涼宮ハルヒの第二次世界大戦(リメイク)   作:ミディオン

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ドイツ海軍魔改造の巻


第42話 1942年3月 共に高みへ

1941年12月16日

 戦艦撫子が竣工され、機密保持の為竣工式も上げず

 船員の訓練が開始され2月までに模擬戦で航空隊を

 マーカーだらけにしてその脅威の命中率は成長し、

 3月には腕はもう一流の船員の技術となり、

 士気も上がって行った。

 訓練点数90点以上勝利の際に船員は最高の食事を

 『武蔵旅館』とも勝るとも劣らぬ戦艦撫子の艦内で

 だべたり、弁当にして持って帰ったりできた。

 その1ヶ月後3月・・・航空隊『瑞鶴隊』に・・・

 模擬戦で連日負けまくった。

 沙耶「どーしてこうなった!?」

 

 事の発端は2月、戦艦撫子の船員はこの船だったら

 絶対に負けないと慢心するぐらい腕が熟成していった。

 航空隊は模擬戦艦載機を連日模擬魚雷・ペイント爆弾を

 戦艦に当てる前に戦艦『撫子』のペイント対空砲で

 ボコボコにされてしまい

 自信もやる気も無くし、美味い食事を食べている

 撫子船員に怨みを抱いたりもした。

 そんなとき、撫子艦長・棗霞は

 棗霞(もう一段階・・・成長しないと戦場では通用しない。)

 とある決意を固めた。

 それは。

 戦艦撫子の船員の二日間の休日に、『瑞鶴』航空隊、

 予備女性航空隊を戦艦撫子に招待したのである。

 瑞鶴隊第一航空隊隊長五木菜夛

 「これって戦艦の癖にこんなに内装よかったの?

 腹立たしいわね・・・。」

 瑞鶴隊第二航空隊隊長佐々木アキヤ

 「気持ち良さそうな居住環境じゃん?」

 航空隊女子「客船と間違えたかな?」

 棗霞「航空隊の皆様、ようこそ戦艦撫子へ。

 招待した理由は私が航空隊の皆様と親睦を深め、

 連携を深めたいという思いで招待致しました。

 軍事機密区間・船員ロッカーは厳重に施錠しておりますが、

 台所、化粧室、大浴場、食堂、寝室等は解放して

 おりますのでどうか本日は自由にお楽しみいただけたら

 と思います。時間は本日午前10時から明日午後7時まで

 じっくりお泊りと慰労をしていだたきたい次第であります。

 以上、艦長棗霞でした。」

 五木菜夛「なんのつもりかしら?」

 佐々木アキヤ「へぇ~艦内探検とか楽しそうじゃん?

 遠慮せずに見て回ろうぜ。」

 航空隊女子「高そうな食べ物食べちゃっていいですか?」

 棗霞「はい、良好な食材は揃っているので調理して

 食べていただくか食堂の男達に頼んでいただければ

 注文した料理を食堂で召し上がりいただくことができます。

 お泊り最終日には料理を弁当として持って帰って構いません」

 航空隊女子「化粧室にある化粧品使っちゃっていいですか?」

 棗霞「はい、でも悪くならないように使用後きちんと化粧品用

 冷蔵庫に入れていただくと幸です、良質故に悪く

 なりやすいのでお願いします。

 持って帰ってもいいですが、天然ものなのですぐに

 悪くなるためお勧めはできません。」

 航空隊女子「ひゃっはーーー!!隊長隊長!!遠慮せずに

 楽しみましょうよこの豪華客戦艦!!楽しまなきゃ損ですよ!!」

 五木菜夛「えっ!?ちょっちょっ・・・。」

 佐々木アキヤ「よっしゃー居住区でだべろうぜ!!」

 こうして女性航空隊総員は戦闘区間以外で思う存分

 楽しんだ。

 戦艦撫子の艦内は雀と鶯の集団演奏みたいな状態で

 夜になってもわいわい騒がれていた。

 

 次の日お泊り終了日

 航空隊女子「楽しかった~。」

 航空隊女子「根こそぎ疲れ取れたんじゃない?」

 航空隊女子「艦長最高~!!」

 五木菜夛「重箱に食事の残り詰め込んで持って帰るって

 凄いことするわねあなた・・・。」

 航空隊女子「だって兄弟いっぱいいますし・・・。」

 佐々木アキヤ「そういうお前だって美味しそうに海外の果物

 笑顔でむしゃむしゃしてたじゃん?」

 五木菜夛「そ、それは・・・。」

 最後集合して棗霞の言葉があった。

 棗霞「航空隊の皆様、楽しんでいただけたでしょうか?

 どうして私が、本来浪費扱いになるような事を

 政府の許可まで貰ってわざわざやったかと言うと

 船員と航空隊の関係悪化は、戦闘での生存率に

 深刻な問題になると考えたからです。」

 五木菜夛「!!」

 棗霞「戦場では艦隊と航空隊の連携は切っても切れない

 重要な問題で、片方だけがよい思いをするような状態は

 断固として改善しなくてはいけません。

 戦争が終わるまでの付き合いになる上で戦場でたとえ

 散るとしても貴重な皆様との出会いを一つたりとも

 無駄にしたくはありません。

 そのため今後は撫子船員との和動親睦会も月一で実施し

 模擬戦で我々が航空隊に敗北した場合撫子艦内を

 模擬戦終了後朝まで明け渡します。」

 航空隊女子「マジで!?」

 航空隊女子「もう一回乗りたいと思ったんだ!!うれっしいー!!

 よーし戦艦ボッコボコにしてやるぞー!!」

 航空隊女子「実弾だったら大無しになるから気をつけないとね」

 五木菜夛(もう一回ここに来るのも悪く無いかも・・・。)

 佐々木アキヤ「大丈夫か?機密漏洩とか?」

 棗霞「航空隊への敗北は戦場では艦も命も無くなったに等しい

 事態です、軍事機密保持はこちらで最善を尽くすので

 触れない範囲で艦内の滞在を許容します。

 無敵の兵器はこの世に存在しない、油断をすれば

 戦場は許してくれない。それを模擬戦のうちに経験

 させていただきたいのです。

 航空隊の皆様のさらなる技術向上を望んでこの歓迎式を

 終了したいと思います。」

 航空隊総員「ありがとうございます!!」

 棗霞「私の旦那様の作った茶菓子があるので是非

 お持ち帰りして堪能していって下さい。」

 航空隊総員「いただきまーす。」

 

 夕方艦内の後片付けを艦長棗霞以外コックや一部船員達が

 やっていると。

 五木菜夛「手伝いましょうか?」

 棗霞「ありがとう、この艦内の掃除って担当が

 居なかったら本当に大変なのよ。家に帰らなくて大丈夫?」

 五木菜夛「どうせ寮ですし、帰りたい実家じゃないし・・・。」

 棗霞「あなたも大変ね、掃除終わったら泊まっていく?」

 五木菜夛「いいですよそんなに気を使わなくても。」

 棗霞「明日大変よ、遅いと帰路は危ないでしょうし

 部屋用意しとくわよ。」

 五木菜夛「・・・。」

 こうして艦長は艦端内部にシートと布団を敷いて寝て

 五木菜夛は艦長の寝室で寝た。

 五木菜夛「いいんですかここまでしていただいて?」

 棗霞「いいわよ、旦那と一緒なら何処でも寝れるわ。」

 五木菜夛「え!?(赤面)」

 

 こうして女性航空隊を定期的に良好な居住環境に招待して

 機密保持を徹底させつつ、もう一度ここで楽しみたいと

 思わせて航空隊に情熱を植付け、もう一度美味い食事と

 良質な寝室を手にするため女性航空隊は闘志を燃やして

 戦艦撫子対策を全力で行うようになった。

 ※男性航空隊は勝利したら焼肉食べ放題にして

 不満を解消しつつ、訓練に熱が入るようにした。

 

 そうした結果、航空隊は撫子のペイント弾の特性や

 対空砲の呼吸を仲間の着弾タイミングから測定し

 車輪を降ろす機構を使って空気抵抗の流れを調節し

 航空隊の機動を変更する等のテクニックを使い

 機銃や対空砲の回避の研究を徹底。

 ※史実では隼も車輪機構を使って機動変更していた。

 その結果、戦艦撫子の攻撃挙動の回避率が上昇し

 さらに模擬標的として『Me163コメートD型』が動員されたり

 ※16分も飛べて速度が1000km/hの史実ドイツロケット戦闘機

 最終型体。

 史実の戦艦大和の沈没した戦い、『坊ノ岬沖海戦』

 を再現した模擬戦を実施した結果、

 この戦艦『撫子』の弱点が浮き彫りになった。

 それは航空機の速度が1000km/h以上だと人間の感性での

 迎撃は非常に難しい。

 想定速度800km/h迎撃できる戦艦撫子だったが、

 この先音速を超えたも想定して迎撃訓練がされた結果

 迎撃率がほぼ零状態になってしまった。

 ここは、艦長が対空砲の左目のレーダー照準機に

 一瞬移った影を見ながら反射神経を使って移動予測位置を

 感性で察知して砲を向け迎撃するという職人芸を披露し

 船員が獲得することでどうにか高速の敵に

 対処迎撃できるようになった。

 ※人間やればできるんですね(白目)

 ちなみにコンピューターの正確な音速用オート迎撃を

 動員するのに十数年年かかる上にまだ瞬時に正確に

 遠距離での迎撃をするという面では時代の技術制限のせいで

 不可能な為結局人の手にかかることとなってしまった。

 レーダーも改善し、局部90°限定で120km先まで察知できる

 早期警戒レーダーに換装、

 相殺魚雷発射管も2門だけでは到底防ぎ切れないと結果が出て

 為片方3門、両方で6門に増加。

 さらに魚雷も酸素魚雷からHBX系の爆薬に変更した

 誘導力も破壊力も強い四式強誘導魚雷へ変更されたり

 七式13cm単装稼動高射砲も弾薬や構造改良で

 射程30km 連射速度15発/分へ向上させた

 多くの浮き出した問題の改善が行われた。

 真撃三型の自動対空攻撃も、機械の挙動がわかれば

 怖いものではないと航空隊が認識しはじめる等

 撫子は模擬戦での問題修正を行うこととなった。

 予断だが訓練用模擬ミサイルは電探近接逆噴射信管を

 積んだりして加害範囲に入る前に逆噴射して落っこちるように

 して相手航空機を撃墜せずに演習できるのだが、

 人間凄いもので飛翔高速兵器にも慣れたのか航空隊は

 こんなに高速で飛ぶ奴の誘導を切って回避できるよう

 になってしまったのだ。

 レジプロで・・・・。

 

 ゆりっぺ「最近航空隊張り切り過ぎじゃない?」

 沙耶「あいつらに艦渡さなくていいじゃないですか?」

 棗霞「航空隊に敗北することは戦艦の敗北を意味する。

 戦場じゃ艦も命も艦も海の底よ。それに日々航空機も

 進化しているから鍛練の向上を怠ったら負けちゃうのは当然

 米国だってこっちの戦術ややり方を学習して戦術を

 練って来ている。慢心して後悔するのは自分たちよ。

 それに、彼女達だって人間よ。こっちがいい思い

 しているのを見て本当に悔しい思いもしたのよ。

 戦場はね、連携を取っても生きて帰れるかわからないのよ。

 それなのに航空隊と艦隊は助け合わないで喧嘩したまま

 両方死んでいくなんて悲過ぎるにも程があるわ。

 私は連携が取れないことは機密漏洩よりも

 恐ろしい事だと認識しているわ。

 体験した通り、最新技術の結晶のこの『撫子』でも

 無敵じゃない。いざという時には航空隊の助けも必要。

 この戦いが終わったらちりちりになるほど戦友との

 出会いは本当に貴重なのに・・・

 この船は航空隊を助けるだけの力があるのに

 わがままで戦友を捨てる人間でいいの!?私達が!?」

 撫子戦員達はしゅんとなった。

 棗霞「模擬戦では全力を出し合って、普段から互いに仲良く

 しなさい。私達は・・・米国が辿り着けないさらなる高みへ

 お互い・・・到達しないといけないのよ。」

 

 今日も模擬戦で『瑞鶴』航空隊に負けた。

 ゆりっぺ「あーあ・・・弟達に・・・もっといいもの

 食べさせてあげたいのに・・・。」

 撫子船員がしょぼんとしているところで。

 五木菜夛「・・・一緒に・・・食事してやっても・・・

 いいわよ。」

 ゆりっぺ「へ?」

 五木菜夛「あんた達の艦隊の人格に免じて今日は

 狭いけど同性なら寝所ぐらいは共有できるはずよ。

 最近調子はどうなのかぐらいは話し合ってもいいでしょ?」

 ゆりっぺ「あ・・・うん。」

 手を取り合ったその時から・・・互いの技量は進化する。

 まあ良質な食料は満点クラスじゃないと

 貰えないわけではあるが。

 

 一方男性航空隊『翔鶴』。

 ラーメン屋

 「いやー勝った勝った。」

 「でも彼女達泣かせたくないな~。」

 「負けたら面子が・・・。」

 「敵兵に負けるよりほっこりしていていいじゃないか?」

 「侮られてフラれちゃうの嫌だー。」

 「あーあ。戦没してほしくないなー。」

 「なあなあ、誰が好きなんだ?」

 「勝てるように訓練しようぜ、彼女達の為にもさ。」

 わりとのんびりしていた。

 

 こうして敗北後精神改善された3月から撫子船員は

 全力で戦艦撫子を戦略的運用ができるように研究を開始。

 勝手も負けても仲良くしながら戦い続け、

 4月半ばには本物の自信を取り戻した。

 ・・・が実はこの時期に完成していた亡命ドイツ軍

 技術者の誇りと全力を尽くした新鋭艦が完成していたので

 あった。

 シュトロハイム「わっはっはっはっはっは!!ついに

 日本の皆様方にぃ~我々の技術の英知を見せるときが来たぁ!!

 本来就役が早いはずのビズマルクとティルピッツ

 だったのだが、航空機主兵論者の帯同(日本が大西洋で

 空母の凄まじさを見せたせい。)や三隻目の新鋭艦の

 動員等で完成が遅れてしまったが・・・こうして無事長崎

 造船所で完成できたのだぁ!!」

 ハルヒ「うちは艦観式は禁止しているからスパイにあまり

 艦艇情報を漏らしたくないから考慮してね。」

 ※戦力機密の為ハルヒは基本艦観式を禁止している。

 経費削減効果もあったりするが。

 シュトロハイム「わかってるって、さあ見よ!!

 我が新鋭戦艦達よ!!」

 

 『航空戦艦ビズマルク』 最大搭載数30機

 武装

 主砲46cm(50口径)無反動ロケット弾2連装砲2基(前方)

 副砲15cm(55口径)3連装砲4基

 高高度対空砲15cm(65口径)単装高角砲8基

 20cm20門強化近接信管対空噴進砲6機

40mm(83口径)連装機関砲16基

20mm(65口径)単装機関砲8基

 

 その他 技術共有型 早期警戒レーダー ソナー等

 『Me163コメートG型』を対空要員として導入し

 防御・速力(30ノット)・兵装を戦艦大和に負けない

 レベルに強化。

 50口径46cm無反動ロケット弾の導入で砲撃時の衝撃の緩和と

 射程(55km)と破壊力を向上させあえて2連装砲のまま

 強化することで連射機構を強化、アイオワ以上の装填速度で

 発射が可能となった。

 さらに副砲・主砲を減らして飛行甲板・対空兵装の強化が

 計られている。

 もっともこの戦艦の特徴は多種多様な航空機を海上で

 運用できる事である。

 『Me163コメートG型』

 最高速度1200km/h 戦闘時間16分

 Me163コメート最終形体。

 Me163コメートD型を改良し、音速領域での戦闘を

 最初に可能にしたロケット戦闘機である。

 構造は若干複雑だが操作性や安全性も高く

 ロケットエンジンの発展で出力も高く、安定した稼働率を

 実現した固形燃料を使用し、燃料仕切りスイッチ方式に

 より三回までエンジンを再稼働可能にし燃料仕切り部分を

 切り離しによって上記戦闘時間の

 さらなる向上が可能となった。

 武装は

 対空型は30mm強化機銃4門×60発。

 爆撃型は対艦20cm噴進砲4門×2基 20mm強化機銃2門

 

 こいつの運用方法を説明しよう。

 まずビズマルクの飛行甲板に2つ設置された

 上空カタパルトにこいつを大空へ向かって嵌めます。 』』

 最初に補助ロケット2門を噴射して離陸、戦闘区域でちょっと

 移動してから切り離し敵戦闘機と交戦。

 その後燃料が尽きたところでパラシュートで減速し、

 パラシュートでゆっくり降下したところを味方艦隊周辺に

 降りて回収してもらうという流れである。

 演習であれば車輪展開して陸上に降りれる。

 

 さらに水上戦闘機も運用可能で

 『Do337 アクアファランクス』

 最高速度650km/h 航続距離3000km

 こいつは串型双発複挫補助水上戦闘機

 対潜用哨戒装備型 

 武装 ソナー・レーダー・爆雷・煙幕・20mm強化機銃2門

 防衛攻撃型

 武装 20cm噴進砲4門2基・30mm強化機銃1門

 20mm強化機銃2門

 水上フロートに燃料を詰めることで串型双発機の弱点である

 燃費を解決。

 発艦方法は水上カタパルトで発射して、回収は

 ワイヤーと傾斜台で行われる。

 装備とフロートをパージすることで『Do335ブファイル』

 に戻る。

 偵察・対潜哨戒・対艦補助を担当する。

 『コメートG型』は対空用

 『アクアファランクス』は対潜・偵察用として

 『ブファイル』は戦闘機型と爆撃機型を搭載

 することにした『ビズマルク 航空戦艦型』

 

 ハルヒ「これはまた・・・思いきったものを造ったわね・・

 そんなにしてまでコメート水上で使いたかったの?」

 シュトロハイム「戦艦はロマンが無くてはつまらんからな!!

 さあ次!!」

 

 『H級戦艦バルディオス』

 最高速度27ノット

 50口径51cm砲4連装2基(後方)無反動ロケット改造

 最大射程60km バイタルパート50cm

 五式十二センチ七高角砲8基

 40mm強化対空機銃40基

 25mm強化機銃16基

 20cm40門強化信管噴進砲8基

 口径80cm27mドーラの大艦砲(前方)

 最大射程50km 一撃で超大和型すら吹き飛ぶ

 世界最強の大砲。いろいろ改良されて発射時に転覆

 しないようにしたり、きちんと回転できるように

 頑張ったりと何処からか沸いた情熱をかけて改造しきった。

 

 ハルヒ「・・・ねえ、あれ(ドーラ)どうやって運んできた?」

 シュトロハイム「本来そちらから貰った『扶桑』『山城』

 をニコイチして甲板に乗っていた邪魔なものを

 全部カットしてドーラの大砲乗っけて改造して英国

 ロンドンへ艦砲射撃する予定だったが戦況悪化で急遽

 ドイツ脱出時に持ってきたんだが、超大和型という

 ちょうどいい改造材料が現れて土台改造が不要になったため

 『扶桑』『山城』のニコイチ土台(通称山扶桑)は

 武装を取られてただいま空母に改装中だ。」

 ハルヒ「あいつらてっきり解体されたのかと思ってた。」

 嵐「違法建築がまだ生存していた・・・。」

 あの時の???????の正体である。

 シュトロハイム「そして~最後は我が息子が手がけた改造戦艦

 『ティルピッツ』だ!!」

 マーシャル「ど・・・どうも。」

 その見た目はなんと史実のティルピッツとは一線を画する

 武装をしていた。

 『改造戦艦ティルピッツ』

 最高速度30ノット

 主砲 (リボルビングカードリッジ)

 RK式38口径40cm長距離単装砲2基(前方後方)射程60km

 RK式47口径40cm長距離単装砲1基(前方中央)射程65km

 マーシャル「この二つの大砲はあえて連射性能を高めるために

 単装にさせていただき、さらに六発銃装填リボルビング型の

 砲弾・HBX爆薬改良のHBX炸薬を使用して

 砲口径を大型化せずに長射程と破壊力の増加

 初段発射からわずか2秒で次弾を発射、

 6連射した後に再び2分で装填して再度6連射、

 これを繰り返します。」

 ハルヒ「!?」

 副砲 高高度防衛25cm砲6基

 連射速度6発/分 射程20000m

 方向極限大型マーシャルレーダー 範囲150km

 サブレーダー範囲40km

 マーシャル「方向極限探知によって、その方向にある

 敵を遠距離から正確に捕らえることができる変わりに

 探知視野が狭まります、そのフォローをサブレーダーに

 全方位探知を任せます。さらに射撃官制と

 近接信管によって精密な高高度対策が可能となります。」

 ハルヒ「これって・・・!!」

 マーシャル「えっと・・・すいません・・・チラ見した

 設計図を元にいろいろ・・・。」

 ハルヒ「遠目で一目見ただけで普通できるのこれ!?」

 マーシャル「大変でした・・・いろいろ改良するのに・・

 ゴホン!!最後にこの艦最高の切り札をデモーストレーション

 でお見せします。」

 ハルヒ「まさか・・・!!」

 ティルピッツの飛行甲板だったところのチョコレートを

 思わせる25枚の鋼鉄の正方形の蓋が2枚上がる。

 マーシャル「発射!!」

 発射されたのは誘導ロケット。

 その最大射程は120km。しかも2本同時発射。

 標的艦にしていた旧式米製駆逐艦が2隻とも爆発炎上する。

 ハルヒ「!?こいつ何者!?まさか一目設計図見ただけで

 撫子並の性能の艦を造ったって言うの!?」

 古泉「しかもミサイルの射程と対艦砲の性能は

 撫子以上・・・侮りがたきドイツ軍の天才・・・

 視覚瞬間記憶理解・・・この男が・・・

 まさかこんな形で発掘できるとは・・・!!」

 マーシャル「お恥ずかしながら弱点もあります。

 速力最大で戦闘を行うと・・・機関は普通より良好な

 ただの重油タービンの為・・・電力不足になっちゃうんです

 これを補うには速力を落として発電に出力を振り分けたり

 定期的にレーダーやソナー、室内灯を切って節電する

 必要があります。」

 ハルヒ「ありゃりゃ・・・。」

 キョン「性能に電力が追いついてない・・・。」

 ハルヒ「まあ撫子だって運用して不具合見つかったんだから

 多少はね・・・お願いがあるけど一応撫子よりも

 勝る部分があるから技術いただきたいんだけど。」

 シュトロハイム「お値段高いぞ~えー・・・。」

 マーシャル「造俚加井季さんと結婚させていただけるなら

 お金はいりません!!結婚させて下さい!!」

 シュトロハイム「えぇぇえええええ!?」

 マーシャル「お金だしたって叶う夢かわかりませんが

 僕は資金や名誉や地位より彼女が欲しいんです!!

 無償でお手伝いしますのでお願いします!!」

 ハルヒ「えぇぇぇ・・・寿司撤退されたら、造船が・・・。」

 マーシャル「僕も全力で手伝いますし、結婚が叶うなら

 一生尻に敷かれて生きていきたいとも思っています!!」

 シュトロハイム「マーシャル・・・お前そこまで・・・。」

 ハルヒ「・・・私が許しても本人がオーケー言わないと

 無理よ・・・。」

 造俚加井季「いいわよ・・・ただし、貴方の戦艦が

 私の撫子に匹敵する力を持っていたらね・・・

 私並の技術のお手伝いは欲しいけど無能はいらない

 覚悟はできてる?」

 マーシャル「はい!!お願いします!!」

 次回 OTS01『撫子』vsOTS03『ティルピッツ』激突

 

 

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