A.D.2012 偶像特異点 深夜結界舞台シンデレラ   作:赤川島起

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※今回の内容は、アイドルサーヴァントを含めた、今作品のwiki風の設定資料集です。

英霊の座に登録されている原典のシンデレラは「英霊シンデレラ」と呼称しています。

wikiは新情報や気まぐれによって追加されます。

ご了承ください。


アイドルサーヴァント wiki

・アイドルサーヴァント

 

デミ・サーヴァント、擬似サーヴァント、シャドウサーヴァントといったサーヴァントの種類の一つ。

該当した人物達が全て「アイドル」であることが名前の由来。

確認できるそのすべてが女性であり、例外なく善属性を有している。

「英霊の座」に当人たちの分霊は存在せず、現世を生きる本人たちを仮初の「座」として、その「生霊」をベースにクラス適性と信仰心で形成された存在。

その性質上、例外的事例を除き特異点発生後の2011年以降で彼女達が存命の期間しか召喚できず、さらにはアイドルである彼女たちとの「(えん)」も必要となる。

分霊は得ていないが、真名は彼女たちにゆかりのある「シンデレラ」として登録され、サーヴァントの性質もそれに引っ張られ影響を受けている。

また、その肉体は通常のサーヴァントと同様、エーテル体として構成されている。

そのため睡眠や食事は必須でなく、霊体化も可能。

痛覚軽減効果もあり、戦闘経験に乏しいアイドル達がその身をある程度守れるように肉体が構成されている。

人理焼却事件、地上漂白化事件の最中であれば、例外的ルートを持ってのみ召喚できる。

 

 

 

・戦闘能力について

 

平和な世を過ごすアイドルである彼女達は、例外を除き単騎の戦闘能力において優れているとは言えない。

真名である「英霊シンデレラ」も特化しておらず、一対一で勝つことはかなり難しい。

信仰心による強化を向上させるスキル「真のアイドル」を所持しており、自身の認知度によってその性能が大きく強化されている。

また、ランクEXのスキルを全員が所持しており、宝具も高ランクのものが多い。

チームワークを活かして動く事が前提のサーヴァントであり、アイドルサーヴァント同士ならばより顕著に発揮される。

人数が増えるほどに相乗効果を発揮し、特定条件時にはトップサーヴァントにも匹敵する成果を期待できる。

 

 

 

・英霊シンデレラ

 

アイドル達の真名の由来。「英霊の座」に登録されているとある英霊。

童話で世界に知られる人物であり、知名度は先進国を中心にずば抜けて高い。

童話自体に派生が多く、様々な語られ方をしている。

ロビンフッドのようにモデルが複数人おり、サーヴァントとして召喚されるのはその中の「誰か(・・)」。

王子と出会い幸せに結婚した者。

不幸な生い立ちを魔術使い(まほうつかい)に助けてもらった者。

自身の義母義姉への復讐を成功した者。

自身や誰かのために行動して、それを勝ち取った者などの「シンデレラストーリー」を持つ事が「英霊シンデレラ」の該当条件である。

アイドルサーヴァントは、その中の「誰か」から真名とクラス適性を分けてもらっている。

モデルはバラバラだが「かぼちゃの馬車」や「ガラスの靴」などを代表的な宝具として所持しており、人々の信仰心が元となっているため共通点は多い。

 

 

 

 

・アイドルサーヴァントのクラス適性

 

クラス適性は、真名の「英霊シンデレラ」から受け継がれた場合とアイドル当人達が獲得した場合などが存在する。

「英霊シンデレラ」の適性クラスは、「ライダー」「アサシン」「キャスター」「バーサーカー」「アヴェンジャー」「????」。

各クラスについては以下参照。

 

・セイバー

 

「英霊シンデレラ」は適性を持たない為、アイドルが適性を持つ場合のみ獲得される。

基本七クラスの中でも、最もアイドルが該当する事が少ないクラス。

剣を象徴とするアイドルとして脇山珠美。

剣を撮影上使用していたアイドルとして村上巴。

例外的な事例とて前川みくや新田美波などが該当する。

 

・アーチャー

 

飛び道具を保持する又はした事があるアイドルは多くなく、該当する人物が少なめだがセイバーほど少なくない。

撮影を含め、実際に所持した事があるアイドルとして三村かな子、片桐早苗、大和亜季。

概念的な特殊武装や特殊事例として赤城みりあ、輿水幸子、桐生つかさなどが該当する。

 

・ランサー

 

三騎士に共通する事項として、該当するアイドルサーヴァントは少ない。

長物を所持することはあるが、槍を保持する者はほぼいない。

結果的に槍(のようなもの)を所持することができるアイドルとして、城ヶ崎莉嘉、多田李衣菜、城ヶ崎美嘉、木村夏樹、新田美波。

保持する長物により、財前時子などが該当する。

 

・ライダー

 

「英霊シンデレラ」が適性を持つ為、アイドルサーヴァントの中では比較的多い。

乗り物を所持しているアイドルも多く、向井拓海、原田美世、及川雫、イヴ・サンタクロースなどが該当する。

実物ではなく企画やキャラクター等によって騎乗物を得た者として浅利七海、本田未央、双葉杏、上条春菜、北条加蓮、南条光が該当する。

 

・キャスター

 

魔術師の英霊であるが、「英霊シンデレラ」もまた魔術戦に秀でているとは言い難い。

魔法をかけられたという逸話によってクラス適性が獲得された。

宝具やスキルを持って味方陣営をサポートする者がほとんどであり、戦闘的な気質を持たないアイドルが支援、応援するということでキャスタークラスに該当する事が多い。

一例として緒方智絵里、島村卯月、小日向美穂、五十嵐響子、高森藍子、クラリス、一ノ瀬志希、荒木比奈、川島瑞樹、鷺沢文香、森久保乃々、佐藤心。

魔法使い、又は魔法少女などの役柄やイメージとして安部奈々、横山千佳、神谷奈緒、道明寺花鈴。

特殊な事例として鷹富士茄子、依田芳乃、白坂小梅などが該当する。

 

・アサシン

 

暗殺者としての殺傷技術は気配遮断などの一部を除いてほぼ皆無。

ファンを魅了する仕事である以上、クラスは獲得したが殺害等の技能はゼロ。

代わりに拘束、魅了、諜報などの通常戦闘とは別の変則的な能力に秀でているものが多く該当する。

男性を中心に対人に秀でたものとして渋谷凛、速水奏、佐久間まゆ、新田美波、アナスタシア。

諜報や撹乱などを得意とするものとして、八神マキノ、浜口あやめなどが該当する。

 

・バーサーカー

 

狂化のランクに違いはあれど、会話などは全員が可能。

ただ、時折暴走気味になったり、意思疎通に失敗する場合があるなど何かしらのリスクが存在する。

狂化の恩恵として、ステータスが秀でたものが多く該当する。

諸星きらり、日野茜、宮本フレデリカ、棟方愛海、早坂美鈴、ヘレンなどが該当する。

星輝子、佐久間まゆも特殊事例として存在する。

 

・アルターエゴ

 

別人格のサーヴァント。

本来「英霊シンデレラ」は適性を持たないが、別人のシンデレラという意味でアイドル全員がクラス適性を持つ。

ただ、霊基が特殊なエクストラクラスということも相まって該当者は少なめ。

高垣楓、高峯のあ、星輝子などが該当する。

 

・ルーラー

 

裁定者のクラスであるが、アイドルサーヴァントはこのクラスに該当しない。

現世に対して望みを持たないことがクラス適性である為、トップアイドルになる事が目標であるシンデレラガールズ達は誰一人としてクラス適性を持たない。

 

・アヴェンジャー

 

復讐者のクラス。

「英霊シンデレラ」がクラス適性を持つ為、一応全員が該当する可能性を持つのだがアイドル達自体と相性が悪い。

ある種の反逆的気質を持つ神崎蘭子、二宮飛鳥の二人しか該当しない。

 

・セイヴァー、ムーンキャンサー、フェイカー、ウォッチャー、ビースト、ファニーヴァンプ

 

該当する要素がないエクストラクラス。

救世主、月の癌、偽者、番人、獣、毒婦とアイドル達とは無縁の存在。

 

・ガンナー

 

銃を保持するエクストラクラス。

情報が少ないので設定に使いづらい。

 

・フォーリナー

 

降臨者のサーヴァント。該当アイドルは無し。

異星の神々などの領域外の生命とは無縁であり、狂気の擬似的な克服もまた保持していない。

アイドルはあくまで時に悩み、時に落ち込み、それでも前を向こうとする等身大の人間だからである。

 

 

 

・隠し属性

 

アイドルサーヴァントは基本的に人属性(例外あり)。

大衆によって信仰された一人の『人間』であるため。

従者たるシンデレラのライダーとシンデレラのキャスターは、童話シンデレラの伝承がモチーフとなった擬似サーヴァントのため地属性。

 

 

 

・宝具

 

アイドルサーヴァントが高ランクの宝具を保持する事が多いことは前述したが、更なる特性として合体宝具が非常に多いという点があげられる。

ユニットなどのチームワークを活かして活動する事が多いため、アイドル達の得意分野であり逸話も豊富。

その代表である『魔法をかけられた女の子(シンデレラガールズ)』と『シンデレラの舞踏会(スターライトステージ)』は、アイドルサーヴァント全員が所持している。

以上のことを加味すれば、逸話系宝具の数ならサーヴァントの中で最多にもなりかねないほどである。

 

・サーヴァントとしての性質

 

サーヴァントとして霊基に刻まれた特性。(女王メイヴがチーズに弱いなど)

アイドル達は多少なりの魅了耐性がある。

ファン達の信仰心に加え、シンデレラである彼女達は各自の王子様にしか恋愛感情を抱かない特性を持つため。

しかし、神秘の強度が高い相手、ーーーーたとえばステンノやエウリュアレーーーーーーには分が悪い。

 

 


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