艦これの世界で空飛んだ 作:某連合軍の緊急脱出王ヽ(0w0)/
正規空母、蒼龍型一番艦・蒼龍。
大戦時には第二航空戦隊に所属し高練度の艦爆隊を養成、そしてミッドウェーで沈んだとされている。
艦娘として現代に甦った彼女は空母艦娘の例に漏れず(例外はあれど)巨乳で、可憐で、可愛くて、ちょっとだけ抜けている所があって。
私がこうして彼女の特徴を挙げるのは詰まる所、彼女に恋をしているからなのかもしれない。
三十路にもなって恋を抱くんか…(呆れ)
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今日は提督も交えた艦載機妖精達の、艦娘への座学だ。
数ヶ月前行った、艦爆隊による対空演習の結果を元にしたものだ。其所には蒼龍の艦爆隊である江草隊の面々もあった。実はあの演習で弾幕を潜り抜け、投弾に成功した第一次攻撃隊は提督と江草隊だけだったのだ。
まぁ対空演習の結果がとてもと言って良い程酷かったので開かれたわけだが。
まあ叩けばボロが出てくる出てくる。
端的に言えば加賀や赤城は自分の実力を過信、二航戦コンビは回避行動を遅れて甲板に被弾。瑞鶴は発艦迄は良かったが、提督機にかまけてその他の艦爆を見落とし味方艦隊の防空網を解いてしまった。そのため第二次攻撃では多数の味方に危険を晒した。
全く、空母勢が主体にならなければこの艦隊防空網は完成しなんだか。
戦艦勢は及第点を越したがまだ三式弾の調整が甘く、長門や陸奥辺りしか命中弾を記録しなかった。
巡洋艦勢はまあまあといったところか。神通や鈴谷、最上等の古参勢は微々たるダメージで切り抜け、上手く回避運動をしていた。
最近着任した巡洋艦娘は被弾していたが。
駆逐艦は防空装備の電探等が整いつつあり、特筆すべきは長10砲の命中率。今回はそれが光った。
と言うわけで現在講習中だ。
艦娘視点の話だけではなく、投弾を行った江草の妖精からも批評が行われている。
聞いていると、江草隊はだいぶ辛口のようだ。
やれ回避が遅いだの、やれ発艦が遅いなど。
まぁWWⅡ時代を切り抜いてきた人が妖精になったらこんなんなるんだろうな、と提督が思案していると、江草隊の妖精から声がかかった。
「私からは以上だ。次は提督の講評だ。心して聞くように」
バトンタッチ。
「取り敢えず姿勢を楽にしろ。小一時間正座じゃ疲れるだろう」
「それは私への当て付けですか提督」
「提督としては誠に遺憾である。さーてこんなバカな話はやめて、本題に入るぞ」
歩きながら黒板の前に立ち、教卓に手をつく。
「では瑞鶴。艦隊の防空網は何によって完成すると思う。意見を述べよ」
名指しされた瑞鶴は立ち上がる。
「空母の艦戦と各艦の対空射撃です」
「ん。まぁ概ね正解。では、何故お前が名指しされたか分かるか?」
「それは…私が提督さんを狙いすぎて…」
「はいまずそこな。良いかー、他のヤツも聞いておけよー。特にお前だ
名指しされた瞬間、膨らんでいた鼻提灯が砕け川内が目を覚ます。
「…夜戦?」
「野球やろうぜ!お前ボールな!」
「起きてる!起きてるから!」
提督の言葉には有無を言わさぬ迫力、そしてその裏には絶対何かあるであろう笑顔がありけり(古典的表記)、しかし川内の抵抗によりなんとか難は逃れた。
隣の神通から、だから言ったでしょう姉さん、と耳打ちされる。
「良いか。航空戦でもなんでも、戦いに於いては一つの目標または人物に固執してはならない。数の上で有利な場合に於いては別だがな。セオリーだ」
黒板に磁石で張り付けている駒をずらしながら説明する提督。それを見つめる艦娘達の視線は真剣そのもの。皆、次にあんなこと(以前の『むせる』参考)をされるのは御免のようだ。
その後、トントン拍子で座学が終わったのだった。
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「…フゥー」
港の土手で黙々と、普段吸わないタバコをふかす。
この胸にある晴れないモヤモヤを吹き飛ばすために。
今日に限って潮風がやけに肌に染みる。
「どうしたんですかい提督。あんたらしくもない」
後ろから足音が近づいてくる。
問題の、蒼龍の艦載機妖精だ。機種は零戦五二型。熟練だ。
「いや。今更だが、恋っつーものを知ってな」
「成程。そりゃ溜め息の一つも…ですな。んで。お相手は?」
「ズケズケと聞くのな。お前さんの母艦だよ」
妖精は心底驚いた様子を見せる。そんなに意外ですかそうですか。
「こりゃおどれーた…提督。あんた色んな噂立ってるんですぜ?ホモじゃねーかとか」
「あーたそこまでにしときんさい」
このままではオータムクラウド先生の薄い本の餌食になりかねん。貞操の危険を感じる。基地守備隊との薄い本等…同性愛は認めんぞ!何て非効率的な!
「でもよぅ。どーやって告白するん?ワシ(53)わからん(痴呆)」
急に年もいってないのに痴呆発言する人間の屑、はっきりわかんだね(自虐)。
「取り敢えず、真っ直ぐに言ってみろ。恋なんざ出来るのは余裕がある時だけだ」
余裕…か…あっ(察し)
「まさかあんた…」
「おおっと話はこれまでだ。頑張れよ!」
そう言うと、零戦の妖精は走り去ってしまった。その際、彼の顔から銀色に光る滴が滴っていたのを俺は見た。やはり、存命中に意中の相手が居たんだろう。
…戦争を食い物にする俺が言うのもなんだが、戦争はしちゃいけねーな。理想論でもさ。
「…そうさな。言わなきゃ始まらん!」
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こんにちは!私は蒼龍型一番艦、蒼龍です!
突然ですけど、提督が告白してきました!
…どういう事なのぉ!?
批評したいならして、どうぞ。
批評しかしない名人様も少しは書く辛さを知って、どうぞ。