Fate/Hentai Order   作:「旗戦士」

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「せんぱーい! 小悪魔系後輩のBBちゃ……きゃあっ!? なんで全裸なんですか!? 」
「これが後輩を受け入れるスタイルなんだよ。あとBBちゃんのその大きいおっぱいに包まれたい衝動が全身に現れてしまった」
「訳わかんないですよ!? 助けてマシュ先輩! 」
「その程度……何ともないと思わなければ……先輩の後輩は務まりませんよッ!! 」
「どんな関係だよお前ら!! 」

きょうのぐだ男: ケツにBBちゃんの注射器を突っ込まれる


第十節: 俺の股間はエクスカリバー

<カルデア>

 

意識を失った僕はロマニとダヴィンチちゃんによって一旦カルデアに戻され、目が覚めた僕が次に見た景色はカルデアの真っ白な天井だった。

きっとマシュ辺りが僕を部屋に運んでくれたのだろう、僕の身体は自室のベッドに寝かされている。

マシュったらああ見えてやっぱり僕の事を心配してくれているんだ。

なんてツンデレ後輩。なんて麗しき僕の後輩……。

 

「うーん。オルレアンのみんなは大丈夫だろうか。ひとまず誰かを呼ぼう」

 

僕は脳に浮かんだ……あっ、こういう時はいつも落ち着いてるエミヤを呼ぼう。

自分の脳内にエミヤの姿を浮かべ、間もなくして彼の赤い礼装が目に入った。

 

「……む。マスター、目が覚めたんだな。身体の方は平気か? 」

「やあエミヤ。身体を心配してくれるなんてやっぱりエミヤを召喚して良かったよ。あ、ケツの穴も平気だよ」

「いやケツの穴に関しては聞いていないんだが」

 

またまたぁ。

僕知ってるんだよ? エミヤがクーフーリンの兄貴と抱き合ったり赤髪の若い男を襲ってたり……。

でもこれ以上言及すると確実にボコられるのであえて僕は胸に仕舞っておく。

 

「ドクターの言伝を貰っているぞ、マスター。オルレアンのレイシフトは君が十分な休息を取れた後に再び行うらしい。君がオルレアンの特異点から出た際に、そこで時間は経過しているみたいだがジャンヌ達もどこか安全な場所で姿を隠している様だ」

「そうなのか……。正直不安だったけど、エミヤの言葉で安心できたよ。ありがとう。ところでエミヤ、君って"投影魔術"を使えたよね? 」

 

ジャンヌ達がまだ無事という話を聞いて、僕はほっと胸を撫で下ろす。

僕の言葉にエミヤは投影魔術をやって見せてくれたようで、彼の手には小次郎が手にしている鍔のない刀が握られていた。

 

「して、マスター。この投影した武器をどうするつもりだ? 何か変な事に使うんじゃないだろうな」

「いやだなあ、僕がそんな事に使うと思う? もしもの時の為に、自分でも戦えるようにしておきたいだけだよ」

「だが君、余裕でオルレアンの兵士を倒してなかったか? 」

 

核心を突かれたように僕は顔を引き攣らせる。

言えない……アストルフォきゅんかセイバーの武器を投影してケツに突っ込もうと思っていたなんて……!

 

「そ、それは火事場の馬鹿力ってやつさ! だから教えてよ、ね? マスターからのお願いだよぉ」

「……はぁ。仕方ない。悪用しない、という条件付きだぞ」

「やったあ! さっすがエミヤ、エロゲの主人公務めただけあるね! 」

「やめろ」

 

そんなところで、エミヤが呆れた顔を浮かべながら僕の両腕を手に取る。

あっ……エミヤ……なんで僕の胸はこんなにドキドキしてるの……? 」

 

「いやだからなんで雌の顔を浮かべてるんだ? 」

「べ、別にエミヤに手を取られてドキドキしてるんじゃないんだからっ! 」

「心底キモイ」

「辛辣」

 

仮にも僕マスターだよ?

そのマスターにキモいはないんじゃないかなぁ、あっでも思い返してみればワイバーンに火を噴かれてもピンピンしてたね。

これは気持ち悪い。

 

「まず自分のイメージを具現化するつもりで右手に魔力を集中させるんだ。そしてそのイメージは、今まで自分が一番印象に残っているものを連想しろ」

「うーん……こうかな? 」

 

僕の身体を通して、魔力回路が全身を駆け巡って発現していくのを感じる。

直後僕の伸ばした右手の中に、あるものが段々と形作られていく。

ん? でもこの形って……。

 

「…………マスター。君は……」

 

エミヤが頭を抱えるのも無理はない。

段々と姿を現したそれは、ピンク色で男性器を模った振動音をかき鳴らすアレだったのだから。

 

「……仮にこれを投影したとして、これで戦えるかな? 」

「女性になら効果があるかもしれないが……確実にやられるだろう」

「だよね……」

 

完全に役に立たない事は自明の理だ。

でも僕も完全に誤解な事は知ってほしい。

まさかこんなものが真っ先に投影されるだなんて思ってもみなかった。

 

「よし。ならセイバーの持っている剣を頭の中で想像してみろ。少々宝具のレベルは高いが、練習にはもってこいのものだろう」

「わかった、やってみるよ」

 

エミヤに言われて、早速僕は再び右手を伸ばし始める。

青い柄に金色の鍔、そして彼女の性格を表すようなまっすぐに伸びた両刃の刀身。

数秒を時を経て僕の右手にはセイバー・アルトリアの愛用する愛剣、エクスカリバーが僕の手に握られていた。

 

「ふむ。中々上出来だな。此れを一瞬で出来るようになれば戦闘でも使っていけるだろう」

「よし。なんだか興奮してきたぞ。呼び出して悪いんだけどエミヤ、部屋から一旦出てもらってもいい? 」

「ん? 何を……」

 

そう言いつつ僕は自分のズボンのベルトに手を掛ける。

即座に察したのかエミヤの手によって行く手を阻まれるが、無理やり僕はパンツ一丁の姿に早変わりした。

 

「やめろ!! おい!!! 聞いているのか変態!!! 」

「なんだよ!! 僕だって一度異物をケツの穴に突っ込んでみたかったんだって!! 」

「だからってセイバーの剣を使う事ないだろう!? 」

 

今更になってディ〇ドが一瞬で投影できたのが分かる気がするけど、僕を邪魔するエミヤを振り払って投影したエクスカリバーをケツに突っ込もうとパンツを脱いでお尻を露わにする。

何故そんなにエミヤが必死なのか分からないが、一先ず僕の方は準備万端だ。

 

「マスター、お目覚めになったと聞いて――」

「あっ」

「…………えっ」

 

抑止力。

僕はこの時ほどこの言葉を恨んだことはない。

僕が目覚めたことを聞きつけたのであろうセイバーが部屋に入ってきて、エミヤが僕のパンツを戻そうと必死な場面を彼女は目の当たりにしてしまう。

 

「そ、それって……わ、私の……」

「せ、セイバー! これは違うんだ! 決して私は彼の手伝いなどしようとは……」

 

直後、アルトリアの姿が鎧に包まれる。

手には愛用の剣である本物のエクスカリバーを握っており、どうやら本気で怒っているようだ。

 

「ま、マスターとアーチャーの馬鹿ァァァァッ!! 」

「だから誤解だってぇぇぇ!? 」

「あっ……でも……なんか気持ち良い」

「お前ほんとふざけんなよ!? 」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<黒髭の部屋>

 

「おっす黒髭、遊びに来たよー」

「あっマスター、目が覚めて……ってなんでパンツ一丁に頭がアフロになってるんでござるか」

「セイバーのエクスカリバーを投影してケツに突っ込もうとしたら怒られた」

「当たり前だろお前」

 

さすがの黒髭でも理性は持ち合わせているらしい。

なんだよ、僕の同類かと思ったら全然そんな事ないじゃないか。

 

「今なにしてたの? 一日くらい暇だし、一緒にゲームしようと思ったんだけど」

「えー。拙者今プラモ作るのに忙しいでござるぅ。手伝ってくれるなら話は別ですけどね」

「何作ってるの? 」

「美少女のやつ」

 

よし決めた。

僕魔改造して全裸にしちゃうぞ!

 

「おっ、手伝ってくれるんでござるか? 有難いですなぁ」

「ふっ……美少女が関わってるなら話は別さ。その子の胸の大きさは? 」

「Dですぞ」

「部品を貸してくれ。魔改造しよう」

 

下衆な笑みを浮かべながら僕と黒髭は握手を交わす。

まあこういう所は本当に気が合うよね、黒髭とは。

僕は傍に置いてあったニッパーを手に取り、部品を切り離してから人間とは思えない早さで組み立てていく。

 

「やっぱり二人いると違うでござるなぁ。作業が進む進む」

「だよね。これからエロゲのルート消化も二人で進めない? 」

「それは拙者がシコりたくなるのでNG」

 

こいつ無駄に正直だな。

あっそれは僕もそうか。

そして数十分後、黒髭が元々素材を組み立てていたのもあってか僕らのプラモはあっという間に完成した。

プラモとかあんまり作ったことないけど結構楽しいもんだな。

 

「つーかマスター、こんなとこで油売ってていいんでござるか? 何やらロマニ氏が探してたでござるよ」

「という声を聞きつけて登場さ! 久しぶりだねぐだ男くん! 」

「ドクター! 何やら隈がすごいけど……」

「徹夜続きでね! あとマギ☆マリでネットサーフィンしてたんだ! 」

 

何やらドクターまでも僕たちと同類な気がする。

 

「でもドクター、次のレイシフトは明日なはずじゃ? 」

「あれ? もう知ってたの? てっきり僕は目が覚めたばっかりかと……」

「エミヤから聞いたよ。でもエミヤは今セイバーにお説教中」

「何それ裏山でござるな」

 

ほんとだよね。

エミヤはやっぱり主人公の風格あるよ。

 

「あとマシュが探してたよ。でも逃げた方がいいかもね」

「え? なんで? 」

「セイバーさんに迷惑かけたからに決まってるでしょう! あと見つけましたよ先輩! 」

 

あっマイラブリーエンジェルマシュたんだ。

でも彼女は私服姿ではなく甲冑を身に纏っているあたり、僕の事を本気で怒る気でいるらしい。

 

「落ち着いてくれ、マシュ。僕がデ〇ルドを真っ先に投影したのとセイバーの剣をケツに突っ込もうとしたの謝るから許してほしい」

「そんな事してたんですか!? 通りでセイバーさんが殺意の波動纏ってた訳ですよ! 」

「あとエクスカリバー撃った時にちょっとセイバーの胸触った。板だった」

 

その後、僕が二度目のエクスカリバーを食らったのは言うまでもない。

黒髭と僕の努力の結晶の吹き飛んでしまった。




「マスターのせいで強制的に座に還ったアーチャー、エミヤだ。お初にお目にかかる」
「おっワシと同じクラスじゃーん! 最近調子どう? エロゲの方も順調? 」
「知るかなんだこいつは! 其処の人、助けてくれないか!? 」

「私冬木の特異点の後ここに連れてこられただけだし……あと貴方からすごい女タラシ王の雰囲気がするのよね」
「なんでさ!? 」

「なあなあ、お主やっぱ弓使うの? ワシはぁ、弓じゃなくて銃! コイツなら相手の綺麗な顔を吹っ飛ばせるぜェ! 」
「やめろぉ! 私はぐだぐだになりたくなぁぁぁぁいッ!! 」
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