ある日の早朝、提督の自室に大きな声が響いていた。
「提督ー、もう朝だぞー、早く起きろってー!
天龍と木曾もいつまでもくっついてんじゃねーよ!」
その声の主は、重巡洋艦 高雄型3番艦の摩耶。改二の改造を受けた為、その服装は露出度が高い。棘のある口調だが、どこか優しさを感じる。
「もう朝かー?まだねみぃよー」
摩耶からむかってベッドの右側で寝ているのが、軽巡洋艦 天龍型1番艦の天龍。寝間着の為、いつもの服装ではないが、相変わらず胸部の主張は激しい。
「んにゃ...てーとくー...すきー...zzz」
摩耶からむかって左側で寝ているのは、重雷装巡洋艦(改二の改造を受けた為)球磨型5番艦の木曾。普段はクールな口調や立ち振る舞いなのだが、寝ている今は甘えるような声で寝言を発し、提督に縋り付くように寝ている。
「摩耶様〜、あと5分寝かせて〜...」
天龍と木曾に挟まれ寝ているのが、この鎮守府の最高責任者である提督だ。階級は少将となかなかだが、本人は特に意識せずに生活している。
また、彼は摩耶、天龍、木曾の3人とケッコンカッコカリをしている。
ケッコンカッコカリは主に戦力増強の為にあるものだが、この4人にとっては、戦力増強という目的よりも、愛を物で示したものである。故に、彼は3人への愛を誓うために鎮守府内で結婚式も開いた。その為この鎮守府では、「カッコカリ」という認識を外し、「結婚」ということにしている。
「いいからさっさと起きやがれぇーーーーーー!!!!!!」
この怒号は、鎮守府全体に響き渡る為、いつも鎮守府内の艦娘全員にとって目覚まし時計代わりになっている事を本人は知らない。
---
「「「「いただきまーす」」」」
テーブルに並べられた摩耶お手製の朝食を俺と妻3人で囲む。席は、俺の隣に木曾、向かいに摩耶その隣に天龍だ。
今日の献立は、
・白米
・ワカメと豆腐の入った味噌汁
・焼き鮭
・ほうれん草のおひたし
・レタスやトマト、シーチキンがのったサラダ
の5品で、 味噌汁は俺好みの濃さだ。
「いつも美味い飯をありがとう、摩耶」
「ま、まぁアタシにとっちゃこんぐらい余裕だよ!」
ちなみに摩耶、天龍、木曾の中で1番料理が上手なのは摩耶だ。けど、家事スキルは上達させた方が良いという摩耶の提案で、朝食は1日毎に交代で作ってくれてる。
「はぁ...やっぱ料理じゃ摩耶に勝てねーなー、おひたしならいけると思っても摩耶が作るヤツが美味いんだよなー」
「それは俺も分かるな、自分が作る時味付けを同じにしても何か違う感じがする」
「やっぱオレと木曾が作るよりも摩耶が毎日作った方が提督にとっても良くないか?」
なーにを言ってるんだ天龍は
「確かに摩耶が1番料理が上手いかもしれないけど、俺は天龍が作る料理も木曾が作る料理も好きだからな?天龍が作った時は天龍の味を知れるし、木曾が作った時は木曾の味が知れるんだ、全部を俺に合わせる必要なんて無いんだよ。2人の料理はいつも凄く美味しいしね、それに、俺のために作ってくれたっていうのが俺にとって凄く幸せなことなの。だから、これからも2人が作りたいように作ってよ、もう一度言うけど、俺は2人の料理も好きだからさ」
「///あ、ありがとう...」
「ふっ、やっぱ俺はお前の妻になれて良かったってつくづく思うよ、ありがとう」
「ああ、気楽にいけ気楽に 『ゲシッ』 痛っ」
何か脛を蹴られた
「おい、アタシには何も無いのかよー」
あ、拗ねてる。かわいいなぁーもう
「いつも俺好みの味付けにしてくれてありがとうな、これからも美味い料理を頼むよ」
言いながら摩耶の頭を撫でる 、ナデナデ
「えへへ、ああ、任せとけ!」
やっぱ笑顔が1番かわいいなぁ
「摩耶だけずるいぞ提督!俺も撫でろ!」
「なぁ、もちろん俺もな?」
この後もたっぷり3人を愛でました
読んで頂きありがとうございます!(´Д` )
自分は他にも加賀さんや武蔵が好きですが、1番は摩耶と天龍と木曾の3人です!
摩耶バンザイ天龍バンザイ木曾バンザイ
ご指摘などあったらお願いします!