小百合「裏切ったな早苗!裏切ったな!」
早苗「1番はドライではないッこの鉄板ナポリタンだ!」
柴田小百合 は激怒した。
必ずかの裏切り者をうちのめさねばと決意した。2番煎じ?
こまけぇこたぁいいんだよ。
昨晩、真由達から元ドライカレー同盟の早苗が鉄板カレーナポリタンをだし、
それが絶賛され、早苗がドライカレーを作らなかった事を聞き、激怒していた。
「だからお姉ちゃんは勝たねばならんのですよ。」
「お姉ちゃん何言ってるの?」
あれから小百合は早苗に宣戦布告、カレー対決が決まり、
駄菓子屋「西尾商店」にて行われる事となった。
何故駄菓子屋でやるのかだって?汗かいた後のかき氷は半端じゃないよ?
小百合は弟の
「あっ!彗だ!」「健くんおはよう!」
「早苗!あんたって人はー!!」「それが定めよ!ドライはマイナーでもと進んだ道でしょう!」
「これもうどっちが上か下かわかんねぇな。」
「普通のカレーも出るし、かき氷も食えるから俺達はどっちでもよくね?」
「「なんだとコノヤロー!!」」「「のわー!?」」
「会長お久しぶりです。」「総士、俺はもう会長じゃないって。」
「おばあちゃん、今日はよろしくお願いします。」「おばあちゃんおはよー!」
「いいのよ、儲かるしこんなに沢山子ども達が来てくれるしね。」
西尾商店の店長の
ぜひ西尾商店でと島中の子ども達が集まったのだ。
「マイエンジェル確認!とうっ!」「しまった!?」「?」
「フッフッフッ、これでこちらは天使が2人!これで勝ったも同然ね!」
「くっ!それでもこっちには彗が「彗もこっちに来なよ!」「彗おにいちゃん!」「うん!」ファっ!?」
小百合は真由を確保し、それに付いて行く様に彗も小百合の側に行ってしまった。
「彗ー!?裏切らないで!こっちに戻って!」「だって鉄板カレーナポリタンは昨日食べたし…」
「うん、それにあついもんね。」「「「ねー。」」」「ごふぁっ。」
この炎天下の中、何故鉄板カレーナポリタンで彼女は勝てると思ったのだろうか。
純粋な子供達は鉄板から我先にと皆逃げてしまった。しょうがないね。
しかしそれでも鉄板が目新しいのか何人かの年少組と、汗をかきたがる年長組は残ったが、
弟達を取られた(逃げられた)早苗のモチベーションは最悪であった。
「まあまあ、暑い中汗かくのは気持ちがいいぜ?」
「小太りは黙っとれーー」
せっかく擁護した徹は早苗により撃沈した。
「あれ?」「どうしたの真由?」「真由くん?」
真由は皆で集まってカレーを食べる中、1人だけ普通のカレーを食べている少年を見つけた。
真由は一言残してその少年の元へと行ってしまった。
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真壁一騎は食事には関心があった。
このカレー大会が開かれると聞いて、真っ先に1番乗りしたのも実は彼であった。
しかし、とある少年を見てから隠れる様にカレーを食べていた。
ーーまさか総士がいるなんて…。
あの不器用な彼がこのようなイベントに出ているとは思わず、
過去の事件から人付き合いを恐れ、その被害者である総士を見つけてから、
彼は居心地の悪さを感じ、1番離れていた普通のカレーを食べていた。
ーー…これを食べたらここから離れよう。
一騎の先輩である僚にも挨拶したかったが、学校の皆も集まっており、
更に近寄り難くなっていた。
カレーを食べ終わり、立ち上がろうと前を向いたら最近越して来た。
僚先輩の親戚の子供が目に写った。
「おにいちゃんなんでひとりでたべてるの?」
「…えーと、ちょっとな…」
「あっちにべつのカレーがあるよ、いっしょにたべよう!」
「あっ!ちょっと待って…!」
一騎は手を引かれ、片手は食器がある為力が出せず、振り払う事が出来なかった。
「おっ、一騎も来てたのか。」「お久しぶりです…先輩。」
「一騎…。」「よう…総士…。」
総士と顔を会わせた事により、一騎は一層気不味さがました。
「おにいちゃん!ドライカレーもってきたよ!」
「ああ…ありがとう…。」
一騎は新しいカレーを渡され、食べなければ離れられない雰囲気になった。
「なんだ、なんだ?そんな湿っぽいとカレーが不味くなるぞ?」
「先輩…やっぱり向かってくって難しくて。」
僚は一騎に肩をかけ、周りに声が聞こえないよう配慮して相談をしていた。
「何も無理に仲良くなればいいってわけじゃない、
ただいつまでもわだかまりがあると、言い出せなくて一生後悔をするぞ。」
「先輩?」
僚は濡れ衣で真由を怒鳴りつけた事を思い出し、力なく笑い、
何時もと違う僚に、一騎はそれを不思議に思った。
「大丈夫だ、俺もいるし偶には話し合ってこい。」
「…わかりました。やってみます。」
一騎は総士の元に向かい、総士も一騎の目を捉えて話し合った。
「一騎、お前がいるとは思わなかった。」
「俺も、お前がいるとは思わなかった、僚先輩がいたから納得したけど…」
「何?」
総士は暗に一騎が総士は僚に会いに来ただけだと思っている事に気がつき、
なんだか場違いだと思われていた事に腹が立った。
「いいか一騎、よく聞け。」
「おっ、おう…」
総士は一騎に顔を近づけ、自分はこのイベントをいかに楽しみにしていた事を語り始めた。
「僕はこのカレー大会を楽しみにしていた。見ろ、カレー大会と聞いて準備した。
マイスプーンがある。カレーにスプーンを分けて使う為に用意してきた。極めて便利だ。
熱中症対策の塩飴と水筒の麦茶がある。いくら飲料物があってもやはり危険だからな。」
「お前…わざわざスプーンまで持って来てたのか…。」「話しは最後まで聞け一騎。」
「汗をかいた時のタオルもある。商店で水道を借りれるからすぐ洗って絞れる。
学校でアルバムにする為にカメラもある。テクニカルでとても使いやすい。
どうだ?一騎。僕は純粋にこの大会を楽しみに来ている。」
「お前って…案外不器用なんだな…。」
一騎は幼馴染の不器用さに親しみが湧き、以前よりも近寄り易くなっていた。
なお、カレー大会は店長の行美の普通のカレーが優勝した。
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ーー『アルヴィス・食堂にて』ーー
「・・・・・・・」
早乙女柄鎖はカレー大会が西尾商店で開かれていると聞き、
気分を紛らわそうと今日はカレーを食べようとしていた。
「・・・・・・・・・・」
しかし竜宮島は狭く、他の職員達も聞きつけ、皆がカレーを選んだ為、
カレーは柄鎖が来た時には売り切れになっていた。
「・・・・・・・・・・・・・」
柄鎖は定食を選び、その後の仕事を残業も合わせて励み、
やっと仕事が終わり、自宅で夜食にカレーカップ麺を食べた。
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ーーーそのひ、わたしはみずをつかおうとすると
みずがみんなカレーになるあくむをみました。ーーー
そういえばなんでゆめのなかではわたしって真由はいうんだろ?
おばあちゃん最強説。
皆さんは夏の予定は決まりましたか?
僕はおばあちゃん家とお墓参りに行きます。