外道神父マジカル☆NANOHA   作:ゼルガー

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序章「すべてのはじまり」

幼い頃から違和感を感じていた。

 

周りが楽しいを思ってることに馴染めなかった。

 

何が楽しいのか理解できなかった。どうして笑顔になれるのかわからない。

 

家族が幸せと言ってることが何一つ、わからなかった。

 

ある時、父が仕事先で重症を負った。

 

母は、兄は、姉は悲しんだ。そして、父がいない分を埋めようとした。

 

母は必死になって働いた。家族を養うために。

 

姉も母を手伝った。

 

兄は家族を守る為に無茶な鍛錬を続け、ケガをした。

 

そして私は一人になった。誰の邪魔をするわけでもなく、一人になりたかった。

 

これ以上、あの光景を見ていると、自分の中で何かが変わろうと本能的に理解したから。

 

 

 

 

公園でただただボーっとして時間をつぶしていたときだった。

 

私にとって運命的・・・・・・いや、出会うことが必然だったと言える師に出会ったのだ。

 

 

「そこで何をしている、少年。悩みがあるのなら、この私が聞こう。こう見えて、神父なのでな」

 

 

胡散臭い笑みを浮かべ、死んだ目をしていた神父の男。今思えば、同類を見つけたと言う悦びの笑みを浮かべていたのだろう。私もそうする。

 

当初の私も警戒していたのだが、同時に安堵していた。

 

この男は私に似ていると。

 

だから、私は自信の悩みを打ち明けた。家族から孤立したことではない。

 

家族が不幸になっている光景をみて、笑みを浮かべてしまった私自信の事を

 

 

 

 

「そうか。どこか私に似ていると思ったが、まさか同類がいたとはな」

 

「貴方もですか?」

 

「そうだ。生まれながらにして、他人の幸福を不幸と感じ、不幸が幸福と感じられる破綻者なのだよ。むろん、君もな」

 

 

そう言われ、心の中に何かストンと収まった気がした。

 

でも、まだ足りない。私はこの人についていき、いろいろと教わりたい。そう思ってしまった

 

どうせ家に帰っても私は独りだ。

 

 

 

「よかろう。ならば、私は君を歓迎しよう。早速君の家族に報告しようか。そうだな、君の父親が回復するまでは面倒みてやろう」

 

 

それから半年間、私は神父の教会に住むことになり、父が回復した後も教会に通い続けた。

 

神父は私にいろいろと教えてくれた。破綻者のあり方。異端に対する戦い方。代行者としての教えも含めて。

 

時々来ていたカレー好きシスターはショタ属性があったのか私にベタベタと構い続けた。なんでも、神父2号にしたくなかったとか。残念だが既に手遅れだよ。

 

私が最年少で代行者になってから二年後。神父は亡くなった。

 

死因はわからなかったが、神父は遺産として十字架のネックレスと私の背丈に合った神父服。そして数本の黒鍵と秘伝の麻婆豆腐のレシピと香辛料を遺した。

 

結局神父の理想を聞くことは永遠になかったな。だが、神父の意思は私が受け継いでやろう。

 

同類として、弟子として。そして、破綻者であり聖職者であるこの私【高町なのは】がな。

 

 

だから、安心して主の下に逝くといい。我が師、言峰綺礼よ。汝の死後に祝福(地獄)あれアーメン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Pixivに投稿していた作品のリメイク。

マジカル☆八極拳の使い手である外道神父NANOHAの復活です。


ちなみに、NANOHAは男の娘です。現時点でショタです。

将来、ヴィヴィオにパパと呼ばせたいです。

ヒロインは未定。TSしているのは今のところNANOHAだけです。

ヒロイン候補はすずか、はやて、シュテルの三人の誰かにします。まあ、人格異常なNANOHAを理解し支えてあげられる包容力を持った人。つまり、言峰の奥さんみたいな人じゃないとね。

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