ISに転生したからって戦いに参戦するつもりなどない!! 作:銭湯妖精 島風
アレからクラスメイトの自己紹介が終わり、IS学園では初日から授業があるので1限目が始まった
内容は初日だけあって基礎知識の復習に近い内容なので、青い顔をしている一夏以外は授業について行けている様だ
一通り説明を終え、一夏を見た姉さんが一夏に尋ねる
「織斑君、大丈夫ですか?分からない所が有りますか?」
「あ、えーっと・・・さっぱり分かりません」
「え?えーっと此処までで分からない人は他にいますか?」
冷や汗を流しながら言う一夏の言葉に少し動揺した様子で教室を見渡しながら言うが、一夏以外は分かっている様で返事がない
それに気付き一夏が僕を見て
「何で高雄は分かるんだ?」
「僕もクラスメイトの皆んなと同じで予習したからだよ一夏」
何とも不思議そうな表情をしている一夏に言うと、ますます不思議そうな表情になった所で沈黙を保っていた千冬さんが口を開く
「織斑、必読と書かれた参考書はどうした?」
ツカツカと一夏に歩み寄り訪ねる千冬さんを彼は見上げ
「それって、タウンページみたいな奴ですか?」
「あぁ、そうだ」
それを聞いた瞬間に一夏が再び冷や汗を流し始め
「・・・すみません、古いタウンページと間違えて捨てました」
次の瞬間、千冬さんの拳骨が一夏にクリティカルし彼は痛みに頭を抱え、千冬さんは頭痛そうにしながら
「再発行してやる、1週間で覚えろ」
「えっあの厚さを1週間では・・・」
「やれ」
「・・・はい」
彼は抗議したが、千冬さんの眼光に負け返事をする
一夏、君に幸あれ
僕は静かに心の中で祈っておいた
それからは特に問題は起こらず、1限目は終了して直ぐに彼の幼馴染である篠ノ之 箒が一夏と共に教室から居なくなる
とりあえず教室に居ても視線が突き刺さるので、僕も教室を出て厠へ行っておいた
まぁ教室を出ても女子生徒からの視線が突き刺さる事には変わりなかったけど
少しだけだが、スカートを履いて過ごせば視線が減るかな?って考えたのは内緒だ
そんなこんな2限目を受けるが、やはり一夏はついて行けていない様で軽く顔が青いけど、授業中ではどうしようもできないので仕方なく放置する
一夏は無事ではないが、無事2限目を終えたので一夏へ話し掛ける
「大丈夫?まぁ参考書を読んでなかったら何が何か分からないよね」
「何とか大丈夫・・・なぁ、俺に勉強教えてくれないか?」
少し気力が戻ったのか、僕の方を向き一夏が言ってくる
「え?構わないけど・・・そこは幼馴染の篠ノ之さんに頼んだ方が良いんじゃ・・・」
そこまで言って、僕は自分の失態に気が付いた
「え?何で俺と箒が幼馴染って知ってんだ?」
首を傾げ、不思議そうに彼は訪ねてくる
何たる失敗、僕が一方的に知っているから迂闊だった
何て返そうか考えていると
「ちょっと、よろしくて?」
座っている僕と一夏を
ナイスタイミングだセシリア、これで有耶無耶に出来そうだと考えてつつ返事をする
「なにかな?」
「ん?なんだ?」
「まぁなんて返事なのでしょう?!」
あれ?割と失礼のない返事だと思ったんだけど、セシリアには気に入らなかったらしい
難しいな
一旦切ります、すみません