IS-二つの力を合わせる男-   作:甘々胡麻ざらし

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書き漏れがあったので修正
あと仮面ライダービルドのPV公開されましたね。


一年後

 

「はぁ…はぁ…。」

 

「じゃあ今日の訓練は終わりねー。」

 

「あ、ありがとう…ございました…。」

 

「いや~それにしてもワタルン凄いよ。この束さんの本気の四割と互角に戦ったんだかさ。」

 

「どうも…。」

 

あれから航は束に直々に稽古をつけてもらってるが未だに惨敗。やっと今日四割ほどの力と戦うことができたのだ。

 

「あ、もうこんな時間か…。そろそろ行かないと。」

 

「兎学校の子供たちに勉強教える日だっけ?流石に今日は休憩したら?」

 

「いえ、この週三の楽しみを俺の都合で無しにしたくないんです。」

 

「はぁ…。無茶はしないでね?会社にサポートするよう一応伝えておくけどさ。」

 

「はい。」

 

航は若干ふらつきながら家を出て愛車のバイクに跨がりあるところへ向かった。着いた先は『アリスコーポレーション』と書かれた看板を下げた会社だった。そこは数年前に束が設立したIS会社兼恵まれない子達の孤児院だ。そこではISの開発をしながらISを越えるものを開発し、親に捨てられた子を保護し、学校に通えない子達に勉強を教えている。航はそこで開発のテストパイロットをしながら子供たちに勉強を教えている。

 

「あ、航くん。」

 

「どうもこんにちは。」

 

航に話しかけに来た男性はこの会社の社員の一人だ。アリスコーポレーションは男女平等を掲げ、社員は男女共に働いている。社員全員は社長が束であることを知っているが、誰もIS開発者であり女尊男卑の現況である束を恨んではいない。理由は全員が女尊男卑の影響で職を失い途方に暮れていたところを束にスカウトされているからだ。そのため社員は束に感謝と尊敬を抱いている。

 

「社長から聞いたよ。あまり無茶はしないでね?また倒れたら困るからね?」

 

「気を付けます…。」

 

航は苦笑いを浮かべるが実は過去に三回ほど過労で倒れている。そのときは社員一同と束から説教を喰らった。

 

「あ、子供たち来てますか?」

 

「もうみんな来てるよ。今はクロエさんと遊んでると思う。」

 

「わかりました。」

 

航は『兎学校』と書かれたドアの前に行き扉を開けるた。

 

「あ!先生だ!」

 

「航先生来た!」

 

「わーい!わーい!」

 

そこには30人は越える子供たちがキャッキャとはしゃいでいた。この学校は年齢や国籍が違う様々な子供が通っている。国籍が違う子供がいるのは束が非合法な研究機関で囚われていた子供を保護したからだ。

 

「あ、クロエ。子供たちの世話ありがと。」

 

「いえいえ。ところで兄さんまた訓練の後に来ましたね?」

 

「えっ!あはは…。バレた?」

 

「…兄さんはもう少し余裕を覚えてください。」

 

「すみません…。」

 

「では私は先に帰ります。くれぐれも倒れないでくださいね。」

 

「はい…。」

 

この光景はもう何度目だと航は思い苦笑いした。

 

「よし!じゃあ皆、今日は算数の勉強をしよう!」

 

「「「はーい!」」」

 

---

 

キーンコーンカーンコーン

 

「よし!じゃあ今日の授業はここまで。」

 

「「「ありがとうございました!」」」

 

授業が終わり帰る支度をしているとテレビのニュースが目についた。そこには『織斑一夏がISを動かした』と流れていた。

 

「もうそんな時期か…。転生して早二年…。色々あったな。だがこっからが本番だ。」

 

航はバイクに跨がり家に帰ろうとしたとき、地響きがなりその方向を見ると巨大な怪獣が暴れていた。

 

「なっ!あれってゴモラか!?」

 

《恐らくペルソナの仕業ですね。》

 

「まぁそうだよな。よし、いくぜ!」

 

航がストラトスを展開しようとしたとき、発砲音が聞こえゴモラに弾丸が当たる。

 

「今度はなんだ!?」

 

《あ、あれ見てください!》

 

「えっ?あれは…!」

 

航が見上げるとISを纏った女が三人いた。恐らくゴモラを倒すのが目的なのだろう。

 

「気持ち悪い化け物め!」

 

「これでもくらいなさい!」

 

女達は一斉に銃を撃ちまくりゴモラに命中させるが、少し体に傷が付くだけだった。

 

「キシャァァァァァァァ!」

 

「う、嘘でしょ…。」

 

女達はあまりの光景に声を失った。それもそのはず。ISは最強と認識されていたが目の前の怪獣はそれをものともしないのだ。

 

「あれは本格的にヤバイな…。」

 

《どうします?一応巨大化のカードはありますけど。》

 

「悩んでる暇はねぇよ。」

 

《ストップしたら止まらず進むでしたね!》

 

航は再びストラトスを展開しよう構えたそのとき上空を何かが過ぎた。見上げると巨人がゴモラへ向かいタックルをした。

 

「あれは…!」

 

その巨人は真っ黒な体に赤い模様が入った禍々しい姿だった。その姿は光の国を追放され闇に染まったウルトラマン。

 

「ウルトラマン…ベリアル…だと…?」




次回!ベリアルvsゴモラ

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