そん、ごはく。孫 悟白っていいます。   作:鯱の助

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閲覧、感想、お気に入りありがとうございました!
さて、なんとなく韻を踏んだサブタイトルですがそんなことはいいです。
本編へどうぞ!



平和再来!パーティ開催!悟白グッバイ?!

あれから半年後、世界は平和で満ち溢れていた。

ドラゴンボールで魔人ブウの記憶をけして、一緒に来たブウは外に出て実に楽しく暮らしているし…

本当に平和でいっぱいだった。

 

 

自分の限界がどこまでなのか見てみたいという欲もでてきて、自分はいつも通り、修行している。

…戻ってきた悟空と一緒に。

超サイヤ人になって本気でぶつかり合って、いい汗もかいて…

充実している。本当に。

「平和だべなあ!」

「ほんとにな!」

悟空に「ちょっと攻めが甘いな、もうちょっとここをこう……」と教えられながら毎日修行して、少しずつ戦いのやり方を分かってきて、悟空にも「おめぇ半年ちょっとでなかなか成長したなあ!」と褒められた。思い切り尻尾が揺れた。

 

 

 

「お父さん、悟白!昼ご飯だよー!」

呼びに来た悟天に気付いて、修行を中断した。

二人分のタオルを持ってきた悟天からタオルを受け取り、拭いていると誰かに抱き着かれた。

…まあ分かっているが。

帰ってきてから、悟天がよく自分に構うようになった。

トランクスが遊び誘ったら、自分を誘うか逆に家にトランクスを呼ぶくらいだ。絶対にやるのだ。

ブルマがその状況を、「悟天君、悟白君大好きねぇ…これがブラコンってやつなのね」と言っていた。

ブラコンというらしい。動物にはよくある行動なのだろうか。

「ねえねえ悟白!昼からトランクス君家に一緒にいこうよ!」

「え?いや…おらはお父と修行を…」

「えー!いつもじゃんか!ねえねえいこうよねえ!」

「う、うーん………」

「ははは!おいおい、早く行かねぇとチチに怒られちまうぜ?」

と、悟天に腕を抱き込まれながら、後ろから悟空に押されて家に向かった。

 

昼食を食べながらまだ悟天に説得されていたが、チチが、

「ん?今日は夜みんな来るらしいから行ってもそんな遊べねぇと思うだぞ?」

と言われて遊びに行くのは無しになった。

 

 

 

 

夜、みんなが来て家の前で組手をしていた自分は思い切り引っ張られて悟天とトランクスと遊びに行くことになった。

悟空はそれを仕方なさそうに見ながらベジータを誘っていた。

…断られていた。

そして、遊びに行くことになったのにやはり夜だからチチとブルマに止められた。

やっぱり。

 

そとにドラム缶風呂をだして入るらしかったので、やっぱり悟天に引っ張られて入る事になった。

…可笑しいな、前までは自分が引っ付いたりしていた筈なのだが…

 

 

ゆっくりと、熱い湯に浸かって綺麗な星空を眺める。

湯船がバシャバシャと揺れて、楽しそうな声も聴こえる。

…平和に戻ったんだなあ。

と、思っていたら上を向いていた顔をわしりと、大きな手に掴まれた。

「!!?」

驚いている間に、湯船に沈まされた。

「がぶぶぶごごごぶごぶぶぶぶ!?!」

ちゃんと息を吸っていなかったので思い切り鼻からお湯を吸った。

死ぬ死ぬ死ぬ!!!?

と思っていると手を離されてようやく上へ上がった。

「ははは!どうだ悟白〜油断してっから悪ぃんだぜ〜?」

「げっほ、げっふ……!!!の、飲んじまったでねぇか…!!」

「悪ぃ悪ぃ!」

「も、もー!お父さん…!よし、こうなったら…!」

「ようし…おっと、いい事考えた!悟白!」

「ひー…んぁ?」

「出ろ!」

「え?」

「え?トランクス君?」

「お前は待ってろ!ようし、悟白、フュージョンだ!」

「えっ」

「さあさあ!」

トランクスが風呂から出てフュージョンの構えで待っている。

真っ裸で。

……まあいいか。

出る時にタオルを掴んで、腰に巻いてからトランクスの隣に並ぶ。

トランクスの気に合うようにして………初めてだからなんとなくドキドキする。

 

「「フュー」」

「「ジョン!」」

 

隣に並ぶトランクスを見る。

トランクスもこちらを見ていた。

指を絶対合わせなくては。

 

「「ハッ!!」」

 

無事に合った指先は、二人の間に光を生み出した。

そして、混ざった感じがした。

…二人の意識が混ざりあって………

 

 

『新開発!トランクスと悟白!合わせてゴハクス!!よろしく!』

 

 

_____

 

 

下らないことで自分が出てしまったが、これも悟空をのす為!

仕方ない仕方ない。

『ようし、覚悟するんだな!』

「げげ!?フュージョンは反則だろ!!?つか悟白とはやべぇって!……よおしそんならこっちだって!!」

『…!?まさか、おと、やめて!!!』

金色に光ったと思ったら、ドラム缶風呂が凄い音を出して破壊された。

ざりざりと地面を抉りながらとまって前を見たら、

「ドラム缶じたい無くしちまったからー…おらの勝ち!ははは!」

と笑っている悟空がいた。

『ええ!?それはねぇよ!なくなったから引き負けだ!』

「いんや、最後のは確実におらが勝った!」

『んーや、最後におら…おれがやった!おれの勝ちだ!』

…と、下らないことを言い争っていると、みんなが見ている事に気がついた。すこし外れて見えていたので急いで巻き直して、悟空のタオルを探すが…だめだ、地面に落ちて泥だらけになっていた。

家の中から出てきたチチに、悟天が追いかけわまされていた。

それを馬鹿にしながら、30分が過ぎてフュージョンが解けて、悟天と一緒にトランクスが追い掛けられていた。

 

 

_____

 

 

 

悟空と遅れてパーティに行って、ご飯を食べる。

チチには文句を言われながら悟空と一緒に横に並んで食べる。

なんでパーティをやるのに卵を云々。

…種族は違えど赤ん坊が産まれると言うのだから仕方ない。

自分は、謝りながらも恐竜の卵がいかに大変な目に遭ったからを説明しようとしてチチのもういいだ、という言葉で制されてしまってご飯を食べることに専念した。

「ははは!んでよお、心配で見に来た動物達に悟白のやつすんげぇ構われてよー、卵途中で見れなくなっててさ!」

「え、そうなのか?はは、災難?だったなあ!」

「んむご、……ん、んだ…まあ、すぐ嵐が来てみんな帰っちまってそこまでじゃなかったけんど…」

それでその後の事も話したりして、場はよかったね、などで和やかな雰囲気であった。

 

 

「あんれ、おめ、悟白…おらが用意してやったパーティ用の服はどうしたべ?」

「え、あれ?ほんとだ、悟白なんで?」

「それになんでそんな袋もってんだ?」

チチ、悟天、トランクスにツッコまれて、みんながなんでだ、という風に見てきた。

そう、自分は悟空と同じデザインの道着を着ているのだ。

そして、最低限のものが詰まった中くらいの袋…

勿論理由がある。

「えっと…実は…

 

 

 

旅に出ようと思ってるだ。」

『え?』

みんなが、一斉に静かになった。

和やかだった空気が一気に困惑の色に染まった。

「おらは…これからもしまたヤバイやつが出てきた時、まだまだみんなを守るのに力が足らねぇ。だから、旅して色んな事知りながら強くなろうって思ってるだ。

普通の旅じゃあんまし面白くねぇし…秘境の地とかいってみてぇな…」

「なっ、ばっ……かなこといってんでねぇ!おめ、7歳の子供だぞ!?それに秘境の地って…!!!」

「それくらいしねぇと普通じゃあんまし強くなれねぇべ。それに…いつも兄さたちに引っ付いてたし…たまに、離れて動いてみるのも必要かななんて…」

「そ、そんな!悟白、やめとこう?ね、僕も修行一緒にするよ、だからさ!ね、やめよう?」

「心配することねぇべ!たまに帰ってくるし、大丈夫だ!」

「やだ!危ないよ!」

旅に出るのはみんなの為だが、やっぱりまだ兄達に引っ付いていたい気持ちは変わらないので、これだけ引き留められると気持ちが萎む。

「うーん…でも…」

「ね、お願い、ね…」

「んー、そっかぁ…ま、いいんじゃねぇか?」

「!」

「お父さん?!」

「おらは別にいいと思う。好きに旅して好きな時帰ってこい!」

「な、なぁに言ってるべ!悟空さはいいかもしんねぇが悟白は、7歳の子供だ!!悟空さ達と修行するのは全然構わねぇが遠く行っちまうのは別だべ!」

「お、お母…」

「でもよぉ、悟白が旅に出るって言ってんだぜ?

なんかよ、なんか…あったじゃんか。ほら…あれ…

なんか…旅させろみたいなやつ…」

「それを言うなら可愛い子には旅をさせろ、だ!!

…全く…!………はぁ」

「…」

「…悟白、おめぇ…こんな短ぇ間に…でっかくなっちまってよぉ…」

…背丈のことでないのは分かっていた。

「…定期的に帰って来るだぞ…絶対だべ…?」

「…はい」

「ぜ、絶対だぞ…!」

そう言って抱き締められた。悟天も隣から抱き締めてきた。

「…はい!」

「…言ったからな…!ったく!楽しいパーティの最後にこんな事いっておめぇは!!最後だからもっと食ってけ!!」

そう涙声で言われて、しばらくは親のご飯が食べられないのだと思って、噛み締めて食べ始めた。

みんなは、空気を戻して悟空と自分に沢山話しかけた。

 

 

 

 

みんなが、帰るために支度をし始める。

自分は、旅の準備の入った袋の中の物の再確認をした。

なにも忘れていないと分かって袋の口を締めようとしたら、後ろから誰かの手が、中に機械を入れた。

誰かと思って確認すると、ブルマだった。

「これ、チチさんに内緒ね。こっちにも顔絶対見せて欲しいからさ、テレビ通話よ。太陽光で充電して動くタイプだから電池とか気にしないで。

もしかしたら私じゃなくてベジータが使うかもね」

「え、ベジータさ?」

「ふふ…んじゃ、私からの選別はこれだけかな。

ベジータからは…」

「?」

「頑張れよ。…だってさ。あいつ恥ずかしいから私に伝言頼んだのよ?仕方ないやつよね」

「ははは、ベジータさらしいべ!」

「ま、確かにね!…元気でやんなさいよ」

「はい!」

 

 

 

みんなに見送られる形でカプセルコーポレーションからでる。

悟天は本気で心配そうな顔をしていた。

……トランクスも負けず劣らず。

「んじゃあ、また!」

「また、じゃねぇよ悟白このやろー!」

「はは、絶対すぐ帰ってくるべ!元気でな!」

「お前がな!」

そう言われながら、舞空術で浮かぶ。

「ご、悟白!絶対すぐ帰ってきてよ!」

「んだ、絶対だ!」

「俺んとこにも顔出せよ!」

「行くだ!」

「悟白ー!病気に気を付けてなー!」

「飯兄さ…んだ、そっちもな!」

「強くなって帰ってこいよ悟白!」

「勿論!お父、帰ってきたら組手頼むべ!」

そして、もう飛んでいこうというとき、ベジータが見えた。

すると、彼は腕を組んでいた状態から、軽く片腕を上げて手を振った。

なんだか嬉しくなって、にっこり笑った。

そして、飛び去る。

 

「またなー!!!」

 

遠くになってもまだみんなが手を振っているのがわかった。

その姿に、名残惜しくなってきて涙が出た。

…この癖、治らないんだろうなあ。

拭わずに前を向いて、完全に西の都から目を離す。

西の都から出ればもう野生が広がっている。

大きな恐竜だっているし、不思議な生き物だって沢山いるだろう。

食べたことのない美味しい木の実もあるかもしれない。

…それを考えていると、だんだんワクワクしてきた。

大丈夫。みんなとは今生の別れではない。

またすぐ会いに行ける。そばにいないだけ。

…結局寂しいけど。

大丈夫。大丈夫。

 

そう考え、スピードを上げて西の都から完全に離れる。

自分の前に広がるのは摩訶不思議な世界。

 

 

 

 

 

さあ、行こう!まだ見ぬ世界を旅しよう!

 

 

 

 

 

 

 

 




閲覧ありがとうございました!

超ルートでもGTルートでも持っていけるここでZαは、完結、となります。
わずか11話でした。楽しかったです。本当に。
悟白が、どんどん強くなっていって…ええ、楽しいです。

そして、ほんのちょっとだけオリジナルフュージョン!
トランクスと悟白でゴハクス。です。
実は性格が上手くまとまらなかったとか言えないです。内緒です。

ここまでの感想は全て嬉しいもので…感想が来た、というだけで飛び跳ねて、そのご読んだ感想で飛び跳ねて…全てが自分の糧になっています。ニヤケはとまりませんでした。嬉しいんです。はい。
続きのことまで聞いてくださったり…流れが変わらないのに気になると言ってくださったり…悟白について書いてくださったり…
布団の上を転がり回りました。はい。

Zαはここで終わりとなりますが、やっぱりまだ続きます。
はい、続きます。本家Zはあとちょっとありますから!
とすると、やっぱりGTにもっていける流れだからGT枠として章分けしたらいいんですかね?
どうしましょうかね…意見お待ちしております!
Zαをここまでありがとうございました!!
そして悟白(7歳)を、どうもありがとうございました!!
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