ハイスクールD×D~降臨せし黒き王~(更新停止)   作:エアーMk-2

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皆様お久しぶりでございます!

テストや行事等忙しい日々もようやく一段落したので投稿を再開します。

さて、今回からライザー編へと移っていきます。


戦闘校舎のフェニックス
胎動


 

 

「ふぅ、やはりここはいつ来ても辛気臭いな」

 

意識を神器に潜らせたどり着いたのは神器の中に存在する歴代の赤龍帝達の残留思念が集う場所。

 

覇龍によって破滅した者達の行き着く先。

 

全員俯いた状態で椅子に座っておりその瞳には光がない。

 

『ここは覇龍によって力に溺れ破滅した者達の思念が集う場所。必然的にそうなってしまうのも仕方なかろう』

 

そこに現れたのは伝説の二天龍の片割れにして私の現相棒、赤龍帝ドライグ。

 

『相棒がここにやってくるのも久しいな』

 

「まあな。でドライグ《アレ》の調整はどうなっている?」

 

『《アレ》か?もう八割方調整は終了している。後七日ほどで完全になるだろう』

 

「そうか」

 

《アレ》が完成すれば私とドライグは今以上に戦えるようになる。

 

弱体化してしまった今の私ではどうしても限界があるからな。

 

「いずれ戦うことになるであろう白龍皇もすでに目覚めているだろう。それまでに覇龍の方も制御しておかないとな」

 

『む?《アレ》が完成すれば覇龍がなくとも相棒なら十分に世界を相手に立ち回れるはずだが?』

 

ドライグの疑問ももっともだな。

 

「念のための保険さ。手札は多い方がいい。それに」

 

『それに?』

 

「ここで覇龍を制御できるようにしておかねば後の者達が先輩方のようになってしまうからな。そうならないための私は先駆けとなるのさ」

 

『ククク、やはり相棒は随分と変わり者だ。一緒にいて退屈しないよ』

 

「そういうドライグもだいぶ変わった龍だがな」

 

『「ハハハハハ」』

 

しばらく笑いあう。

 

「さて、そろそろ私は戻る。後のことは頼んだぞ」

 

『あい分かった』

 

そうして私はドライグと分かれ意識を現実へと引き戻した。

 

 

 -------------

 

 

「朝か……」

 

意識を引き戻し目を覚ませば丁度朝になっていた。

 

時計を見れば6時でいつもどうりの時間だ。

 

コンコンと扉をノックする音。そして扉が開く。

 

「おはようございます、秋葉さん!」

 

「ああ、おはようアーシア」

 

あの一件以来アーシアは家に住むこととなった。

 

アーシアの事を本当の娘のように思い、ある程度の事情(悪魔や堕天使のことは言ってない)を知るうちの両親は部長の後押しもあって一発で許可してくれた。

 

両親曰く私が女性と交友関係を持つのは親としては好ましいようだ。確かに私本人そういう風に立ち回っていたためこの手の話とは縁遠かったからな。

 

最近ではアーシアと一緒に登校することが日課になり(ここに部長も加わる)松田や元浜からは恨み言を言われた。その代わり二人にはミルたんを紹介しておいた。まぁ多分大丈夫だろう。

 

アーシアはすんなりとクラスに馴染めたようで今では友達も多いようだ。私も少し不安に思っていたがどうやら思い過ごしだったようだ。良かった。

 

夜になり私はアーシアのチラシ配りを手伝うためバイクで一緒に夜の街を駆けていた。(免許取得済み)

 

「秋葉さん、『ローマの休日』を観たことがありますか?」

 

不意にアーシアがそう訊いてきた。

 

「確かイタリアのローマを舞台にしたアメリカの映画だったか?すまない観た事はないな」

 

「そうですか……」

 

少し残念そうな声音で言うアーシア。

 

「なら今度家で一緒に観ようか。私も少し興味あるしな」

 

「っはい!」

 

うれしそうなアーシアの声を聞き私も釣られて笑う。

 

こうして夜は更けていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 




事件は解決し訪れた束の間の平穏。

突如秋葉の部屋へ現れる部長。

部室へと来襲するフェニックス。

物語は再び秋葉達を中心に動き出す。

次回「新たな幕開け」

お楽しみに!
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