IS-二つの力を合わせる男-   作:甘々胡麻ざらし
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変身台詞と必殺技のプロセスを少しだけ変更しました。そうしないと色々と変なことになったので…
すみません…


イギリス

二時間目の授業が始まり教壇には真耶が立ち、授業をしていた。航はその横でメモを取りながら耳を傾ける。

 

「では、ここまででわからない所はありますか?」

 

真耶が生徒たちの方を向き質問をするが、誰も手をあげる者はいない。

 

「織斑君たちは大丈夫ですか?」

 

「俺は大丈夫ですよ。」

 

「僕も今の所は。」

 

真耶は秋十たち男に質問があるか聴くが、一夏は余裕の顔、秋十は大丈夫だという顔で答えた(秋十は航が少しだけ教えていた)。

 

 

「原作記憶持ちの転生者だから原作に沿うと思っていたが、違ったな。やっぱり自分が優位になるために天才アピールか…。」

 

授業が終わり、航はまたぼんやりと廊下から窓の景色を見て考え事をしていた。

 

「あ、あの~?」

 

誰かに声をかけられるが航は気付かずブツブツと独り言を言う。

 

「だがこのままだと後々厄介なことになる可能性が…。」

 

「い、五十嵐先生!」

 

「は、はい!?」

 

ハッと気付き慌てて後ろを見ると真耶がオロオロした表情で見ていた。

 

「大丈夫ですか?ブツブツと考え事をしていましたけど?」

 

「あ、だ、大丈夫ですよ。少し疲れまして…。」

 

「…やっぱり女子高だからですか?」

 

「まぁ、そんなところです…。」

 

咄嗟に誤魔化したがあまりの女子の多さに疲れたのは嘘ではない。実際クラスの女子の香水の混じった匂いに内心ゲロっていたからだ。

 

「そうですか。確かに五十嵐先生以外に男の人は織斑君たちと用務員の方だけですからね。」

 

「そうなんですよね…。確かに学園長も女性でしたね。」

 

「はい。あ、なにか困ったことがあったら言ってくださいね!いくらでも力になりますよ!」

 

「それはありがとうございます。ところで何か僕に用事でもあったんですか?」

 

「用事…あ!そういえば学園長から五十嵐先生に三時間目に学園長室に来るように伝言受けてました!」

 

「学園長から…?わかりました。伝言ありがとうございます。」

 

航は真耶に礼を言い学園長室へと向かった。

 

 

学園長との話を終えた頃には三時間目の授業が終わり、航が教室に戻ると秋十が頭を抱えていた。

 

「どうしたんだ秋十君?」

 

「あ、航さん!…じゃなかった。五十嵐先生!聞いてくださいよ!」

 

秋十の話をまとめるとこうだった。

 

千冬が突然クラス代表を決めると言った→秋十と一夏が推薦される→断ろうとすると千冬が拒否した→イギリス代表候補生が納得できず抗議→日本を侮辱する→一夏が火に油を注ぐ→イギリス代表候補生が決闘を申し込む→週末にクラス代表決定戦をすることになる→何故か秋十も強制参加→授業終わる→今にいたる。

 

「お前の姉と兄大丈夫か?あとイギリス代表候補生も。」

 

「大丈夫じゃないのは昔からですよ。大丈夫な人ならこうはなってませんから。」

 

「あはは…。」

 

航が苦笑いしてると秋十は思い出したかのように口を開いた。

 

「それにあのイギリス代表候補生、先生を馬鹿にしたんですよ!ただ男だけでなんであそこまで言われなくちゃ駄目なんですか!」

 

「あ、それはわりとどーでもいいよ。」

 

「ええ!?」

 

まさかの返事に秋十は驚きのあまりずれた眼鏡を直す。そしてどこからともなく金髪縦ロールの生徒が現れ、航を睨み付ける。

 

「ふん!やはり所詮はただの男。口ほどにもありませんわ!」

 

「君がイギリス代表候補生のセシリア・オルコットさんだね。」

 

「ええ、そうですわ。織斑一夏とは違い少しは知的さがあるみたいですね。」

 

「そりゃアリス社の開発チーフだからね。IS理論ならマスターしてるさ。」

 

「アリス社…今IS業界で急激に伸びてる企業でしたわね。他にもISに変わる新なパワードスーツを開発しているとか。」

 

「よく知ってるね。内容はまだ秘密だけど、理論上はISと同格かそれ以上になるかもね。」

 

そう言った瞬間クラスで笑い声が聞こえた。どうやらクラスの女子はISが最強だと思い、馬鹿にしているようだ。

 

「笑いたければ好きにすると良い。さぁ、そろそろ授業が始まるよ。席に着いてね。」

 

航は秋十にこっそり小さな紙を渡し、教卓に戻った。

 

 

時間は少しは遡り一時間前…。

 

学園長室の前でノックをすると「どうぞ」と返事があり、中に入るとそこには用務員の老人が座っていた。

 

「それで用事とはなんですか?用務員さん…いや、IS学園学園長の轡木 十蔵さん。」

 

そう言うと十蔵はクスリと笑い穏やかな笑みを浮かべた。

 

「おやおや、バレていましたか。ここでははじめましてですね。ストラトスさん。」

 

「っ!」

 

自分の正体を言われ、航はストラトスキャナーを構えると十蔵は穏やかな笑みを崩さず口を開いた。

 

「そう構えないでください。私はあなたの味方です。」

 

そう言われ航は警戒をしながらもストラトスキャナーを下ろす。

 

「では話とはなんですか?」

 

「ええ。実はあなたに協力して欲しいことがあるのですよ。」

 

「協力ですか?」

 

「はい。あなたは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

財団Xをご存じですか?」




更新遅くなってすみません。
しばらくスランプというかネタ探しをしてました。
あとセシリアちょっとしか出ませんでした…。


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