ニンジャスレイヤー・バーサス・マジカルガールハンター 作:ヘッズ
◇ファル
何だこの状況は?
スノーホワイトとドラゴンナイトはパトロールの帰りに廃工場に寄り組手をして、そこに猫が入ってきた。そこまではいい。だがこの後が問題だった。
「ニャー!」
「人違いだ。僕じゃない」
「ニャー!」
「だから人違いだ!」
ドラゴンナイトと侵入してきた猫が会話をしている。よくある人間が猫に一方的に喋りかけるというわけでは無く明らかに会話をしている。
この世界では精神科みたいなもので自我科というものが有るらしい。ドラゴンナイトはそこに通院したほうがいいのかもしれない。
「あの二人の会話内容わかるぽん?」
「分からない」
スノーホワイトも今の自分と同じように困惑しているようだった。どうやら言葉が分からないのは自分だけではないようだ。
これはニンジャだから動物の言葉が分かるというのか?だが今までそんな様子を見せたことはない。
「ニャーッ!」
突如猫がドラゴンナイトに襲い掛かった。そのスピードはどう考えても普通の猫が出せるスピードではない。組み手で体力を大きく消費したせいか反応が明らかに鈍い。爪がドラゴンナイトの首に突き立てられるという瞬間、猫の爪はドラゴンナイトの体をすり抜ける。
スノーホワイトは魔法で攻撃を察知し、ドラゴンナイトの襟を掴み強引に引っ張り攻撃を回避させたのだ。
「ありがとうスノーホワイト=サン」
ドラゴンナイトが首元を抑えながら礼を言う。首からは出血している、助けるのがコンマ数秒遅れていれば頸動脈が掻っ切られていただろう。
スノーホワイトは庇うように猫とドラゴンナイトの間に立つ、僅かに芽生える怒りを押さえ込むように冷徹な目で相手を見据えた。その目は悪しき魔法少女と対峙している時の目だった。
「ニャーッ!」
猫が不規則に飛び跳ねながら二人に近づいてくる。その俊敏性と敏俊性は凄まじく、猫が何体にも見えるほどだ。
スノーホワイトは小さい相手の動きに対応できるように中腰で構える。
猫がスノーホワイトまで三メートル近づいた瞬間右直角に曲がりさらに左直角に曲がる。2連続直角移動によりスノーホワイトの背後をとる。そのスピードは凄まじくスノーホワイトは辛うじて反応しているがドラゴンナイトは背後を向けたままだった。
「ニャーッ!」
猫はドラゴンナイトの首元に向い跳びスノーホワイトも後ろを振り向く、その瞬間状況を瞬時に判断した。このタイミングでは襟を引っ張って回避する方法は間に合わない。
スノーホワイトはドラゴンナイトの首元を守るように腕を伸ばした。猫の爪程度では腕が切断されることはないだろうが多少のダメージは免れない。
だが背に腹は変わられない、歯を食いしばりダメージに耐えられる覚悟を作る。だが腕は切り裂かれることはなく、猫は前足で腕を地面代わりにしてバク宙しそのまま10メートルほど後方に跳ぶ。
スノーホワイトは再びドラゴンナイトの間に入り猫を凝視する。猫の目には先ほどまでの敵意が少し薄れていた。
「さっきはあの猫と何を話したの?」
「聞いてなかったのスノーホワイト=サン?」
「うん。だから教えて」
「家族を殺したのはお前かって。誰だか知らないけど僕はやっていない!」
「わかった。今から私が言う言葉を伝えて」
スノーホワイトは猫に警戒を向けながらドラゴンナイトに小声で伝える。ドラゴンナイトは無言で頷き両手を挙げながら言葉を続けた。
「マタタビ=サン!僕は君の家族を殺していない!その証しとして降伏の意を示す!もし降伏する者を攻撃するなら無関係なスノーホワイト=サンを傷つけないようにと思った誇り高き精神は傷つき、オナーは地に落ちるぞ!」
その言葉を聞いた猫の警戒心は僅かに緩くなっていく。それを見てドラゴンナイトは言葉を重ねる。
「ニャニャニャミャーオ」
「本当に誤解だって。嘘だったらケジメする!」
「ニャー」
すると猫はドラゴンナイトに近づき謝罪するように頭を垂れた。
「なんて言ったぽん」
「あの猫は無関係な私を傷つけないようにしたから理性があると思う、そのことを伝えて説得するように言った」
スノーホワイトは自分の腕に前足が当たる瞬間『無関係なものを傷つけたら困る』という声を聞いた。だからこそ腕に爪をたてず足場代わりにして後ろに飛んだのだ。
でなければ腕は斬りつけられていた。憎悪を無差別に向けない理性がある。それならばドラゴンナイトの誤解を解けると考え、それは成功した。
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「では改めてドーモ、マタタビ=サン。ドラゴンナイトです。こちらがスノーホワイト=サン」「どーも、スノーホワイトです」「ニャー」二人と一匹は床に座りアイサツをかわした。「今なんて言ったの?」スノーホワイトはドラゴンナイトの耳元で尋ねた。
「マタタビですってアイサツしたんだよ。本当に何言ってるかわからないの?」「うん」「ニンジャでも個人差があるのかな?」ドラゴンナイトは不思議そうに頭を捻った。何故ドラゴンナイトとマタタビと名乗る猫が会話をできるか疑問に思う読者の方もおられるだろう。この猫、マタタビはニンジャ!つまりニンジャアニマルなのである。
ニンジャは人間だけが成れるものではない。過酷なカラテトレーニングを積みカラテを高めればどんな生物でもなれるのだ。かつては犬、狼、鷲、イルカ、猫などがニンジャになったのだ。そして遥か昔のネコのリアルニンジャのソウルが時を越え憑依しマタタビはニンジャアニマルとなったのだ。
そしてニンジャとニンジャアニマルは会話が可能である。ニンジャアニマルはある種のジツのようなもので鳴き声に自分の意志を乗せる。それをニンジャは理解でき、またニンジャアニマルも人の言葉をその高い知性で理解することが可能なのである。だがニンジャに聞こえるマタタビの言葉は魔法少女であるスノーホワイトには翻訳することができなかった。
「ところで何でニンジャである僕を殺そうとしたの?」ドラゴンナイトはマタタビに尋ねる。マタタビは考え込むように沈黙し、暫くして口を開き今までの経緯を語った。
◆マタタビ
マタタビはニンジャとなる前はタマと呼ばれていた。
シロとしての生涯は今思い起こせば自分は恵まれていた。カチグミの飼い猫として生活し、一時は捨てられ野良猫としてネオサイタマを彷徨、またカチグミに拾われ飼い猫として生活することになった。
本来なら野垂れ死んでいた運命を変えてくれた飼い主のカツタロウとその両親たちにはいくら返しきれない恩をもらった。
この恩は生涯を通しても返しきれないができる限り返していこう。そのことをクロと名づけられた弟と話していた。だがその恩は何十倍の仇として返してしまうことになる。
「ニャババババー!」
食事をしていると突如体中に痙攣が襲う。一緒に食事をしていたクロも同じように痙攣していた。カツタロウとその父親が心配そうに見つめていた。突如の痙攣に戸惑っているとニューロンに直接語りかけるに声が聞こえてきた。
(((殺せ、そこにいる人間を皆殺しにしろ!)))
何を言っている。そんなことをするわけないだろう。それがニューロンへの呼びかけへの答えだった。だが肉体の答えは違っていた。
その声をきっかけに体に異変が起こった。体の思い通りに動かせない。足先から徐々にニューロンからの命令信号が遮断されたように動かなかった。それどころか体は別の目的を実行しようと動き始める。
自分の体が何をしようとしているのはすぐにわかった。ニューロンは必死に命令を送るがまるで意に返さず着々と別の実行を移そうとしている。タマは助けを請うようにクロを見た。だがクロの姿を見た瞬間自分と同じような状態になっていることを理解した。
「「ニャーッ!」」
タマとクロは目にも止まらぬ速さで父親の目を爪で抉り、天井に足裏を着地する。感じたのは激痛だった。ジャンプして天井に足裏を着地させるなど自分の運動能力では不可能である。
だが身体を壊さないよう制限をかけていたリミッターは解除され、運動能力と引き換えに筋肉繊維がいくつも断裂し激痛がおそった。
激痛に意を介することなく肉体は次の行動に移る。ニューロンは必死に命令を送った。
――――やめろ!やめてくれ!
だが一向にとまる気配はない。別の意思による命令は無慈悲に実行された。タマとクロは天井裏を蹴って父親に降下しその首元を爪で切り裂く。断末魔の叫び、肉を切り裂いた感触、振りそそぐ鮮血の温かさ。そのすべてがニューロンに強烈な衝撃を与える。
カツタロウの父親をこの手で殺した。
悲しみ、恐怖、驚愕、様々な感情がタマをかき乱す。だが別の意思はタマに心の整理をつけさせることもなく次なる命令を送る。今度は母親に飛び掛りそして首を切り裂き殺した。
―――――頼むからやめてくれ!
タマのニューロンは何十回何百回止めるように命令を送った。だが身体は壊れた機械のように止まらない。身体は動かせないのに感触や視覚映像を見せられる今のこの状況はまさに地獄だった。
次なる命令を実行する為に身体が動く。タマの視界には怯えきったカツタロウの姿が映った。声が出るなら喉が枯れるまで叫んだだろう。身体が動くなら自分の手足を切断してでも止めただろう。だがその願いをあざ笑うように身体は動いた。
愛する飼い主たちを切り裂いたその身体は真っ赤に染まっていた。クロも同じようにその身体を血で染めている。
謎の意思の命令をタマとクロは実行した。これでこの支配からこの地獄から開放される。
(((次はその猫を殺せ)))
無情にも次の命令が下る。タマのニューロンは絶望に染まった。タマは何の反抗もせずにクロを殺す為に身体動く。数々の絶望の体験が命令を拒絶する意志を根こそぎ奪っていた。
クロも同じようにタマを殺す為に身体を動かす。タマはクロの瞳を見てすべてを理解する。絶望に染まったその目は自分と同じように抗い、そして打ち砕かれた目だ。
タマとクロはお互いの身体に爪を立てた。
タマの激しい痛みは感じなくなり次第に意識が薄れていく、もうすぐ死ぬのか。
死期を悟ったタマのニューロンはソーマトーリコールを呼び起こした。クロ、最初の飼い主家族、そしてカツタロウ一家。幸せだった日々が思い浮かぶ。タマの意識は途絶えた。
「ニャー…」
鈍化した意識が徐々に覚醒し視界も明瞭になっていく。何故生きている?クロの攻撃で致命傷を負ったはず。しかし疑問の答えは即座に導き出された。ニンジャになった、だから生きているのだ。
タマは死ぬ間際に突如ニンジャソウルが憑依していた。その結果こうして生きているのだ。ニンジャになったことを認識し、次に浮かび上がったのは憎悪だった。
カツタロウとその父親と母親とそしてクロを殺させたのはあの謎の声の主。あれはニンジャだ!タマはニンジャについては全く無知である。だが自分を操り殺させたのはニンジャであることを感じ取っていた。タマの瞳に憎悪の炎が燃え上がる。
「マタタビ」
無力で家族を殺してしまった弱い猫は死んだ。そして今からあのニンジャを殺すニンジャ。ニンジャアニマルのマタタビだ!
マタタビは自らの誓いを明確にするように自ら新しい名前を呟く、そして弟と飼い主家族を一瞥し黙祷し、家を飛び出した。
それから自分を操ったニンジャを探すべく当ても無くネオサイタマを探し回った。そしてマタタビの感知能力がニンジャの存在、ドラゴンナイトを感じ取った。ついに見つけた。あのニンジャを殺す!マタタビは一目散に向かっていく。ドラゴンナイトを敵のニンジャと勘違いしたままで。
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「ということがあったみたい……」ドラゴンナイトはマタタビの話をスノーホワイトに伝え、二人は険しい表情を浮かべていた。マタタビに起こったことはあまりに壮絶な出来事だった。自分の意志に反し弟と飼い主一家を殺してしまった。その悲しみと絶望は計り知れない。
『ドラゴンナイト=サンを敵のニンジャと思い込み襲ってしまった。この非礼は改めて謝罪させてもらう。申し訳ない』マタタビは人間めいた動きで奥ゆかしく深々と頭を下げた。「いや、そんなことが有ったなら仕方が無いよ。あと気にしてないし」ドラゴンナイトは怒ることなく頭を上げるように促した。
「マタタビ=サンちょっと待ってもらっていい?スノーホワイト=サンちょっと…」ドラゴンナイトはスノーホワイトの元に近づき小声で話しかけた。「僕はマタタビ=サンの仇討ちを協力したいんだけど、スノーホワイト=サンも手伝ってくれない?」
ドラゴンナイトはマタタビに話を聞き憤っていた。マタタビを操り大切な人を殺させたニンジャの所業はまさに悪そのものである。ドラゴンナイトの正義感はそのニンジャの存在を許せなかった。「いいよ、私も協力する」スノーホワイトも二つ返事で了承する。
スノーホワイトもマタタビの話を聞き憤っていた。特別な力を使い人々を傷つけ悲しませる。そんなことをしている魔法少女がいれば真っ先に捕まえる、それがニンジャであろうと変わりない。自身が持つ正しい魔法少女の理想像はそのニンジャの存在を許せなかった。
「マタタビ=サン。僕たちもそのニンジャを探すのを手伝うよ」『本当か!?』「僕もスノーホワイト=サンもあんな酷いことをするニンジャを許せない。だから手伝うよ」『ありがとう』襲い掛かられた相手を助けてくれるのか。マタタビはドラゴンナイトの度量の大きさに深く感謝した。
「それでどんなニンジャなの?」『……それがまるで分からない』「どういうこと?」『操ったのがニンジャであるということが分かるだけで、外見どころか性別すらわからない……』マタタビは申し訳なさそうに頭を下げた。二人の表情は険しくなる。ニンジャという情報だけでこの広いネオサイタマのなか見つけるのは相当厳しい。
『ドラゴンナイト=サンはこのジツを使うニンジャに心当たりは無いか』「僕もニュービーで知っているニンジャはスノーホワイト=サンしかいない。スノーホワイト=サンは心当たりある?」「ごめんなさい、私も心当たりが無い」『そうか』マタタビは手がかりを得られず一瞬気落ちするがすぐに顔を上げた。
『私はこれからもネオサイタマを探し回ってみる。もし見つけるようなことがあれば知らせてくれ』「わかった。でも当てはあるの?」『ない。だが見つけ出す。何ヶ月、何年、何十年かかっても』マタタビの言葉には絶対に見つけるという決断的な意志が篭っていた、その迫力にドラゴンナイトは僅かに気圧された。
『ドラゴンナイト=サン達は毎日この時間にここにいるのか?』「大体は」『では一週間を目処にここに足を運ぶのでその時に情報があれば教えてくれ』「分かった」マタタビは約束を交わし工場が出ようとする。だがその足はスノーホワイトの言葉で止まった。「待ってくださいマタタビさん。一つ聞きたいことがあります」
マタタビはスノーホワイトの方へ振り向き瞳をみて話すように促した。それを理解したスノーホワイトは質問を投げかけた。「私がドラゴンナイトさんを庇った時、マタタビさんはどうして腕を切りつけなかったのですか?そもそもどうして私を襲わなかったのですか?」スノーホワイトはマタタビの話を聞きある懸念を抱いていた。
『君がニンジャじゃないからだ。ニンジャじゃないものを襲うほど理性は失ってはいない』マタタビのソウル感知力は並のニンジャより鋭くスノーホワイトがニンジャではないことを見破っていた。その言葉を聴きドラゴンナイトは驚きの表情を作り、スノーホワイトに伝える。
やはりそうか。もし自分をニンジャと断定していたらドラゴンナイトをかばう為に腕を出したときに容赦なく斬りつけられただろう。そして『無関係なものを傷つけたら困る』という声。あれはニンジャではない無関係なものという意味であることを話を聞いて理解した。
「スノーホワイト=サンがニンジャじゃないって?ジョークが過ぎるよマタタビ=サン」『ニンジャ感覚でドラゴンナイト=サンのソウルは感じられたが、スノーホワイト=サンのソウルはまるで感じなかった』「じゃあ僕をベイビーサブミッションしているスノーホワイト=サンはニンジャじゃなければ何だって言うのさ!?カラテ星のカラテ星人なの!?」
ドラゴンナイトは無意識にまくし立てるように大声で喋っていた。『……すまない。私の勘違だったみたいだ。今はスノーホワイト=サンのソウルを感じられる……』突然態度が変化する。ここで本当のことを言って協力者の機嫌を損なうのは良くない。マタタビはスノーホワイトからニンジャソウルを感じることはできなかったが、嘘をついた。
『ではこれから探しにいく、よろしく頼む』「分かった。気をつけて」これ以上居るとアトモスフィアを悪くさせてしまう、マタタビはエントリーする際に破った窓から工場から出てネオサイタマの闇に溶け込んでいく。
「スノーホワイト=サンがニンジャじゃないって、ニンジャアニマルも冗談を言うんだね」ドラゴンナイトは明るい口調で話しかける。もしスノーホワイトがニンジャなければそれにベイビーサブミッションされている自分は何なのだ?マタタビの言葉を聞き自分のニンジャであるというプライドを守るために無意識に声を荒げていた。
だが声を荒げたのはプライドの為だけではない。スノーホワイトがニンジャでないことを恐れていたからである。自分とスノーホワイトを繋げている要素はニンジャであるということだ。いずれは一緒に行動をともにすることで価値観や嗜好などが一致することで繋がれるかもしれない。
だが今はニンジャであるということのみで繋がっている。もしニンジャでなければ出会うことも無かっただろう。そしてニンジャになったことで、ニンジャとそれ以外との違いをより理解した。ニンジャの気持ちを真に理解できるのはニンジャだけである。無論ニンジャとモータルでも友情や恋愛関係を形成することができる。
だが今のドラゴンナイトはそうとは思えなかった。スノーホワイトがニンジャでなければ一緒にいることができない、心を通わせることができない。その気持ちをごまかすように笑うドラゴンナイトをスノーホワイトもまた複雑な表情で見つめていた。
『スノーホワイト=サンがニンジャでなければ困る』ドラゴンナイトの声が聞こえてくるとともに嘘をついている後ろめたさが心を苛む。そしてニンジャじゃないとバレたらはドラゴンナイトが離れてしまうかもしれないということを恐れていた。いずれは元の世界に帰るので別れることになる。
そのことは分かっている。だが奇跡とも言える確率でそうちゃんの生まれ変わりといえるようなドラゴンナイトに出会えた。元の世界に返りたいけど少しでも長くドラゴンナイトと一緒に居たい。スノーホワイトは矛盾した思いを抱いていた。