A.D.2012 偶像特異点 深夜結界舞台シンデレラ   作:赤川島起

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あとがき&おまけ

皆さんおはようございます、赤川島起です。

このたび、「A.D.2012 深夜結界舞台シンデレラ」を無事完結する事が出来ました。

これも一重に、読者の方々の応援や感想のおかげです。

毎日投稿を続け、約2ヶ月(内8回休み)。

楽しいばかりでなく、辛いこともありましたが、良い達成感を得る事が出来ました。

 

・この作品を書こうと思ったきっかけ

 

まず、一番最初の雛形は『シンデレラを真名として、デレマスのアイドルを召喚する』です。

一番最初にそれを思いつき、ならどんなスキルを持つか?どんな宝具を持つのか?と、頭でいろいろ考えた次第です。

次に、そんなアイドルを活躍させる舞台として『終局特異点の欠片』が採用されました。

サーヴァントとして召喚されるはずのないアイドル達を、召喚させるならどんな物語であるべきか?

ここに至って、この作品の根本である大筋が完成しました。

初投稿の約1、2ヶ月前のことでした。

 

・登場したアイドルサーヴァントについて

 

今回、メインとなるアイドルサーヴァントとして、シンデレラプロジェクトの面々を採用しました。

感想の返信でも言っていたのですが、この世界観はアニメ時空に限定していません。

読み手の受け取り方として、好きなプロデューサーを当てはめる方式となっています。

その上で、アニメのアイドルをメインにしたのは、情報量の多さです。

スキルや宝具を考える際、アイドルの逸話、個性などの情報が必須となります。

自分がアニメ版から影響を受けていたのも、要因のひとつです。

ちなみに、最も設定を考えるのが早かったのが蘭子。

最も難しかったのがアーニャでした。

 

・感想からの質問

 

この作品におけるラスト、元の世界でいるアイドルとカルデアで召喚されたアイドルの関係について質問がありました。

作品では詳しく書いていなかった内容ですので、解説していきたいと思います。

特異点が修復された際、結界に存在していたアイドル達の霊基は行き場を失いました。

本来であれば消滅するのですが、本来の人物であるアイドル達に宿り、彼女達は個々人が『座』となりました。

その影響で、結界での記憶、ひいては特異点の記憶を保持し続けることに成功。

カルデアに召喚されたアイドル達は、『座』として扱われている人間としてのアイドル達から召喚されます。

そしてカルデアから完全に退去する時、その記憶は『座』であるアイドル達のところへと戻ります。

そのため、人間としてのアイドルには『特異点の記憶』と『カルデアの記憶』が存在する、と言うことになります。

 

・これからの更新について

 

今回をもって、メインストーリーを完結とさせていただきます。

以降は不定期で、番外編などを更新していきたいと思っています。

 

 

 

それでは、ここで筆を置かせて頂きたく。

 

またの機会にお会いできれば幸いです。

 

ご愛読ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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宝具:魔法をかけられた女の子(シンデレラガールズ)

ランク:C~EX

種別:合体・結界宝具

 

深夜の固有結界、シンデレラの舞台を経たアイドルサーヴァントたち全員が持つことになった宝具。

スキル、「陣地作成(場)C+++」の最大展開によって修得することとなった固有結界。

結界の中身は各アイドルによって異なる。

展開した空間内に、他のアイドルサーヴァントを「単独行動D+」を保持した状態で召喚する。

召喚できるアイドルに制限は無く、すべてのアイドルを召喚可能。

アイドルには、本当の意味で仲の悪い関係が無いためである。

人数はマスターの魔力などによって増減するが、一人で展開する場合の目安は4~20人程。

同じ宝具を持つアイドルサーヴァントと同時展開することで、持続時間と召喚可能人数が増え、シンデレラは強化される。

一人では戦闘型サーヴァントに対抗しがたいアイドルサーヴァントが、勝利の可能性を引き寄せることが出来る。

複数人で活動することが強みであるアイドルたちの真価を発揮するための宝具。

彼女たちの絆は、遠い世界であろうと途切れることは無い。

 

 

 

宝具:シンデレラの舞踏会(スターライトステージ)

ランクEX

種別:合体・対悪・対戦闘宝具

 

大勢のアイドルサーヴァントによる合体宝具。使用するには、多くのアイドルサーヴァントを従えているか、宝具「魔法をかけられた女の子(シンデレラガールズ)」を展開している時に限られる。

敵対行動をとる者、悪意を持って行動するものに対する非常に強力な特攻結界。

対象となったものは、存在するだけで際限なくダメージを受け、魔力を大きく失ってしまう。洗脳など戦いに何かしらの要因を持つものは、それを排除されることとなる。

敵味方関係なく効果は及び、敵対しないことでのみ避けることが出来る。

そのため、思考が「戦闘する」で固定されているもの、令呪で戦闘を強制されているもの、すでに攻撃態勢に入ってキャンセルできないものに、多大な効果を発揮する。

発動中のスキルや宝具をも打ち消し、防御宝具としても使用ができる。

アイドルの舞台への障害を消し去るため、問答無用で戦闘を終結させる対戦闘宝具。

この結界が閉じられたとき、アイドルたちが笑顔でステージを終えるだろう。

 

 

 

 

 


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