そん、ごはく。孫 悟白っていいます。   作:鯱の助

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ドラゴンレーダーはまだ生きていた

追いかける時、ギルギル鳴くロボットは自分の旅の袋に入れ、瞬間移動を試すわけだが、なんとまあ悟空が小さくなった影響で瞬間移動が出来なくなってしまい、仕方なくトレーラーの後ろを自分達で飛んで追いかけることとなった。

 

 

 

 

宇宙船を悟空がみつけ、トランクスの案でそばまで隠れながら進むことになり…まあそして、警備員が投げた缶の衝撃で落ちてきた岩にトランクスが当たってしまって、後ろに倒れた時に自分が持っていた旅の袋がトランクスに引っ掛かって肩から落ちて、それを下敷きにしてロボットが鳴いて見つかったわけだ。

で、現在進行形で囲まれている、という感じである。

「あーあ…」

「撃て!撃てっー!!」

一斉に撃たれた銃弾から逃れるために鉄のゴミを盾にする。

「どうする?」

「ま、隠れるのは向いてなかったってことだべ。やっぱりおら達に向いてんのは…」

「…あ、やっぱそうなるよなあ」

「へへ、わかりやすいな。おらそっちのが好きだぜ!」

「よし、んじゃあ…突撃!!」

そういって盾から一気に3人とも飛び出し、警備員をコテンパンにのしていく。

「トラ兄さ!宇宙船の事たのんだだぞ!」

「お?おうよ!」

辺りの警備員を散らしていたトランクスの元へ降りてそういって、自分ではあまり分からない機械の事を任せる。ああいうのは慣れている人にやってもらうしかない。

役割二人分を1人でやっていると、後ろで機械が動く音がした。

成功したらしい。

 

 

 

 

「なんでこうなってるだかー?!なんで、なんでお父に運転任せただか!?」

「しょうがないだろ隙付かれて引っ張り出されたんだよ!!!」

「なんでだ!!!今ほど大事な場面ねぇべ!!なんで引っ張り出されんだ!!!」

「ごめんて悪かったから手を離すな落ちるぞ!!!」

「いぎゃー!!!!?」

宇宙船をつんだ車のようなものの運転をしていたはずだったトランクスはどうやら1度警備員に引っ張り出されて隣に乗っていた悟空が代わりに運転をし始めたらしい。

車の天井の所に引っ付きながら車の中を見ると、どこから引きちぎったのか鉄の棒を器用に踏んでアクセルを踏んでいる悟空の姿。

「とにかくお父と代わってくるべよ!!」

「あーもう分かったって!!」

するとトランクスはなんとか中に移って悟空から運転席を譲ってもらった。これで一応安心できる。

「よお、出てきたぜ」

「なんでだ!!」

「いや、二人いっからよ」

…悟空が指を指した正面には、2人の人の姿。

「逃がすかよ!」

「食らいなさい!」

その2人が放ったエネルギー弾がこちらに迫ってきた。

「食らうわけねぇだろうが!!!波ぁーっ!!!」

「弱っちいぞ!波ぁー!!!!」

悟空の気弾と合わさった圧倒的に大きな気弾はあちらのエネルギー弾を飲み込んで二人に向かっていき、その2人を吹き飛ばした。その反動で反り返って上へ上がっていく気弾が、何者かに弾かれた。

「…」

「…まさか、サイヤ人?」

誰かを確認するだけで、その人物と自分達はトンネルで遮られ見えなくなった。

サイヤ人と言ったのは気になるが、いまはそんなことより脱出だ。

目の前の扉は閉められようとしている。

…しかも電流が流れている。

「…こりゃ歯、くいしばんねえとだな…!」

 

 

僅かな間の痺れを耐え、脱出を成功させる。

「追ってきてねぇみたいだぞ」

「はあ…なんとかなったべ…」

「これでなんとか帰れるかなあ…」

「…いやあ…お父がだいぶぶつけたかんな…ちょっとボコボコしてるべよ」

「へへ、悪ぃ悪ぃ」

助手席に、悟空を膝に載せる形で座る。

「うーん、お父、我慢してな…」

「?何がだ?」

「あ、いや…もともと気にしてないならいいんだ…」

 

 

 

 

 

夜を明かし、トランクスが宇宙船のメンテナンスを終わらせるのを待ちながら隣で食べ物のような虫がいたのをガッカリしながら見ているのを眺める。

「お父、もう食べ物食べちまったんけ」

「あんくらいしかないしなあ、もう食ったよ…あ、袋。」

「ああ、ありがとな」

「おーい!終わったぜ!」

上から降りてきたトランクスに軽く手を上げる。

「んじゃあ行くか」

「なあ、おら本当に宇宙船見てなくていいんか?」

「ん?ああ。ここは隠してくれる物が多いし、見つからないさ。」

「んならいいが…」

「んじゃ、行こうぜ!おら腹減ったー」

 

 

 

 

…来たのだが、店員や周りで買っていた人全てが自分達をみて逃げたり、店を閉めたりしてしまった。

「なんでだ…?」

「悟白おめぇなんかしたんか?」

「え??いや、なんも…」

「おい悟白!悟空さん!」

「え?」

「ん?」

トランクスを見ると、なにやら三種類の同じデザインのポスターがめちゃめちゃに貼られている。

それを見ろということか。

そう思って悟空と2人でトランクスの隣へ行って見てみると…

「え、」

自分達3人を、多少盛って怖めに描かれたポスターがあった。

悟空はあっかんべーをして、八重歯があって…いや、無いのだが…

トランクスはいかにも悪いヤツが浮かべるような悪い笑みで描かれ、額には縫い跡、両手には銃…また八重歯。だから無いのだが…

自分は、ブーイングの手をして…挑発だろうか。もう片方の手は鋭い刃のついたメリケンを付けていて、歯を見せて悪そうに笑っている。やはり八重歯が表現されている。だから、無いんだって。

「これ…手配書だよな…?」

「んだな…悪くしすぎだべこれ。でも上手いな」

「そこじゃないだろ!これ、あそこから宇宙船取り返したからか!?だよな?!」

「おかしくねえか?盗られたから取り返しただけだべ。

……いやお父何してんだ。似てるけんど」

真似した悟空を見てわかるがやはり八重歯はない。歯並びが恐ろしい程に綺麗であった。

「あれ…なんかきたぞ」

何が来たのか見ていると、この星の警官であった。大量の。

「どうすんだ?」

「うーん…倒したら余計沢山来そうな気がするべ…」

「確かにな。それに、警官を倒したとあっちゃあもっと怖がられるぜ。」

「んー、そっか。」

 

 

 

無事に巻いたが、まだあたりをうろつき回っていたので隠れてやり過ごし、完全に巻けたのは夜、雨が降り出してからであった。

腹が減って完全に動けなくなってしまった悟空。

自分もだが、やはり昨日からなにも食べていないのであれば当たり前だ。

…自分はギリギリ考えないようにして立っている。もしかしたら今なら泥でも食べてしまうかもしれない。

「はあ…お腹減っただな…」

『ギルルルルルル…ギルルルルルル…』

「え?」

自分の持つ袋からあのロボットが唐突に鳴り出した。

「???」

「どうしちまっただ?壊れたんか?」

軽く何度か叩くが、変わることは無い。

「これは…まさか…」

「え、トラ兄さ、なにかわかったんけ、「2人とも!はやくどこかに隠れて!!!」え?」

「いいから早く!!!」

余りにも焦っているので一大事だと感じて悟空を立ち上がらせ、トランクスの後に続いて家の屋根を経由して逃げていく。隠れられて尚且つ雨宿りも出来るところへ来た。

「トラ兄さ、さっきのはなん…」

「静かに」

「…」

 

静かにしてまっていると、大量のパトカー。

そして、中心に…逃げた時のあの立ち塞がっていた2人がいた。

本格的に捜し出すつもりなのだ。

…これは、この星から出るまで酷く時間がかかりそうだ。

 

 

 

 

 

自分達の顔が大きくプリントされて貼られている障害物を影にして下を通っていくパトカーをやり過ごす。

「…はあ…最初っから思ってたけどやっぱこの星の嫌いだ。

…早いとこ出てぇなあ…」

「無理だよ、だってだれも部品売ってくれないんだからな。

…あーあ、一番最初に押し付けてきたのが懐かしく思えるぜ全く…

……しっかし指名手配って言ったってこれはやり過ぎだよな」

「…確かにこれはなあ…」

『ギルルルルルル!ギルルルルルル!!』

「ちょっちょ…!バレるバレる!」

旅の袋を思い切り抱きしめて玩具の音が出る部分を塞ぐような感覚でロボットを包む。

悪戦苦闘していると、後ろの扉が開かれた。

「…あ」

「………」

何が起こっているか分かっていない様子の女性。

…まずい、これは…

「安心していいぞ、おらたち指名手配されてっけど本当は別に悪ぃやつじゃねぇんだ。」

「いやそうだけど真正面から正直過ぎるべ!!あの!あれは本当に違うくて!!で、「あ、あ、あああ…………」え、ちょっと、」

だんだん理解出来てきた女性はもう爆発寸前であった。

「あれはただ盛られてるだけで特に何もしてないんだ!!」

「いやああああああああああ!!!!!」

叫んで室内へ逃げてしまった。

「ああもう!違うのにぃい…!」

「いたぞこっちだ!!」

「うっわ、やべ…!おい行くぞ!」

 

 

 

 

「…いって…」

屋根が脆かったらしくそこから落ちた。

「…おもい…どいてくれ…!」

「え?あ、お父!面目ねぇ、大丈夫け?」

「いっちちち…おう…一応な…」

「あ、あんた達!

し、しってるよ…あんた達、今指名手配中の凶悪犯だね…?」

そうして指されたテレビには、自分達の…あの、似ても似つかないポスターが映っていた。

「…」

何か言いたいが…言ったところで変わらない。認識はずっと凶悪犯のままだ。辛くなったが、何も言わずに、手を強く握った。

「…悟白。」

「…ん。……すぐ出ていくんで…」

「おう。屋根壊しちまってごめん」

「すみません。」

ちらりとこちらを見た悟空に手を握られて引っ張られ、扉へ向かっていく。

悟空に手を引かれてしまうほど自分はそんなに弱く見えるのだろうか。

後ろからトランクスがやんわりと背中を押しているのも分かった。

だが、もう少しで出るというところで目の前の悟空の腹がなった。

「お父…」

「しょうがねぇだろ腹減ってんだから…」

「そうだけんど…あ」

何か言おうとした時に、自分も鳴った。

「…ま、仕方ねぇべな。」

「おう。」

そうして悟空が扉を開けようとしたとき、声がかけられた。

「ちょ、ちょっと待ちなよ坊や達。」

「?」

そちらを見ると、先程とは違い、笑顔の老夫妻。

「あのドンキアーの宮殿に忍び込むなんて、いい度胸してるね。

あの悪党があんな大騒ぎするなんて…何年ぶりかね!」

「ああ、いい気味さ。それに、どうだい?凶悪犯どころか素直ないい子達じゃないか!」

「…へ、」

「気に入ったよ。腹減ってんなら、飯ぐらい食ってきな!」

「え?でもばあさむごむ!!」

「さ、こっちこっち!」

…余裕が無いのだろうに、ご飯を食べさせてくれる、らしい。

なんとも嬉しすぎる申し出と自分達を受け入れてくれた初めての人達に、自然と涙が出てきた。

「…ありが、とうございます…」

 

 

 

出されたスープを良く味わって食べる。

余裕が無いのが丸分かりだ。それなのに食べさせてくれるなんて…この人達に足を向けて寝られない。

トランクスが今までの状況を説明するのを聴きながらスープをゆっくり味わう。足りないが、胸がいっぱいだからどうとでもなる。

「そうかい…宇宙船がねえ」

「んと、ひでぇんだぜ?なにも指名手配まですることなかったと思うんだけどなあおら。」

「…この星じゃ、宇宙船を持つこと自体禁じられてるからねぇ…」

「何故そんな事を?」

聴くところによると、この星に隔離する為らしい。宇宙船なんてあったらすぐにでものってこんな不便な星から逃げ出してしまうから。

つまり、他にも自分たちと同じようにされて隔離された人たちがいるということ。

聞いてみると…この辺りに住んでいる人は全員が、自分達と同じようなことをされ、そのまま隔離された人々であった。

この街が、全てドンキアーに奪われ、隔離された人達の街である、と。

「だけど、あたいらは挫けちゃいないよ!ああいう悪党にはいつかバチが当たるもんさ。」

「そんなん待つくらいならおめぇたちでやっつけちまえばいいじゃねぇか」

「ご、悟空さん!」

「そうしたいんだけど、ドンキアーにはレジックっていう凄腕の用心棒がいるからねえ…」

悔しそうに、あいつがいなければ自分がぶん殴ってやれるんだけどと言っているのを見る。

「「レジック…」」

悟空と重なった。おそらく思い出している人物は一緒。

…あいつが。

隣で悟空は女の人に撫でられている。

二人分しか作ってなかったからおかわりはないのだという。

…今日のふたりのご飯を貰ってしまったらしい。…ちょっと待て?

「これ、今日の2人の…!」

「気にすんなって!あたし達は1食抜いたって問題ないさ!

な!あんた」

少し咳き込んだ後、ああ、と返事をした。

…嘘だ、だって…こんな食事をほぼ毎日続けているのに…大丈夫なわけない。

「はは!あんた良く泣くねえ、ほらシャキッとしな!」

「う……」

「この子よりあんたの方が子供みたいだね…ほら泣かない!」

「ほんとおめえ昔っから変わんねぇよなー」

「…お父には、言われたくねえべ…」

「え?なんでだ?」

 

 

全員で決めた。わざと出て行ってやるのだ。

逃げたって結局状況は変わらないし、こんなことをしている間に1年がすぎたらたまったものではない。

 

だから、いまこうやってライトに当てられながら3人で腕を差し出しているのだ。

だが、誰も近寄ってこない。

目の前のあの2人なんて怯えて数歩後ろに下がっているし。

なんだ、怖いのだろうか。

「はやく捕まえねぇと暴れちまうかもしれねぇなーあーどうしようかなー」

「つ、捕まえてやれ!早く!」

 

 

 

「どうやってここに!?ゲールはどうしたの!?」

ゲールは誰か知らないが、とりあえず下でのびているなかにはいるだろう。

トランクスがそう言えば、目の前にいる…ホテルのテレビでみたままのドンキアーがモニターをつけて確認している。…うん。完全にのびている。

「…あんたの悪事は全部聴いたぜ。全部な。」

トランクスがそういった。

「余計な事を聴いたようね…それで?それで僕をどうしようっていうの?」

「…見れたもんじゃねぇ顔にしてやる。」

「あら、そんな事言うの?いいのかしら?」

「構わねぇ。何されたって倍で返してやっかんな」

「あらあら…謝ったって許してあげないわよ!」

そういってドンキアーがボタンを押した。

すると、両脇の壁に飾られていた物たちがさがって機関銃が出てきた。

…この程度、致命傷にもならない!

構えると同時に銃弾がこちらへ放たれた。

…一般人なら確かに穴だらけになって死ぬだろう。

だが!

 

そうして受け止めようとすると、後ろから放たれたあかいエネルギー弾が銃と銃弾を爆破させた。

 

何者かと後ろを見ると…赤いフードを被った男が立っていた。

「やめろ。そいつらはその程度の武器で倒せる相手ではない。」

「レジック先生、こんなやつら…やっちゃってください!」

「レジック…?」

「俺に命令するなと言っているだろう。」

「は、は、はい…」

「おれは…俺自身のために戦うのだ。」

…最初はまずいかと思ったが…これなら、小さくなった悟空1人で大丈夫だ。

そう思っていながらも構えていると、

『危険、危険、怖い、怖い』

「!」

ロボットが袋の中でそう言った。

そしてそれを合図にトランクスが飛びかかっていった。

「ちょ、ま、トラ兄さ!!」

飛びかかっていったトランクスが1発でやられ、こちらへ跳ね返ってきた。

「ぐ、うう…」

「トランクス、下がってろ。」

「悟空さん…あいつ、できます…!」

「大丈夫だ。後はおらに任せろ。」

そういって悟空は前に出て行ったので、自分はトランクスを助け起こして少し離れる。

「大丈夫だか?」

「あ、ああ…」

『危険、危険、』

「あれ、まだ言ってただか…」

袋を前に持ってきて軽く叩いてやった。

「大丈夫だ。お父は絶対勝つ。」

そういって、始まったぶつかり合いを見ることにした。

 

 

 

超サイヤ人になった瞬間、圧倒的に勝り、勝った。

まあ心配はしていなかったのでこれはいいだろう。

…いまはこの…レジックに頼って失敗したピンク野郎をどうしてやるかが問題だ。

 

「ごめんなさい!!僕が間違ってました!!!何でも言うこと聞きますからどうか命ばかりはお助けを…!!!」

「みんな聴いたべ?何でも…だって。」

「おう、聴いたぞ」

「バッチリ」

「え?は、はい」

「じゃ、レンタル制度をやめて貰おうかな」

「え!?」

「え?なにけ?はいって言うんじゃないんけ?」

「で、でも…!」

「え??…そんなに言うなら仕方ねぇべな…お父、やるだぞ」

「おーう!」

悟空と共にゆっくりと前へ出る。

自分はあまり鳴らさない指をバキバキならしてニッコリ笑って前へ出る。

それらをみて冷や汗を大量にかいたドンキアーは苦渋の表情を浮かべながらやめると大声で宣言した。

それを見て、元のところまで下がって三人で顔を見合わせて笑った。

 

 

 

 

三人で持ってきた超巨大な冷蔵庫のような金庫を置いて、みんなの前で開ける。

あの老夫妻もおり、その二人にそれは何かと聞かれた。

「ドンキアーから皆へのプレゼントだべ!

『なかに皆の契約書があるから燃やすなり破くなり、好きにしてくれ』って言伝だべ!」

皆からざわざわと声が出された。

「ほんでよー、あいつ、おめぇらの宇宙船も返すってよー」

その悟空のセリフに、皆が戸惑いながらも喜んだのを見た。

嬉しくなって笑う。尻尾も久方振りに大きく振られた。

 

 

 

「とりあえずドンキアーの件と、部品の件は片付いたべな。」

「そうだな。やっとドラゴンボール探しができる。」

「よぉ、おめぇら忘れてねぇか?ドラゴンレーダーは悟白の持ってる袋ん中のロボットに食われたじゃねぇか」

「「あ」」

 

 

強く縛っていた袋を開いて、即逃げようとしたロボットを捕まえて問い詰める。

「…さ、ドラゴンレーダー出せ」

『ギルルルルルル…』

「出せねぇんか?あんなの取り込んだらそのまま入ってるはずだべ、出せるんじゃないんか?」

『エネルギー変換、エネルギー変換…』

「…ええ…?」

「うーん、君、ドラゴンレーダー出せないの?」

トランクスが自分からロボットを受け取って出せる場所がないかを探したり、汚れを落としたりする。

トランクスがロボットと目?を合わせている時、そのロボットの背中がぱかりと開いた。

「…ドラゴンレーダー?」

「え?」

「ほら、これ…」

トランクスが背中を見るようにしたため、自分はトランクスの左、悟空は右にきて背中を見た。

「…もしかして、君は取り込んだ機械の機能を自分のものに出来るのか…?」

『ギルル!』

「やっぱり!」

「ん?じゃあこいつがドラゴンレーダーっちゅうことか?はは!すげぇぞ!」

「へえ……あ、そう言えば故意では無いにせよ、袋ん中でグチャグチャに振って悪かったべな…」

そしてギルの頭であろう部分を指で軽くつついた。

『ギルルル』

すると、背中はドラゴンレーダーと全く同じような反応をして、左斜め上に一つの丸を浮かべた。

「これは…ドラゴンボールの反応じゃないか!」

「これ、何処にあるべ?」

『北、北』

「ふむ、この星の方角に対して北にあるってことか!」

「え??つまり…?」

「ん?」

「あー、えっと…この星じゃなくて他の星…この星から見て北にある星にあるってことだ。」

「あ、この星ではないんか」

「ま、見つかったって事だな?とにかくその…北にある星に向かって行きゃいいんだろ?」

「そういう事です。」

「じゃあ、そうと決まったらその星に行くべ!」

「おう!」

 

 

 

宇宙船に乗り込み、この星から別れを告げて出発。

最初から大変な目に合ったが、無事に解決して良かった、と言ったところか。

「それにしても、あの出来事を考えたら…最初から正面突破したらすぐ終わったんじゃねぇかって気が拭えねえんだが…」

「…ま、あれが一応いい結果を出してるからいいだろ?」

「そうだな…お父もそう思……寝てる」

「疲れてたしな。」

「んだな…ドンキアーの所から出る前にドンキアーに食わせてもらったし、満腹になったし…そりゃあ寝るべな」

「お前寝たいなら寝てもいいぜ」

「え?」

「疲れたろ?俺に任して寝ろよ」

「…トラ兄さは一番疲れると思うだが…」

「いいから!お兄さんに任せて寝ろ!」

「はは、じゃあお言葉に甘えるだ……」

「おう。おやすみ」

 

 

 




一件落着!

イメッガ終わりです!
公式キャラを1人降ろすという初の挑戦ですが一応ここまでは(自分的に)上手くいっているので一安心です…はあ…
まあ、最初は簡単ですが大変なのは後ですから。ええ。

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