ネギま!?に転生・・・・マジ恋!??なにそれ? 作:えんヴぃい
「一点集中・・・・・ハァア!!」
ズゥゥン゛…!!
「ふぅー、なんとか全技の復習は出来たな!!」
あの少女救出劇から一週間ほど経過した今日この頃。
現在時刻は深夜2時を過ぎた頃だろうか。周りはシーンと静まっていて、昼間と比べるとここがまるで別世界の様である。
俺はあの出来事から自分の練習不足をひどく痛感したので毎晩夜になると家を抜け出しては、山に登り気の訓練をしている。
その甲斐あってか、指弾の命中率は、ほぼ100%と言っても過言ではない。
このほぼと言うのは、今後俺が修行をサボった場合は確実に下がるからである。
現時点では100発100中だ。御蔭で久々に気分が良い!
「いかんな、そろそろ戻らないと明日の・・・いや今日の授業がしんどくなる。」
既に日付は変わっているのでこのまま日が出るまで練習したいところだがそれをすると間違いなく今後の成績に響くので自重するとしよう。
「そうと決まれば即実行!!待ってろ俺の家!!」
結果から言うと本来15分くらいはかかる道のりを5分に短縮する事に成功。
どんどん自分が人外に近づいている事を嫌と言うほど実感した。
その後短い間であるが睡眠をとり、朝食を済ませ学校に向かう。
いつもと変わらずの穏やかなC組の雰囲気は疲れた体を落ち着かせてくれる。
そう、そのはずだった・・・・
なのになんで俺の机の前で待機してんだ・・・
「久しぶりだなぁ!!。何年ぶりだ?あの公園での戦闘以来だよなぁ?」
「・・・・・・・」
あぁ神よ、どうして私は今日学校来てしまったのでしょうか?
「あの後私はお前の家まで再戦を申し込みに行ったんだが、肝心の”山中”がいなかったんだよなぁ~?わざわざこんな美少女が誘いにいったのに~!」
ッケ!名前はもう知られてるってか・・・
「・・・・・・ん」
「うん?なんか言ったか?山中光太ぁ~?」
「・・・・・・・・・んなぁことぉ俺に言われてもぉ知らんよぉぉぉおおおお!!!!」ガタッ!!
「・・・ッ!!な、何だいきなり!?」
なんだなんだぁ?いきなり来てこのお姉さんちっくな人はよぉ!!
「小雪といいあんたといい俺が勝手に海外で暮らして悪いか!!俺だっていきなりの海外生活だったんだよ!でも止められなかったよ!あんたにとやかく言われる筋合いは無いんだ!!」
あ、やべぇ普通に愚痴った
「・・・ま、まぁその・・・・少し落ち着け。それと、悪かったな…」
ってなんか暖かい目で謝ってきてるし!!
ちょっと俺のハートが辛い
「あ~ゴホン!いえ、今のは俺が悪いから良いですけど、それより要件は何ですか朝から何のとりえもないC組に来るなんて?」
さっきの会話の流れから大体予想出来るけど、出来れば違ってほしいなぁでもたぶん無理なんだろう。
だって、さっきからヤル気というか戦闘したい!!って目線がバシバシ伝わってくるし
「もちろんお前と勝負するためだ!!」
「予想通り過ぎて空いた口が塞がんない」
「なんだ予想出来ていたなら話は速い。早く私と戦え!そしてあの時の汚名を返上してやる!!」
お返しも何も、俺もあんたとあんたの爺さまのせいでやりたくもない戦いをさせられたから一応被害者?なんだぞ!!
「まぁ貴方の噂は一年生の時から聞いてますからね。俺も武神とまで言われる程成長した貴方の実力には興味があります。」
「だろだろ!!だったら今すg「ですが、戦いたくはない。」はぁ?此処まで言って置いてそれは無いだろ!!」
「いいえそれがあるんです!!」
うん!だって考えてくれ。まだ朝のHRすら始まってないんだぜ?
てか、後3分で始まるし時間的に無理だんしょ?
「お前ここで逃げたらへタレって呼ぶぞ。それでいいんですか?」
こ、コイツ!!この某サッカー解説の川●慈●みたいなフリが来たらこう言うしかないだろ!!
『『『『『『良いんです!!』』』』』』
って、なぜかC組皆がハモって叫ぶ。なぜにこんな時に息が合う?!
これにはさすがの武神も少し驚き若干だが引いている。
「仕方ない。今は諦める・・・・・・・けど!次は無いと思え!!」
「はぁ・・・・・・(それって負けた奴がいうセリフじゃぁ)」
そして奴は3年の教室に帰って行った。
長い長い口論と言う名の戦闘に俺は勝った。そう、またしても俺の勝ちだ!!
ムフフフ!!・・・・カァアアアアアハハハハハッハ!!!
俺の、俺の勝ちだぁああああああああああああ!!
「って夢を見たんだよロリコン禿げ」
「お前のせいでせっかくの昼飯のウキウキが台無しだ。ぶっ潰すぞッ!!」
時間にして現在お昼。
実際のところ夢ではないのだが、ついついノリで言ってしまった。
「光太君は相変わらずノリで生きている人ですね。」
「ノリ~~~♪僕もノリノリだよ~~♪」
いつもの定番であるこの面子で昼食。
冬馬はさすがと言うべきか豪華な弁当?重箱?で準は男飯に近い感じ。
小雪は女子だな~~と思わせるかわいらしいお弁当。だが2個目のタッパーに入っているそのマシュマロはおかず・・・・・なのか?
そして俺はと言うと・・・・・
「っぷ!!光太お前きゅうり一本って何だよそれ!!あっははははは!!」
「これは・・・・ヘルシー?なのですかね」
「わぁー、光太塩使ぅー?」
「助かる小雪。俺は味噌派じゃないから危なかった。」
そう、きゅうり一本だけである。
お情け程度に赤味噌が少し入ったケースが一つあるのみ。
まぁこれには理由がちゃんとある。
それは我が母と昨晩ちょいと喧嘩してしまったのが悪いのだ。
その報復とでもいうのだろうか、今日の昼食はこれだけになってしまった。
そして喧嘩した理由は母さんのハー●ンダーツを食べたか食べてないかで無断で食べたら拗ねてしまい現在に至る感じだ。
なので今日は小遣いを犠牲に食べてしまった分、プラスもうひとつ買って帰るつもりだ。
「それにしても放課後どうすっかな・・・・」
あの川神先輩の勢いだと絶対に教室に来るか、待ち伏せしているだろう。はっきり言うとダルい。
あの手の人はたぶんそのうちストーカーに進化するレベルだと思うんだ。
まぁ一番手っ取り早いのが相手をする事なんだが俺こう見えても負けず嫌いにここ数年でなってしまったからわざと負けるなんてことは当然したくない。
でもそれだとまた数年前の出来事のように「いつかお前を越えるからな!!」って言ってやってくるだろうし、この場合俺が大人になって負けるべきなのか?
そうこうしている内にあと5分で最後の授業が終わる。
とりあえず今日のプランは鞄に忍ばせた予備の靴を履いて窓から帰宅する流れでいいかな。
道中ハー●ンダーツを忘れなければ良いだけだし。
「それじゃ今日は此処まで。このままHRはじめるぞー」
担任から明日の連絡を聞き解散となった。
と、ほぼ同時に
ガラッ!!
「山中光太!!早速試合をすr「あばよぉとっつぁ~~~ん!!」っな!窓からとか卑怯だぞ!!」
ちなみに此処は一階じゃありません。それなりの高さだけど修行の時に覚えたこの前受け身を使えば・・・・
ドゴォン!!!!
「ふ、普通に痛テェ゛・・・・・」
な、なぜだ?!受け身は衝撃を綺麗に吸収、そして受け流す技じゃないのか?
この感じはプールでお腹をバチィッ!!と打ち当てた感じだ。
実際にはお腹のあたりがゴッ!!って隕石衝突並に衝撃来たぞ!!
ザッザッザ!!
「お前だけが窓から出れると思うなよ!!」
って川神先輩あんたも来たのかい・・・・しかも普通にスタッ!って綺麗に着地かよ。俺がかっこ悪ぃじゃねぇか!!
見ろ!校庭いた違う学年の女子がクスクス笑ってんじゃねぇか!!
「はぁあんたも存外しつこいねぇ。男に嫌われるよ?」
「うるさい!!大体お前が受ければいいだけの話だ!!」
さて、本格的にどうしよう。
現在の時刻がもうすでに5時を過ぎたところか・・・・・
今日は速く帰りたいしなぁ仕方ない。ここは、
「ダッシュで逃げる!!」ッダダダダダダダダ!
「あっ!待て逃げるな!!」ピュ~!
~20分後~
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・あんた・・本当に・・・しつこいよ!!」
おかしいな、結構マジで逃げたんだけど。
さすが武神ってか?
「1本いっとく?」
「ってお前軽いな!!だったら最初からこの美少女との勝負受けろよ!!」
うわぁ~~~自分で美少女とか・・・・・いいかもしれない。
「んじゃここらへんで一番広い河原にでも移動するか」
~河原~
「さぁ!!あの時の雪辱、今返させてもらうぞ!!!」
瞬間、武神・・・川神百代から溢れんばかりの気が破裂するかの如く出てくる。
その勢いは後ろの風景を歪ませるほどだ。
対する光太の方は気を放出するのではなく体内で一点にのみ集中させている。
それは己が最も信頼し、共に闘ってきた右拳。
それ以外に気は全く流れていない。
「安心しろ川神先輩。今回もその雪辱とやらは返せないから。」
「言ってろ!!そのうち私に泣いて土下座するのはお前だからな!!」
そう言って武神はこちらに走り出す。初速から既に最高潮に達しているその
スピードは並の武術家なら既にこの時点で見失い勝敗が決していただろう。
だが、光太はそうじゃない。神の世界での修行の末体得したその体捌きと動体視力は正に神の域である。
そんな光太からしたらこの程度の動きはハエとまでは行かないが全然見えてしまうのだ。
「なるほどこのくらいの速さはさすがにお前には通用しないか。まぁそれならどんどん上げていくから覚悟しろ!!」
ドドドドッドオオオン!!!
「っはん!!どうせ大したことってあれぇええええええ???!」
ヒュン・・・・・・ヒュヒュヒュヒュヒュッン!!!!!!
「っちょ冗談だろ!!っく!!!」
少し上がるだけだと思った速度が爆発的に上昇。それこそニトロを積んだレースゲームの車の如く急上昇した事に光太は驚き先ほどよりもより防戦一方になってしまった。
「どうしたどうした!!・・・・・ッラァア!!」
ズドゥン!!!
「っつぅ~~!!!なかなか重いな」
繰り出された上段からのパンチをあえての何もしていない左手で防御する。
若干だが腕の位置が押し込まれるほどの重さのパンチに思わず愚痴がこぼれる。
「だがよぉおお!!!オラァアアア!!!」
光太の方も此処でようやく反撃に出る。その方法はまさかの右手ではなく足主体である。
しかし力をためている右手にばかり意識が集中していた百代にとってそれは見事な奇襲に近い形になった。
「器用な奴め!!足も使えたのか。しかもその動きお前サバット体得しているのか!」
「そうでもしなきゃ俺は上に行けないからな!!生憎俺には手広く出来る才能があったみたいだからあれこれ手を出させてもらってるだけさ!!」
そうしている間も光太は攻撃を緩めない。
いや、先ほどよりも徐々にではあるがスピードが上がっている。
「んじゃ先輩!あんたには悪いけどそろそろ仕上げに行かせてもらうぜ!!」
光太がそういうと一旦百代から距離を取る。
その隙をついてなんとか攻めに入ろうとする百代だが思うようにいかない。
ずっと光太がヨロヨロと避けているためである。
「んじゃまずは一発!!」
ビシッ!! 光太の右足から繰り出された鞭の様な一撃が百代の脹脛に命中する。
「ふんっ!!」
しかしその程度は百代も軽く防御できる範囲だった。
けれども所詮これはその程度なのだ・・・・
「続いてぇ・・・・・・二発!!」
今度は左手から出された一撃。これもさっきと同じように防御しようとしたがぎりぎりの所で急遽回避に切り替える。
「・・・・・っく!これは!?」
「おぉ!先輩よく気が付いたじゃん!!」
そう。今光太が放った左フックは言わば変化の拳。
ただ軌道が変わると言うわけじゃない。相手に当たった時にその効果が発揮される。本来なら当たった時の衝撃が綺麗に百代の腕を伝って受け流される筈だが、この一撃の場合はぶつかって本来なら受け流される衝撃を直前になってその場に留まらせる効果がある。ゆえに変化。
咄嗟の事態にダメージ半分困惑半分の様子だがなんとか耐性を立てなおした百代。だが光太にはまだあれが残っている。そう、試合開始からずっと力を貯めこんでいた右手が。
けれども、そんな事は百代も承知である。
「どうせ最後はそれで終わりにしようと思っていたんだろ!!だがなぁ!!」
=瞬 間 回 復=
「んな!!なんじゃそりゃ!!」
光太としてもこれは予想外だった。今の2発目で生まれたタイムラグに乗ってそのまま最後の一撃を決めるために今百代にあと一歩と言うとこまで近づいた。
だが!!それが仇となった。
今の百代は正に完全体。瞬間回復により怪我などは一切存在しない状態。
対して光太は右手を振り上げ既に超近距離にいる状態。何よりも本当の隙が出来てしまっている。それもよりによって胴体部分だ。
こうなってしまったら光太も覚悟を決めるしかない。全力で腹筋、胸筋等を引き絞る。
「川神流奥義・・・・・地の剣!!!」
正真正銘川神流の奥義 地の剣。ための動作から繰り出される回し蹴り。
ズッ・・・・
「ック!!・・・」
ズズッ!!
「グォオオ゛・・・!!」
ズズズ・・・・ドッォン゛!!!!!!
「っグ!っゥゥゥううう゛゛!!!!!!!!!!」
ザっ!!ザザザ!!
あまりの衝撃に体が後方へ踏ん張りを利かせても流れてしまう。
「痛!!クソが!!!でかいの貰っちまった・・・・・」
「・・・った・・・・やったぞ!!ようやくお前に片膝をつかせる事が出来たぞ!!」
百代の言った通り今光太は地面に片膝を着いている。
しかもだいぶ後ろに後ずさった後まで確認できる。
「見たか!!私も修行して此処まで来たんだ!周りから武神だなんだと言われても修行はやめなかった!だから言う。此処までこれたのはあの時お前に負けたからだ。感謝する。」
「そ、そりゃどうも・・・(クソ!!ダメージが思った以上に大きすぎる。こりゃ次はマジで慎重にそして、一撃で決めないと危ういな。)」
すると痛む体に鞭を打った光太がその場で立ちあがりまた構える。
「先輩・・・・今から俺少しだけズルします・・・・集中力向上!!」
この技・・・・集中力向上は命中率と攻撃速度および回避を上昇させる技。
本当ならスキルを使うつもりは一切なかったが光太もようやく理解した。
今、目の前にいるこの女はそんな生半可な覚悟で勝てる相手じゃない。
ここからは一切の妥協はいらない・・・・と。そして次々とスキルを発動させる。
「速度増加・・・・ブレッシング・・・・・」
先ほどとは明らかに速さも、力も変わった光太が百代をその眼中にとどめる。
対する百代はじっとその時を待ちかまえる。
「よく見てろ。一切の油断をするな、ここからは一瞬だぞ・・・・・」
トントンとリズムよく光太はつま先を地面につける。
それを注意深く唾を飲み込むのすら躊躇した様子で百代はジッっと見つめる。
トントントントントン・・・・・・・・・・トンッ!!
「!!・・・どこd「遅いよっ!!!」ッッア゛ぁああああああああああ!!!」
右腕解放・・・・ヒット!!
ドッドッッド・・・・・ドンッ!!!!
光太の右拳は見事百代の腹部にクリティカルヒットし、百代本人は光太に与えたダメージとは比べ物にならないくらいの衝撃を受けた。
その証拠と言っては何だが、彼女が今いる位置はパンチを食らう前とは10M以上も違う。今の状態は既に立つことすらできず地面にへたり込んでいる。
「どうだ先輩、・・・・これで・・もう良いだろ?」
光太としても終わらせたかった。なぜなら今日の本来の目的はアイスを買って母親の機嫌を戻さなければならないからだ。しかし今は学校を出て結構な時間がたった。そのせいで既にあたりは暗い。
「おいおい返事したらどうだ?・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
しかし百代からの返事は一切ない。どうした?っと思って近づき様子を見と・・・
「って、気絶してんじゃねぇかよ・・・・どうすっかなこの人・・・」
(次回!!)突如として気絶してしまった百代・・・・
心優しき光太はなんだかんだ言いつつも放っておけずアイスを後回りしして
百代を家まで送り届ける事に。だが、百代の家は、かのKAWAKAMIだった!!
果たして光太は無事に百代を送り届ける事が出来るのか!?
そして明日の昼食はまたきゅうりなのか!??
次回にご期待!!