変なのに愛されて悪夢しか見れない   作:蒼穹難民

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前回のあらすじ

おばあちゃんのカレーは世界1ィィ!!


じゅうくにちめっ!

ーー『アルヴィス・研究室』ーー

 

 

「ラハムが生成する泥はどうなっている。」

「皆城司令。」

 

 

ラハムから提供された泥を解析している最中、

フェストゥム研究の第一人者である皆城公蔵も研究室に顔をだし、

近藤彩乃から研究状態を聞き、空いた時間を使って研究に参加していた。

 

 

 

「フェストゥムから生成されたのは複雑な心境ですが…。

これは素晴らしい物であるとしか言いようがありません。」

「今は生体実験をしているのだったな、実験対象はどうなった。」

 

 

ラハムの泥から今は280mlほど抽出でき、

虫やモルモットなどに投与して生体調査を行なっていた。

 

 

 

「こちらのガラスケースをご覧になって下さい。」「うむ、ん?」フンッフンッ‼︎

 

 

 

 

「・・・モルモットがスクワットしてるな…。」

「・・・ええ、しています。…。」フンッフンッ!ケンコウダイイイチッ!

 

 

 

 

「・・・・今喋らなかったか?」

「・・・・ええ、喋っております…。」ムッハカセオハヨウゴザイマス

 

 

 

 

「・・・・・人を識別できるのか…」

「・・・・・ええ、出来ます…」フンッフンッ‼︎

 

 

 

 

「・・・・・・他のはどうなっている、見せなくていい。」

「・・・・・・数式を描いたり、絵を描いたり、歌ったりしています…。」アッセイ!アッセイ!

 

 

 

 

 

 

「「・・・・・・・・・・・」」

 

 

 

 

 

ドラマティッーク !ファンタスティッーク !ラーンディーング‼︎

 

 

 

 

「あびゃー」「皆城司令⁉︎わかりますがお気を確かに!」

 

 

 

 

公蔵は余りのファンタジーに脳が処理できず混乱した。

 

 

 

 

「…すまんな、どうかしていたようだ。」

「いえ、まだ倒れて貰っては困ります。」

 

 

 

 

「………はっ?」

「まだまだ研究結果がありますのでご覧になって頂かねば。」

 

 

 

 

 

ーーその日…公蔵は思い出した…残業続きの人間のテンションを…

仕事を押し付けた上司に対する部下の恨みを…………

 

 

彩乃は決して…心配から公蔵の意識を戻したのではないのだと。

 

 

 

「こちらアルベリヒド機関と共同で遠見医院の人体実験でのデータとなります。」

 

 

 

「なにしてくれちゃってんの!?いやほんとになにしてくれちゃってんの!?」

 

 

「弓子さんに頼んだらお母さんに聞いてみると翌日でやってくれました。」

「千鶴君!?弓子君!?親子でなにしてくれてんの!?」

 

 

 

竜宮島には唯一の診療所である遠見医院はフェストゥム研究助手の遠見弓子の実家であり、

その母親である遠見千鶴(とおみちづる)はフェストゥム研究機関のアルベリヒド機関研究主任で、

遠見医院の院長と兼任して働く二児の母である。

現在バツイチ、司令代理の真壁史彦を狙ってる模様。

 

 

 

「L計画の将陵僚君のデータから肝臓病の特効薬になると思い、

ファフナー開発担当の羽佐間容子(はざまようこ)さんに協力を仰ぎ、

「翔子の肝臓病が治るなら…」と許可を頂いてから、

患者である羽佐間翔子(はざましょうこ)さんに投与させて貰いました。」

「もう…!もう皆がわからない!娘にそんな怪しい物使っていいの!?」

 

 

 

「結果は成功…いえ大成功に終わり、肝臓病は無事完治。

身体も健康的で、今では初めての跳び箱を8段も跳べます。」

「すごいけど!?私は初めては5段からだったけれども!?

そうじゃないんだよ!もう少し慎重に調べようよ!!」

 

 

 

「頑張りました!」エッヘン!

「お願いだ竜司君!君の奥さんを何とかしてくれ!!」

 

 

 

公蔵はフェストゥムとの戦闘で亡くなった彩乃の夫である近藤竜司(こんどうりゅうじ)に救いを求めた。

 

 

 

ーー皆城さん…皆城さん…

「ハッ!?竜司君!?」

 

 

 

とうとう堪え切れなかったのか公蔵は竜司の幻覚を見始める。

 

 

 

ーーどうだい…?俺の嫁さんはかわいいだろ…?

「チクショウ!幻覚のくせに惚気やがって!!」

 

 

「司令?どうかしたんですか?大丈夫ですか?頭。」

「君にだけは言われたくなかったよ!!」

 

 

 

公蔵は肩で息をしながらツッコミを入れた。

 

 

「あっ、後は失われたはずの受胎能力が再生したと思われます。

それで私達も投与してみました。体重も減って美肌効果もバッチリです。」

 

 

「…ああ…そう…うん…うん?今なんて言った?」

 

 

「投与してから幾ら食べても太らないし、スキンケアいらずになりました。」

「そこじゃないよ!今サラッと凄い重大な事言っただろう!?」

 

 

日本人はフェストゥムが高次元でまとまり、フェストゥムの思考中枢である、

高密度の情報を集積した[ミール]と呼ばれる結晶生命体が誤解して行った、

「人類を死なせない為に人類を産まれさせない」という誤った善意の解釈で、

国外を除くほぼ全ての日本人は受胎能力を失った。人類軍の核攻撃もこれが理由である。

 

 

今島にいる大半の子供達はアルベリヒド機関による人工培養された、

人工子宮「コアギュラ」によって産み出された里子なのである。

 

 

「ええ、ですのでアルベリヒド機関にもデータと泥を送りました。」

 

 

「もうっ…!もうどうしたらいいか、わかんないっ…!!」

 

 

 

公蔵はとうとう泣き出した。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「………………」

 

 

 

早乙女柄鎖は近藤彩乃の事後処理を全て任されていた。

 

 

 

「……………………………フッ。」

 

 

 

 

 

 

ーーー早乙女柄鎖の涙は枯れ果てていたーーー

 

 

 

 

 

今日も残業である。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーー『海辺のビーチにて』ーー

 

 

 

「いいか?一騎。僕は日焼け止めを用意して来た。来る前にも塗ってある。

これで日焼けに悩む事はないし、焼かれて肌の痛みに苦しむ事はない。

海に入る前の準備も万端だ。ビート板を用意した。溺れる事はない。

準備運動の他に事前にシャワーを浴びたから筋肉が攣ることもないだろう。」

 

 

 

「えっと…シャワー浴びたら日焼け止め落ちるし、

ビート板は手を離したら溺れると思うんだが……。」

 

 

 

「!?」「気づいてなかったのか…」

 

 

 

「一騎くんー!早く早くー!」

「一騎くーん!こっちこっちー!」

 

 

「「…………羽佐間(遠見)さん?ちょっとO★HA★NA★SIしようか……」」

 

 

「一騎ー?ビーチバレーするよー?」

「いくぞ一騎!今日こそ勝ってやるからな!」

 

 

「バレーって4人でやるから決闘にはならないんじゃ…」

「衛、黙っていようぜ。」

 

 

 

「真由ー?しっかり準備運動するんだぞー?」「はーい!」

 

 

 

「りょーう!ボール膨らましてくれる?」

「任せろ、真由を見ていてくれ。」「うん。」

 

 

「……絶景だな、惇…」「ああ……絶景だな、剛史…」

 

 

「ふふ、男子共、どう?この水着は?」ペタン ,スラー…

 

 

 

「……絶壁だな、剛史…」「ああ……絶壁だな、惇…」

 

 

「死ねよやーーー!!」ドガッ バキッ!「「いでッ!?タコスッ!?」」ザバーン!

 

 

「お姉ちゃん浮き輪まだー?」「まって…これ凄い疲れる…」シュコシュコ

 

「健君、ほら。」「徹さんすげー!もう膨らませたんだ!」

 

 

 

子供達は夏休みを満喫し、気苦労とは今は無縁だった。

 

 

 

 

ーーチクショウ!ここからじゃ真由の水着が見えない!

真由ーー!クンカクンカprprしたいよー!

 

 

 

 

変なのは居ないため平穏は守られた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ーーそのひ、わたしはだれかがおりにはいっていて、

がんばってこっちをみようとするこわいなにかのあくむをみました。ーー

 

 

 

かわいそうだけどとてもこわかったです。

 

 

 

 

 




ところで譲治ボイスではっちゃけたり、困惑する声聞くとテンション上がりませんか?
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