でやっていきますが)

また、あらすじを少し訂正しました。
暇な方は目を通していただけたらと思います

なにかご指摘、ご要望などありましたら是非コメントください
では失礼します

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