そして俺はニャーと鳴く   作:小竜

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第2話

二.我が輩は猫である。名前は――

 

 昔のアキはよく泣く奴だった。転んでは泣き、誰かにからかわれて泣き、悲しいことがあればすぐに泣く。涙が溢れだしたら最後。どんな言葉も彼女には届かなくて、深夜にできたことは一つしかない。

 アキが泣き疲れた後に、そっと涙を拭ってやることだった。

 彼女の両親が離婚して、母親が出て行くという事件が過去にあった。たしか自分らが小学五年生の頃の出来事だったと思う。離婚が相当ショックだったのだろう。アキが姿をくらませて、警察まで出動する大騒ぎになった。

 アキが行方不明。それを聞いた深夜は勢いよく立ち上がり、自宅から外へと飛び出した。

 アキが行きそうな場所を見て回り、足が棒になるほど歩いて、そうこうしているうちに日が落ちた。最後にたどり着いたのは小学校のすぐ裏にある山だ。

 闇のカーテンが空を覆う時間帯。月明かりだけが頼りの空間で、崖とまではいかない急斜面の下に、アキの姿を見つけた。

「おい、ここでなにやってんだよ。みんな、心配してるぞっ」

 距離にして約五メートル、三十度近くの傾斜が、アキと深夜の再会を阻む。

「うっさい。あたしのことなんて、ほっといてよっ」

「嫌だっ」

「なんでよっ」

「なんでもだよっ」

 傾斜はかなり急で、ここを降りようとしたら怪我をするかもしれない。そう思うだけで、みぞおちの辺りを突かれたような感覚が湧き上がってきた。似たような経験がある。とある場所にて、バンジージャンプで一歩を踏み出そうとした時だ。結局は恐怖がまさって飛び降りられなかったけれど。

 迂回路を探すのが利口だ。自分だけ町に戻って、大人に知らせるという手段もある。

 だが、しかし。彼女は今、泣いていた。

 おそらく、ずっと孤独なまま悲しみに打ちひしがれていたのだ。これ以上、彼女を一人にしておいていいのか。

 そう思った時には、深夜の足は傾斜へと一歩を踏み出し、身体は宙へと踊りでていた。案の定、体勢を崩して、傾斜を転がり落ちる。三半規管を揺さぶられて、目が回る。びたんっという衝撃と共に、顔面を打ち付けてようやく止まった。

「ば、バカっ! 危ないじゃないのっ!」

「うっせーな。言われないでも、わかるっての。あー、いてて……」

 アキが服の袖で乱暴に涙をぬぐう。深夜は自分の身体を確かめた。擦り傷であちこち痛いけど骨折はなく、動き自体は問題なさそうだった。

 深夜はあぐらをかいて、アキの隣へと腰を下ろした。気遣うような彼女の視線に気づきながらも、深夜は口を開かない。アキから喋るのを待とうと思った。

 淡い光に照らされた彼女の表情は、涙でぐちゃぐちゃだ。アキもまた足を踏み外して急斜面を転がり落ちたらしく、服に土やら葉っぱが付着していた。

「おかあさん、出て行っちゃった」

 アキのぷにぷにっとした頬を涙の粒が流れていった。

「どうしてなのよ。どうして、おかあさんがいなくなるのよ。あたしのことが嫌いになったの? どうしてなんにも言わないで、あたしを置いていくのよっ!」

 悲痛な叫びが、森へと吸い込まれていく。森は表面こそ月明かりにうすらぼんやりと照らされているが、一歩中に踏み込めば食べられてしまいそうな闇の口を開いている。

 自分は彼女の母親じゃないから理由はわからない。自分はアキじゃないから悲しみを理解できるなんて、口が裂けても言えない。でも、たとえば、アキが急に居なくなったとしたら。

 想像するだけで心が裂けてしまいそうになる。

 深夜は腕を伸ばす。冷え切ったアキの身体を抱きしめた。きゃっ、と彼女は短く悲鳴を漏らしたが、嫌がる素振りはなかった。

「俺はアキを置いて、いなくならねえから」

「……本当に?」

 抱きしめられたままのアキは身を任せ続ける。

 彼女が泣く姿はいつだって心に響く。放っておけなくて、心配でたまらなくなって。

 いつもみたいに彼女の涙をそっと拭ってやると、深夜の指先で水滴が濡れ光った。

「俺はお前の側にいるから」

 夜も遅いため、その場から動くこともできず、警察に発見されるまで、二人は肩を寄せ合って過ごしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 深夜が目を開くと、数匹の小さな猫と大きな黒猫の姿が視界に飛び込んできた。本当に近くて、鼻息が掛かりそうな距離である。

 一体なにがどうなったのか。

 覚えているのは電車が突っ込んできたこと。派手に身体が宙に弾き飛ばされたこと。絶体絶命だったが、どうやら命はあったのかと安堵のため息をもらす。

 そして次に思いだしたのは、死にかけたときの純粋な願い。自分はアキに好きと伝えたい。

 立ち上がろうと足に力を込める。しかし、こてんっ、とひっくり返ってしまう。もう一度挑戦すると、やはり地面が揺れる。地震かと思いきや、自分の足が震えているようだった。

 なんだろう。どこにも痛みはないのに、身体が思うように動かない。

「生まれて三日の猫だから、あげるのはまだ先になるけど、今のうちに選んでおいていいよ」

 男性特有の低い声だけれど、声変わりをしきってないような、高さも混じった声音だ。聞き覚えがあった。

 城島弘樹がいた。

 弘樹は人畜無害を擬人化したような、穏やかな顔立ちだ。童顔が可愛いと、女子達からの評価は高い。ついでに高校一年時の同級生であり、アキの彼氏の座を射止めた男である。

「元気な子がいいんだけど……。どうやら、あなたが一番やんちゃそうね」

 深夜は二度驚いた。一度目は、足が床から離れていき、深夜の身体が宙に浮かんだからだ。しかし、一度目の驚きがどうでもよくなるほど、二度目の出来事は強烈だった。

『えええっ! どうしてここにお前がいるんだよっ』

 深夜の眼前にいるのはアキである。

 このタイミングで出くわすとは。まだ心の準備が出来ていない。だけれど、今言わなかったら、あとで後悔するかもしれない。言わないと。いや、彼氏が同伴している状態で伝えるのも……。でも、また死にかけて後悔するかも……。

 生まれるのは葛藤である。深夜は悩みに悩み抜いた結果、

『アキっ、驚かないで聞いてくれ。俺はお前のことが好きなんだっ!』

 雰囲気も話の流れも無視した台詞を、勢い任せで叫んだ。

 清水の舞台から飛び降りるような心境だ。ドキドキと心臓を高鳴らせながら返答を待つ。

「あんたにしよう。うん、決めたわ」

 深夜がアキにそっと抱え込まれると、花のような甘い香りが漂った。これはアキの匂いだろうか。アキのくせに、女性らしいところもあるものだ。しかし香り以上に女性っぽいのが、服越しに感じる胸である。

 至高の柔らかさである二つの隆起は、巨乳と呼ぶにはほど遠く、若干ひかえめである。そんな胸に押しつけられ興奮して、深夜は鼻血が出そうになった。

「なぜかしら。今、嫌らしい視線で見られていた気がするんだけど……」

 深夜の心臓が早鐘を打つ。

 世界を制しそうなアキの蹴りを、また喰らうはめになるのか。でも、今のはアキが自ら胸を当ててきたわけで、非はこっちにないはず。

 アキはきょろきょろと周囲を見回す。怒りの鉄槌は降りかかってこない。どうしてだろうかと、深夜が首を捻っていると。

『……えっ!』

 どくんっ。心臓が大きく跳ねた。よくよく考えれば、おかしいことがある。それは、どうして自分の身体は地面から離れているのかということ。

 彼女の瞳に映る自分の姿。そこには生まれたての黒猫しかいなかった。

 

 

 

 

 

 

「どうしたのよ。さっきまでにゃーにゃー元気だったのに……」

 腕の中にいる子猫を眺めながら、アキは問いかける。

 子猫はきょとんとした視線でこちらを見上げてくる。何かを懇願しているようなまん丸な瞳のおかげもあって、アキが悩殺されてしまいそうなほど子猫は可愛らしい。

 深夜がホームから足を滑らせ電車に轢かれて、もうすでに三ヶ月以上が経過していた。彼の死を悲しんでいたクラスメートも、その気持ちはすでに風化しつつあるのだろう。今では深夜の話題が学校で出ることはない。

 まあ、人間なんてそんなものだ。いつまでも他人に構っていられない。

 だけれども、共に過ごしてきた時間が長かったためか、アキだけは違っていた。

 時々だが彼氏である弘樹に向かって「シンヤ」と間違えて声をかけてしまう。すれ違った男子が深夜に見えることがある。

 あいつの死をあたしは引きずっているんだなあ。そんな風に思う。

 そんな過去に囚われたアキを見かねてか、弘樹は「僕の家で飼ってる猫が子供を産んだから、あげるよ」と言ってくれた。

 相変わらず弘樹は、がさつな自分とは釣り合わないほど、優しい男だった。アキが動物好きなのを知っていて、気持ちを切り替えるためにと、気を遣ってくれたのだろう。

「ねえ、アキさん。せっかくだから子猫に名前をつけてあげたら?」

 どこか小動物に似た雰囲気を漂わせる弘樹が、愛くるしい微笑みを浮かべた。

 名前……。急に言われても、すっと思いつくほど頭の回転は早くない。うーん、とアキは首を傾げて考える。

 真っ黒な猫から連想される名前といえば、「黒」「闇」「夜」と思いつく単語はいくつかある。でも、クロだと捻りがないし、ヤミだと個人的にはメスっぽく思える。

「……ナイト」

 吟味するように口の中で「ナイト」と何回か転がすと、一番しっくりくるのだった。

 アキが呟くと、弘樹はびくっと身体を強張らせた。夜だと語呂が悪いので、英語に置き換えてみたのだが、そんなに変だろうか。

「それは、羽根沢深夜を意識してるの?」

 あいつの名前から一文字を持ってきた。そう勘違いされてもおかしくないと、言われて気づいたのだった。

「あ、足を滑らせてホームから転落させるようなマヌケを参考にするわけないじゃない! 子猫が可哀相だものっ。たまたまよっ!」

 顔を真っ赤にして、自分でも驚くほど声を荒げて否定する。

 そう。ナイトと呼ぶことにしたのは偶然に決まっている……、たぶん、きっと。

 

 

 

 

 

 

 洗面所の鏡をのぞき込めば、そこにはナイトという名の子猫に生まれ変わった自分がいる。

 一人で……、いや、一匹で家の中を歩けるようになり、猫特有の跳躍も上手くなった。そうしてアキの家に引き取られてから、早くも五日が経過していた。

 自分はホームから足を滑らせたことになっているようだが、あれは果たして事故死なのか。ぶつかってきた奴がいて、笑っていた気がする。確信犯ならば、殺人であろう。しかしまあ、死んだこと以上に自分が猫になってしまったショックが大きい。今は少なくとも、殺人か否かの真偽は重要ではなかった。

 猫になった羽根沢深夜。そんな風に考えるだけで憂鬱な気分になる。

 どうやら本当に自分は猫になってしまったらしい。

 人が猫へと生まれ変わる。そんなことがありえるのか?

 だが、確かに現実だ。最初は夢だと思いこむ日々が続いたが、繰り返し鏡を眺めていれば、さすがに慣れてしまう。アキと再開は出来たけれど、ある意味、残酷な仕打ちだ。猫の言葉は人に決して届かないわけで、彼女になにも伝えられない生殺しの状態だ。

 ナイトは、はぁ~、とため息を一つこぼした。首輪につけられた鈴が、ちりんと鳴った。

 

 人は猫語を理解できないという常識に囚われ、諦めるような人間ならば、猫に生まれ変わることもなかったかもしれない。

 猫になってまで生き延びたのはなんのためだ。羽根沢深夜が抱いていた気持ちを、彼女に伝えたいというのが、死の間際に望んだ願いだったはずだ。何か方法はないものか。

 そんなことを考えながら、キッチン近くを通りかかった時のこと。

『う~ん、こいつは困ったなあ』

 どこからともなく声が響いた。

『この声は……?』

 声に引き寄せられて、キッチンへと向かう。空き缶や生ゴミを分別するゴミ収納箱が置かれた場所よりもさらに奥。

『うっかり罠にかかっちまった。どうしようかなあ』

『ねねねネズミがっ、喋ってる!?』

 粘着式のゴキブリホイホイに片足を突っ込んで、にっちもさっちもいかないネズミがいたのだ。すぐ近くにはちょいと臭うキャベツの芯が落ちていた。

『うーんと、えーっと……猫?』

 ネズミが首を傾げて、盛大に間延びした呟きをもらす。

『ボクも年貢の納め時か。父ちゃん、母ちゃん、ごめんな。ボクはここで死ぬらしいや』

『なんだよ。お前、死ぬのか』

『うん。ボクは君に爪でなぶられて死ぬ運命なんだろうね』

 ネズミはきゅうぅと悲しそうに喉を鳴らした。内容は悲観的なものだが、まったりした口調のため雰囲気はぶちこわしだった。

『俺がお前を殺すのか? なんで?』

『それは君が猫で、ボクがネズミだからさ。眠いから、寝る。お腹が減ったから、食べる。猫がネズミを発見したから、殺す。そういうものじゃないかなあ』

『自然の法則みたいなもんだな。でも、死ぬにしては、妙に落ちついてるじゃんか』

 奇妙なネズミだな思いつつ、ナイトは相手をまじまじと見る。

『いやいや、さっきからドキドキが止まらないんだなあ』

 緊張感とは無縁そうなネズミだ。話しているだけで、時間の流れがゆっくりになるというか、空気が弛緩するというか。

『……それ、どうしたんだ?』

『ちょっとドジってなぁ。餌を探しに来て、初歩的な罠に引っかかちまったのさ。……なあ、助けちゃくれないか? ボクなんか食っても美味くないぞ』

『仕方ねえな』

『そうだよなあ。ダメに決まってるよなあ。……って、今、なんて言った?』

 ナイトはネズミの身体を銜える。歯を彼の身体に立てないように、そーっとだ。右手でゴキブリホイホイを押さえて、レノンを罠から引きはがす。

 ネズミは目を丸くして、しばらく無言だった。やがて気分の切り替えに成功したのか、『信じられねえ猫だな』と呟いた。

『はあ? いきなりなんだよ』

『ボク……、ネズミなんだぞ。それなのに助けるのか?』

『助けてくれって言ったのはお前だろ? 本人が驚くなっての』

『そりゃそうだけど。猫がネズミを助けるなんて……、変な猫もいるもんだなぁ』

 レノンの真っ黒な目には、困惑したような色があった。ネズミにとって猫は天敵だが、ナイトは普通の猫ではないわけで、ネズミを襲おうとは思わない。

『ボク、レノンってんだ。危ないところを助けてくれて、ありがとうな』

 自己紹介をされてしまった。随分と人間味があるというか、律儀なネズミだ。

 ナイトはちょっと迷ったあげく、口を開いた。

『俺はナイトだ』

『内藤? 人間の名字みたいな名前なんだな~』

『いや、ナイトウじゃないぞ? ナ・イ・ト・だってのっ!』

『ないと? どういう字を書くんだ? 平仮名か? カタカナか?』

『実は漢字で騎士って書いてナイトって読むんだぜ』

『ふーん。すげえなあ』

『お前は真面目かっ! ……冗談を真に受けるなよ。俺がバカみたいじゃんか』

 猫として生きるようになり、初めて会話をした記念すべき相手がネズミとは、なんとも複雑な気分だ。それにこのネズミの知識量に驚いた。人間を相手にしてるのと変わりない。このネズミが特別なのか、実は動物は人間の想像以上に賢いのか、どちらかはわからない。

「ナイトー? ナイトー? どこにいるのよ~」

 愛すべきご主人様の声が響いた。ここにいるぞと言う意味を込めて、ナイトは「ニャー」と鳴く。レノンの姿は穴蔵の奥へと消えてしまった。

 風呂上がりなのか、寝巻きに着替えたアキは頬をうっすらと桜色に染め、濡れそぼった黒髪をタオルでそっと拭っていた。

「そろそろ寝るわよ。あたしの部屋にいらっしゃい」

 

 

 

 

 

 

『む、無防備すぎだし……、寝るの早すぎだし……』

 すう、すう、と規則正しい寝息だけが静まりかえった部屋に響く。

 布団に入るとすぐに夢の世界へ旅立ったアキがいて、ナイトはただひたすら彼女を眺めていた。

『お前なあ。すぐそばに男が寝てるんだから、ちょっとは緊張しろよ』

 アキの寝顔は穏やかだった。悲しみとは無縁そうな表情。

 いや、違うか。彼女ほど悲しみに敏感な人間をナイトは知らない。よく笑って、ちょっとしたことで怒る彼女。感情の波が激しいのだ。それは悲しいという感情も例外ではない。

 そういえば。羽根沢深夜という人間が死んで、アキはどうしたのだろうか。悲しんでくれたのだろうか。泣いてくれたのだろうか。

 ナイトはアキを眺め続けた。目が離せなかった。

 しなやかな肢体。彼女の柔らかな頬は、ナイトの肉球にも負けない素敵な感触がある。半開きになった薄い唇からこぼれる寝息は、どこか甘ったるい。

 アキの儚げな唇が手を伸ばせば届くところにある。

 人間の羽根沢深夜としては、もう決して触れることのできない彼女の唇。

 なんだろう。見てたらドキドキしてきた。触ってみたいって思ってしまった。

 ナイトは口元をふるふると振るわせながら、アキの唇へと近づける。あと五センチ……三センチ……残り一センチ。猫と人の不釣り合いな唇が接触しかけて、

「……シンヤの嘘つき」

 涙が、アキの頬を伝って流れ落ちた。

 ――俺はお前の側にいるから。

 彼女の涙をみたくないからこその言葉だった。なのに、結局は自分が彼女を悲しませた。

 死んじゃってごめんな。そんな気持ちを込めながら。ナイトはそっと舌を伸ばした。

 優しい舌使いで、アキの目元を拭った。

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