ISに転生したからって戦いに参戦するつもりなどない!! 作:銭湯妖精 島風
IS学園の入学式が明日となった今日この頃、僕は僕の専用機を受領する為に開発元の佐世保工房へ来ている
原作には出て来ない企業だが、僕の専用機を倉持で用意するのが無理だから辻褄合わせで出来たのだろう、多分
そんな訳で春休み中は佐世保工房で専用機の調整とか現場見学をする事になっている
幸い佐世保工房の社長の藤井さんを始め社員の皆さんは、僕の事を気に入ってくれた様で、僕に様々な事を教えてくれる
それから僕は春休みの殆どを佐世保工房で過ごし、文字通り手足の如く使える様になった
もっとも戦闘機動は習得していないけど
そんな訳でIS学園入学式の日がやって来た訳なのだけど、姉は社会人で既に就職している為、佐世保工房へ来た時の様に姉が運転する車で、とはいかない
流石にIS学園の制服で街中を移動するのはマズイかも知れないし、かと言って私服でIS学園へ行く訳にも行かない様な気もするが、道中狙われる訳にも行かないのでIS学園の駅まで私服で行って、トイレとかで着替える事に決めボストンバッグを持ちお世話になった佐世保工房の人達に挨拶し、佐世保工房を後にする
政府からは暫くの間は自宅から通学する様に言われたが、自宅通学するには通学時間が掛かり過ぎると言う事で無理矢理 寮の都合をつけて貰った
これなら一夏と相部屋の可能性もあるけど、そうすんなり行かなそうで少し不安ではある
なんやかんや無事にミッションコンプリートして、入学式前に寮へ荷物を置きに行こうとしたけど、部屋割りがまだ済んでいなかったらしく、受け付けにボストンバッグを預けて放課後に再び受け付けへ行く事になった
それから女子生徒に囲まれて入学式を終え教室でも女子生徒に囲まれている
目の前に頭を抱えて座っている織斑 一夏を除いて
実質この学園にいる男子生徒は僕と彼の2人だけだから当たり前ではあるけれど
さて僕は一夏に今、話しかけるべきだろうか?
そう思い立ち割り振られた席から立ち上がり一夏の正面に回りこんで声をかける
「大丈夫?織斑君」
「え?あ、あぁ・・・辛うじて?あー・・・」
軽く冷や汗っぽいのをかいて少し顔色の悪い彼が頭を上げて僕を見て答える
「僕の名前は山田 高雄、高雄のアクセントは頭につけてね?初めまして織斑 一夏君」
「応、よろしくな。山田・・・さん?」
強く頷き最後に首を傾げて尋ねる様に言う一夏に、あぁまたか と思いつつ
「織斑君、よく間違われるけど僕は男だよ。それと僕の事は高雄でいいよ?」
「あー・・・すまん、高雄。俺の事も一夏で構わないから」
素直に謝る彼に頷き時計を見て
「あ、もうHRが始まるから 続きは また後でね一夏」
「分かった」
クラスメイトの視線を浴びつつ自分の席に戻って座る
なんか既に目を付けられてしまったぽい、うん
まぁ悩んでも仕方ないし、一先ずもう直来るだろう姉の勇姿を拝む事にしよう、そうしよう
そんな訳で2話目でした
この調子が維持出来たら1巻分の内容は書ききれそうですので、頑張ります
そういえば、一夏ちゃんじゃないISを書くのは大分久しぶりな気がします