赤と青の力で異世界を楽しもう   作:コレクトマン

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第4話です。

始まります。


湖にワニがいるんだが……面倒な…

 

 

俺こと“工藤 正宗”は、“魔王の幹部襲撃事件”から三日経った後カズマから“水の浄化”クエストの手伝ってほしいと頼まれたので俺はカズマ達の助っ人として参加するのであった。

なお、このクエストはプリースト系スキルである“ピュリフィケーション”が必要だそうなのでアクアからそのスキルを教わろうとしたがアクア曰く…“プリースト系スキルを教えちゃったら私の存在意義が無くなるでしょ!!”…だそうだ。あのな、一人でやるよりも二人でやった方がほんの少しだけ時間短縮になるというのに此奴、俺を転生させたジジィと同じ感じがしてついカッとなって脅迫紛いで“教えろ……!”と言ってスキルを覚えたのであった。後、アクアは俺の脅迫紛いが怖かったそうだったのでアクアには謝っといた。そして、目的地である“水源の湖”に到着するのであった。

 

 

「よしっ…工藤、檻を湖に入れてくれ」

 

「分かった。しかしカズマ、本当にこの作戦は大丈夫なのか?余計にやな予感がするんだが……」

 

 

カズマの作戦はこうだ。街で買った檻を使って湖の浄化を行うという作戦だ。

このクエストは湖を浄化すれば良いのだが、湖の浄化中にワニ型のモンスターである“ブルータルアリゲーター”が邪魔をしに襲い掛かってくるそうだ。その安全処置として檻の中で湖の浄化作業をするということだ。その檻の中で浄化する役はアクアに決まったそうだ。

俺の場合は万が一ブルータルアリゲーターが浄化中のアクアに襲いかかる前に撃退する役割をカズマが決めたそうだ。俺は一応檻の中でも構わなかったが、カズマ曰く…“自分で借金したなら自分で働いて借金を返済しろ”…だそうだ。そんなこんなでアクアの湖の浄化作業を行うのであった。

 

 

「なぁっカズマ?俺さ、このままワニ野郎が来ないで無事終わるって予感が全くもってしないのは気のせいか?」

 

「実は俺も薄々思ってたのだが、なんかそーいうフラグっぽいものを感じるとだいたいやな予感が的中するんだよな……」

 

 

すると湖から泡が出て、湖の中からブルータルアリゲーターが五、六匹くらい現れた。

無論、ブルータルアリゲーターの狙いは、檻の中で浄化作業をしているアクアであった。

 

 

「カっカズマーーっ!なっ何か来たっ…何かいっぱい来たんですけどーっ!!」

 

「あぁ…やっぱしか…」

 

「フラグ回収って感じでやばいな。一応助けに行くわ!」

 

「いやっ待て待て!あの檻はモンスター捕獲用だからそう簡単に……って行っちゃったよ」

 

 

俺はカズマの制止を無視してアクアの救出に向かった。

 

 

「クドウだけじゃ危険だ!私もあの場に交ぜて…いやっ助けに行くぞ!」

 

「あっ…おいダクネス!?お前が行くと余計にカオスに……」

 

 

ついでにダクネスもMとしての本能に従ってなのかアクアの救出に向かった。

…どうでもいいのだがダクネスってMだったのか?そんな感じでブルータルアリゲーターをこの前武器屋で購入した戦斧と自分で作ったクロスボウガンを使ってブルータルアリゲーターを蹴散らしてアクアが入っている檻の上に乗ってクロスボウガンで援護射撃を行なった。

 

 

「ダクネス!俺がワニ共を引きつける、今のうちにアクアを!」

 

「分かった!」

 

 

ダクネスは檻の鍵を開けてアクアを救出しようとするが、運悪くワニ共が何度も打つかる影響で

檻のドアが閉まり、更には捕獲したモンスター逃亡防止の鍵がかかってしまいアクア達は袋の鼠

状態に陥っていた。

 

 

「ちょっとダクネスーっ!ドアが閉まっちゃったわよ!どーするの!?」

 

「す…すまない。だ…だが、檻の中でこの様な経験も良いかもしれん…///」

 

「おいおいダクネス、ここいらでMモードに入っている場合じゃないぞ!」

 

 

俺がブルータルアリゲーターの数を減らしているのだが一向に減る気配が無かった。

寧ろ、着々と数が増え続ける一方であった。そんな最中で俺はあることを閃いた。

俺はアクア達にあることをする為に注意勧告をし、ガシャットギアデュアルを取り出してダイヤルを左に回してそのままスイッチを押した。

 

 

「アクア、ダクネス!俺が思いついた“即席プランB”で何とかするから己が身をしっかり守れ!」

 

「えっ?何々!?何する気!?」

 

[KNOCK OUT FIGHTER]

 

「変身!」

 

[DUAL UP!][KNOCK OUT FIGHTER!]

 

 

仮面ライダーパラドクス ファイターゲーマーに変身した俺はガシャットギアデュアルをギアホルダーに入れずそのままダイヤルを右に回した後に左に回した後にギアホルダーに差した。

 

 

[KIME-WAZA!][Dual Gashat!]

 

「湖の浄化が駄目なら、湖の水()()()()を入れ替えても問題ないだろう!」

 

 

パラドクスに右腕に装備している“マテリアライズスマッシャー”中にある特殊燃焼装置である“マテリアバーナー”で炎を灯して右腕に高温が上がる。そして遠くから見ていたカズマ達は工藤の行動に嫌な予感を感じてめぐみんと共に森の林の木の後ろに隠れた。

 

 

[KONOCK OUT CRITICAL SMASH!]

 

「大っ!噴っ!火ぁ!!」

 

 

そして俺は檻の上から飛び降りてそのまま高温を帯びた右腕のマテリアライズスマッシャーを湖の地面に殴りつける。その結果湖の水が気化し、とある爆発現象を引き起こした。

それは水蒸気爆発。水が非常に温度の高い物質と接触することにより気化されて発生する危険な爆発現象である。しかし、この世界のギャグ補正?のおかげか重症に至らず軽傷のみで済んだ。

すると遠くで見ていたカズマは俺の危険な即席プランBに突っ込んできた。

 

 

「おまっ…なんちゅう危なっかしいことをやらかすんだ!」

 

「まぁ…そういうな。こうして俺やアクア達も無事なんだし結果オーライだろ?まぁ…あれほどの

水蒸気爆発は予想外だったけどな…」

 

「おいっ今私の前で爆裂魔法まがいの爆発を見せつけた訳を聞こうじゃないか」

 

 

めぐみんは、己がもつ爆裂魔法以外の爆発に嫉妬したのか俺にガンつけてきた。

 

 

「おいおいっ………いくらなんでも水蒸気爆発に嫉妬するのはどうかと思うのだが……」

 

「紅魔族は売られた喧嘩は買う種族です。表に出てきっちりカタをつけ…「やめんか“クリエイトウォーター”」って…え?あああーー!!イイッタイメガアアア!!」

 

 

俺に絡んでくるめぐみんをカズマはストッパー感覚でクリエイトウォーターでめぐみんの目に水を直撃させた。めぐみんから絡み外れた俺は湖の方を見ていると湖の水はなくなり、代わりにブルータルアリゲーターの肉片が散らばっていた。流石にこれは不味いと思った俺はすぐにワニ共の死体の肉片を回収して片付けた。片付け終わった後に俺はアクアから教わったもう一つのスキルを発動させる。

 

 

「…んで、湖の水が干からびてるんだがどうするんだ?」

 

「一応アクアから教わったもう一つの奴を試す処だ。“セイクリッドクリエイトウォーター”」

 

 

スキルのレベルによっては演出も違うとアクアから聞いたことがあったがどのようなものなのか解らぬまま使用すると、俺の真上から正面に描いた魔法陣が現れそこから水色の土管が出てきてそこから大量の浄水が土管から出てきた。余談であるが、その土管には“SACRED WATER”と書かれていた。

 

 

「……なんか思ったよりもイメージが違うな?水の方は浄水なんだが、その水の出し方が近代的というかなんていうか……」

 

「…ていうか何で魔法陣から土管が出てくるんだよ!」

 

 

カズマのまともな突っ込みが入り、そのまま干からびた湖に浄水が満たされていった。

そんなこんなで無事にクエストを達成?させた俺は、カズマから食事にさそわれてギルドの食堂で食事をしていた。

 

 

「……処でカズマ?さっきからアクアの姿がないのだがどうかしたのか?」

 

「あぁ…それな。実は……」

 

 

カズマは俺の後ろを見ていたので俺も後ろに振り返ると檻の中で体育座りをしているアクアの姿があった。その姿を見て俺はあの時の事を思い出し、罪悪感を感じた。

 

 

「外の世界こわい…もう外の世界に出たくない…ここは天国…ここは私の聖域…クドウの水蒸気爆発はこわい…」ブツ…ブツ…

 

「お前が起こした水蒸気爆発が原因で、外の世界にトラウマができて檻から出てこなくなったけどな…」

 

「……本当にすまない。アクア、もう大丈夫だからもう出てきてくれ」

 

 

俺の問いに応じずただ“外の世界こわい…”と連呼するのであった。するとカズマは一言呟いた。

 

 

「そーいやアレって浄水器として売れねーかな…」ボソ…

 

「出るっ出ます!!」

 

 

アクアを浄水器扱いにしようとしたカズマに反応して水から出てきた。

とりあえずアクアの檻の中の引きこもりは治った処で俺とカズマ達は町の広場にてこの前の魔王の幹部襲撃事件でブレイブからもらった“マイティブラザーズXX”を見ていた。

無論カズマ達も見ていた。

 

 

「…なぁカズマ?こいつはやっぱり使って見ないと解らんタイプか?」

 

「何で俺に振るんだ。まぁ…工藤の言う通り使って見ないと解らんだろうな…」

 

「だよな……。とりあえず変身してみるか」

 

 

そう言って工藤は、転生の際ジジィから無理やり渡された“ゲーマドライバー”を腰に巻きつけてマイティブラザーズXXガシャットのスイッチを押した。すると激しい激痛が俺の体全体に走った。

 

 

「ぐっ!?……ぁぁぁあっ!!」

 

「工藤!?」

 

「ちょっとクドウ!?大丈夫!?」

 

「クドウ!?」

 

「クドウさん!?」

 

 

冒険者たちも工藤達の異常に気づき、ざわめき始めた。

 

 

「あぐっうぅ!!……何だこれっ……!俺の体に、何かが…入って……!」

 

 

工藤の体にも異常が起きていた。彼の体から黒いドット模様の粒子が出てその粒子に取り込まれそうになるが…。

 

 

「くそっ……!こんな訳の分からん物に飲まれて……たまるかぁぁぁーー!!」

 

 

すると黒いドット模様がオレンジ色と緑色に別れた靄になって工藤の体に入って工藤の中の遺伝子を書き換えるようにオレンジと緑の遺伝子ができた事を当時の俺はまだ知らない。

そして俺は無意識の内に再びマイティブラザーズXXガシャットのスイッチを押すのであった。

 

 

[MIGHTY BROTHERS XX!]

 

 

工藤の上にゲーム画面が現れてそのゲーム画面からチョコのブロックとエナジーアイテムが広場に散らばった。カズマ達や他の冒険者達は先ほど苦しんでいた工藤を心配したが………

 

 

「変身…」

 

 

工藤は周りのことを気にせずゲーマードライバーのスロット口にマイティブラザーズXXガシャットを差し込んでレバーを開くのであった。

 

 

[ダブルガッシャット!ガッチャーン!ダブルアーップ!]

 

 

すると工藤の周りから白い光の球体に包まれて、パラドクスとは別のライダーがその姿を表すのであった。……もう一人のライダーも引き連れて………。

 

 

[俺がお前で!お前が俺で!(We Are!)マイティ!マイティ!ブラザーズ!(Hye!)

ダブルエーックス!]

 

 

工藤が変身したのは“仮面ライダーエグゼイド ダブルアクションゲーマー レベルXX”である。

オレンジ色のエグゼイドは“レベルXX R”で、緑色のエグゼイドは“レベルXX L”である。

これを見たカズマと冒険者達は『何じゃこりゃーー!?』と発狂し、そしてアクア達は『ぶ…分裂したーー!?』と驚きを隠せないでいた。するとRが自分自身を見ていた。

 

 

「な…何だったんだ一体…?なんか変なのが体の中に入ったよう……な………」

 

 

Rはふと左側を見るとLもRのことを見ていた。互いに目を合わせて二人が最初に言葉を出したのは『……へ?』と不抜けた声で答えるのであった。

 

 

「……でっ、お前は誰だ!?」

 

「オレ?オレは工藤です!」

 

「いやっ俺が工藤だって!」

 

「いやっオレです!」

 

「いやっ俺だ!」

 

「オレです!」

 

「いやっあ…俺!」

 

「オレです!」

 

 

俺とオレ?との口論し合う中カズマ達はどっちが工藤なのか判らずにいた。

 

 

「なんで工藤が二人いるんだぁ!?お前ら双子か?」

 

「「いやっ双子じゃないから!」」

 

「じゃあ…どっちもクドウってこと?」

 

 

どっちが工藤なのか判らずじまいの中、Rが何か分かったようにLに問いかける。

 

 

「……というかお前だろ?ゲンム……いやっ()()……」

 

「あっちゃー、からかい過ぎてバレたか……」

 

 

そしてRとLはゲーマドライバーのレバーを閉じてガシャットを抜いて変身を解除した。

Rは正宗で、Lが先ほど正宗が言っていた祐介が姿を現した。その姿は正宗と似ていた。

 

 

「えっと…初めましてかな?僕は工藤 正宗の弟にしてゲンム兼ブレイブこと“工藤 祐介”。

今後ともよろしく!」

 

 

祐介が街の冒険者達に自己紹介している最中、正宗は祐介のことを考えていた。

なぜ彼がこの世界にやってきたのだろうか?と………。

 

 

「(祐介…お前は一体、どうしてこっちにきたんだ……?)」

 

 

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ーーーーーーーーーーーーーーーSee you Next game...?ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

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