少しおかしなマインクラフトの中に!?   作:ペペロンテ

24 / 28
どうも遅くなりました!!!いやー自動車教習所の授業で頭がいっぱいでなかなか書けませんでした(´Д`;)ご迷惑をおかけしました(^_^;)
今回なんと、この小説初の5000字越えとサイドチェンジがあります!まあ途中自分でも何書いてるのかわからなくなる事態も…アハハ(苦笑)
そして私、今「Thinker」と言うAC(アーマードコア)の曲にハマってます。皆さんも一度聞いてみてはどうですか?本編やってみたい・・・!!!家にAC系列のゲームが無い悲劇。
まあそんなことは置いといて、どうぞ!!!



狩猟戦域

「フッ…!ハァア!!!」ヒュッ

 

ザシュッ!!

 

「ギャオオオォォォ……」

 

「ふう……これで3体目か…」

 

そう言って俺は剣をバッグに収納する。

俺こと綺堂一縷は現在2人と分かれて近場の森で狩りをしている。定期的にランポスが襲いかかってくるがリオレウスなんかに比べるとやはり弱い為、特に危なげもなく倒せるようになった。まあモンハンの中でもヤバい奴らに比べたら当たり前なんだが…(汗)

 

「…静かだな…アレクが来てから1人でいることが少なくなったから余計だろうな。あいつらには感謝しなくちゃな」

 

森の木々の間から見える空を見上げて感慨にふける。最初の頃は周りに怯え、ただ生きることに一生懸命で毎日に余裕なんかあるわけがなかった。家がない、食料がない、流通もないの無い無い尽くしで毎日がサバイバルだったからな…それが今じゃどうだ。2人と一緒にいることを楽しみ、あいつらに癒され、生きる希望を持てた。

 

「…運が良かったのかもなぁ…下手すりゃここで発狂してたのかもしれないしな…」

 

そう。本当に運が良かった。こんな世界で守るものができたんだからな…そう思ったところでリオレウスに襲われたアレクの光景が蘇る。あんなことにはさせない。俺が守らなきゃいけなかったんだよな…。

 

「…次は守ってみせる」

 

そう自分の中で誓ったところで草陰からランポスがまた出てきた。まだこっちに気づいていないのか俺の少し先を通り抜けようとする。もうこの動作には慣れたのでバレないように物陰に隠れ、息を潜める。そしてあくまで冷静になって相手の数を確認する。

 

「数は…3匹か。いけるな」

 

気持ちを戦闘モードに切り替え、バッグから剣を出して構える。バレないようにそっと近づく。まだぎりぎりバレていないようでランポスはその場から動きを止めている。

 

「フッ………!!!」ガササッ!!

 

ザシュッ!!!

 

「ギャ…!?」

 

「「ギャオゥ!?」」

 

先頭のランポスの顔が向こうを向いたのと同時に草陰から飛び出し、一気に喉を掻き切る。

突然の襲撃に先頭にいたランポスは対処できずに喉を切られ、かすかな悲鳴と音を出すのに失敗した管楽器のような呼吸音を出して絶命した。奥にいた2体驚いたような鳴き声を出して後ろに下がるが甘い!

 

「ぜぇあ!!!」ヒュンッ

 

グジュリ

 

「ギャァァァァ…」

 

切ったランポスから剣を抜くと同時に後ろのランポスの頭を切り潰す。目から上が無くなったランポスは糸の切れた人形のように倒れ、辺りに鮮血が散らばる。

 

「ギャオゥ!!!」

 

「ハッ!」

 

残ったランポスがその手から生える鋭利な爪で俺を引っ掻いてくるが剣でガードする。しばらく鍔迫り合いが起きたがこのままだと血の匂いで増援が来るので、こいつを倒してから相手をしたい。

 

「オ…ラァ!!!」

 

「ギャッ!」

 

埓があかないので足でランポスの腹を蹴っ飛ばし、地面に倒れ込んだところに剣を腹に突き立てた。

 

「ギャオオゥ………」

 

数秒するとランポスは息絶えた。死んだのを確認すると剣を抜き、剣に付いた血を払ってバッグに戻し、戦利品を漁った。鱗が2つと牙が1つ。これで合計が鱗3つ、牙が2つ、皮が1つだ。といってもこれだけでは何も作れない。セッチャクロアリってどうやったら取れんの…?誰か教えてよ。それっぽい虫もいねぇし、虫網なんかレシピになかったし…どうすりゃええのー?

 

「ここには無えのかなぁ…?早く武器でも防具でも作りたいんだがなぁ…!!!」

 

ボヤいていると向こう側から音が聞こえる。ランポスのようだが…

 

「…何体いやがんだ?5、6…もっといるな」

 

俺はバレないように草陰に隠れながら進み、目的地を目指す。少し行ったところに開けた土地が現れ、鳴き声の正体が露わになった。

 

「ギャオオオオオオオォォォォォ!!!」

 

「「「「「「「「「「ギャオッギャオッ!」」」」」」」」」」

 

ランポスのものすごい大群に囲まれた一際大きなランポス…おそらくドスランポスだろう…が仕留めた牛の前で天に向かって吠え、取り巻きどもがそれに賛同する。どうやらここはランポスたちの巣らしい。気づかないうちにランポスの巣の近くまで来ていたらしい。

 

「…キツいか?いや、ここで仕留められれば武器が…!」

 

挑むか否か悩んでいるとドスランポスは吠えるのをやめ、俺を睨みつけてきた。周りの取り巻きどもも釣られて俺を見る。どうやらバレたようだ。

 

「なら狩るしかねえな。いくぜ!!」ガササッ!

 

「ギャオオオオオオオォォォォォ!!!」

 

俺とランポスの王の戦いの火ぶたが切って落とされた。

 

 

 

side change 一縷→アレク

 

 

 

「ムー…いないニャ…」

 

私ことアレクは糸を求めて浅い洞窟で蜘蛛を探しているが…なかなかいない。あらかじめ持ってきておいた松明を仕掛けながら辺りを散策しているが、出てくるのはゾンビやスケルトン。蜘蛛はいない。時間が勿体無いので無視して先に進む。

 

「いないニャ…糸が取れないとご主人様に迷惑をかけてしまうニャ…それだけは嫌ニャ…」

 

とりあえず歩き回るがゾンビに見つかってしまい、前に立ちふさがって邪魔をしてくる。青白い顔で襲いかかってくるが動きは遅いし理性も失っているため実に単調な動きしかしない。しかし人間になってまだ体の違いに慣れないが、することは変わらない姿勢を低くし、一気に加速してゾンビに近づき、ピッケルを振り上げる。

 

「邪魔をするニャァ!!!」ヒュオッ

 

ゴシャッ!!!

 

「オオオオオォォォォォ………」

 

振り上げたピッケルを力任せに振り下ろすとピッケルの先がゾンビの脳天を突き破り、頭部が消し飛んだ。全力で振り下ろしたとはいえ、まさかこうも簡単に頭が消し飛ぶとは思っていなかった。

元々アイルーだった私は人に比べると非力で、こんな猛スピードで加速することはできなかったし、ゾンビの頭部を消し飛ばす程の威力でピッケルを振り回すこともできなかった。

 

「これならご主人さまの背中を守れる…?」

 

私はピッケルを持つ自分の手を見つめ、手に力を込めた。

その時、近くから虫の声がした。

 

「!!!」

 

辺りを見渡すとそこには『蜘蛛』がいた。只、ご主人様が前に話していたような蜘蛛じゃない。

 

「シュー……」

 

「………いつ見ても気持ち悪いニャ…」

 

その大きさは私ぐらいの大きさが有り、目は赤く松明の光に反射してギラギラと光っている。口は開閉を繰り返して唾液が地面にこぼれ落ちる。

この気持ち悪いモノこそがこの世界での『蜘蛛』だ。この種には毒がないが地下に行くと毒を持つ更に気持ち悪い蜘蛛がいるらしい。私は地下にあまり行ったことは無いので見たことはないが。

しかしこの蜘蛛、見た目に反して日中は何も襲わない。流石に攻撃すると反撃してくるが何もしなければそのまま通り過ごすこともできる。

しかし洞窟にいるとなると話は別だ。

 

「シャアアァァァ!!!」

 

「くっ!」

 

蜘蛛は顎を開いて跳びかかって来た。私は流石にそれには反応できず、横に飛ぶことを余儀なくされる。だが蜘蛛の恐ろしさは奇襲だけではなく、そのフットワークの軽さだ。

雲はその8本の足を器用に使い、一瞬で体勢を整え、また跳びかかってくる。決して人間の体の構造ではできない早業だ。慣れていなければ攻め込めないことだろう。そう、慣れていなければ。

 

「フンッ!!!」ブォン!

 

ドグシャッ!!!

 

「!?!?シュッ………」

 

背後から迫る蜘蛛の側面にピッケルが直撃。突進してくることを予想して振り返りざまにピッケルを振るったのだ。蜘蛛を相手したことがないご主人さまやクゥちゃんなら苦戦しただろうが私はアイルーだった頃に何度も戦ったことがある。それに今は人の姿になって力が上がっている。ただ闇雲に狙ってくるだけなので多少狙いが甘くても大ダメージになるだろう。。

グチャグチャに潰れた蜘蛛が光になって消え、アイテムが残る。糸と目が1つずつ出た。目は特に使い道はないのでともかく、服を作るにはまだまだ足りない。最低でも10以上は欲しい。

 

「もう少し深くまで行けばなんとか…?もしくはスポーン部屋があれば…」

 

スポーン部屋とは地下に極稀に発見される苔石に囲まれた空間のことだ。その部屋の中心にはモンスターが湧き出るブロックがあり、うまく利用すれば永遠にアイテムや経験値がゲットできる。更に宝箱があり、一度制圧してしまえばいいことづくしだ。まあ確率は非常に低いので私はおろか前の村の誰ひとりとしてみた人はいなかったが…。

 

「とりあえず進むしかないニャ…お昼までに帰れるかニャ?」

 

時間内に帰れるかどうかを心配するがここで突っ立っていてもどうにもならない。なら進むしかない。私だってご主人様の役に立ちたいから。

 

 

 

洞窟の中をさらに進み、ゾンビや蜘蛛などを倒しつつ奥に奥に進むと周りの雰囲気が変わってきたような気がする。しかし洞窟内は相変わらず薄暗いままだ。その原因を探ろうと辺りを見渡すとあるものが目に入った。

普通ここにあってはならないもの、それが壁に沿う形で存在していた。

 

「まさかこれは…!?」

 

半ば腐っていて変色し、クモの巣が張り付いてしまっているが明らかに自然のものではない。近づいて触れてみるがパキパキと音を立てて一部が崩れる。これは………木材だ。

 

 

「廃坑…!?」

 

 

すみませんご主人さま。お昼には帰れないかもしれないですニャ。

 

 

 

side change アレク→クゥ

 

 

 

「……フッ」ヒュッ

 

ドッ!!!

 

ガシャンッ

 

「……当たった」

 

ボクが岩陰から射った矢はスケルトンの頭に当たった。スケルトンは崩れ落ち、光になってアイテムと経験値になった。それを拾いつつ周りの鉱石を探す。このあたりは日の当たらないところが多くモンスターも湧いている。今は見えないが結構な数がいるだろう。

ボクは今、イチルに言われて家から少し離れた岩場に鉱石を掘りに来ている。私の装備やアレクの装備を新しくしたいらしい。アレクが人間になったのが主な原因らしい。

…実を言えば少し嬉しかった。アレクは自分のイチルへの気持ちをなるべく抑えて過ごそうとしていた。だからあの時アレクに遠まわしに「そのままでいいの?」と問いかけたのだ。アレクはライバル、でもそれ以上に大切な家族だから自分を偽って接してほしくない。

対等の立場でライバルとして、家族として接することを選んでくれたアレク。だから一緒にイチルを好きでいたい。

…でも、イチルを好きな気持ちは負けないから。

 

「ヴァー!」

 

「!」

 

考えに耽っていると岩陰からゾンビが飛びかかってきた。咄嗟に腰にあらかじめ差しておいたナイフを抜いて延ばしてきた右腕を切り裂いて後ろに下がる。ゾンビは切り裂かれた拍子で2,3歩後ろに下がるが、腕が切られても関係ないのかまだ襲いかかろうとしてくる。

 

「……!!!」ピシュッ!

 

ドズッ

 

「ヴァー…」

 

しかしゾンビはその場から動くことはできなかった。ゾンビが伸ばした足にナイフを投げ、地面に縫い付けたのだ。足を地面に縫い付けられゾンビの動きが止まったところで矢を弓につがえ、引き絞る。

 

キリリ…

 

「……終わり」ヒュッ

 

ドッ!!!

 

弓から放たれた矢は過たずゾンビの頭に突き刺さりその活動を終わらせた。出てきたアイテムと投げたナイフをポケットに入れて鉱石を探し始める。

 

「……これは鉄鉱石。……これは石炭。……むう…いいのがない」

 

所詮地上の岩場なので鉱石にも限界がある。エメラルドやダイヤはもっと深くまで行かないとないらしい。ダイヤを持ち帰ってイチルに褒められたい。そう思い近くの穴に入って見るとなかなか深い。入口は狭かったのに奥の方は広く、向こう側には明るい光が見える。おそらく溶岩の明かりだろう。

 

「……危ないと感じたら帰る」

 

そうじゃないと怪我でもしたらイチルに怒られる。それだけは嫌だ。無傷でダイヤを持ち帰ってイチルに頭を撫でてもらう。

 

「……フフフ」

 

考えただけでも頬が緩む。そうと決まれば早速進もう。どんどん下に足を進めて行く。途中にある鉄鉱石や石炭などを採掘しつつ奥に進んでいった。

 

 

 

「……広い。……それに鉱石がいっぱい。……でも熱い。」

 

しばらく進むと広い空間に出た。所々に溶岩がありものすごく熱い。暑いではなく熱い。しかしここまで来たことが吉と出た。壁面には大量の鉱石が顔をのぞかせて溶岩の光が反射し、昨日見た以上の幻想的な光景が広がっていた。

 

「……綺麗だけど…早く採掘。……イチルとアレクにも見せたかった」

 

少しその光景を楽しんだあと2人がいないことが悔やまれるが採掘を開始する。石炭や鉄鉱石はもちろん、ダイヤにエメラルドにマカライト…様々な鉱石がそこには存在しており、1つ1つ丁寧に採掘していく。昨日行った空間にもこれほどではないが中々のものがあった。あの時は急いでいたし、あんな化け物がいると分かれば行く気も失せる。ここも何かいるかもしれない。そう思ったところで何かの音が向こう側からする。

 

「……?……こっち…?」

 

その方向に進むと横穴があり、音はそこからするようだ。よく聞くと何かが転がってくるような音。それもだんだんこっちに近づいてくる!

 

「!!!」

 

昨日の怪物を思い出して咄嗟に壁にできた岩陰に身を潜める。転がる音はどんどん大きくなり、ついにその姿を現した。

 

「……なにあれ?」

 

現れたのは赤い大きな球体だった。それがゴロゴロと転がっている。その球体はボクの隠れている壁の窪みを通り過ぎ、向こう側の壁にぶつかって動きを止めた。

 

「……?……!!!」

 

しばらく球体を怪訝そうに見つめていると球体が割れ、その正体を現した。

手足は短く顔は縦に長い。その見たこともない怪物は口をせわしなく開閉して舌をちらつかせている。

そんな怪物がボクの前に立ちふさがった。

 

 




こんな感じになりました。え?クゥだけ相手強い?ご冗談を。一縷は取り巻きランポスが10体以上(更にドスの鳴き声で呼ばれる)と戦いは数だよを体現してますし、アレクは廃坑の怖さは皆様なら分かるかと…実際私も迷いましたしね。今じゃ怖くて行けません。自分家の真下にあるのに(笑)
まあこんな感じなのであんまり変わりません。・・・・・・一縷のところは悪化させる予定ですが(黒笑)一縷に無限の激痛を!!!
スポーン部屋ですが、宝箱が無い場合もあるようです。私がそうでした。4回連続で無いってどういうことですかね?お陰で馬が実装されたのにサドルが無くて乗れない始末です・・・。なんでだぁぁぁ!!!
この調子ではネザーはまだまだですね。早く書きたいなー・・・。
クゥの一縷への呼び方をカタカナにしてみました。あもりにも不自然さが微レ存な方は意見を下さい。
次回は一縷のみとなります。長くなりそうなので。その後アレク、クゥを予定しています。
garcia様、えだまミィカン様、NFS様、ゆっくりシュウ様、感想ありがとうございます!これからも宜しくお願いします!そして上記の方以外の方も感想、意見、訂正等下さいますとこのペペが狂喜乱舞します(笑)
次回、ドスランポスが率いるランポスの群れに1人挑む一縷。だがそこに新たな刺客が・・・!?
『群れの果てには?』お楽しみに~!







前回のサブタイのネタは機動戦士クロスボーン・ガンダムより、「人と継ぐ者の合間に」です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。