「そして誰もが願うだろう!
モデル体型になりたいと!
高身長が欲しいと! 」
時折私は悪夢を見ていた。
家族と暮らしていたが
叔父さんの家で暮らしてる理由がそれだ。
実家はマンションで高いところが苦手な高所恐怖症の私は、
毎晩夢で高いビルから爆破する悪夢をほぼ毎日見ていた。
その日に天ぷらを食べるとKATANAを持った男が
私を抱きしめている女性と共に、
斬り殺される悪夢にワープ進化するから溜まったもんじゃない。
さらに手に負えないことに5人家族の我が家は、
父を除き全員ドSなのだ。
兄はよく「真由は小さいままでいい」と私を貶しつつ誕生日に、
ピンク色のガラケーをプレゼントしてくれやがった。当然今は使っていない。
小学生の間、兄の友達を連れ幼児用のキグルミパーカーを着させられ、
大量の写真がそのケータイに入れられている。
それでもプレゼントだからと持っている私をみると、
兄は邪悪な笑顔で隠れながら私を見るのだ。鳥肌が止まらない。
妹は「兄さんは本当にお馬鹿さんですね」と煽っていた。
妹はお菓子作りが上手で私はよく釣られてご馳走になったが、
たまに激辛なのを混ぜていたのだ。
私は水分を求め逃げようとするが妹が羽交い締めにして
いつも私に脅迫してくるのだ。しかも要求が料理の味見で
全部激辛料理なのがタチが悪い。妹は辛党で甘党だから
私が我慢しつつ意趣返しに辛い調味料を美味しいと、
やせ我慢して食べていると
「本当ですね!真由にももっとかけてあげます!」
地獄の誕生だった。妹は煽る時は兄さんと言うが本音の時は私を名前で呼ぶ。
バレたらお仕置きされるので味覚を失いながら食べた。
そして1番の|アルティメットサディスティッククリーチャー《USC》が母だ。
母はことある毎に私をいじめていた。
命に関わる事ではないが私を肩車して泣いてるのを楽しんだり
誕生日ケーキのロウソクを先に消して愕然してる隙に、
私の分のケーキを崩して高らかに笑うのだ!あの悪魔め!
子供の日には重い鎧で動けなくして私のお菓子を食べたり
お風呂に突撃してきて冷やした
さらにこの悪魔は下着を隠してオムツに入れ替えてたのだ。
タオルで腰を隠しつつ下着を探してると
「真由ちゃん、なにしてるの〜?」
白々しく邪魔してくる上に腰のタオルを獲りにくる!
しかもタオルを取られたらオムツを履かせるから
私はタオルを死守するのだ!「ちゃんと服着ないとダメでしょ〜?」
黙れ悪魔め!おっと回想で熱くなってしまった。
そして父だがあまり関わり合いがないのだ。
無関心程ではないが無口で
「あぁ」や「うん」ぐらいしか話さない。
泣いてる私を助けてくれたり。
甘やかしてくれる唯一の存在だった。
家族仲が悪い訳ではなく母が何故か、
私や兄妹にはちょっかいをかけるが父には
見たことが一度もない。それどころか
私を助けるとき母に声をかけるだけで
なんと母が止まるのだ。あの悪魔が!
父に関しては完全に謎である。
中学生になる際私はダメ元で叔父さんに助けを乞い。
家族に直談判し許可を得て別居に成功した。
さて何故私が家族の話をしているのか?
ーーそれは朝の出来事だーーー
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私は変なのに喰われたと思っていた。
しかし意識が戻ると光が見え、それを求めた。
そしたら転がる様に外へ出た。
「へ?(ザバァ)わぶ!?」
何故か全身が濡れた。
状況を確認すると眼に映る景色は海だった。
「なんで?まだ夢の中なのか私は…」
振り返るとそこには黒いなにかがいた。
「ウソだろ…?」
そこには全身
取り敢えず襲ってこないどころか私はあの中にいた・・・
もう一度入ると今度は外の景色が見えた。
「透明?マジックミラー?いやモニター・・・なのか?」
椅子の様に盛り上がり手を置くような場所もある。
私は座って見ると頭の中にこいつの視点が見えた。
「見える…360度全方位が…モニター以外の景色が…」
なんなんだこいつは?ロボットなのか?生き物なのか?
「取り敢えずここはどこだ?何故海が?」
疑問に思っているとモニターの一部が変わり
TVみたいにニュースが流れ始めた。
「いやありがたいけど、なんで英語?」
食い入るように見てたら断片的だが理解できた。
いや、せざるを得なかった。
「なんで?…………なんでなんでなんでなんでなんで!!?」
ーーーーー核攻撃による日本の沈没ーーーーー
私は我武者羅にこいつを飛ばしたーーー
何故か動かし方を理解できていたーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーー空から私は地球を見ていたーーー
故郷は・・・家族は・・・友も・・・先生や・・・知人全てが・・・
ーーーーその日、家族で幸せな団欒の光景の悪夢を見たーーーー
涙が止まらなかった
やせ我慢も限界だった
あそこまで巫山戯てたのは実は真由君のやせ我慢でした。
シリアスはこれで最後にしたい。