艦これの世界で空飛んだ   作:某連合軍の緊急脱出王ヽ(0w0)/

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あちらの世界でのお話。












一部台詞を入れ替え又は削除・追加しております
よってストーリーとは違う台詞回しになっておりまスゥゥゥゥ…

それでは、お楽しみ下さい







本編とは関係がないおま○けです。



閑話~アラシ止ミ 雷雲消ユ ワレ 星ノ黙スルヲ 見タリ~

2010年 12/31 AM6:39 ━オーシア連邦・首都オーレッド上空━

 

 

 

 

 

 

《SOLG撃墜を確認!》

 

 

 

 

 

 

弾け飛ぶSOLG、散らばる残骸。

 

そして告げられるAWACS(オーカ・ニエーバ)の声。

 

それを背景に飛び去る、尾翼にラーズグリーズの横顔が描かれた4機の黒いF-14A。

 

次の瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《イィィィィヤッフゥゥゥゥゥ!》

 

《やった!遂にあいつ等がやったぞ!》

 

 

 

 

 

 

割れんばかりの歓声が巻き起こる。

 

 

 

 

 

 

《ラーズグリーズの英雄に、敬礼!》

 

《ラーズグリーズ!ラーズグリーズ!ラーズグリーズ!》

 

《お前ら!この声が聞こえるか!?聞こえんとは言わさんぞ!》

 

 

ヘルメットを被っている耳にキンキンと、無線で地上の奴等の声が脳内に響き渡る。

 

《ハハハ…まるでお祭り騒ぎだ》

 

我が編隊、大統領直属航空機部隊、ラーズグリーズ隊の編隊員であるソーズマンがそう呟く。

 

《でもこれで…これで本当に終わったのね…》

 

《ああ長かった…。だが、これで…漸くこれで終わりだ…》

 

《…自分はあの日から…隊長達に付いてきました。これで、母さん達も喜ぶかな…》

 

《喜ぶさ、お前の母さん達も…そしてあいつもな》

 

 

 

ふぅ、と溜息が俺の口からふと零れる。

 

 

 

《…チョッパー……あっちはどうだ…?》

 

《………》

 

《あのおしゃべりめ…先に逝きやがってよう…!》

 

何故か。

 

あのおしゃべりの事を思い出そうとすると、さ。

目の前の景色に靄がかかる。

何でだろうな。

 

そうだ。あいつ、あの曲歌ってたよな。

 

《……thought endless in fright. day turn to night.》

 

《それってチョッパー大尉が歌ってた…》

 

《ああ………》

 

《隊長はいつも唐突なんですから…》

 

そう言い合いながら。平和をもたらした悪魔、いや英雄は。

 

 

━━━━━━まだ黒がかった空へと消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーズグリーズは、この日をもって2020年まで姿を消すことを時の大統領、ヴィンセント・ハーリングは連邦議会にて公表した。

 

 

 

 

 

彼はこう語ったという。

 

「この事変を統括するには残念ながら私達は時を待たねばならない。しかし、世界は新たな時代へと既に向かい始めている。闇を照らす炎が消えぬ限り、この道は続くだろう」

 

 

 

 

 

2014年の現在、彼らは一部を除き悠々自適な隠居生活を満喫している。

そして"その先"から新たな時代に変わる世界を、そこに灯る暗闇を照らす炎を見つめているのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「実はこの話には続きがあってね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━2014年、オーシア連邦のとある田舎の農場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はインタビューの途中、そう言われた。

もちろんメモになど記してはいない。

 

「彼らは、また空に関わり始めた。軍にせよ民間にせよ、ね。ナガセ君は宇宙飛行士になったし特にあのブレイズ君はまたパイロットになったようだ」

 

失礼ながら、貴方もそのうちに当てはまるのでは?

私とハーリング元大統領は口元に緩やかな弧を描きながら話す。

 

「それもそうかもしれないな。しかし、君はどうなんだい?一流ジャーナリストのジュネット君」

 

あはは、私も同じ穴の狢です。こうしてまた貴方に会えることができた。

こんなことを言うのは不謹慎ですが、あの戦争のお陰です。

そういえば元大統領閣下。確か新しいプロジェクトを推進していたと思いますが…

 

「ああ、軌道エレベーターの件だね。エルジア諸国はあれを私達が権利を握り、ただで渡すと思わない人達もいる。私はそれを目的としていたわけではないのだがね…まあそんな事は先の事変で身を以て実感しているよ」

 

「あれを巡って、争いが起きなければ良いのだが…」

 

私も、そう思います。

先の戦争では、灰色の男達によって踊らされて思い過ごしのまま争いを続けていましたからね。

アンダーセン艦長とニカノール首相…そして貴方と彼らが居なければ実現し得なかった。

 

そう言うと元大統領閣下はかぶりを振る。

 

「買い被りすぎだよ。私は最後の一手を打っただけに過ぎない。止めたのは間違いなく彼らだ。時に…彼等は今何をしているんだろうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳をつんざく轟音と共に黒い機体が飛んで行く。

 

 

《Blaze,Engage》




こんな話になっていたんじゃないかと妄想してみる。
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