1937年1月
キョンはハルヒ・自分の両親のおすすめ(謀略)によって
ハルヒと結婚する事になり・・・ついに引き返せない
一線(初夜)を越えた。
あの健康体は流産なんてありえねえぞって言えるほど
生命力に満ちあふれていた。
その初夜から毎日俺は、メイドのこなこなと一緒に
炊事・洗濯・家事・育児・掃除・妻の癒し方・礼儀作法
関白宣言・護衛技術など・・・ワンオペじみた指導を厳しく
されることとなった。
この時代の男尊女卑の欠片も見えない有様である。
そういや学校で・・・教えても指導もしてくれないような
分野ですねぇ(泣)。
ハルヒが仕事中このアルバイトのす◎家ワンオペびっくりの
育成スケジュールに今までの勉強の無意味さを
改めて感じる事となり憂鬱になる。
朝比奈さんに癒されようにも「浮気はいけません。」
と釘を刺されるしまつ。
あーあ相談役が勤まる長門は中国でお仕事の真っ最中、
古泉とは・・・話す暇も無いし話したくもない。
そんな時間を過ごして夕方、宿舎の部屋の整理をして
こなこなの言った通り夕食を準備して待っていると
ハルヒ「ただいまー。」
キョン「おう、お帰り。」
ハルヒ「結構疲れてそうね。」
キョン「まったくだ、誰があんな教育係置いたんだろうな。」
ハルヒ「私。」
キョン「そうか・・・。」
ハルヒ「今後子供産まれたらお世話になるから今のうち
から鍛えてもらうようお願いしたの、浮気の監視も含めてね」
いろいろと見透かされているようだ。
だが、どういうわけかハルヒを裏切る気にもならない。
脳裏に何故か泣いていたハルヒの顔が映る。
夏休み永遠ループ現象に似た現象を何回か人生ごと
やらされていたのかと感づく。
ハルヒ「以外と料理いけるわね。」
キョン「それはどうも。」
俺は実感して気がつく。
俺のお袋も毎日こんな作業をしながら俺達を支えていたんだと
年中無休で・・・仮に朝比奈さんと結婚をしても
この作業を年がら年中させる立場に立つことには
変わり無いことを思うと何かの罰ゲームをやらされている
気分になる。
食器を洗って、お風呂を入れた後ハルヒに腕を引っ張られた
かと思うとベットへ押し倒されて横向きで向き合った。
キョン「どうした?」
ハルヒ「えっと・・・その。」
上着を脱いでシャツ一枚となった格好で察した。
俺がびっくりしたのはこの行為は女性側が求める事もある
事である。
俺と一つになりたいという意思表示らしい。
キョン「これは風呂へ入ってからでもいいんじゃないか?」
ハルヒ「後でまた風呂入るのめんどくさいの・・・
多少臭い気にしないから・・・えっと・・・私・・・臭う?」
凄い芳醇な女性の香りだ。
考えてみれば風呂後行為をやったとしてそのあと明日
職場で匂っているのも嫌なんだろうと理解はできる。
キョン「襲っちまいそうないい匂いだ。」
ハルヒ「そう・・・?」
赤面して何を行き急いでいる?
ハルヒ「私・・・仕事で疲れたから・・・痛くないようになら」
ハルヒは仰向けになって両手を上に上げるポーズで
こっちを見て言う。
ハルヒ「好きにしていいわよ。」
俺に体を許すこと自体びっくりなのに、
どうしてそこまで心を許せるのか。
だが、初夜の時の濃厚な感覚が俺の体に中毒を植付けたのか
ハルヒにゆっくりと自分を交わらせていく。
ハルヒ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
行為で逝ったハルヒは赤面させて満足そうな顔で
赤面してこっちを見ている。
ハルヒ「どうだった・・・私?」
キョン「ああ、正直全部吸い取られるのかってくらい
・・・気持ちよかった。」
こいつの体の躍動感は一回で生命力を残さず吸い込み続ける
んじゃないかって思えるほどの体をしている。
根こそぎ息子を搾り出すまでその躍動は止まらない。
下手な麻薬より中毒性が強い文字通り名器であった。
いくら朝比奈さんや長門でもここまでやばくは無いだろう
・・・抱いたことは無いが多分体の弾力は勝負にならないと
思う。
一緒に風呂に入って体を流しっこした後着替えて就寝する。
ハルヒ「ギュッと抱いて。」
キョン「え?」
ハルヒ「こう!!」
キョン「こうか?」
ハルヒ「うん!!」
どうしてお前が俺を選んだのか。
その答えはわからない。
だけどそれはお前にもわからないんだって事もわかる気がする
その後10月。
仕事終了と同時にハルヒが倒れ、俺が医務室へとハルヒを
お姫様抱っこで連れていった。
腹筋が強いお陰で外部から全く気がつかなかったが
もう妊娠10ヶ月だった。
そういえばこいつ流産無縁なぐらい健康体だったっけ。
避妊具なんて気の利いたものの無い時代では
性行為=一直線で妊娠の時代である。
俺が手を握って粉砕しかける中、破水して息を荒げるハルヒ。
俺はその目で見た。
俺とハルヒの一つとなった結実を。
ハルヒ「うぁああああああああ!!!」
おーぎゃぁあああ!!!
陣痛から結構早く産まれた赤ん坊が臍の尾を切られると
ぬるま湯で洗われて渡された。
こなこな「産まれました!!元気な女の子です!!」
俺はこうして産まれてきたんだと実感した。
布で包まれた赤ん坊は母親・ハルヒに渡される。
ハルヒ「名前・・・決めていいわよ。」
キョン「じゃあ・・・夏樹で。」
こうして1937年10月1日に
涼宮夏樹がハルヒの胎中から元気に産まれたのだった。
その後両親達と忙しい育児に勤しみながら
ハルヒ「仕事疲れた・・・キョンお願い・・・。」
仕事で疲れたハルヒに育児と家事で疲れた俺は
また子供が増えることで手間隙と労力が費やされるため
ここはお断りすることに・・・・。
お断りできるかぁああああ!!!
やばい、ハルヒ抱きたい!!子供欲しい!!体が疼いて
仕方がない!!おむつ変える量も増えるし、
2時間ごとに泣き出す声が次の年で二倍・・・・
ああ、もう朝比奈さん抱けない・・・でもでも!!
キョン「わかった、お礼と言ってはなんだが後で風呂と着替え
手伝ってやる。」
ハルヒ「よろしくぅ・・・。」
ハルヒと蕩けるような時間が唯一のストレス解消の為
俺の息子がこの夜も弾け飛んだ。
鎮守府 ベランダ
古泉「最近楽しんでるようですね。」
キョン「やかましい。」
古泉「最近妙なのですが閉鎖空間が発生しません。」
唐突に俺を呼び出して問う古泉。
キョン「は?あいつはあいつで楽しくやってるからじゃないか?」
古泉「いいえ、外見ではわかりませんが涼宮さんは
会議の時は妊娠してるにも関わらずつわりの気配が
ありませんでした、つわりには個人差があるとはいえ
出産したところを確認すると想像以上につわりを
耐えて隠していた可能性があります。」
キョン「マジか!?あいつつわり堪えて隠してたのか!?」
古泉「通常の女性ではつわりを発症しなかったとしても
お腹の負担は到底堪えることができるわけが
ありません、つまり相当なストレスが発生して下手をすれば
過去最高クラスの閉鎖空間が発生する危険性を孕んでいる
わけですが全く発生していません。」
キョン(確かにお腹の命に幸せを感じて防止してると考えても
やっぱり体の問題とストレスは避けられない。
母体に悪いぞ・・・良く健康に産めたな涙出るぞハルヒ・・)
キョン「つまり・・・お前は何が言いたい?」
古泉「明確にはわかりませんがこの世界に少なからず
異変が発生していると。」
キョン「第二次大戦の時代の時点で異常この上ないんだが。」
古泉「それもそうですが・・・何事もなければいいのですが。」
この不安要素がアメリカで芽を吹き出しているとは
この時俺は想像すらしていなかった。
朝倉でも佐々木でもない脅威達の存在を。
アメリカ士官学校
一方アメリカ防衛大学校で長い髪と目が水色の可憐な
女性が成績1番で君臨していた。
なんと年は16歳で飛び級してここまで来たのだという。
そこに黒人の男の親友が来た。
「元気かいアクア?」
「問題なく元気ですよルァン。」
健康的でおしとやかでハルヒを凌ぐプロポーションと
ヒロイン力を持つ少女がそこにいた。
「凄いな、俺は毎日自由を潰してここまでついて来てるのに。」
「嬉しいですよ、そこまで情熱を持って一緒に来てくれるのは
そろそろパパとママに報告して子供を産みたいと
思ってるわ。」
照れて困るルァン。
ルァン「大丈夫なのか?士官学校大変だろうに・・・
それに授業中つわりが苦しいと思うよ・・・?」
アクア「戦場に出ることになれば後で子供産んでいなかった
事を後悔することになります。
ですから私の胎にどうか貴き命を提供してくださいませ
我が愛しの旦那様。」
ルァン「いやぁ・・・君がそこまで言うなら。」
※(実は既婚者夫婦でした。)
ルァンとアクアマリンは両親の紹介と合意の元で
早期に結婚したアメリカ人青年夫婦。
そこに大きい車でお迎えに来た白人執事(♂)
スノー・ロングゲートがドアを開けて二人を待っていた。
スノー「どうぞアクアマリン・ダグラス様
司令官があなたとお話があるようです。」
アクア「教官殿が?」
ルァン「ついて来て大丈夫かな?」
アクア「是非お願いします我が旦那様。」
仲がいいこと。
車に乗る二人。
司令官「実はアクアマリン、君の成績が
テンプレートによるものではなく万能性と対応性の
富んだものだということは聞いている。
その戦術能力を買って、卒業し次第将校に
抜擢しようかと考えている。
だが周りがうるさくて話が中々進まん。
女性であろうが有能であれば高位の位置に置くべきだと
言ってるのだが。」
アクア「お気持ちは嬉しいですがそんな高い
役職じゃなくても別にいいです。
士官学校は趣味で行ってるようなものですし
戦争なければ子供達養えるお金が入れば問題ではありません」
司令官「そうか・・・。」
司令官は不安そうに空を見ていた。
司令官「戦争さえなければ・・・か。」
この人物達は何者なのだろうか?
司令官「実はソビエトから不吉な知らせが入ってきてな・・・
ソビエト・中華民国が日本軍に大敗を喫して
大陸の大半を明け渡したと情報が入った。
ルーズベルト大統領はこれを受けて日本への
物資搬入を禁止する意向を示した。」
アクア「そんなことをすれば、物資不足を理由に日本が
東南アジアを攻撃するのでは!?」
司令官「私は東南アジア防衛を増強してから検討すべきと
言ったのだが・・・聴き入れてもらえなかった・・・。
すでに日本は戦艦や軽巡洋艦を大量に売却・解体している為
そんな恐れは無いと一蹴されてしまった。」
実は条約検査官が来て調査したのだが巡洋艦・戦艦が
多く売却され、戦艦・巡洋艦が解体作業をされていたため
(空母改装を勘違い)その情報がアメリカを油断させる材料と
なってしまったのだ。
アクア「・・・それが・・・戦力が無いという錯覚
じゃなければいいのですが・・・。」
3月満州 日本で陸軍の訓練をしていた大将岩城佐友紀は
急遽満州に派遣された。
内容はソビエト・中国人難民の救援活動である。
新聞でその悲惨さを知ってどうにかしたいと思っていた。
それを自身の鍛えた部隊達を使って少しでも解決できたら
いいな・・・と思っていたが現実は想像以上に過酷だった。
想像以上の難民の数に頭痛がしそうだ
佐友紀「これだけの難民を支える国力なんて日本には
皆無だぞ!?」
弥刀哉「それでも根強い支持を得て長期平和統治するためには
欠かせないっていうわけで派遣された。」
佐友紀「いたたまれない・・・飢餓対策に作物を
どれぐらい設営して解決できるか・・・。」
食糧を配り終えて寝ている隊長がいた。
鹿島葉留佳隊長だ。
それも含めて奉仕部隊全員がくたびれたのか
立つこともできずに転々と転がっている。
佐友紀「この人数であの数に配ってたら気が狂うな。」
弥刀哉「全員宿所まで運んでやろう。」
こうして佐友紀以下空挺師団はボロボロになって疲れた
奉仕隊を全員宿所に運んでいった。
満州拠点 医務室
ずらりと寝ている部下達と少しして起きた鹿島隊長。
佐友紀「治安の整っていない場所で寝るんじゃない、
大事な純潔奪われたらどうすんだ、まだ嫁入り前の
娘が無茶するもんじゃないぞ。」
鹿島「すいませんね・・・迷惑かけちゃって・・・。」
佐友紀「・・・こんな激務に命をかけて向かい合えるやつが
いるのか・・・日本も捨てたもんじゃないな。」
鹿島「明日も出勤しないと・・・。」
佐友紀「馬鹿なことを言うんじゃない、お前は今日から
私の権限で転勤だ。」
鹿島「そんな!難民の家族達が・・・。」
佐友紀「最後まで話を聞け、お前達が作物を設営して
私たちはお前達の激務を受け継いで働くという流れに
変える、"パンを与えるよりパンの作り方を教えよ"
お前達がこの飢餓の流れを止めるために対飢餓に
研究された山菜や作物を植付け、私たちがその間に
食糧配りをするって流れだ。
配っているだけだったらどう考えてもジリ貧だからな。
それにこの季節はそろそろ作物の植え頃だろ?」
鹿島「そうですね・・・このまんまじゃ何も解決しませんし
やっぱり生産しないとですね。」
佐友紀「納得したなら休暇が終わった後にすぐにでも
作物の設営を始めろ、難しかったら難民からでも
手伝わせろ、私らばっかが世話しているのは割に合わん。」
鹿島「わかりました。」
こうして人数が劇的に増えた奉仕部隊はこの状況打破の為に
食糧設営部隊と配給奉仕部隊の二つで回すこととなったが・・
配給奉仕部隊
佐友紀「こらあ!!音を上げるなぁ!!男だろお前ら!!」
空挺部隊「く・・・訓練よりきついっす。」
空挺部隊「この人数と毎日戦争は嫌だぁ。」
弥刀哉「筋肉つくなぁ・・・この作業・・・。」
食糧設営部隊
鹿島「難民の方々も現地へ帰り次第物資を送るので
手伝いお願いします~!!」
隊員「うまく集まりませんね、前任のやることが酷かった
せいですかね。」
鹿島「それでもやらなきゃ・・・難民の子供達が泣かなくて
済むように・・・なんとしても・・・。」
岬山 雪代「手伝いに来たよ~。」
鹿島「どうしてここに!?」
隊員「知り合いですか?」
鹿島「同じ教会学校の同級生。」
雪代「困ってるようだから先生達と同級生だった
みんなを呼んで手伝いに来たよ。」
知り合いがずらりと並んでこっちを見ている。
鹿島「たった数十人だけど人手不足なんだ・・・助かるよ
・・・。」
こうして満州・中国一帯で復興活動の規模を拡大し、
日本への食糧負担率をどんどん下げ、
中国から少しずつ支持を得ながらソビエト軍に
ボロボロにされた民家の再建もしていき、
難民内・ソビエトから抜けた人々も手伝ってくれる
ようになった・・・その矢先。
1938年6月ハルノート(※ハルヒノート)回答期限
水色「米国から石油プラントの技術盗んできたよ。」
ハルヒ「おお!?気が効くじゃない!?どうしたの!?」
水色「戦艦『撫子』にハイオク突っ込みたくて持ってきた、
後史実の技術制限内ギリギリの電子部品が欲しかった。」
キョン「暇人達の情熱って・・・。」
水色「予算降ろして。」
ハルヒ「うーん・・・まだ少ないけど長門さんが奪ってきた
旧ソ連の軍艦達を分解した資金ならあるけど。」
水色「・・・ありがとう、みんなで頑張ってみる。」
ハルヒ「どうも・・・これで満州で見つけた
質の悪い石油がまともに使えるようになるわ・・・
ただしその技術の導入に1年はかかるのよねぇ・・・。
佐友紀さん呼んできて、それとちょうど竣工に間に合った
あいつらも使える、今はソビエトへの防衛で
手一杯だからハワイ真珠湾への攻撃はしないで今は・・・
対潜哨戒に全力を尽くしながら東南アジアを占領し
前線維持のための物資を手に入れる。
戦力集中の為に空母含め、船団護衛艦隊はあまり
東南アジアを留守にしないように。」
古泉「もし、その間に本土へ攻撃が来たときは?」
ハルヒ「新型潜水艦と零戦隊で対処する、
パイロットはこのために大量に育成してあるし大丈夫。」
古泉「了解です、樺太と新潟、麦錬成石油だけでは
足りませんからね・・・。」
ハルヒ「こんなこともあろうかと広東近くの飛行場に
零戦を大量に待機させてあるわ、よし!!
資源にあんま余裕が無いからさっさと資源地帯占領するわよ!!
回答は『ズボンでも脱いでろルーズベルト!!』で。」
キョン「それぐらいだったら回答しないほうがよくね?」
古泉「検討を考えるといって騙すべきですよ、作戦の為にね。」
ハルヒ「作戦だったら・・・仕方ないわね。」
回答『検討する。』
アメリカはこの回答を見てただでさえすくない船を
あれだけ売った日本の事だ、攻めてこれないのも
当然だろうと油断しきった。
1938年6月
だが、この米国の資源禁輸はこの難民奉仕部隊にも
影響を与えた。
佐友紀「そんな・・・くそっあっちの都合で禁輸とは・・・
止められたら・・・ここの人達はどうなる?」
そう、第二次日露戦争及び難民への救援活動に
使用されている物資は今のところ米国からの支援が
6割を占めている。
これをカットされてしまうと、回復しつつはあるものの
中国の復興活動に大幅に支障をきたすのである。
佐友紀「・・・こんなに日本が弱いままでは確かに駄目だ。
あちらの都合に振り回されて蹂躙されるままでは・・・
戦いたくは無かったが・・・小さいままでは。」
佐友紀は真剣に考えた。その時。
『提督から召集がかかっています。』
佐友紀「・・・わかった。」
鹿島「行ってしまわれるんですか?」
佐友紀「ああ・・・どうやら私は戦わなくてはいけないらしい
ずっとここで君達の手伝いもしたいが・・・だが避けられぬ
戦いが幕を開けそうだ・・・。」
鹿島「戦いが嫌ならここに居ていいんですよ?」
佐友紀「そうはいかない・・・ここで使われる石炭や
石油の確保のためにどうしてもやらなくちゃいけないんだ。
石炭や石油が無かったらここの物流が止まってしまう
・・・そうなれば・・・復興中の拠点への資源輸送が
滞ってしまう・・・君はもう大丈夫だ。
君がその場を愛すればその場は必ず応えてくれる・・・
助けてくれる人達もたくさんいる・・・
私の事は気にするな・・・戦いは得意なんだ。」
鹿島「そうですか・・・せっかく心の通じる先輩が出来たのに
・・・・・・。」
佐友紀「これより空挺師団諸君は本土召集後再度訓練と
作戦会議を開く、日本へ戻った後が本当の戦いだ・・・
よくこの仕事について来てくれた!!だが、今度の戦いは
命のやり取りだということを肝に銘じよ!!
ここに残るものは挙手して残れ!!」
空挺師団「了解!!」
空挺師団総勢50師団が命令を受け日本本土へと帰還準備をする
船が韓国から出港する。
それを見送る多くの人々が手を振る。
鹿島「佐友紀さ~ん!!戦いが終わったらまた会いましょうね~!」
佐友紀「ああ、必ずさ・・・きっと・・・お前がいるかぎり
日本を本当に誇ることができる・・・。」
船に揺られて鹿島隊長に別れを告げ去っていく。
鎮守府
ハルヒ「待っていたわよ佐友紀さん、いろいろお世話に
なりますね。」
佐友紀「恐らく、前々から話していた南方資源地帯の
占領でしょう?」
ハルヒ「そう・・・あなたは確か反対意見の方だったっけ。」
佐友紀「ええ・・・ですがそうせざるをえない事情に
遭遇・・・対峙したため・・・私の一任で
やらせていただきませんか?」
嵐大将「彼女の経歴は士官学校に行く前は神社参拝を
しないキリシタンで、軍上層部の息子との嫁入りを条件に
免罪されていた経歴があります。」
ハルヒ「構わないわ・・・どんな立場の人といえど
優秀な人である事実はぶれることはない。
神社参拝が人間の優越を決めるわけじゃないし
ただしアカはソビエトのスパイ疑惑があるからダメ。
長門さんに戦術力を計ってもらった結果が素晴らしかった
事だし、倫理観の管理も前任の馬鹿とは比べものにならない
素晴らしい人格者だわ、この人を十二分に使わずして
勝利はありえない!!というわけで提督命令で貴方を
長門さん第一元帥に次ぐ第二元帥へと抜擢し、
南方資源地帯作戦総司令官とする。」
佐友紀「私を?」
ハルヒ「資源配分を貴方が決めていいわよ。
ただし、日本本土も資源不足だっていう事実も
肝に入れて資源配分を決めてね。」
佐友紀(私が・・・占領した現地を管理すれば・・・
倫理、人徳に背いた自軍への制裁と難民復興への
資源配分ができる・・・文句があるならやってみろって
事か・・・悪い話じゃない。)
元帥の帽子と勲章を受け取って装備すると決意を固めて
岩城佐友紀元帥はハルヒを見据えて言う。
佐友紀「わかりましたお引き受けしましょう。」
ハルヒ「よしよし・・・後は頼れる海上輸送のプロと
諸々の人材と船を用意するから待ってなさい!!」