私の受験は20日が最終なのでそれまでは息抜きで投稿するか、最悪できないのでご了承ください。後今回もテストで頭が混乱しているため駄文中の駄文です(汗)それでもいいという方はどうぞ!
俺たちは風呂を作るために一階の部屋の壁の一角を潰し、そこに風呂を作ることにした。幸いまだまだ木材はあるので一部屋増やしたぐらいでは全く問題はない。
「お湯はどうするのですかニャ?薪式では温まるのに時間がかかると思うのですがニャ…」
「ああ、それなら心配はない」
アレクが俺にお湯を沸かす方法を聞いてくるが問題はない。薪式にしなくてもある方法を使えば問題はないのだ。
「下に溶岩を敷くのさ。その上に石を置いてその熱で水を温めようって算段だ。これなら水を抜いて入れ直したら即効で温めてくれるし、薪切れで冷めることもないしな。まあ危険っちゃ危険だが」
「溶岩はどこで調達するのですかニャ?」
「ここからすぐのとこに穴があってな。そこに溶岩が流れてる。ただまあ1つ問題があってな」
「問題…ですかニャ?」
「……?」
アレクとクゥの2人は首を傾げるがそれも当たり前だ。その穴は俺がハルクにやられてボロボロになって穴に落ちたとき帰るために掘った穴だからだ。正直俺は行きたくないんだが風呂には変えられない。だが…
「…あそこにはヤバいのがいてな。はっきし言って前のリオレウスより強いかもしれん」
「………!!!」
「……リオレウス?」
「ああ、クゥは知らないのか。まあヤバいやつだって思ってくれればいい。んでそれよりもヤバい奴がいると思ってくれ」
「……(コクッ」
俺が行きたくないもう一つの原因、あの時のグラビモスだ。あれはヤバい。今出会ったらまず殺されるだろう。…いや、道端の虫扱いかな?まあ出会ったら死ぬな。
「あそこはヤバいから無理についてこなくていい。でも最初に溶岩を敷いておかなきゃいけないから行くなら早めに行かなきゃいけないんだよな…どうする?最悪俺1人でもいいけど…」
「それはダメですニャ!私達も一緒ですにゃ!」
「……メッ」
どうやらこの2人は俺を1人にさせない気らしい。まあそれが可愛いんだが…。
そんなことは置いておいて、行くなら準備をしなければいけない。俺たちは一旦自室に戻り、装備を整え、バケツも1人3つ持った。(クゥも俺たちのポーチっぽいものを持っているようで、パーカーのポケットがそれなのだそうだ。でも質量保(ry)
クゥにはとりあえず弓矢と取り回しやすい小さな鉄ナイフを持たせた。(前に護身用に作っておいたものだ)時間があるときに火薬繋がりでボウガンとかもいいかもしれないな…まあそれも今度になりそうだがな…。ちなみに前のダイヤ剣はもしもの時の最終兵器にしておくことにし、普段は鉄にしておくことにした。アレクは火力を心配して鉄ピッケルの先っちょをマカライトで加工しているものだ。1個しかなかったがアレクの命には変えられない。
「準備できたか?んじゃ行くか!」
そう言って少し歩く。と言っても2分かそこらなのだが。
「ここだ。だいぶ深いぞ?気をつけろよ」
穴についた俺たちはその穴を下っていく。階段状に掘ったのでロープなどはいらない。松明をつけて慎重に下っていく。
「だいぶ深いですニャ…これをご主人さまが?」
「ああ…あんまり思い出したくないけどな」
あの時は生きるか死ぬかだったから精神的にもきつかった。その上体がボロボロだったからまともな思考してなかったんじゃねえかな?今はそんなことはないが…もうあの経験は嫌だな…。
「……大丈夫?」
「ン…大丈夫だ。そんなに顔色悪かったか?」
「……(コクッ」
「真っ青でしたニャ…辛いのでしたら上で待っていらしても…」
その言葉に俺は首を横に振る。トラウマは乗り越えるもんだ。いつまでも引きずってたらカッコ悪いし、何より2人だけとか危険すぎる。
「そうですかニャ…無理はしないでくださいニャ」
「……ん。無理はよくない」
「ああ。大丈夫さ」
俺は気持ちを切り替え、穴を降りていった。
「…ここだ。ここがこの穴の底だ…久しぶりだな…」
あの時の仮拠点についた。いつぞやの記憶が俺の頭に蘇るが頭を振って気合でねじ伏せる。2人がこっちを心配そうに見るが問題ないと返事を返すと仮拠点のドアを開け、先に進み始めた。
「こんなところが…綺麗ですニャ…」
「……天井高い…」
「ほんとにな。あの時よく死ななかったよ、俺…」
上は真っ暗で見えないが相当高いだろう。所々松明の光が反射しているのは鉱石があるからだ。その2つが見事にマッチして天然のプラネタリウムが出来ていた。これをあの時に気付けなかったのが悔やまれる。
「ここから少しいったとこに溶岩はある。さっさと行こう」
「わ、分かりましたニャ」
「……ん」
周りが暗いので警戒しながら進む。と…?
…ヴォー
「…ゾンビが近くにいるな。クゥ、できるか?」
「……任せて」
俺の言葉にクゥは弓を構え、引き絞る。俺とアレクが辺りを松明で照らすと少し離れたところに呻いているゾンビが2体。
「んじゃ1体はクゥがやってみてくれ。もう1体は俺が仕留める。アレクはクゥのバックアップだ」
「了解ですニャ」
「……ん」
ヒュッ!ドスッ!
「ヴァァァァ……」
「今だっ!ハァア!」
ザンッ!
「ヴァアアアァァァァ……」
クゥが上手いことゾンビにヘッドショットを決めてもう1体が怯んだところでもう1体を俺が切り伏せる。その間アレクが周りの警戒とクゥの護衛…3人パーティーの後衛ありってこんなに効率が良いんだなって思ってしまうな…それにクゥって本当に弓初めてか?メチャクチャ上手いんだが…。
「……頑張った。ボク偉い?」
「ああ、偉いぞ。」ナデナデ
「……ん///」
クゥの頭を撫でてやると顔を真っ赤にして気持ちよさそうにしている。…小動物的な女の子って可愛いよね…癒される。ってかこいつボクっ娘だったんか…今まで一人称無かったからわからんかった。ボクっ娘もいいよね!
余りにも気持ちよさそうにするのでそのまま撫でてるとアレクの方からものすごいプレッシャーが来た。慌ててアレクの方を見るとものっすごい顔でこっちを見てた。アイルーの般若の顔って滅茶苦茶コワイ…
「…あ、アレク?すまん…」
「もういいですニャ…早く行きましょうニャ(ムゥー…私も撫でて欲しいのに…ご主人様のバカ…///)」
アレクは先に奥に行ってしまった。はぐれまいと俺とクゥも慌てて着いて行く。怒らせてしまったアレクを元に戻すのには10分ぐらいかかったのはここにいるみんなだけの秘密だぞ!…俺何言ってんだ?
少し歩くと開けたところに出て、あのハルクに突き落とされた場所にたどり着いた。周りには溶岩が流れており、少し暑い。そして俺が目を覚ました岩を見つけ、残っていた血の跡を見るとあの時の全身の痛みがフラッシュバックし、俺はその場に蹲ってしまった。アレクとクゥはいきなり蹲った俺に慌てて駆け寄ってきた。
「ほ、ホントに大丈夫ですかニャ?」
「……無理しないで」
「…大丈夫さ。ちょっとここは怖い思い出しかないからな…でも大丈夫だ。さっさと汲んで帰ろうぜ。そんでみんなで風呂に入って温まろう」
震える足に喝を入れ、溶岩の近くまで寄り、バケツで組む。鉄のバケツで汲む事に色々と怖いものはあったが無事に全部汲み終わり、バケツをバッグの中に入れる。
「よし、汲めたし帰るか。多分めぼしい鉱石もないだろうし」
「そうですニャ。早く浴場を建ててしまいましょう」
「……楽しみ」
途中出てくるゾンビやスケルトンなどをバッタバッタとなぎ倒し、仮拠点の近くまで戻った時にそれは起こった。
……ズゥンズゥン……
「…?地震ですかにゃ?」
「…違ぇ!2人とも、早く仮拠点の中に入れ!さっき話したヤツだ!」
俺は混乱する2人を仮拠点の中に押し込み、自分も入るとドアを閉め、明りを消した。その間にもどんどん足音は大きくなり、明りを消して少しするとドアの隙間からヤツ―――グラビモスが見えた。
「「……!!!」」
「…静かに」
怯えるふたりを抱き抱え、なるべく音を立てないようにする。気付かなかったのかはわからないがそのままグラビモスはドアの前を通り過ぎ、去っていった。
足音が聞こえなくなったところで松明を付け、緊張を解く。俺たちはあまりの緊張と恐怖で座り込んでしまい、しばらく立てそうにない。
「…ご主人様が気をつけろと言っていた意味がよく分かりましたニャ…」
「……怖かった」
そう言って2人はまだ恐怖が残っているのか俺に抱きついてくる。俺も最初に見たときは怖かったし、今も顔が真っ青だろう。2人もそれを察してかその後は話はせず、恐怖からの回復を待った。
しばらくするとなんとか歩けるようになり、俺たちはヤツが帰ってこないうちに階段状の穴を登っていった。
グラビモスと戦うと思った?残念、それは幻覚だ。
まあ今のままで戦ったらまず間違いなく死にますので。ダイヤ剣でも無理なんじゃないかな?またいずれは戦うのでしょうが。
クゥのセリフは全て……から始まります。三点リーダーが2個ですよ?1個は一縷かアレクのものなので。それと一人称を出してみました。無口ッ娘って一人称出しにくい…でもそこがいい!最後の2人から抱きつかれるとか一縷お前ちょっとそこ代われ(迫真)
garcia様、夢見の狩人様、ohtkhr様、void0様、感想ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!そしてその他のこの作品を見てくださっている皆様、感想、修正などよろしくお願いします!
次回、恐怖から逃れた一縷たちは再び風呂場の建設を始める。風呂場は完成するのか!?そしてアレクの様子が…?
『風呂の脅威』お楽しみに~!
前回のサブタイのネタは機動新世紀ガンダムXより、「私も人間だから」です。