変なのに愛されて悪夢しか見れない   作:蒼穹難民

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前回のあらすじ

プク「僚はプクでプクは僚なんだよ」
僚「(∪^ω^)わんわんお!」


夏だ!山だ!海だ!全部だ!!
じゅうろくにちめっ!


 

竜宮島に帰還後L計画参加者+αは身体検査を受けた。

 

持ち込んだ病気はないか、精神状況は安定か、将陵僚と鈴木真由の検査は長引いた。

まさか犬耳と尻尾が生え、記録にあった民間人が幼児になるとは誰が思おうか。

 

別に玉ねぎが駄目になったわけでもなく、チョコレートも食べれて、

5感は聴覚と嗅覚が少し上がっただけであった。

 

1番の問題はこれをどう誤魔化すか?鈴木真由の身元はどうするかだが、

ラハムの中から出て来たガラケーから僚の家の親戚として置かれる事になった。

 

 

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「なぁ?これ真由のケータイじゃないのか?」

「今時ガラケーで、それにピンクって…ククッ…」

 

「笑っちゃかわいそうでしょ…古い感じはするけど。」

「まだ動くみたい、中に画像とかあるから見てみようよ。」

 

 

「っ!?僚!これを見て!」「嘘だろおいっ!?」

「これってあの時に言ってた…」「うん、間違いないよ。」

 

 

「どうした?みんな。」「りょ、ブッフォォ!」「惇!」

 

「犬耳ってお前…尻尾ってお前…。」「惇は無視してこれを見て!」

 

 

僚が画像データで見たものは僚そっくりの少年と真由が膨れ顔で写真を撮っていた。

 

 

「これって…真由が言ってた…」

 

「うん、人類軍の核で死んじゃったお兄さん。僚と似てるって言ってたけど。」

 

「ああ、目が赤い以外瓜二つだ。」

 

 

こうして真由の身元引受人として僚と暮らす事になった。

 

 

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犬耳と尻尾は真由の兄の様に普段は帽子で隠し、真由については

地元の住民達には大人は被災者と伝え、子供には島の外の親戚と伝えられた。

 

大人達には核の被災で家族を無くした真由の兄がわりと説明し、

それ故に大人達は帽子をする僚を幼い真由の為に健気だと感動され、

子供達には島の外で貰ったお土産で取ったら真由が泣くからと説明された。

 

 

(島のみんなの為とは言え利用してすまん真由…)「おにいちゃん、おさらならべたよ!」

 

 

「そうか、偉いぞ真由。」「えへへ。」

 

「僚?これを持って行ってくれる?真由はご飯を運んでね。」

 

「ああ、悪いな。祐未。」「はーい!おねえちゃん!」

 

 

朝の検査、昼の報告と時間が過ぎとっぷりと夕方になり、

夕飯の用意を行い、手伝いをした真由の頭を撫で、褒めていた。

 

あれから僚と祐未は未成年である為婚約し、

僚の家に同棲する事となり、見たものはそのまま家族に見える事だろう。

 

祐未の茶髪と僚の黒髪が混じった様な髪色、

真由の為に置かれた本来の兄の写真(目の色は加工されている)

3人で仲良く夕飯の用意をしているのは新婚とその子供にしか見えなかった。

 

 

「「「いただきます。」」」

 

 

「こら真由、ご飯や甘い野菜ばかり食べないで肉と他の野菜も食べろ。」

 

「でも、おにいちゃんもたまねぎのこしてるよ?」

 

「2人とも残さず食べなさい、僚はお兄ちゃんでしょ?」

 

「うっ…悪い。」「は〜い…」

 

僚は同化したプクの記憶から、問題は無いがネギ類を避ける様になり、

真由は幼児化した為か、甘い物が好きで苦い物を残そうとしていた。

 

「よろしい、2学期になったら学校に入るんだから我儘言っちゃダメよ?」

 

「うん!真由わがままいわないもん!」「いい子だ、真由。」

 

真由が幼児化した為に、真由は小学生として夏休み中の今、

編入する事が出来ないので、2学期からの入学が決まっていた。

 

その後3人は川の字で眠り明日は学校の用意をする事になった。

 

 

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ーーーそのひ、わたしはおにいちゃんそっくりのひとが

じぶんがおにいちゃんだっていっているあくむをみました。ーーー

 

 

 

ーーわたしのおにいちゃんはめはあかくないよ?

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーー『Alvis(アルヴィス)・司令官室』ーー

 

 

「……以上がL計画の作戦報告となります……。」

 

 

 

「信じられんな、少年に付き従うフェストゥムとは…」

 

「しかし父さん、彼さえいればファフナーはより効率良く運用出来る!

もう誰もいなくならないで済むかもしれない!」「総士…。」

 

 

現在司令官室では早乙女柄鎖がL計画の報告をしていて、

そこには竜宮島の日本自衛軍研究機関所属アルヴィスの総司令官

[皆城 公蔵(みなしろ こうぞう)]と息子と養子である[皆城 (みなしろ )総士(そうし)][蔵前 (くらまえ )果林(かりん)]がいた。

 

「でも皆城くん、あの子は今は乙姫ちゃんより幼いんだよ?とても戦えるとは思えないし、早乙女さんも彼は1度もフェストゥムを倒していないし、倒したがらなかったって言ってたじゃない。」

 

「だが、それなら乙姫は11年も眠らされている!戦えるなら戦わせるべきだ!」

 

 

総士の母親はフェストゥムと半同化して[いなくなり]、その影響で当時母体にいた妹

[皆城 (みなしろ)乙姫(つばき)]はフェストゥムと人類の融合独立個体で、竜宮島のコア、ワルキューレの岩戸にある人工子宮[コアギュラ]と呼ばれる自己保護本能を利用した、島の管理制御システム[ブリュンヒルデ・システム]を母親の[皆城 (みなしろ )(さや)]の遺言により、乙姫は11年たった今も眠りにつき、担わされている。

 

 

「落ち着け総士。」

「しかし父さん!」

 

「何も彼に戦わせる必要はない、それを言うならファフナーの適合率の高い人物に、

無理矢理戦わせるのと何も変わらん。

[真壁(まかべ)一騎(かずき)]にも戦わせる事になる。」

 

「そっ…それは…」

 

「彼ではなく、フェストゥムのラハムと言ったか?彼に協力を仰げばいい。」「!!」

 

総士は幼少の頃に一騎によるコンプレックスがあり、戦わせたくなかった。

父の言葉により盲点だった事を気付かされ、冷静になる事が出来た。

 

「私もそれは可能だと思います。しかし条件を付けるのは間違い無いでしょう。」

 

「ふむ、早乙女君はどのような条件を出すと思う?」

 

「十中八九真由君のことでしょうね…。」

 

早乙女柄鎖は以前ラハムと交渉して、真由を地獄(触手プレイ)に落としたのを思い出し、

辟易とした。

 

 

 

ーーハッ!?今真由を好き勝手出来るフラグが立った気がする!

 

 

 

やかましいわ。

 

 

 

最近、柄鎖にも電波が聞こえる様になりL計画(真由のいた日常)を思い出し自分も真由に癒されたいと思った。

 

 

 

「それではラハムとの交渉として、鈴木真由の市民権、生活の保護、教育の確立をすればいいだろう。

此方からは研究と戦闘の協力を要請する、これは最高機密だ。他言無用とする。」

 

「了解致しました。」「了解です。」「わかりました。絶対に他言しません。」

 

 

アルヴィスはフェストゥムに対しまた一歩近づいたかもしれない。

 




真兄涙目。
皆城家ってどうして皆読みにくい名前なんだろう…
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