ネギま!?に転生・・・・マジ恋!??なにそれ? 作:えんヴぃい
「ねぇ、知ってる?川神学園の七不思議」
「知ってる知ってる!あたしも聞いた!」
「あぁあれでしょ?二年のフロアに現れるんだっけ?」
「現代に甦った河童がいるんでしょ・・・」
=昼休み=
ポリッポリッ!
ネェ、アノヒトマタキュウリダヨ?
ヤダチョットキミガワルイワ!
「うるせぇ!お前らにきゅうりの何がわかる‼」
キャー!コッチミタ!
蜘蛛の子を散らすように逃げるクラスメイト。
現代に甦った河童こと、山中光太。
そう、昨日アイスを結局買えなかったのだ。
その結果また光太はきゅうりのみの昼食でしかも、塩派にも関わらずまた味噌という結果である。
最悪学食で済ますことも考えていたが、新型のゲーム機が発売してしまい、それを買ってしまった為に光太自身の懐は少し厳しいため節約できるところは節約するつもりだ。
まぁ遊びの誘いや、楽しいことになると結局使ってしまうのだが・・・
「しかし、これもゲームの為。今はじっと耐えるのみ」
そう思っていた矢先に
「光太ぁー!今日の放課後あいてるー?」
白い天使の小雪がCクラスまでやってきた。
この感じだと、どこかいくのか?と考えながら特に用事もないので
「おう小雪、今日なら全然問題ない。あっでも、帰りにちょっとコンビニでもいいから寄ってくれアイス買いたい。」
そう、明日の悲劇を回避するために。
心の中で小さな決心をしている光太の姿を廊下から覗く影に気が付かずに・・・
=大和side=
最近姉さんの様子がおかしい。
なんていうのかな、今まであった焦り?みたいなものがなくなってる。
いつもファミリーで集まった時もバカやって楽しそうだけどその様子はどこかもう一歩足らない感じだった。
けれど、今はまるで憑き物が取れたように生き生きしている。
「(俺じゃない誰かが姉さんを変えたんだよな・・・)」
その事がとても悔しい。昔から一緒だったから、それこそずっと一緒にいたからこそ姉さんの危うさと孤独は分かっていたつもりだった。
その武神という強さ故の孤独をいつか、いつか自分の手で、仲間の手でどうにかしたいと思っていたのに今では本当に毎日が楽しそうだ。
自然と心の中に嫉妬が湧いてくる。
ずっと一緒にいたから、そりゃ少しは特別な感情もある。
そして俺は姉さんの様子を変えた正体を突き止めた。
今までも何度かファミリーの皆で話していた時に姉さんがたまに口にしていた人物。
曰く、幼い頃だったとはいえ川神百代を倒した男。
そのすぐ後に姿を消した。
最初はそんな男。それこそ武神と言われる姉さんより強い存在などいないと思っていた。
でもそれは違ったんだ。単純に俺は認めたくなかった。
姉さんが俺の知らない男を嬉しそうに話す姿が。
キャー!コッチミタ!
思考の深層に潜っているとその姉さんを変えた男、山中光太がどうやら昼食を終えたようだ。Sクラスの女子となにか話している。
「あれは、Sの榊原小雪か。まさかSと繋がりがあるのか。」
どうにかして山中という男を詳しく知りたい。
得意の話術で取りあえずパイプを作るか。
昔から武術に関しては強くなかったが自分はファミリー内で軍師と呼ばれるだけあってこういった話術、作戦を考えたりするのが得意だった。
俺がどう山中とパイプを作るか考えていると榊原さんがこちらに向かってくる。
どうやら話は終わったようだ。見ると昼休みもあと僅か。俺も教室に戻ろうとすると、耳元で
「光太になにかしようとしたら僕、絶対に君のこと許さないから・・・」
振り返ると能面のように顔から表情というものがなくなった榊原さんが俺を見ていた。
「っ!、え?何のことだ?」
「ふーん、まぁ君がそういうなら良いけど。今僕が言ったこと忘れないでねぇ~」
咄嗟に恐怖を出さず何とか対応する。
俺がとぼけると榊原さんは興味がなくなったのか最後にもう一度忠告してクラスに戻っていった。
「これは、少し骨が折れそうだな。」
この事を姉さんを抜いたファミリーの皆に相談するか考えながら僕も教室に戻った。
~光太side~
授業もすべて終わり、予定通り俺は小雪と帰りにぶらぶらしていた。
「んで小雪、なんの用事があるんだ?流石に明日も学校だからそんなに遅くまでは遊べないぞ?」
「だいじょうぶ!ちょっと新発売のクレープ食べに行くだけなのだー♪」
隣で笑顔を浮かべながら恐らくどんな味か想像しているのだろう。
だけどなぁ、なんか・・・
「なぁ小雪、学校でなんかあったのか?」
「えっ?」
まるで虚を突かれたといわんばかりの顔になる。
なんかあったのか・・・
「なぁーんかちょっと笑顔が少し硬いと思ったら案の定か。困ったことがあったらこの山中光太に任せろ‼いや、お任せください‼あっ、でも金銭援助とかは無しで!」
「…ふふっ、光太と一緒にいるからもうぜーんぜん問題ないのだ!」
あれ?本当にもう笑顔がいつも通りだ。
まっ!小雪がいいって言うならいいんだろうな。
「よしっ!んじゃ今日は俺がその新作クレープ奢ってやる!」
そういうと小雪は目を輝かせる。
「本当!?」
「あぁもちろん。光太ウソツカナイヨ!」
「やったー!ありがとう‼」
「なに。その笑顔はプライスレスだからな。」
「うれしいぁー、だって
新作クレープって一つ1500円で6種類もあるからなかなか選べなかったんだよね~♪」
・・・っえ?
一つ1500円?それが話の流れ的に合計6個?1500×6=9000円?
「っば!?クレープがなんでそんなに高いんだよ!?あ、あのー小雪さんもちろんその六種類のうちのひと「勿論各種一つずつだよ」ですよねー」/(^o^)\ナンテコッタイ
それにと小雪が付け足し
「光太嘘つかないんだよね?」
そう言われた俺にもはや拒否権はなかった。
まぁ、本当に楽しいからいいか!今が楽しけりゃOK!
暫く歩いてようやく目的の店についた。
もう店のまだ外なのにクレープのおいしそうな香りがする。
「やべぇ、すげー旨そう!」
「光太はやくはやく!」
まったく急かすな小雪よ。確かにおいしそうだが今から9000円跳んでいく俺の気持ちも考えてくれ。
なんて干渉に浸っていたら既に小雪が注文を終えていた。
「光太お金よろしくねー!」
「お前は天使では無い。悪魔だ!」
ったく、こうなったらとことん堪能してやるぞ!
んで、待つこと5分くらい。
「お待たせしました、ご注文の商品になります!」
店員さんに渡されるクレープ6種。
うぉ。。。なんかキラッキラしてるよ!
結局この後小雪と二人でクレープを分け合いながら9000円の結晶は10分くらいで消えた。
「味も値段も確かに一級品だったなぁ。」
「ねぇねぇ、明日m「ダメだ!」ぶぅ~けちぃー!」
二日連続はシャレにならない。いや、本当に。
なんだかんだ日も沈み、この日は小雪を送って帰った。
まぁ明日も学校だし、早く寝るかな!
気が付いたらお気に入り登録が400越えていた!天城越えだ!甘城ブリリアントパークだ!
いすずさーん!でも俺はシルフィーが好きだぁー!