A.D.2012 偶像特異点 深夜結界舞台シンデレラ   作:赤川島起

35 / 70
第13章 円卓の騎士、その影

 深夜十二時。

 もう六度目になる深夜結界。

 敵対するであろう予想戦力は、第六または第七特異点のシャドウサーヴァント。

 どちらも強敵であり、場合によっては味方の誰かを失いかねない。

 故に慎重、そして確実に攻略する必要がある。

 誰か一人を失うだけで、戦力の低下は激しくなる。

 多人数で行動することが、アイドルサーヴァントの前提であり特性であるからだ。

 そうでなくとも、マスターである立香は仲間を犠牲にすることなど望んでなどいない。

 

 →「行こう!」

 

「はい、マスター!」

 

 出てくるであろうシャドウサーヴァント達をおさらいし、情報の整理を行った一同。

 以前に話し合っていたことでもあり、比較的短い時間で終わった。

 そしては346プロダクションを後にし、探索へと向かう。

 偵察と索敵に出るエミヤ、蘭子、杏。

 先頭を行くアルトリア、殿を務めるジャンヌ、皆を守るマシュ。

 

 この数日間で、彼らのチームワークはまるで熟練のそれであるかのようだった。

 

 

 

 

 

 ――――――――――

 

 

 

 

 

 アイドル達を含め、全員警戒を怠らない。

 結界の探索も慣れた様で、自身の役割をきちんとこなす。

 慣れ始めが一番油断を誘う時期だが、そのような様子もない。

 

『アイドル達は頼もしいね。戦いとは無縁だった少女たちとは思えないよ』

 

 →「本当に助かってる」

 

「えへへ、そんなに褒められると照れちゃうな~」

 

「危ない人には注意すること!アイドルの基本だもん☆」

 

『サーヴァント化し、能力を獲得したとしても、それを使いこなせるかは本人次第だ。アイドル達は、それを十全にこなせている。まるで、一般人であるマスターが、サーヴァントの助けを借りて世界を救ったようだね』

 

「ふふ。私達って似たもの同士なのかも知れませんね」

 

 ホームズとかな子の言ったことも、的を射ている。

 一般人であったが、突如力を振るえるようになり、成長し偉業を成し遂げた。

 そういった意味では、ある種同じ経験をしてきたと言えるだろう。

 マシュもまた下地があったが、デミ・サーヴァントとしての能力を獲得した時、最初は宝具すら使えなかった。

 最初期に出会った卯月もまた、初めはぎこちなかった。

 しかしカルデアと過ごし、アイドル達とも共闘し、いまや立派なサーヴァントだ。

 アイドル達は知識を共有しているが、その始まりを担ったのが卯月。

 そんな彼女に続き、アイドル達も共に成長した。

 現在、総勢十人のアイドルサーヴァント。

 彼女たちには、まだ伸び代がある。

 サーヴァントとしては異質である、成長する力があるのだから。

 

 

 

 

 

『シャドウサーヴァントを確認した、マスター。どうやら、そちらへ向かっている』

 

 エミヤからの念話が入り、戦闘体制へと移行する。

 ただ、念話越しだが歯切れが悪い印象を受ける。

 

 →「どうしたの?」

 

『……そちらに向かったのは、シャドウサーヴァントだけではないと言うことだ』

 

『確認した。霊基反応あり、シンデレラの霊基で間違いないようだ。新たなアイドルサーヴァントだよ』

 

「それって大丈夫なんですか!?」

 

 凛が声を荒げるが、偵察のメンバーからは焦った様子はない。

 ピンチではない、と言うことなのだろうか?

 

『杏から見ても、致命的なピンチじゃないよ。そっちへ向かって、シャドウサーヴァントから逃走している。皆なら十分追いつけるよ』

 

『我の「瞳」から覗いても、彼女たちの逃走は力を余らせている』

(私から見ても、余裕を持って逃げてると思います)

 

『ここからだと、私達が本隊に合流するほうが早い。彼女たちの様子は、見れば分かる』

 

 どこか言いづらそうな、もしくは呆れている様子の三人。

 すぐさま立香たちの本隊と合流し、目の前からやってくる存在も視認した。

 こちらへ向かってくる、アイドルとシャドウサーヴァント。

 その先頭にいるのは、スターリースカイ・ブライトを着た少女。

 

「李衣菜チャンが音を立てるからにゃー!あれがなければ気づかれることもなかったのにゃー!」

 

「その後に声を上げたのはみくちゃんだもん!そっちでバレたんでしょー!」

 

 二人のアイドルが、喧嘩しながら全力疾走で逃げていた。

 

 

 

 

 

「……余裕あるじゃん!あの二人!」

 

「喧嘩しながら逃げてるって、お二人らしいですけど……」

 

 突っ込む未央と、笑顔を引きつらせている卯月。

 逃げに徹しているとはいえ、言い争いながら撤退戦を成している。

 だが、アイドル達の敏捷値はあまり高くないはず。

 シャドウサーヴァントとはいえ、敏捷ランクがAを超える者もいるはずだ。

 

「――――――!」

 

 事実、今まさに追いつき、手に持つ刃で切り裂かんとする影が三つ。

 

「おっ!?――っとう!!」

 

 何か(・・)を振りかぶった少女。

 手には何も持ってないはずなのに、短刀とシャドウサーヴァントを牽制する。

 

「にゃ!?にをするにゃー!!」

 

 どこかしなやかな身のこなしで攻撃を避け、腕を振る少女。

 空振ったはずなのに、影には確かな切り傷ができていた。

 

 喧嘩する二人、言い争いは止まらない。

 しかし、彼女たちは抜群のチームプレーを発揮していた。

 

「っと、皆がいるにゃ!」

 

「カルデアの人たちもだ!」

 

 一同の目前で、自身のスピードにブレーキをかける二人。

 

「自己紹介は後でお願いするにゃ!」

 

「今は、目の前の相手に集中。でいいよね?」

 

 真逆の構え、互いに背中を向ける二人。

 それは鏡合わせの様で、普段の様子を如実に表している。

 

 →「よろしくね、二人とも!」

 

「シャドウサーヴァント、来ます!」

 

 マスターとマシュの合図で、戦闘は開始された。

 

 

 

 

 

 ――――――――――

 

 

 

 

 

 確認できるシャドウサーヴァントは十三体。

 徳高き三蔵法師、玄奘三蔵。

 後の藤原秀郷、俵藤太。

 太陽王ラムセス二世、オジマンディアス。

 古き天空の女王、ニトクリス。

 暗殺教団の党首、百貌のハサン。

 同じく党首である、呪腕のハサン。

 毒殺の名手たる党首、静謐のハサン。

 太陽の騎士、ガウェイン。

 竪琴の騎士、トリスタン。

 湖の騎士、ランスロット。

 東方の大英雄、アーラシュ・カマンガー。

 隻腕の騎士、ベディヴィエール。

 ロンゴミニアドを持つ謎の人物、獅子面の騎士。

 その中でも、歴代ハサン・サッバーハが輪をかけて危険だ。

 

「来てるよ!」

 

「うぉおっと!?」

 

 気配遮断によって近づかれ、素早い身のこなしでヒットアンドアウェイに徹している。

 シャドウサーヴァントとなっていなければ、今頃幾人かのアイドル達はやられていただろう。

 

「未央!後ろ!」

 

「あっぶな!?サンキュー、しぶりん!」

 

 互いが互いの死角を補うことで、奇襲への対策とする。

 道路の中央である為、遮蔽物がないのも幸いしている。

 しかし、厄介この上ないことには変わりない。

 意識をそちらに取られ、十全なパフォーマンスを発揮できない。

 

「甘いっ!」

 

 しかし、地力には大きな開きがある。

 こちらの人数は、サーヴァントが十三人。

 シャドウサーヴァントは、第四特異点の十四体。

 サーヴァントのみでも同数の人数である上に、シャドウサーヴァントの援軍による差が大きい。

 しかも、こちらにいるのは反逆の騎士モードレッド。

 加えて、嵐の王アルトリア・ペンドラゴン。

 対円卓の騎士とも言うべき二人は、逸話的にも優位を取れる。

 

 しかしそれは、相手にギフトがあれば話は別だ。

 さらに、姿を現していない存在である、初代山の翁も気になるところだ。

 いつの間にか、自分たちの首が飛んでいたなんて事態になりかねない。

 

 不気味な感情が、心の底に残る。

 

 

 

 ザシュッ!!

 

 

 

 首を切る音が響く。

 モードレッドのシャドウサーヴァントが、ガウェインを<ruby><rb>討ち取った</rb><rp>(</rp><rt>​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​・​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​・​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​・​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​・​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​・​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​</rt><rp>)</rp></ruby>。

 

 →「やっぱり……」

 

 ここまでの戦いで気づいてはいたが、ここに来て確信した。

 

 円卓の騎士たちは、ギフトを所持していない(・・・・・・・・・・・)

 

 でなければ、いかに逸話的に不利とはいえシャドウサーヴァントに倒されなどしない。

 

 

 

 結局、懸念していたギフトもなく、初代山の翁が現れることもなく。

 

 程なくして、戦闘は終了した。

 

 

 

 

 

 ――――――――――

 

 

 

 

 

「助かったにゃ。改めて、お礼を言わせてほしいにゃ」

 

 語尾に「にゃ」をつける、猫の耳を生やした少女。

 前川みく。

 猫系アイドルを売りにしていると聞いてはいた。

 

 ピョコッ、ピョコッ。

 

 彼女の言葉や感情に呼応し、動くネコミミが気になるところではあるが。

 

 →「どういたしまして。……そのネコミミ、本物?」

 

「あ~、どうもサーヴァントになったら、生えてきたみたいなのにゃ」

 

 そう言いながら、自身の白いネコミミを弄るみく。

 尻尾も生えているようで、フリフリと左右に揺れている。

 愛嬌があり、可愛らしい様子だ。

 

「さっきは助けてくれてありがとう。カルデアの皆、すっごく『ロック』だったぜ!」

 

 こちらに向かってニカッっと笑い、サムズアップをする少女。

 多田李衣菜。

 カルデアのことを褒める形で、「ロック」と称しているらしい。

 

 →「こっちこそありがとう。君も『ロック』だったよ」

 

「ありがとう!まあ、当然だけどね!」

 

 何か琴線に触れたのか、大げさに声を上げる李衣菜。

 喜んでいるのは間違いないようだ。

 そんな彼女を、横からジト目で見るみく。

 

「……ギターはまだ練習中の癖に(ボソッ)」

 

「なっ!?それはそうだけど、今言うことじゃないでしょ!?それを言うなら、みくちゃんだってネコキャラなのに魚食べれないじゃん!」

 

「にゃ!?初対面の人がいるところでそれを言うにゃー!」

 

「それはそっちも同じでしょー!」

 

 ギャーギャーと、言い争いを再び始めた二人。

 オロオロとする立香とマシュ。

 しかし、アイドル達はいつもと変わらない。

 彼女たちにとってはいつものやり取りであるらしい。

 それぞれ向ける表情や感情は異なるようで、呆れていたり、しょうがないなと言っていたり、仲がいいよね~、とも言っている。

 

 

 

 新たな仲間として合流したアイドル。

 前川みくと多田李衣菜。

 真逆であり、喧嘩もするけど、根底では仲が良い。

 

 

 

 カルデアと共闘するアイドルサーヴァントに、ユニット「*(Asterisk)」が加わったのであった。

 

 

 

 

 

『解散(にゃー)(だー)!!』

 

 

 

 

 

 …………加わった瞬間、解散してしまったようだが。

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。