衛宮士郎であり、衛宮士郎ではない   作:夢幻パンチ

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リクエスト第二弾!

リクエストとはちょっと離れたかな?でもこれが限界かな


静かな夜に、カルデアでは……

「えっと、初めまして、私は藤丸立香って言います。えっと………、ねぇマシュ。名前聞いた方がいいのかな?」

 

目が覚めた時、目の前には赤い髪の女の子がいた。見た感じ俺とおんなじ年齢くらいの子だ

 

「そうですね……、先輩の心中を察しますが、一応は呼称を決めなければ我々も呼べないので……、まぁ名前はもう分かっていますが」

 

なんだろ?頭がこんがらがってきた。確か俺はコタツで寝ていたような……

 

「あのー」

 

「あ、そうだな。名前、名前ね。士郎だ。衛宮士郎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでアーチャーが居るんだよ」

 

「それはこちらのセリフだ。なぜ貴様のような半端者が召喚されるのやら……、人類焼却も大ごとだな」

 

召喚。どうやら俺は立香、マスターのサーヴァントとして、このカルデアに召喚されたらしい…?いや、だいたい英霊は聖杯から知識を得ると、レオナルド・ダ・ヴィンチに言われたんだ。だがどうやら俺は勝手が違うみたいで、そもそも人類焼却なんて大惨事が起こって居る時点で、いろんな英霊が居るらしい。だから俺はまぐれみたいな物だって

 

「お、坊主じゃねぇか!なんだよ、お前さんもサーヴァント化か?流行ってんのかね〜」

 

「成ってもらっては困るのよ!だいたい英霊の存在自体が神秘なのに、そんなホイホイと…」

 

「………デミ・サーヴァントのバーゲンセールですね」

 

「ランサーにキャスター、ライダーまで⁈なんだよ知り合いばかりじゃないか!」

 

マスターの話を聞いた感じ、いろんな時代から英霊が集まって居るみたいで、クー・フーリン、メディア、メデューサ。そして英霊エミヤも居る

 

「待ってくれ!お前達が居るってことはセイバーも居るのか?」

 

「居るぜ。おいセイバー!」

 

クー・フーリンの声に反応が返ってくる

 

「ん?余を呼んだか?」赤セイバー

 

「なんだ?私はこれでも忙しいのだが……、クレオパトラから逃げなければ……」赤いセイバー

 

「すまない。セイバーと呼ばれて来たのだが…」黒のセイバー

 

「なんだよ?セイバーって呼んだらいっぱい出てくるだろが!」赤のセイバー

 

「私をセイバーと呼んだな。私はこれでも忙しい。今からグレ○ラガンを全話観なければ…、ドリルはいい文明だ」遊星のセイバー

 

「なになに?イベント?イベントじゃないのか……、暇だな」JKのセイバー

 

「なんだ?呼んだか?」黒セイバー

 

「あの呼ばれました?」白セイバー

 

「へっへへ、呼んで火に入る夏のセイバーとは、まさにこのこと!一網打尽だ」アサシン

 

「ふふ、飛んで火に入る夏のユニバースね」一番ヤバいセイバー

 

「クー・フーリン。呼び方が悪すぎます」青セイバー

 

………あー、いっぱい居るんですね

 

「士郎。なぜ貴方が……」

 

「ああ、いや、かくかくしかじかで………」

 

「■■■■■■■■ー!」

 

「ってうわあぁぁ!バーサーカーも居るのか⁈」

 

ヘラクレスまで⁈バーサーカーが振り上げた腕は俺の肩に行き

 

「……………」サムズアップ

 

「お、おお」

 

「驚いたか?あいつもここじゃ丸く「■■■■■■ー!」え?ちょ、待てバーサーカー!ギャー!」

 

「ランサーが死んだ!」

 

「この人でなし!」

 

セイバー、もといアルトリアと会え、俺の知っているサーヴァントにも会えた。と言うか、セイバーと同じ顔の人多くないか?ライダーもなんか似たような人が居るし、ランサーもだし、キャスターに関してはなんか若い……

 

「ボウヤ?」

 

「いえ、何も考えてないです……」

 

まぁ驚きの連続だ

 

「あ、士郎さん。………士郎さんって言いづらいな」

 

「ん?マスター。どうした?………てかマスターって言いにくいな」

 

「えっとダ・ヴィンチちゃんが工房まで来て欲しいって」

 

「分かった。じゃあなセイバー。また」

 

「ええ、また。………………懐かしい姿を見ました。そうは思いませんか?アーチャー」

 

「…………さて、な」

 

「どう成長したら、こんな風になるのかしら?」

 

「………ふふ、ですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、あの部屋がトレーニングの部屋。あの部屋は入っちゃダメですよ?」

 

「なんでだ?」

 

「フェルグスって変な奴が居るから」

 

「なんかよくわからないが、分かった」

 

ダ・ヴィンチの工房に向かうまでに、マスターにカルデアの案内をしてもらっている。このカルデア、秘密結社みたいで、入ってはいけない部屋が多い。しかもだいたいが変な奴が居るからって理由だ。変人多くないかな?案内中、廊下の奥から声が聞こえた

 

「そう言えばオケアノス行ったか?」

 

「それが、なんだかんだ行ってなくて……」

 

「じゃあ今度行くか?」

 

「いいんですか⁈…………よし!」

 

「ん?どした?」

 

「いえいえ!オケアノスと言えば海ですね。ついに私も水着に………!」

 

「行くと決まったらエミヤを誘わんとな、あとモーさん。ちびっ子達とかも」

 

「………………え?二人っきりじゃあないんですか?」

 

「ん?そりゃみんなで行った方が楽しいしな」

 

「……………デスヨネ。はぁ、大人になってもそこは変わらないんですね」

 

「……………ジャンヌ楽しそうだね」

 

「ヒッ!マスター。いやいやマスターも誘う予定でしたよ?」

 

「ほぉ?お父さんもイチャイチャ出来てヨカッタネ?」

 

「はぁ?いや普通の会話しかしてないんだが……、ん?お前は………!」

 

「あ、忘れてた」

 

マスターの口から出た名前は凄いと素人の俺でも分かった。女性の方はジャンヌと、ジャンヌと言えば、ジャンヌ・ダルクだ。有名人じゃないか!そして男の方はなんか、どうも親近感が沸く。それになんかアーチャーに雰囲気が似ているような……

 

「き、貴様!……まさか衛宮士郎か?」

 

「(あー、なるほど。マスターこれは…)」

 

「(わかる?なんかやりづらいよね?)」

 

「ああ、衛宮士郎で合ってますが……、えっと、どこかで会いました?」

 

顔を俯き、プルプル震える男。確かマスターは「お父さん」って言っていた。まさか

 

「いや俺はマスターとは、そんな関係じゃない!」

 

娘はやらん!みたいな感じか?絶対に勘違いで怒ってる

 

「………………ださい」

 

「「「え?」」」

 

「サインください!」

 

「なぜそうなる⁈」

 

「あ、アーチャー」

 

「嫌な予感がして追ってみれば、意味がわからん!私がいるだろ!」

 

「は?何言ってんだ?お前はお前やろが!俺の憧れは衛宮士郎じゃ!」

 

えっと、ついていけないんだが……、とりあえず色紙渡されたから、衛宮士郎って名前を書いたんだが

 

「イヤッホー!やった。やったぞ!もう家宝にする。あの嫁と娘のもお願いしても…」

 

「ああ、別に、いいぞ?」

 

「いや私いらないんだけど…」

 

「ふ、マスターはどうやら私のサインが欲しいようだ」

 

「エミヤのもいらないし」

 

「…………………」

 

どうやらこの人は俺のファンの様だ。自分でファンとか言って恥ずかしいな……、だがアーチャーが落ち込んでいる様だから、なんか気分がいい

 

「握手は……」

 

「いいぞ」

 

「やった。もう絶対に宝具やらないぞ」

 

「貴方はそれでいいんですか?」

 

「ウルセェ!一番クソヤバい方のジャンヌ」

 

「クソまともなジャンヌですぅ!」

 

「聖女がクソとか言うなし、とにかく!ダ・ヴィンチちゃんが呼んでいるので、行きます」

 

マスターの言っている様に、ダ・ヴィンチを待たせているので、ここに居るみんなで工房に行くことになった。そしてどうやらあの男、バーサーカーらしい、なるほど納得のいく狂化っぷり(狂化Z)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「簡単に言って、レイシフトだ。逆版のね」

 

「そのレイシフトってなんなんだ?」

 

「ああ、簡単と言ったが、君にとっては違うみたいだったね。失敬失敬」

 

「ワープだよワープ」

 

「く、癪だがお前のがわかりやすい」

 

マスター達と一緒に工房に来たが、レイシフトって言うがワープに似たなんかなのはアーチャーが教えてくれた

 

「君は出身は冬木だろ?」

 

「そうだけど、なんで分かったんだ?」

 

「こんな芸当が出来るのは、聖杯戦争縁の冬木ぐらいだ。まぁ任せたまえ!私は万能だ。2時間ほどで戻れるよ」

 

「よ、よかった……」

 

「よかったな衛宮士郎。……ヤバ。俺さりげなく触っちゃったよ」

 

「女子か」

 

さっきからだが、妙にアーチャーとこのバーサーカーは、いがみ合っている。てかバーサーカーの距離感が、家に来たての桜みたいだ

 

「おい衛宮士郎。今すぐ撤回しろ!桜君に申し訳ない。だいたいこんなアホと、劇場版ヒロインが肩並べるなんて……、吐き気がする!」

 

「エミヤが凄い必死だ」

 

「あれですね、衛宮さんを自分と想像して言っているんだと思います」

 

「お前…、なんか必死だな」

 

「当たり前だ!」

 

そのあと、またアーチャーとバーサーカーが言い合いになり、最終的には……

 

「フン!やはり貴様と会った時に息の根を止めておけばよかったのだ。構えろ」

 

「上等じゃ!俺が勝ったら、背中にサインを書いてもらうからな!」

 

「なら私が勝ったら、私が背中にサインを書いてやる!」

 

「それなら俺書くぞ⁈」

 

その後、工房でやるわけにはいかず、アーチャーが固有結界を発動した。勝敗はアーチャーの為に言わずにいよう……

 

「じゃあな。短い間だったが、楽しかったよマスター」

 

「私もですよ。士郎さんも元気で」

 

「フン!もう一生来るな」

 

「さて準備はよし」

 

「ダ・ヴィンチ。頼む」

 

ダ・ヴィンチの装置で、徐々に体が光の粒子で消えていく。帰れる。騒々しいあの家に…

 

「……うわあぁぁ!行かないでくれ衛宮士郎。なんなら俺も行くぞ?」

 

「い、いや、大丈夫だぞ?バーサーカーも元気でな」

 

終始こんな感じのバーサーカーに、マスターもジャンヌも冷めた目で見ているが、まぁ本人が気にしないならいっか。もう下半身がなくなって来た。その時だ。聞いたことある声が…

 

「あ、居ました。バーサーカーさん。新薬の実験を、おや?」

 

「BBマジ勘弁。この前は右腕だけが筋肉ムキムキなったじゃん」

 

「さ、桜⁈」

 

「腹減ったにゃー。エミヤは飯を、バサカはデザートを作って欲しいにゃー」

 

「ジャガーマン。さっき食べたでしょ?」

 

「エミヤ無駄だから」

 

「藤ねえ⁈」

 

「エミヤ君?紅茶を入れて欲しいんだけど?シロウもクッキーなりなんなり作りなさいよ。ん?新人さん」

 

「イシュタル。君もさっき飲んだでしょ?」

 

「あと俺のことをシロウって言わないでよ…」

 

「……と、遠坂まで居るのか」

 

「新人さんが来てるって聞いたんですけど、お、お兄ちゃん⁈」

 

「イリヤだと⁈」

 

「イリヤ。走ると転ぶぞ?新人か、せいぜい死なないことだな」

 

「ジィさんもかよ!」

 

なんだ、なんなんだ!ここの施設可笑しいぞ!なんで、知り合いばかり居るんだ?

 

「そういえば……」

 

俺が驚いている中。体は、もうほぼ無い。バーサーカーは気まずそうに頭をかいている。え?いやバーサーカー。お前より、お前の後ろが気になるんですが?と思っていたら、バーサーカーが煙に包まれて…

 

「最後に見せたかったんだよね。じゃあな、俺の憧れ」

 

開いた口が閉まらない。鏡を見ているみたいだ

 

 

 

 




衛宮士郎
無事に帰れた。みんなにこの事を話しても、信じてもらえなかった。アーチャーだけが「なぜ貴様が、あのアホを知っている?」と言っていたが、教えてくれなかった

一番クソなジャンヌ
あわよくば……

一番努力しているジャンヌ
今日勉強。冷血女が邪魔して来る

一番普通なジャンヌ
ちびっ子達と、オケアノスに行っていた

クー・フーリン
死んだ

藤丸立香
父のはしゃぎようがウザい。無理やりマイルームにはサインが飾ってある

岸波白野
なんか王様から「雑種。カルデアの道化からだ」と衛宮士郎サインが……

エミヤ
自身の固有結界なのに、変な奴が強くなっている。正直複雑

バーサーカー
宝具を発動しないし、服が変わっている。部屋にはあるらしいが…
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