はあ・・・ハリーポッターとバイオ行きたかったなー・・・ハァ。
まあそんなことはどうでもいいですね。
では、どうぞ!
アレクを雇った次の日の朝、俺は1階から匂ってくるいい匂いで目が覚めた。肉の香ばしい匂いと焼きたてのパンの良いにおいが俺の鼻腔をくすぐった。
そんな匂いにつられて1階に降りてみると台所にアレクの姿があり、どうやらこの匂いの原因はアレクの料理だと理解した。
「おはよう。まだ朝日が昇って早いぞ?」
その声で俺が後ろにいたのに気がついたのかこっちを振り向いた。
「あ、おはようございますニャご主人さま。私達アイルー族は朝日と共に活動するんですニャ。だからいつもこの時間ですニャ。起こしてしまいましたかニャ?」
「いや、かまわないさ。それにしても働き者だなお前は」
そう言って俺が頭を撫でるとさも嬉しそうに目を細めた。どうやら習性自体は猫とあまり変わらないようだ。
「ニャ~///・・・っと、朝ご飯が出来ていますニャ。今日は薄く切った牛肉を挟んだパンと人参のスティックですニャ!マヨネーズをつけてどうぞですニャ!」
「おおー!ってん?マヨネーズ?どうやって作ったんだ?」
この世界の物は材料さえあればワークベンチの上で特別な並べ方をすることで作れるが、逆に材料が無い限り何も作れない。俺のワークベンチにはマヨネーズなんてものの作り方は書いてなかった。
「私の村には一般的に出回っているレシピとは違う、所謂裏レシピがあるんですニャ!それで作れますニャ!」
「へぇ・・・他には何があるんだ?」
「簡単なものではお酢やココア、難しいのではハンバーガーやスパゲッティなんかもありますニャ!」
それを聞いて俺は眉をひそめた。そんなものはマインクラフトでは作れない。せいぜいパンやベイクドポテトらへんだとあいつからは聞いていた。暫く考えると1つの答えにたどり着いた。
「MOD・・・だったっけ?あいつが言うには確かマイクラの機能を増やしたり出来るんだったよな?ここで起きてるイレギュラーは全部それか・・・?」
そんな考えに没頭してるとアレクが心配そうに俺の太もも辺りを叩いていた。
「ご、ご主人さま・・・?大丈夫ですかニャ・・・?」
「ん、ああゴメン・・・ちょっと考え事をな・・・なあアレク、ここってどんなものが木に生ってたりする?」
少しこの世界について聞いてみる。普通ならばリンゴだけだ。だがアレクは・・・
「え?木にですかニャ?リンゴやサクランボや桃とかですニャ・・・それがどうかしましたかニャ?」
それを聞いて確信する。この世界には俺の知らない『追加機能』がある。あのハルクやモンハンのモンスターたちも恐らくその類だろう。・・・
「なあアレク、この世界に米とかあるか?えっと、稲からできる奴」
「ありますニャ。ですが稲は湿地に出来る植物ですニャ。この周りに湿地は無かったため恐らくかなり遠出しないといけませんニャ・・・」
「そうか・・・いつか採りに行こうか」
「分かりましたニャ!さ、朝ご飯が冷めてしまいますニャ!」
それを聞いて一時思考を中断する。せっかくアレクが作ってくれた朝ご飯だ、冷めてしまっては勿体無い。
「「いただきます(ニャ)!」」
手を合わせて料理と作ってくれたアレクに感謝をし、朝ご飯を口に運んだ。コッペパンの牛肉サンドも人参のスティックもこの世界に来て食べたどれよりも美味く、食欲が進んだ。
10分ぐらいで食べ終わり、皿を片付けた後、今日の予定を話し合った。
「よし、んじゃあ今日は牧場作りにしようと思う。何か意見はあるか?」
「何を牧場に入れますかニャ?」
「いまんとこ牛、豚、鶏、羊だな。餌の小麦と種と人参を持って行けばいいだろ。アレクは鶏を頼む。その身長じゃ牛や豚なんかはキツイだろうからな」
「かしこまりましたニャ!では準備をしてきますニャ!」
アレクはそう言って2階に駆け上がっっていった。俺もさっさと準備をしてきますか!鉄装備を作ってこなきゃな。
~~~準備中~~~
鉄装備一式を装備した俺は、10分ほど家のドアの前でアレクを待っていた。
「遅いな・・・そんな準備するものも無かったはず・・・」
そう思っていると漸くアレクが2階から降りてきた。
「すみませんニャ。装備を作っていたら遅れましたニャ」
そういったアレクは皮装備のようなものと俺のものを小さくしたようなバッグを身にまとい、鉄のピッケルをその手に持っていた。
「おお!今作ったのか!?凄いじゃないか!その材料は倉庫からか?」
その言葉にアレクは恐れ多いと言わんばかりに慌てて首を振り、否定の意を表す。
「ち、違いますニャ!これは逃げるときに持ってきた物ですニャ。昨日は邪魔で脱いでいたのですが、これが私のいつもの装備ですニャ!」
「ふーん。別に使っても良かったんだけどな。まあいい、行くか!」
「はいですニャ!」
そして俺達は牧場作りを始めた。
まずは動物を入れるための小屋を作ることにした。場所は家の裏手、畑とは反対方向だ。まあ万が一逃げ出して農作物を荒らされても困るしな。
「うし、んじゃ柵で囲って、屋根をつける。これを4つだな。簡単でなおかつ逃げないものを作ろう」
「分かりましたニャ!」
簡易的な小屋を4つ作っていく。20分ぐらいで1つが終わり、全部作るのに1時間もかからなかった。
「よし!次は動物を連れてくるか。牛や豚、羊は見たが鶏は見てないからな・・・結構遠くにいるのかも・・・」
「私がここに来たときも見てないですニャ。逆方向を探してみますかニャ?」
「そうするか。んじゃいくか」
俺とアレクは草原を歩き始めた。
「んーこのぐらいでいいかな?後は繁殖させればいいか」
「そうですニャ。これだけいれば十分ですニャ。早く帰って小屋に入れましょうニャ!」
そう言って歩く俺とアレクの後ろには牛が2匹、羊が4匹、豚が4匹、鶏が3匹着いてきていた。俺の手とアレクの手に握られている餌に釣られているのだ。
「やっぱ鶏は遠かったなー。まさか見つけるのに2時間かかるとは思わなかったぜ」
「全くですニャ。お弁当を持って着たらよかったですニャ」
「そうだなー・・・ん?」
アレクと話しながら歩いていると、着いてきていた動物達がいっせいに怯え、震えだした。俺が不審に思っていると、アレクが周りを見渡し始めた。
「おいアレク、動物達の様子がおかしいんだがってどうしたアレク?そんな周りを見渡して」
「動物達は自分の危機に対して敏感ですニャ!ご主人さま、動物達をどこかに隠してくださいニャ!」
いつもより真剣なアレクに俺はアレクと一緒に石で小屋を作り、そこに動物達を詰め込んだ。幾つか餌も放り込み、適度に光が入るように工夫して襲われないようにした。
「オッケーだ!アレク、何か分かったか・・・!アレク!!!」
後ろを振り返ると、空から降ってきたピンクの物体がアレクに向かって急降下を仕掛けていた。咄嗟にアレクを抱きかかえ横っ飛びに跳んだ。何とか相手の攻撃範囲内から抜け出すと、アレクを地面に下ろした。
「あ、ありがとうございますニャ・・・」
「礼は後だ。お客さんが来なすったぜアレク・・・!」
目標を見失ったピンクの物体は砂煙を上げて地面に着地し、首をこちらに向けて声を上げた。
「クケケケケ・・・!」
その身体はピンクの鱗に覆われ、腕についた翼膜は青く、こちらを向いた頭には大きな耳と嘴が付いていた。その耳は大きく開いており、その耳が開いた状態は戦闘状態を意味している。
「来いよ!俺の相棒を襲った罪は大きいぜ!?」
「クケーーーーー!!!!!」
『怪鳥』イャンクックはけたたましい鳴き声をあげて俺とアレクに襲い掛かってきた。
こんな感じです。最近説明が多いような・・・最初の計画性の無さがここにきて響いてきました。MODとか最初はあんまり入れる気無かったのに・・・気づけばこれだよ!
ちなみに桃やサクランボは Pam's ModsというMODです。岩塩が出て、色々な食材やそれを使って作れる食品が追加されます。
米はそのまんまの米MODです。
まさかこんなに増えるとは・・・!ちなみに一縷の伐採した木には1つも生っていなかったようです。一縷ドンマイ!
クック先生がサブタイなのに出てくるのが最後数行・・・じ、次回には出します!戦闘も書きます!え?ヒロイン早く出せ?後何話先になるんだろ・・・?
garcia様、rokia様、感想ありがとうございます!これからもこの駄文を宜しくお願いします!そして感想、誤字報告、意見など何かございましたら宜しくお願いします!
次回、上空から襲い掛かった『怪鳥』イャンクック。一縷とアレクは無事に動物達を牧場に連れて行けるのか!?
『その名は怪鳥!イャンクック見参』お楽しみに~!
前回のサブタイのネタは機動戦士ガンダムSEEDより、「約束の地に」です。