ドラえもん のび太の聖杯戦争   作:悪・猫

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22.聖杯戦争開始三日目/奇跡

「どうして…どうして…君のマスターがしずかちゃんだって…どういうこと!?」

 

感情を剥き出しにライダーに問う僕…

いきなり、感情を剥き出しにした僕の表情を見た遠坂とランサー、そしてジャックちゃんは驚いた表情で僕を見る…

 

源 静香…

僕がこの冬木市に引っ越す前の親友であり、僕の初恋の人…

だけど、その初恋は僕が冬木市に引っ越したことによって、終わった

冬木に引っ越してから彼女と連絡が取れず、唯一、連絡が取れたジャイアン、スネオによれば一年前にしずかちゃんは出木杉と付き合っているととのことだったが…

 

「お前…俺のマスターを知っているのか…」

 

僕の表情を見て…動揺した表情するライダー…

 

「僕の質問に答えてよ!どうして、しずかちゃんが!!」

 

「落ち着きなさい!野比君!ライダー、私には状況が全く理解できないわ、あなたはどうして、ここに来たの?それがどうしても理解できないわ」

 

遠坂は険しい表情で僕を押しのけ、ライダーに問う…

 

そう、重要なのはそこではない、どうして、彼はマスターが三人もいる学校に姿を現したのか…全く理解ができない

しかも、彼は魔力供給を全く受けていない…いつ、この場で消滅してもおかしくない…

 

「それは…アーチャーが…「アサシンのマスターを頼れ…そうすれば今、”お前達”が置かれている状況を打破できる…」と言われたからだ…」

 

「アーチャーが?」

 

遠坂の表情がさらに険しくなる…

 

聖杯戦争開始、二日目の夜…たぶん、この聖杯戦争最強の一角と思われた最強の英雄・ヘラクレスの猛撃を片手で防いだ漆黒の英雄

ステータスは魔力以外はごく普通のサーヴァント…だが、彼は一人で、ヘラクレスを私達から守り切り、さらに生還している…

彼の最大の武器はその戦闘技術と彼の強大な魔力量である…だが、魔力が大量にあるだけでは無意味、その強大な魔力を100%使えるかどうかが鍵になってくる

だが、魔術師がその身に秘めてある魔術を100%の使用するなど不可能、いや、この世全ての人間もその身に秘めた100%の実力を使えるなど不可能に近い…

それはサーヴァントも同じ、サーヴァントは聖杯よって召喚されるが、システム上、彼らは生前の実力をフルに使えない…

 

だが…あいつ(アーチャー)は違う――――

 

あいつは多分…絶対にあり得ないことをやり遂げている…

 

そう…絶対にありな得ないような…ことを…

 

そして…あいつは信用できない…

 

あいつの戦術は魔術師にとっては脅威…下手をすれば…あのヘラクレス以上に厄介な存在なのかもしれない…

 

 

「ああ…アーチャーがアサシンとセイバーを頼れと…だから、俺は”あいつ”の監視を退けるために…キャスターに魔術破りの短剣で俺のマスターの契約を断ち、ここに助けを求めに来た…」

 

「あいつ?監視?…どういうことだい?」

 

「野比のび太…俺のマスターと…マスターの友たちは…キャスターのマスターによって洗脳されている…」

 

ライダーから発せられた言葉に僕は背筋が凍りつく…

 

「それで…しずかちゃんを操っているのは…誰?」

 

血相を変える僕…

 

しずかちゃんが魔術師で、ライダーのマスター…そして、洗脳されている…

 

嫌な予感がした(・・・・・・・)

 

 

そんなはずがない!!!そんなバカな…あいつは何でも出来るし、将来も有望…

あいつに限って……そんな最低なことをするわけがない…!!!

 

 

 

 

だけど――――――――ジャイアンとスネオを聞く限り…しずかちゃんの身近な人物と言えば…

 

 

 

 

「俺のマスターを操っているのは…出木杉英才(・・・・・)、蟲の魔術師であり、魔術師(キャスター)のマスターだ…」

 

 

「!?」

 

僕の予想が的中する…

 

そこから溢れる―――――――何とも言えない感情…

 

いろんな感情がグジャグジャに混ざり合う…

 

ヤバイ…毀れる、

 

壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる壊れる

 

 

「野比君!大丈夫!?野比君!!!」

 

「!?」

 

遠坂の声になんとか正気を取り戻す――――

 

「ああ…大丈夫…だよ」

 

僕は抱えこんだ感情を押さえこみ…なんとか正気を保つ…

 

「頼む…アサシンのマスター、ランサーのマスター…俺のマスターを……キャスターを救ってくれ!!!俺は…もう…」

 

ライダーの体がどんどん透けてゆく…

 

遠坂も言っていた…

 

サーヴァントは魔術師(マスター)の魔力供給によって、この世に身をとどめている…

ライダーはマスターとの契約をキャスターに断ち切り、僕達に助けを求めて来た…

だが、これは正直言って自殺行為と言って等しい…だが、それほど、ライダーにとってはしずかちゃんは大切な人だったと言うことだ…

 

消滅して行く体―――――

 

これがサーヴァントの消滅―――――――――

 

初めて眼にする光景に僕は息を呑む…

 

こいつは…ドラえもんを殺した…張本人…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど―――――――――――僕はなぜか…ライダーの手を…掴んでしまった―――――――

 

 

「!?」

 

 

眩しい…光―――――――――

 

「な…何をしているの!!野比君!!!!」

 

突然の僕の行動に遠坂は叫ぶ―――――

 

僕も何をしているのか全く分からない――――

 

どうして、ドラえもんを殺した…ライダーの手をつかんでしまったのか?

 

どうして…こんな無意味な事をしているのか…

 

 

 

 

 

閃光が消えてゆく…

 

遠坂は眼を開く…そして…信じられない光景を眼にした…

 

 

「嘘…でしょ…」

 

遠坂が眼にした物…それは消滅するはずのライダーがまだ…この世に体をとどめている事…

 

そして…あきらかにライダーに魔力供給しているのは紛れもなく…野比のび太だった…

 

「ゼィ…ゼィ…」

 

息を切らす僕…ライダーは僕に対し…信じられない眼で…僕を見ていた

 

「野比君…あなた…一体…いいえ、ありえないわ!二体のサーヴァントを維持するなんて…」

 

遠坂は今までにないほどの険しい表情で僕を睨みつけた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さっそく、15日にFateHFを見てきました!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!凄い気になるところで切りやがった!!!先が!!!先がとても気になる!!!早く第二章を公開してくれ!!
来年の五月までに公開してくれ!気になって気になって、ゲーム実況動画に走ってしまう!!!

そして、HFの公開の影響か、お気に入り数が300人を超え、さらに15日、日間45位にランクインしました!
この小説サイトで小説を書き始めてから一年…はじめて日間ランキングにランクインされ、とてもうれしかったです!
これも読者様のおかげです!本当にありがとうございます!!!


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