「くっ!静まれ!俺の中の堕天使よ!」
ーーアイタタタタ、誰か黄色い救急車よんで。
昨日医務室に連れてかれた徹先輩の精密検査の結果がでた。
身体の異常な発達、あり得ないほどの不明因子、異常なまでのファフナーのシンクロ率。
森田さんが下した診断は
「そんな・・・嘘だろ・・・」「なんで急にそんな…」
「今までファフナーに乗っていなかったのよ?」「原因はわからないのですか?」
「すまない…同化現象ですら未知の部分がある、それを超えた症状は、私にはどうする事もできない…」
私たちは個室にて目撃した僚先輩と私、なぜか小百合先輩が呼び出されていた。
「そして他のパイロットにもその現象が診られる、その中で一番変化があったのは小百合君、君なんだ。」
「うそ…そんなことって…」
「そして僚君、君も呼んだのは君が他のパイロットとは違う結果が出たからだ。」
「俺が…?」
「君の場合、適合率が高かったか、他の原因かわからないが進行性が遅い、何かわかるかも知れない。」
「本当ですか!?」
僚先輩の声が響く、仲間が助かるかも知れないのだから無理はない。
「そこで真由君、君にも話しがある。」「私にも?」
「この不明因子が君から発生してパイロットに感染している…心あたりはないかい?」
「いえ、そんなことは・・・・"あ"ッ…」
久しぶりにラハムさんの事を思い出した。
(揺れてるよ?同調が進んで人外化してるんだろうね。)
(同調が進んで人外化してるんだろうね。)
冷や汗がとまらなかった。
ハッ!殺気ッ!
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ーー『格納庫にて』ーー
「それではラハムとの対話を行うが…いけるかね…?」
「目からの汗で前が見えません。」
たんこぶからたんこぶなんて私初めてだよ。
「一応ファフナーの監視をつける。ラハムの変化がある為気をつけてくれ。」
「わかりました、けど多分大丈夫でしょー。」
私は最高責任者の早乙女さんと格納庫に来ていた。
ラハムさんから症状の対処を教えてもらうために同伴付きで許可をもらった。
変化があったのは少しフェストゥムからmgmgしたからやろ。
「ラハムさーん!久しぶr『真由真由真由真由真由ゅぅぅぅーーーー!!アヒャヒャ!!』」
そっとじ。
なにあれ?あんなの私が知ってるラハムさんなんかじゃない。
「言ったろう?変化があると。」
「フェストゥムと不審者がいますよ?隠滅して下さい。」
主に私の心の平穏のために
「そうしたいのは山々なんだが何をするかわからないからね…」
『オラッ!そこに真由が居たのは見えてんだよッ!見せつけてないで真由を出せ!!』
いつからこんな凶暴になったのだろう、今にもちびりそう。
遠目から見たラハムさんは全身鎖で覆われ大きな収容機材に収まっている。
それでも頭だけなんとか見ようとしてめっちゃブラブラしてる。
正直キモい、あとなんかハァハァしてる。
『ウヒョー!生真由たんprpr』「ヒィィィ!?」
ごめん言動もキモい、近寄りたくない。
あんな可愛い声でキモい見た目と言動で違和感が有頂天
「すまんがパイロットの命がかかっている…」
早乙女さんは涙目で私を見ている、私も同じ顔だろう。
胃薬を貰い、私はそこに向かった。
ーーラハムさーん、おひさー?ちょち聞きたいことが…
ーーちょ、なにこの触手なんか生温かいんだけど…
ーーうわ!なんかぬるぬるする!イカか栗の花のような臭いがする!
ーーやっ…やめ…ヤメロォ!(本音)
ーーアーーーーーッ!!
私は死んだ。スイーツ(笑)
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「それで聞きたい事があるんだっけ?」
「ああ…」
あの後真由君はラハムに取り込まれ、気絶し、
そのままの状態で私とラハムで会話している。
真由君には申し訳ないが実は既に私がラハムと対話する予定であった。
ラハムとしては会話をする間だけ真由君を要求した為、
最初から真由君とはラハムと会話させるつもりはなかった。
だが、私は謝らない。全パイロットの危機なのだ。
「ボクが前にした、能力の話は憶えてる?」
「もちろんだ、直接同化と液状型エネルギー体の生成だろう。」
もっとも、それだけとは思えんが。
「それの影響だろうね、真由が出してるエネルギーで同化現象を抑制してるんだろうね。」
「なに……?!」
それはつまり…
「同化現象による消滅を防ぐために、肉体が自らフェストゥム化しているのか!」
「うん、真由に感謝しなよ。今頃既に誰かいなくなってもおかしくなかったんだから。」
彼は一度瀕死の重症であったが高エネルギー体の生成能力、
それによって生き延びあの窮地を脱した。
それの余波が身近にいたパイロットに影響したのだろう。
「こんな事…皆にどう伝えればいい…」「知らないよ、それが君の責任さ、最高指揮官。」
ラハムは私を冷たく突き放した物言いをした。
ラハムにとっては真由以外興味がないのであろう。
「ボクが要求に従ったのは、真由が皆に嫌われて傷つかないようにするだけ、
後のことなんて知ったことじゃないさ。」
ラハムのその言葉は本音なのであろう、妙な真実味があった。
「ところで真由君に何をしている?」
「ボクの記憶を植え付けてるのさ!これでもう真由は寂しくないよ!」
真由君、強く生きてくれ。
その後、時限式の補給と同化現象の消滅の危険性がない事を
私は脱却して吉報として皆に伝えた。
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ーーーーーその日、私は女性から触手が生え襲われる悪夢を見た。ーーーーー
後日お漏らしをまたした。
特例としてなぜか反省室は免除された。
昨日の功績と言われたが謎の触手に襲われた記憶しかない。
その日は何故かみんな優しかった。
ラハムさんの泥万能説。