ニンジャスレイヤー・バーサス・マジカルガールハンター   作:ヘッズ

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これまでのあらすじ
コバヤシの家に突如ニンジャのコールドスカルがエントリーする。
目的はコバヤシが偶然手に入れた記憶端子だった。
記憶端子を手に入れたコールドスカルは無慈悲なリスク管理によりコバヤシの殺害を試みる。
だがそれを止めたのは魔法少女狩りスノーホワイト!
そしてニンジャと魔法少女戦いが繰り広げらる


第二話 ニンポショウジョ・パワー♯5

◆◆◆コバヤシ・チャコ

 

「アイエエエ……ニンジャ……ニンジャナンデ?……」

 

 雷鳴が轟き突き破られた窓から勢いよく重金属酸性雨が入りコバヤシの体を濡らす。しかしコバヤシはまるで意にかえさず膝を抱え座り込みながらブツブツと呟いていた。

 何でこんなことが起こった?ニンポ少女のユキコ=サンに出会って話をして、それだけで今までで一番幸せな一日になるはずだった。

 だがニンジャが現れて今まで一番不幸な一日になった。ニンポ少女と同様、いやそれ以上に空想上の産物だと思っていた存在は実在していた。その存在は恐怖が人の形をしたものだった。

 人をゴミ虫のように見るあの目とそのアトモスフィア、対面した瞬間全細胞が恐怖で震えあがり今思い出すだけで心臓が止まりそうだ。

 コバヤシはニンジャの圧倒的な存在感と恐怖の前にただ震えることしかできずにいた。

 

 恐怖に震えているコバヤシだが足元からヒンヤリとした何かを感じる。足元に目線を向けると倒れている空き瓶と橙色に染め上るタタミ、そしてケミカル臭が一面に充満していた。   

 確かあれはコールドスカルが置いていったバリキだ。NRSによって機能が鈍る脳で何とか思い出し、未開封のバリキに手を伸ばす。

 バリキならニンジャに対する恐怖を取り除いてくれるかもしれない。藁にもすがる思いで一気に飲み干した。

 瞬間視界が歪み心臓が痛む。バリキ一気飲みによる悪影響か?それにかまわずもう一本バリキを一気に飲み干した。

 そのせいでさらに視界が歪み心臓が痛む。このまま死んでしまうのか、だがそうなったらニンジャへの恐怖を思い出すこともなく良いのかもしれない。

(((……シ=サン、……ヤシ=サン)))

 

 ふとコバヤシの耳に誰かの声が聞こえてくる。誰の声だろうか確認しようと顔をあげるとそこには少女が居た。

 その漆黒に染まった長い髪の毛は紫のリボンで束ねられ、フィクションに出てくる女性のニンジャが着るような丈の短いシノビ装束を身に纏った少女はブッタめいた優しげな声でコバヤシの名を呼び掛ける。

 

(((シノビ…シノビナンデ!?)))

 

 コバヤシの虚ろな目は大きく見開かれる。目の前に居るのは憧れの存在であるシノビが何故ここにいる?

 だがこれは実際に居るわけではなくコバヤシが生み出した幻だった。自らを極限まで追い詰めることで生まれる境地がある。

 それは変性意識状態トランスと呼ばれ、NRSで極限まで呼び覚まされた恐怖とバリキの過剰摂取により中毒死一歩手前まで追い詰められたコバヤシはトランス状態になりニンポ少女シノビの姿を生み出した。

 

(((シノビ!どうしてこんなところに?)))

(((コバヤシ=サンはこれからどうするの?)))

 

 幻覚のシノビはコバヤシの問いに答えることなく、逆に問いただす。

 コバヤシはNRSで鈍化したニューロンで思考を始める。何をすべきなのか?その時ふとコールドスカルと一緒に外に出て行った少女の言葉を思い出した。

 逃げなければ。あのニンジャは自分を殺しにやってくる。その魔の手から逃れるために少しでも離れなければ。

 それを言うとシノビは悲しそうに眼を伏せ窓のほうに指し示した。

 

(((窓の外を見てみて)))

 

 コバヤシは緩慢な動作でゆっくりと窓から顔をのぞかせる。目に映ったのは超高速で戦闘をしているニンジャの姿だった。

 足を止めて打ち合っているが攻撃のスピードが速すぎて手と足の残像が何十本にも見える。

 普段の状態なら目に映る事すらない戦いだが、トランス状態によりオーバークロックした脳は辛うじてその姿が見えていた。これがニンジャの戦い、だがコバヤシの視線はピンク髪の少女に移っていた。

 ニンジャと同等に闘っている少女は何ものだ?まさかニンジャか?だが見ていても不思議と恐怖が込みあがることがない。

 

(((あのニンジャと戦っている娘、あれはニンポ少女に変身したユキコ=サンだよ)))

(((え!?ユキコ=サン?)))

(((あの状況でコバヤシ=サンを助けられるのはユキコ=サンしかいないよ)))

 

 ニンポ少女はニンポを使えるが身体能力も凄まじい。トラックに轢かれそうな子供を瞬時に助け、落ちてくる瓦礫を受け止めることもできる。そうなるとニンジャと対等に戦えても不思議ではない。

 それにいくらニンポ少女といえどあの一瞬でコールドスカルを止めることは近距離に居ない限りできないはず。それらの事を考えると辻褄があう。

 

(((何でユキコ=サンがニンジャと戦っているかわかる?)))

(((何で?)))

(((それはコバヤシ=サンの為だよ)))

(((私のため?)))

(((逃げることもできるけどそうするとコバヤシ=サンが殺されちゃう。だから戦ってるの)))

 

 コバヤシの胸中に罪悪感と後悔が押し寄せる。ユキコに対する印象は優しく気弱で臆病な娘だった。たぶん争いごと自体が苦手な気質なのだろう。

 だがその少女が自分のためにあの恐ろしいニンジャと戦い傷ついている。自分さえいなければユキコは戦いとは無縁でいられたのに争いの場に巻き込んでしまった。

 

(((どうすればいいの?教えてシノビ?)))

(((戦うんだよ。ユキコ=サンを助ける為にあのニンジャと戦うの)))

(((アイエエ!?何言っているのシノビ?)))

(((このままだとユキコ=サンはやられちゃうよ。そんなユキコ=サンを見捨てて逃げる?それが正しいことなの?)))

 

 コールドスカルの攻撃で吹き飛ばされる姿を見てコバヤシは言葉を詰まらせる。もしかするとやられてしまうかもしれない。そんな漠然とした予感があった。

 ユキコがやられればニンジャに対抗する手段は無く、為すすべもなく殺されるだろう。

 ならばユキコが戦っている間に逃げるか、だがシノビの言うとおりその選択肢は正しい行為ではない。

 シノビに憧れシノビのようになりたいと思い自分が信じる正しい行為をしてきた。その当人の前でユキコを犠牲にして逃げるとは口が裂けても言えない。しかし……

 

(((無理だよ……シノビ……)))

(((ツバキ=サンの時もムラハチを止めるために立ち向かえたじゃない。だからできるよ)))

(((ニンジャとクイーンビーは違う!ユキコ=サンを助けたいと思ってる。でもそれ以上にニンジャが怖い……)))

 

 あの時はクイーンビーがとても恐ろしい存在に思えたがニンジャと比べれば愛玩用のバイオミニ牛に思えてくる。

 格が違う、種族が違う。あの時と同じようにシノビのことを思い出し勇気を振りしぼろうとしてもニンジャの圧倒的なアトモスフィアが勇気をかき消す。

 するとシノビはコバヤシを優しく抱きしめ呟いた。

 

(((そうだよね、ニンジャは怖いよね。私だってコバヤシ=サンと同じ状況だったら同じ気持ちになっていたと思う。むしろ逃げていたかも)))

(((違うよ!シノビはアタシみたいにコシヌケじゃない!)))

(((コバヤシ=サンには優しさも勇気もあるのも分かっている、足りないのは力だけ。だから私の力をあげるね)))

 

 シノビは自分の額をコバヤシの額に合せてチャントを唱える。その直後コバヤシは自分の内側から圧倒的な力が湧いてくるのを感じた。

 

(((今のは?)))

(((私の力を少し分けた、これでコバヤシ=サンもニンポが使えるよ。この力でユキコ=サンを助けてあげてね。コバヤシ=サンならできるよ)))

 

 するとコバヤシの視界からシノビの姿を薄れていき、その姿は霧散した。

 

「わかったよシノビ……やってみる」

 

 コバヤシは自分に言い聞かせるように呟き立ち上がる。ニューロン内でのシノビとの対話で自分がやるべきことがわかった。

 ユキコは必死に勇気を振り絞り恐ろしいニンジャと戦っている。シノビはニンジャの恐怖を理解しながらもそれでもやれると言ってくれた。

 憧れのニンポ少女達が戦い思いを託してくれた。ここで逃げたらあの時と同じように。いやそれ以上に後悔する!

 

 コバヤシはタンスに向かい奥底にしまってある物を取り出す。それはプラスチック製の玩具のシノビソードと薄汚れた紫のリボンだった。

 薄汚れた紫のリボンで髪をまとめ、ニンジャソードをオビとジューウェアの間に差し込む。これは親に買ってもらったシノビのファングッズである。

 幼き頃はこれを使いシノビの真似をよくしていて、一人暮らしの際にもオマモリとして持って来たのだった。これを身に着けていればシノビが力をくれる。そんな予感が有った。

 

「イヤーッ!」

 

 コバヤシはシャウトを叫ぶとともにコールドスカルによって無残にも壊された扉に走り出す。コバヤシの目には力が漲っている。薬物とニンポ少女に対する想いがNRSを克服させたのだ。

 

◆◆◆

 

 

「イヤーッ!」CRUSHHH!コールドスカルのパンチがスノーホワイトに当たりその体はピンポンボールめいて飛び廃車に突っ込む。「多少はできるようだが、所詮はアイサツもできないサンシタのカラテだな」ルーラを杖代わりにふらつきながら立ちあがるスノーホワイトに向かって吐き捨てながらコールドスカルはツカツカと歩み寄る。

 

最初のディスアドバンテージが響いた。スノーホワイトは体の不調と最初の打ち合いでのダメージの不利を覆すことができずにいた。だがこれは本来の実力差ではない。もしフォーリナーXの魔法による影響がなかったら、アイサツ中のアンブッシュでダメージを与えていれば立場は逆転していたのかもしれない。しかし今の状態がまぎれもない現実である。ニンジャとのイクサにおいて仮定の話は何の意味もないのである!

 

コールドスカルがタタミ2枚分までの距離に近づいた瞬間、スノーホワイトの刺突が襲う。産まれたてのシカめいた姿が嘘のように素早い動きだ!だがコールドスカルは槍の穂先が体を貫く寸前で両手を使い薙刀の柄を掴む。ニンジャのイクサの死因の4割はトドメのタイミングのミスである。コールドスカルが焦ってカイシャクに向かえば手痛い逆襲を食らっていただろう。

 

その姿とは裏腹に目が死んでいないことを見抜きいつでも攻撃が来てもいいように構えていた。武器を通してのスノーホワイトとコールドスカルの綱引きが始まる。この武器の奪い合いが勝敗を分けることを感じた両者の手に力がこもる。「イヤーッ!」綱引きを制したのはコールドスカル!

 

だが勢いよく引っ張ったせいか態勢を崩す。スノーホワイトはすかさず間合いを詰め、魔法の袋から消火器を取り出し、ノズルを構えコールドスカルに標準を合わせる。スノーホワイトはあえてルーラを手放したのはワザとだ。引っ張る力を緩め全力で引っ張っていたコールドスカルはルーラを手にする代わりに後ろに荷重が移りバランスを崩す。

 

その隙に消火液で目を潰し殴打する、それがスノーホワイトのプランだった。レバーを強く握り消火液が噴出される。だがコールドスカルの顔面に当たらない!何が起こったというのか?コールドスカルの足元をよく見ていただきたい。

 

この豪雨により地面は酷くぬかるんでいる。それに足をとられたコールドスカルは後ろに転倒。その結果消火液を浴びずにすんでいた。

 

何という幸運!フーリンカザンはコールドスカルに有利に働いた。スノーホワイトはすかさずノズルを下に向ける。「グワーッ!」コールドスカルは悶絶!だが消火剤を浴びながらもワーム・ムーブメント!服と体は泥まみれになりながらもなり構わずゴロゴロと転がり距離を取る。一方スノーホワイトは距離を詰められない!ワーム・ムーブメントの予想以上の速さとダメージにより全力で走れなかったことによるものだ。

 

スノーホワイトは遠のくコールドスカルを見て歯を噛みしめる。これで勝つ確率が大幅に下がったことを感じ取った。自分と相手の状態の差を考えてあそこで決めておきたかった。プランは上手くいっていた。ただあそこでコールドスカルがぬかるみで転んでいなければ。ぬかるんだ跡を忌々しく見つめる

 

コールドスカルはタタミ10枚分の距離で奪い取った薙刀を構えザンシンを取る。薙刀は囮で本命は消火器での目つぶしからの殴打。もし足元を取られ転倒して居なければ消火剤を浴び死ぬまで消火器で殴打されていただろう。コールドスカルは生まれて初めてブッダに感謝した。

 

だが武器は奪いこれで自分が絶対的に有利になった。あとはどうトドメをさすか。コールドスカルは奪った薙刀を構えながら思案するその時だった。「ドーモ、コールドスカル=サン!コバヤシ・チャコです!私が相手だ!」耳を塞ぎたくなるような大声に思わず振り向く。そこにはNRSになり行動不能になったはずのコバヤシが自分を睨んでいた。

 

◆コバヤシ・チャコ

 

「ドーモ、コールドスカル=サン!コバヤシ・チャコです!私が相手だ!」

 

 コバヤシはこの豪雨で相手に声が聞こえる様に、ニンジャへの恐怖に負けない様に、己を奮い立たせるように全力で声を出してアイサツをした。

 するとコールドスカルが振り向き目線が合う、目線が有ったそれだけで恐怖が蘇り、心が挫けそうになる。

 コバヤシは縋るように無意識にオビの間に挟んだシノビソード触れた。そして視線をコールドスカルからユキコに移す。ボロボロに傷つき口元や鼻からも出血しているその姿は可憐なニンポ少女とはほど遠かった。

 何故あんな優しいニンポ少女がこんな目にあわなければならない!彼女は何もしていないのに理不尽すぎる!

 胸中に自分のために巻き込んでしまったことへの後悔とともに怒りの感情が湧きあがる。コバヤシは敵意をむき出しにコールドスカルを睨みつけた。

 

「ブッセツマカハンニャハラミッタシンギョウ」

 

 コバヤシは睨みつけながら印を結びチャントを唱える。人間がニンジャに勝つことは天地がひっくり返ってもありえない。だがニンポ少女ならそれはできる。これはシノビがニンポを使う際におこなうチャントと印だった。

 シノビは力をくれた。つまり自分はニンポが使える!トランス状態になっているコバヤシはニンポが使えると完全に信じ込んでいた。

 

「何だニンポでも使うつもりか?そうだな俺に勝つにはニンポしかないよな」

 

 一方コールドスカルは下手なコメディを見るかのようにニヤニヤと嘲笑を浮かべていた。

 大概の人間はNRSになれば行動不能になるがコバヤシは目の前に立っている。そのことには少しばかり驚いていた。

 だが自分と戦うと声を荒げ相手に突如意味不明なチャントを唱え始めた。スノーホワイトと戦っていなければ腹を抱え大笑いしていただろう。

 この瞬間コールドスカルの意識の大半はスノーホワイトではなくコバヤシに向けられていた。

 

「ブッセツマカハンニャハラミッタシンギョウ……ブッセツマカハンニャハラミッタシンギョウ!」

 

 コバヤシはチャントを唱えるがニンポは発動する気配はない、しかし一心不乱に唱え続けるその姿は滑稽を通り越して哀れですらあった。だがコバヤシの表情は真剣そのものだった。

 ニンポを出すには想いの強さが重要であるとテレビの中のシノビの師匠がそう言っていた。ならば今出ないのは想いの強さが足りないからだ。

 もっと強く想え!生きたいと!ユキコ=サンを助けたいと!シノビの期待に応えたいと!

 コバヤシの意識と思考はニンポを使う為に集中され、コールドスカルの存在すら意識から消えていた

 

CABOOM!

 

「グワーッ!」

 

 突如コバヤシの耳に轟音が響き渡り圧倒的な光が視界を奪う。その音と光がニューロンに刻み込まれそして意識を失う瞬間何が起こったのか理解した。

 これはニンポだ。シノビの力でカミナリニンポを使うことができたのだ。

 

 

♢♢♢スノーホワイト

 

 何が起こった? 突然と閃光と轟音が鳴り響いた後焼けるような痛みと痺れが体中を駆け巡る。そして肉が焼け焦げるような匂いが辺りに充満しコールドスカルが倒れ伏せていた。

 スノーホワイトは動きが鈍い脳を最大限働かせ答えを探し答えを導き出す。

 あの強烈な光と轟音、体の痺れに倒れ伏せているコールドスカル。これは落雷か?

 落雷が人に落ちる確率は相当低いと聞いたことがある。雷鳴は聞こえていたがまさかピンポイントに落ちてくるとは全く予想していなかった。

 するとよろめきながらルーラを杖代わりに立ち上がるコールドスカルが目に映る。その瞬間スノーホワイトは動き出した。

 魔法少女でも落雷が直撃すれば相当のダメージを負っている筈、勝機があるとすればここだ。コールドスカルはスノーホワイトを迎撃しようとルーラを構える。

 

「イヤーッ!」

 

 刺突を放つが落雷によるダメージのせいかそれはあまりにも遅かった。 

 スノーホワイトは易々と刺突を躱し顎先めがけてパンチを打つ。パンチはコールドスカルの顎に当たり糸が切れた操り人形のように崩れ落ちた。

 そしてスノーホワイトは魔法の袋から縄を取り出してコールドスカルを縛った後コバヤシに目を向けた。何故あの場に居たと様々な疑問が思い浮かぶがとりあえず胸に押し込む。

 コールドスカルは無力化したが何がおこるか分からない、少しでも早くこの場から離れるべきだ。

 するとそこには倒れ伏せているコバヤシの姿があった。落雷には直撃雷と誘導雷があり、直撃雷ではもちろん誘導雷でも死亡することがある。そんなことを中学の理科の教師が雑談で話していたことを思い出す。

 あの痺れはおそらく誘導雷が伝わったのだろう。魔法少女の状態だったので痺れ程度で済んでいたが普通の人間だったらならば?スノーホワイトはコバヤシの元に駆け寄った。

 魔法少女の聴覚で呼吸が止まり、心臓の鼓動が止まっているのを聞こえていた。雷が落ちてから一分もまだ経っていない。今すぐ心肺蘇生をおこなえればまだ間に合う。

 スノーホワイトはおぼろげな記憶を呼び起こしながら心臓マッサージを開始した。

 

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