赤と青の力で異世界を楽しもう   作:コレクトマン

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第13話です。


注意!この本話には、アクシズ教徒達がクロノス側につきます。


それでは、始まります。


黒幕登場?……クロノス爆誕!

 

 

謎の男性が現れた瞬間、正宗と祐介の国家転覆罪を無効と宣言したのだ。そして“工藤 正宗”はその男の他人を見下す様な視線を感じ取った。この時正宗は、この男は嫌いなタイプでありながらこの男の危険性を直感して理解した。すると王国検察官のセナがその男に問いかける。

 

 

「貴様……何者だ?」

 

「失敬………私の名はクロノス。先ほど私が申した様に工藤 正宗と工藤 祐介の国家転覆罪は無効だ」

 

 

これを聞いたセナは、何故正宗と祐介の国家転覆罪が無効なのか疑問に思いながらも怒りを顕にした。

 

 

「何だと!貴様、自分が何を言っているのか分かっているのか!?国家転覆罪は主犯以外にも適用される場合があるのだぞ!それを分かって「君が言うのはそれだけかね?」……何っ?」

 

 

セナは言う国家転覆罪の主犯以外の適用性のこと伝えたが、クロノスはそれに動じずに平然とし、

クロノスはセナに語りかけた。

 

 

「私はこの国の王から伝達を頼まれていてね、ある真実を告げに来たのだよ。

数日前のデストロイヤー事件の真の主犯と領主の屋敷にコロナタイトを送ったのは………私だ」

 

 

クロノスから予想を遥か斜めに上回る真実を発した。この爆弾発言にセナやカズマたち、他の冒険者達はざわめき始めた。この時祐介は、クロノスの正体を直感で見抜いた。

 

 

「(クロノス?……クロノス………仮面ライダークロノス?……クロノス=時間の神……時の神………

神!?………ということは此奴は………!)」

 

「無論…このことは国王は了承済みでもあり、私……いやっ我が社が誇るゲームを紹介する為のプレゼンテーションでもある。そこにいる工藤兄弟達が持つガシャットは我が社こと“幻夢コーポレーション”の最高傑作の一つだ。それ故に、工藤兄弟達の罪は無効という事だ。

我が社の作るゲームは世界に誇るべきゲームでもあり、永遠に愛され続けられるコンテンツでなくてはならない。ここで安易に我が社の商品達(工藤兄弟)を起訴されては困るのだよ……」

 

「な………何だとっ!?貴様……たかがそんな事の為にこの街や領主殿の屋敷を巻き込んだとでも言うのか!!」

 

「言ったであろう?全ては我が社が宣伝の為、“KAMEN RIDER CHRONICLE”の販売の為……国王はそのことを了承したのだよ……」

 

 

そしてクロノスは、祐介の方に顔を向けて言葉を掛ける。

 

 

「ご苦労だったな、工藤 祐介。…………いやっ、デンジャラスゾンビことマキシマムマイティX」

 

「!っ」

 

「それにパーフェクトノックアウト。私が暗躍中、君たちは私の手のひらの中で見事に“幻夢コーポレーション”の宣伝をしてくれた。その結果………ついに完成したのだよ。

私の、“KAMEN RIDER CHRONICLE”をね……」

 

 

この時正宗は、クロノスを警戒しながらもクロノスにあることを聞き出した。

 

 

「………要は俺たちは、お前のいう会社の宣伝役をやらされていたという訳か………白けさせるには

十分な話だなそりゃ………………一つ聞くが、お前………どこかで会ったことがあるか?」

 

「フム………確かに、この姿で君に会うのは初めて出会ったな…パーフェクトノックアウト。

私が君を転生させた神とでも言えば分かるかな?」

 

 

それを聞いた正宗は一瞬怒りが湧き上がる且つ、冷静になり、クロノスの正体を摑んだ。

 

 

「そうか……お前が………あのジジィか………!」

 

「君の怒りは最もだが、君のその力にデンジャラスゾンビの魔法で作られたガシャットなどは幻夢コーポレーションの商品の一部に過ぎない………故に、審判を決めるのは王国検察官でも君たちでもない。………この私だ」

 

 

クロノスはそう言いながらガシャコンバグヴァイザー(ツヴァイ)を取り出して腰に装着されているバグスターバックルⅡに合体させ、変身ベルト“バグルドライバー(ツヴァイ)”にさせる。

 

 

[ガッチャーン…!]

 

「今こそ審判の時……!」

 

 

そう言ってクロノスは、黒と緑をベースにしたガシャットを取り出す。

その時祐介には、そのガシャットに見覚えがあった。そして何処からか時計塔の鐘がなり、クロノスはガシャットのスイッチを押して起動させる。

 

 

「あれは………まさか…!?」

 

[KAMEN RIDER CHRONICLE]

 

 

クロノスはガシャットのスイッチを押した時、ガシャットが独りでに動き出したのだ。

それを気にせずクロノスは、バグヴァイザーⅡのAボタンを押して変身待機音を流す。

その待機音は、近未来のゲームを連想させる様なものであった。そしてガシャットが、そのバグヴァイザーⅡのガシャット挿入口に挿さったのだ。

 

 

[ガッシャット…!]

 

「変……身……」

 

 

そしてクロノスはバグルドライバーⅡ化したバグヴァイザーⅡのバグルスイッチを押して変身する。

 

 

[バグルアップ!天を掴めライダー!(Wooo!)刻めクロニクル!今こそ時は極まれり!(Wooo!)]

 

 

クロノスが変身したその姿は、頭部はエグゼイド型(目はゲンムに近い)だが、王冠のように伸びる5本のブレードアンテナ“クロノブレードクラウン”によって独自のシルエットを成しており、クロノスの肩部を保護する装甲“クロノブレードショルダー”がより強い印象をしていた。

その名も変身者本人の名前と同じ“仮面ライダークロノス クロニクルゲーマー”である。

 

 

「な……!?そいつは……!」

 

「なんてこった…!よりによって魔王より厄介なラスボスが早急に登場か!」

 

「ら……ラスボス!?あいつが!?」

 

 

正宗たちの反応にカズマはクロノスがラスボスだという事に驚いていた。一方のセナは余りにも急な展開についていけれなかった。そしてクロノスは、カズマにある事を聞き出す。

 

 

「さて……そこにいるプロトマイティアクションX。君は一体どちらを選ぶかね?」

 

「は?……どういう事?」

 

 

カズマはクロノスの質問の意味を理解していなかった。クロノスは質問の意味を説明した。

 

 

「何……簡単な事だ。君は我が社に入社し、幻夢コーポレーションの社員として働くか。

それとも、君の所のクエストというブラックな仕事を続けるか?私はこれでも、ホワイトな企業を中心として経営するつもりだ。さて、君の返答はいかに?……」

 

 

カズマは一瞬迷ったが、カズマが答える前に正宗たちはいつの間に変身したのか、正宗はパラドクス パーフェクトノックアウトゲーマー。祐介はエグゼイド マキシマムゲーマーに変身していた。

 

 

「カズマ…クロノスとの交渉中の処悪いが、此奴は敵だ」

 

「仲間を引き抜こうとするのは止めてもらおうか、クロノス!」

 

 

クロノスは交渉の邪魔をしてきたパラドクス達の行動に呆れていた。

 

 

「やれやれ……大事な交渉に水をさすべきではない事を両親から教わらなかったのか?」

 

「お前に言われる筋合いはねぇぞジジィ!」

 

「な?!ま……待って兄さん!そいつには!?」

 

 

正宗はガシャコンパラブレイガンのアックスモードでクロノスに斬りかかる。

それを見た祐介は、クロノスの最大の能力の危険性を理解していた為、正宗を止めに向かったその時!

 

 

[PAUSE]

 

「しっ・・・・・審判の時は厳粛でなければならない」

 

 

その瞬間、パラドクス達に火柱が上がり、パラドクス達はいつの間にか大ダメージを受けていた。

 

 

「「ぐわぁぁぁーー!!?」」

 

 

そしてパラドクス達の変身が強制的に解け、正宗達は倒れ込んでいた。

この未知の現象を体験したカズマ達や他の冒険者達は頭で理解する事ができなかった。

 

 

「クソッ!……怒りで完全に忘れていた!クロノスの強みたるものを…!」

 

PAUSE(ポーズ)による時間停止……!それこそが、“KAMEN RIDER CHRONICLE”のラスボスである“ゲムデウス”に唯一対抗できる伝説の力……!」

 

 

そしてセナは完全に状況を読み込めてなかったが、クロノスの存在が危険だと理解した。

 

 

「くっ………クロノス!貴様は新たなテロリストとして貴様を拘束させてもらう!!お前達、クロノスを取り押さえろ!」

 

「「はっ!」」

 

「なっ?!や……止めろ!」

 

 

セナの指示の元、セナの護衛の騎士達がクロノスを取り押さえる為に行動する。

これを見た祐介は、クロノスを拘束しようとする騎士達を止める為に行動する。

しかし…クロノスの行動の方が早く、クロノスはバグヴァイザーⅡのA、Bボタンを同時に押した。

 

 

[PAUSE]

 

 

その瞬間…周りの全ての時が止まり、人も、物も、動物も、世界其の物の時が止まった。

ただ一人…クロノスを除いて………。そしてクロノスはそっと動き始めてセナに近寄った。

 

 

「聞き分けのない子は………嫌いだ」

 

 

そしてセナの頰に右手の平で叩く。その瞬間叩かれた反動でセナは尻餅をつくレベルで吹き飛ぶが、吹き飛んだ瞬間で再び動きを止めてしまう。その次に、今度は祐介の方に近づき彼に対して思いっきり腹に拳を叩き込む。無論、吹き飛んだ瞬間で祐介は再び動きを止めてしまう。

そしてクロノスを拘束しようとする騎士達に近づくクロノスは止まった時の中で聞こえるはずもないが、その騎士達に死刑宣告を告げる。

 

 

「君たちには最早商品価値も宣伝効果の価値もない……」

 

 

クロノスは、バグヴァイザーⅡのBボタンを二回押して、必殺技を発動させる。

 

 

[キメワザ…!CRITICAL CREWS-AID]

 

 

するとクロノスの足元に巨大な時計を投影され、針の回転を模した反時計周りの回し蹴りを二回繰り出して、一回目は右側に騎士に、二回目は左側の騎士へと平等に死を与えた。

 

 

[終焉の一撃!]

 

「君達の存在は絶版だ…!」

 

 

クロノスがそう告げると同時にバグヴァイザーⅡのAボタンとBボタンを再び同時に押した。

 

 

[RE:START]

 

 

その瞬間、止まっていた世界の時が再び動き出し始めセナは尻餅をつき、祐介はクロノスから拳を腹からもろに受け、そのまま倒れこむ。そしてクロノスを拘束しようとした騎士達に火柱が上がり騎士達は、断末魔を上げることもなくそのまま膝をつき、そのままオレンジ色の粒子となってその姿を消した。

 

 

「ぐはっ!?……く……くそ、やってくれる……!」バタンッ!

 

[GAME OVER]

 

 

祐介はクロノスの拳を生身で受けてしまっているためにGAME OVERになるのに十分なダメージを受けてしまったのだ。無論、安定の“CONTINUE土管”で再び復活する。

 

 

「ジャンプ!残りライフ……81!セナさん、大丈夫ですか?!」

 

 

祐介はセナに安堵を確認すると、セナは自分の頬を触れていた。止まった時の中でクロノスに叩かれた事を認識出来なかったのだろう。

 

 

「あ……あぁ、私は無事だ。それより、私の護衛の騎士達は?」

 

「彼らは既に商品価値も宣伝効果の価値もない為に私が絶版にした」

 

「要は……二人を殺したのはクロノス、アンタって事だろ?」

 

 

これを聞いた瞬間セナは、クロノスに対して怒りに駆られていた。

 

 

「な……なんて事を……!」

 

「“なんて事を”?よもや君がそれを口に出すとはな。事実上彼らを絶版にさせたのは他ならぬ君自身だ。君が聞き分けてくれていれば二人は絶版せずに済んだものを君は聞き分けもせず、その二人を死なせたのだ。そう…君の判断ミスで二人を死なせたのだ」

 

 

クロノスの容赦のない口論でセナの精神を揺るがすのには十分な言葉でもあった。

 

 

「ち……違う……!わ………私は…………私は…………!」

 

 

セナのクロノスに対する恐怖心を植え付けられた矢先にアクアがクロノスに対して強気で発する。

 

 

「なーに厨二臭い事を言っているのよ!二人が死んだのなら私の蘇生魔法ですぐに復活よっ!“リザレクション”!」

 

 

アクアは消滅した騎士達を蘇生させる為に“リザレクション”を発動させるが、騎士達が復活することはなかった。

 

 

「う……嘘っ!?なんで蘇生できないの?!」

 

 

この様な状況を理解できなかったアクアは何度も蘇生魔法を試みるが、誰一人復活することが出来なかったのだ。そしてクロノスから衝撃的な事実を語る。

 

 

「止まった時の中で死を迎えた者はコンティニューする道はない、死という瞬間のまま…永遠に止まり続ける」

 

 

そう語りながらもアクアの方に顔を向ける。

 

 

「それと、君にも告げるべきことがある。アークプリーストのアクア…………………いやっ水の女神アクア。君のことを崇拝しているアクシズ教徒の信者達なのだが、彼らは自分の愚かな行動に悔やみ…その結果、アクシズ教団を解体させ、我が社の“幻夢コーポレーション”の社員として働いているのだ」

 

 

それを聞いたアクアは驚きを隠せないでいた。そして何より、アクアを崇拝しているアクシズ教団が解体させ、クロノスの幻夢コーポレーションに全て引き取られていることをクロノスは語ったのだ。カズマや正宗達を除く他の冒険者達が驚きを隠せないでいた。そもそもアクシズ教徒の存在は迷惑行為が多いとの事だ。幸福の女神エリスの銅像に落書きやエリス教の教徒を邪教徒として差別する事や、無関係の人間を強制的に入信させる詐欺行為などを行なっているのだ。

そのアクシズ教団の主な拠点は水と温泉の都“アルカンレティア”で無関係の人間を詐欺で強制的にアクシズ教団に入信させる行為を続けているのだ。

 

 

「え……?な……何で?」

 

「この程度で理解できないか………では簡単に説明しよう。君には最早、崇拝する者達は現にいないのだよ。そう………()()()としてね」

 

 

クロノスの衝撃的な事実を告げられたアクアは両膝をついて“嘘よ……”と繰り返しながら虚ろに

なっていた。

 

 

「……今後は我が社が販売する“KAMEN RIDER CHRONICLE”の運営を私が行い、君達全員の運命を審判(ジャッジ)する。私が世界のルールだ………」

 

 

クロノスがそう言うと、緑色のドット状になってこの場から去った。クロノスが去ったと同時に夜中は再び昼間に戻った。無論、クロノスが付けた傷跡達(主にアクア)は唯伏してクロノスを恐れた。セナはなんとか立ち上がりながらも苦虫を潰したような顔をしてクロノスの危険性を再認識した。

 

 

「クロノス………魔王と同様に危険な存在がこの世界に………!」

 

「いやっセナさん、クロノスは魔王なんかよりも質の悪いやつだよ。事実上クロノスは…時を止める能力や時間逆行能力までも備わった時間の神と名乗っても良い位の厄介な奴だよ」

 

 

祐介はクロノスの危険性をセナに説明しながらもアクアの方を見る。

アクアは自分を崇拝してくれているアクシズ教徒達がアクアを見限ってクロノスに全て奪われたのだ。この時正宗は全てを失ったアクアを見て、同情した。今だにアクアは、崇拝してくれるアクシズ教徒達がアクアのことを見限ってクロノスの方に付いた事の現実を受け入れ難かった。

そんな形で、セナは国王からクロノスの事と正宗達の国家転覆罪の無効の事を聞き出した結果、国王からは“事実でもあり、クドウ兄弟の国家転覆罪は無効だ”と告げられたのだ。

これにより、正宗達は事実上無罪に決まったのだ。尚、セナの護衛の騎士達の死は…情報統制によって揉み消され、行方不明として処理させた。だがこれは……序章のほんの一部に過ぎず、本当の戦いが着々と近づいている事を今の正宗達はまだ知らない。

 

 

…所変わって、水と温泉の都“アルカンレティア”にてファンタジーの世界にはないはずの高層ビルが建っており、そのビル名には“幻夢コーポレーション”と書かれてあった。

そのビルの最上階の社長室にて、クロノスが社長専用の椅子に座って、専用のPCと向かい合っていた。

 

 

「さて……“KAMEN RIDER CHRONICLE”の販売、運営をするのは良いが、やはり私には右腕と左腕の存在が欠かせないな」

 

 

するとPCのデスクトップから、ゲーマドライバーを使って“トゥルーブレイブ”に変身する“御剣 響夜”と戦士クレメアに盗賊フィオのパーティの姿が写っていた。

 

 

「タドルレガシー事、トゥルーブレイブ。君には私の右腕として働いてもらおうか………。

フッフッフッフッ………………」

 

 

クロノスは不気味な笑みを浮かべながら、御剣達に毒牙を向ける準備を行うのであった。

この時の御剣達は、クロノスに狙われていることに気が付けなかった。

 

 

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ーーーーーーーーーーーーーーーSee you Next game...?ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

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