パソコンの買い替え、卒業式などが重なり遅くなってしまいました…。…え?や、やだなぁーゴッドイーターの新しいのが出たから古いのをすべて終わらせるために寝る間も惜しんでやってたなんて事実ある訳…マジスンマセンシタ
い、いや…新しいのにはサバイバルの素材は引き継げないといわれてそれじゃあ武器にしよう…素材足んない…が続きまして…orz
お待たせして申し訳ありませんでした!
では、どうぞ!
「セェイ!!!」
ただ向かってくる敵を切り裂き続ける。
「ギャオ……」
俺の行く手を阻むように飛びついてきたランポスの首を掻っ切る。
今切り倒したので合計15体目………まだまだ居やがる。それなりに殺してはあるが奥に居るドスが仲間をバンバン呼ぶため休む暇がない上にドスランポスのもとにたどり着けない。まだ20匹はいるんじゃないか?
「キッツいな…ッと…!休む暇もねぇ…なっと!」
「ギャオッ!!」
後ろから襲い掛かってきたランポスを蹴飛ばし、後ろに下がらせる。下がらせた先には後ろに居た別のランポスがおり、接触してもんどりうって倒れる。その隙を見逃さず止めを刺そうとするが周りの妨害でそれは叶わなかった。
「しつっこい!!纏わりつくな!」
俺は剣を振りながら後ろに後退し、距離を取る。流石にこの世界に来て上がった身体能力でもキツくなってきた。これで無双ゲーみたいに必殺技を使えればいいんだが、俺の必殺技は使い勝手の悪い身体能力を上げるだけのものだ。それに反動が怖すぎて使えない。
「つくづく決戦用の技だな…。使い勝手が悪すぎてこんな状況でもどうしようもないな」
自分の能力のあまりのピーキーさに呆れてくるがぼやいて状況が好転するわけではない。襲いかかってくるランポスたちの群れを掻い潜りドスランポスのもとにたどり着いた。後ろから自分の親玉に近づけさせまいと攻撃を仕掛けてくるが焦りからか動きがあまりにも単調になった。そこを見逃さず、横薙ぎに攻撃を繰り出す。
「ラァッ!!!」
「ギャアァァァ……」
1匹後ろに下がりそこねたやつの喉を掻ききる。目の前で繰り広げられているランポス達の苦戦にドスランポスはついにその重い腰を動かした。
「グォォォォ!!!」
その雄叫びとともにドスランポスが跳びかかってくる。突然の行動に俺は慌てて横に跳んで回避しようとするが四方八方をランポスに囲まれているので避ける場所がない。
「しまっグゥ!?」
跳びかかりをなんとか剣の腹で防御したが地面に押し倒された。そのままグリグリと地面に押し付けられ、顔の間近にまで鉤爪が迫る。周りのランポスも剣や俺を攻撃してくる。
「ぐぅ……しゃあねぇ、鬼化を使うしかねえか…!」
放っておけば嬲り殺されるであろうこの状況を打開するためには鬼化しかないと考え、力を発現しようと精神を集中させる。
2度使ってわかったことがあるがこれは自分の意志によってある程度は使えるらしい。もちろん自分や大事な存在に死が訪れるような状態の時には劣るが(ドラクエで言うとメラとメラゾーマぐらい違うっぽい)その分使い勝手もいいし反動も少ない。まあ少ないというだけで筋肉痛はしっかりとくるのであまり使いたくもないが…。
10秒ほどで周りの物音が少しづつ遅く聞こえ始めてきた。周りのランポスたちの動きもさっきより遅い。体からも前ほどではないが赤いオーラのようなものが立ち込めてきた。
「オッラァッ!!!どけこの野郎!!!」
「ギャァァ!?!?」
いつまでも剣の上から踏みつけてくるドスランポスを力任せに剣を振るうことでどかせ、無理やり距離を置かせる。いきなり力が上がったことに驚いたのか、驚愕の面持ちで後ろに下がる。
ドスランポスが距離を取ったことにより群れのボスを守ろうとランポスたちが立ちふさがるが、今のこの状態では無意味だ。
「ゼェアアァァァ!!!」
素早く立ち上がり、全速力で突っ込む。ランポスたちは俺に攻撃を仕掛けるがさっきと違ってスローに見えるため回避も容易い。
右右左前右前前左前左右左左前右前前……
あらゆる方向から迫り来る攻撃を最小限の動きで躱し、攻撃してきたランポスを葬りながら前に進む。さっきとのあまりの体勢の変わりように危機感を持ったのかドスランポスが俺の逆方向を向き戦線離脱を図ろうとする。
「待てゴルァ!!!逃がすかぁ!」
俺は逃げるドスランポスの足に向けてバッグから取り出した鉄製のナイフを投げる。これはもしもの時に持っておいたものだ。
「ギャアァァァァ!?」
生命力の高いモンスターのような奴らに刺さったところでそんな大きな怪我は負わないが足止めにはなったらしく、つんのめって地面に倒れこんだ。
「止め…だっ!!!」
「ガッ……」
喉に向かって剣を刺すと遂にドスランポスは力尽き、アイテムと経験値オーブに還元される。群れのボスが倒されたことで周りのランポスは一瞬狼狽え、そして怒り狂った声を一斉にあげた。
「「「「「ギャオォォォォォ!!!!!」」」」」
「チッ、これで取り乱すなりしてくれりゃ楽だったんだが・・・そうはいかねえか」
仕方ない、と首を振り、ナイフをしまって地面に突き刺さったままの剣を引き抜き、構える。
「「「「「ギャオオオオオ!!!」」」」」
「おおおおおお!!!」
ほぼ同時にお互いに向かって突撃し、ランポスが跳びかかって・・・
「「「ギャアアァァァ!?!?!?」」」
その瞬間、地をもの凄い力で抉る音とともに目の前のランポスの大半が吹き飛んだ。
「んなっグゥ!?」
その衝撃を俺もモロに食らってしまい、4~5mほど吹っ飛ばされて地面を転がった。
「ぐぅ…一体何だってんだ…!」
全身に走る痛みを堪えて立ち上がり、周りを見渡すが一面ランポスの素材だらけになっていた。しかしそれ以外に何もいないように見える。だがランポスたちが吹っ飛ばされたのは事実であるため、気を抜かず周りをよく確認する。
「…?何だったん…!!!」
そしてある一点を見たときに文字通り視界がブレた。自分の目がおかしくなったわけではない。まるでそこに何かいるかのようにブレたのだ。俗にいう光学迷彩をまとったような何かが。
「くっそ…面倒だな…!」
そのブレは1回、2回と繰り返し起こり、まるでそこの空間が歪んでいるように見える。爬虫類独特の生臭いような臭いが辺りに立ち込め、ブレが点滅のように早くなる。
そしてブレが止んで現れたのは、紫色の外観を持ち、前に突き出した鼻にギョロリとした目を忙しなく左右別々に動かし、口からは長い舌を蛇のようにチロチロと出し入れしている。その外観は羽の生えたカメレオンのような外観だ。このモンスターは見覚えがある。ここではない、元の世界でだ。
「…『霞龍』オオナズチ…!!!」
『霞龍』オオナズチ。それがこの奇怪な外見を持つモンスターの名前だ。普段は自身の血液の中に持つ金属に体内の電気を通すことで光の反射を低め、あたかも透明そこにいないかのように周りに擬態できるらしい。この能力に合わせて周囲に毒霧を発生させたり、スタミナを減らす体液を口から吐いたり、舌でアイテムを盗んだりといった特殊な攻撃法をするため、『トリックスター』の異名を持っている古龍の名に恥じない戦闘力を持つ龍だ。
しかし気がかりなことが1つ。
「こいつって肉食だったっけ?それに温厚な性格だったような・・・?」
そう、このモンスターは比較的温厚な龍だ。ゲームの依頼でもほかの龍や竜に比べて大きな被害は出ていないことが多い。ゲーム内では自分から手を出すことはないらしい。そんなモンスターがなぜこんな敵意丸出しに?
目の前のオオナズチは完全に俺を敵とみなしているようでこっちに向かって威嚇を繰り返している。オオナズチには縄張りがあまりないらしいのでそういう問題ではなさそうだ…ではなぜ?
疑問が頭の中に浮かぶがすぐに消し去る。オオナズチがこっちに向かって舌を突き出してきたからだ。カメレオンのように伸びるその舌はそれなりにあった俺との距離なぞ意にも介さず襲い掛かる。当たる訳にもいかないので横に跳び、考えをやめる。こいつを倒せば元の世界に帰るのが早くなる。ならば狩るだけだ。
「こいつを倒せば・・・!!!ハアァァァ!!!」
その一声とともに剣を握りなおし、オオナズチに向かって駆け出す。オオナズチの出現によって霧が立ち込め始める中、第2ステージの幕が切って落とされた。
まさかのナズチさん降臨です。ここで出したほうがいいかなと思いまして。4GのPVでは自分からハンターに襲い掛かる映像があったというのを聞いたので大丈夫かなと思いこうしてみました。ですが仕様は2G仕様ですのであしからず。3DSは持ってないので…(汗)
きな粉餅様、garcia様、RPG大好き様、えだまミィカン様、Σ夜月様、void0様、猫猫様、感想ありがとうございます!そしてお待たせしてすいませんでした!感想、意見、指摘、訂正等ありましたらお気軽にコメントよろしくお願いします!あなたの一言がぺぺの大事な栄養となります(笑)
次回、遂に古龍の1体と相見えることとなった一縷。無事アレクたちのもとへ帰還することはできるのか?
『見えない霞龍』お楽しみに~!
前回のサブタイのネタは機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYより、「激突戦域」です