モスクワの昼飯会でマッカーサーはピンチに陥っていた。
「麦飯」「ししゃも焼いた奴」「納豆」
「葱とゴボウの味噌汁」
「大根の葉っぱと蓮根ともやしとワカメのお浸し」
マッカーサー「・・・・・。」
アクアマリン「・・・・・。」
食事内容でわからない人に解説すると
この当時アメリカではゴボウと葱を食べさせようとすると
「俺達に葉っぱと根っこ食わせてんのか!!」
とぶちギレる時代である。
もちろんそれを鹿島は知らないはずはない。
おまけにどうして国賓に対してこんな貧相な食事を!?
という話である。
鹿島はその反応をじっと見ている。
アクアマリンは何か悟った。
試されている。
マッカーサーはどう食べればいいか悩んでいる。
マッカーサー(貧相な食事を食わせて立場を明らかに
アメリカが弱いと主張するつもりなのかこの女性は・・・
それとも・・・試されているのか?)
マッカーサーにはわりと厳しい試練。
アクアマリンが麦飯をスプーンで食べてみる。
アクアマリン(あ、わりといけますね。)
アクアマリン・ダグラスは、異文化だからかなと
思い食べる。
いろいろつついてみる。
アクアマリン(意外と美味しいです。)
それを見た鹿島も自分にもおいてある同じ食事を食べる。
そう、同じ食事を食べるという事は見下す意思は無い
ということだ。
マッカーサーは渋々食べながら顔をしかめて食べていた。
マッカーサー(うむ・・・悪くはないが・・・
なんとも・・・いえん気持ちになる。)
鹿島「ごちそうさまでした。お食事は気に入っていただけた
でしょうか?」
マッカーサー「ええ・・・これは好みの問題でしょうか?
私も初めて食べるもので・・・不思議な味でした。」
アクアマリン「わりと美味しかったですよ。」
鹿島「わかりました、お話致しましょう。
この食事には意味がありましてね、文化の違う国、
国民の皆様と心を通わせる事のできる人かを失礼ながら
試させていただきました。
麦飯は貧困に喘ぐ人々の心情を推し量れるか
納豆は異文化を受け入れられるか
味噌汁とお浸しは平等に対面する意識があるのかを
問うために食べていただきました。」
アクアマリン「あー。」
そう鹿島はアメリカを見下すつもりは無く、
差別意識があるかどうかを見極めるために行っていた。
マッカーサー(・・・!!!危ない危ない・・・どうして
国賓にこんな貧相な食事をという単語を出していたら
外交が失敗していた!!)
アクアマリン(見た目に寄らずこの人は賢い!!
舐めてかかったら・・・外交は失敗する!!)
鹿島「これでも日本で一番美味しいものを揃えて
来たんですよ?お客様用に。」
※全部日本では一番美味しい地域から取り寄せました。
アクアマリン「へぇー。」
マッカーサー「それでどうして私と会談を?」
鹿島「私も米本土攻撃は反対ですからね。
多大な犠牲を出してまでこれ以上戦争を続けたくありません
しかし・・・。」
マッカーサー「しかし?」
鹿島「アメリカは人々を大虐殺した共産主義政権に
援助をしていた事も知っています。
どうしてあんな酷い政権に対して援助を行い
それが進み続ければ、ウクライナ・フィンランドが
占領され、信仰を奪われる状況にまでなったんですよ。」
アクアマリン「・・・え?」
その瞬間背筋が凍った気がした。
鹿島「あなた方が神様を奪い、愛を潰し、身勝手で国民を
傷つけてきた政権を、どうしてキリスト教国家なのに
援助して虐殺を助長させたのですか?
私はどうしてもそれが知りたくてここに来ていただきました。
どうして同じ神様を信じる人達が差別をして他人を
傷つけるのか・・・わからないんです・・・そうして
西洋人がそんなことを、同じ家族がいるならどうして
そんなことができたのか・・・教えてください。
教えていただかないと寝るに寝れないんです!!」
空気が凍った。
マッカーサーはその言葉に何かが打ち砕かれた気がした。
衝撃が走った。
鹿島「真実を確認しないと判断しかねますね・・・
ついてきて下さい。」
車で向かった先には・・・。
大量の白い棒の立った丘に、色とりどりの花が
添えられていた。
その棒の数がとてつもなく多かった。
アクアマリン「これは?」
鹿島「私達は最初、満州を守るために配属されました。
その後ソ連が中国が完全に日本の手に落ちることを
恐れて攻めて来ました。
私達は仕方なく銃口を向けて応戦するしかありませんでした
その後・・・ソ連を打ち倒して見た光景に愕然としました
それは・・・ドイツ軍にやられたものでも日本軍でも無く
自分たちの国の一方的な都合で餓死させられたかわいそうな
・・・死体の群れだったんです。」
マッカーサー・アクアマリン「!!!!」
戦慄した。
二人ははっきりと見えた。
この白い棒の一つ一つの下に飢えた人々の姿が
一瞬フラッシュバックして映った。
理解した。
嘘じゃない。
この人が大嘘つきで、捏造を頻繁に行い、
言い掛かりをつけるような戦略家だった方がよっぽどよかった
『真実』を隠し切れずに叫ぶ人間の方がもっともっと怖い
デタラメだと切り捨てられない。
戦略だと割りきれない。
いや、この人は嘘をつけるほど器用な人じゃない。
だからこそ尚更きつい言葉が釘で引っかくように
心を突き立てる。
鹿島「私だって罪の無い人間じゃありません。
この手でたくさん奪うしか無かった命だけでも思うと
胸が苦しいのに・・・じゃあ国にイジメられて殺された
人達をどうやって助ければよかったんですか!?
人生続く限り地獄のような政権に苦しめられて
愛も希望も神様も奪われて死ぬ事が彼らにとって
ふさわしかったんですか!?侵略は・・・悪です・・・
酷い話です。じゃあどうやって私は助けてあげれば
よかったんですか!?」
マッカーサーは後悔した。
拷問に等しい時間だった。
ルーズベルトの前からの失策だとはいえこの真実は
余りにも衝撃的過ぎた。
嘘だ嘘だと心に蓋をしても
土地から感じる霊気が嘘じゃないと叫ぶ。
マッカーサー「じゃあ・・・何故日本の子供達が・・・。」
必死に反論しようと口を開ける。
鹿島「あれば日本の最高司令官が、早く飢餓貧困を
解決するために農業の手伝いによこした若者達です。
私は・・・自分の国の若者達をああいうふうに育てようと
考えています。
戦勝国ってなんですか?勝った方が負けた方よりたくさん
人を殺して、そのあと踏み付けて奴隷にするのが
偉い国だって言うならそんな原則ぶっこわれて
しまえばいい!!
だから・・・私はそんな原則を壊すために・・・
苦しい国を助けるために・・・国がどんなに苦しくても
助けてあげようって思ったんです。
だから早く戦争を終わらせてアフリカを・・・
飢えている多くの人を助けたい。
私の国が至らないせいでアフリカ支援の部隊の
中で問題は起きている。
私は・・・謝ることしかできない・・・それでも
お金や物資がありながら誰も助けない国に
なりたくないししたくない!!」
アクアマリン「・・・・・・・。」
その心からの叫び声は二人の心から、アメリカという誇りを
破壊するのに十分過ぎる破壊力があった。
最後に連れて来られた場所は北極沖海戦のあった海岸だった
そこにも沢山白い棒が立っていた。
その棒には花と・・・米軍のヘルメットや軍服があった。
鹿島はその沢山の棒達に向かって両手を束ねて祈った。
アクアマリン「これってもしかして・・・・。」
鹿島「私が助けきれなかった・・・米兵の皆さんです。」
アクアマリン「やっぱり・・・。」
鹿島「私が軍人になったのは、軍の上層部になれば・・・
殺す必要の無い命を守れるって思ったからです。
でもそんなにこのみちは甘くありませんでした。
私と一緒に、ソ連や中国の難民へ食料を配って・・・
過労で死んだ先輩たちもいました・・・
立派だったんです・・・どんなに沢山残忍な人が
日本沢山にいたとしても・・・みんな私より
ずっとずっと立派だったんです。
私は・・・その人達の事を忘れちゃいけない・・・
米軍にも・・・愛する家族がいるとわかった。
死んだ米兵のペンダントに映った家族に・・・
ごめんなさいって言うしか無かった。
聞かせて下さい・・・アメリカは・・・一体何のために
あるのですか・・・どんな国なんですか?」
アメリカ ホワイトハウス
マッカーサー「・・・。」
アクアマリン「・・・。」
結論から言って外交は失敗だった。
数々の質問に何も返すことができなかった。
戦争を終わらせたい真心は伝わった。
だが、何も言えなかった。
もう・・・降伏か・・・徹底抗戦しかないのか・・・。
あの天皇と何度か対話できれば講話・中立条約の
突破口はある。
しかし、もう一度対面しようにも衝撃と悲鳴の深さに
気圧されて勇気が出ない。
マッカーサー「このまま・・・和平の望みのある国と
日本と、インドと・・・戦わねばならんのか。」
インドとの講話会談も英国の植民地強要によって失敗し
もはやアメリカに上陸されるのは避けられなかった。
アクアマリンが意気消沈しているところに夫のルァンが
呼んだ。
ルァン「えっと・・・不思議な神父さんがいるんだ。
話を聞いてみない?」
その神父は田舎の教会で子供と戯れていた。
自分とあまり歳が変わらない韓国系の青年だった。
青年「いらっしゃい。」
ルァン「この人の話が結構好きになれてね、
聖書の中の神の感情を教えてくれるんだ。」
アクアマリン「神の・・・感情?」
青年「子供達にこれから聖書物語を聞かせてあげるんだ。
聞いてみるかい?」
流れに流されて話を聞いてみる事に。
それはモーセの話だった。
モーセが川から拾われ、成長し、ヘブライ人を虐める
エジプト人を撃ち殺し、逃亡した後に再びエジプトに戻り
ヘブライ人達を率いてエジプトを脱出し、海を割って
ヘブライ人の群れを反対側へ逃がし、
追って来るエジプト軍が来たところで割れた海が
元に戻りエジプト軍が全員水没し、ヘブライ人が
大喜びして踊る話だった。
青年「さあ聞こう、この時神様はどう思われたか。」
ルァン「神様はヘブライ人を虐待したエジプト人を
愛していなかったのかな?じゃあイエス様に隣人を
愛せよとは全然違いますね?」
青年「いいところに気がついたね、じゃあ神様は
どういう思いでエジプト人を見ていたかな?」
ルァン「イエス様の言葉を中心に思えば・・・
悲しんでた?・・・だったらどうしてエジプト人を?
でもやっぱり酷い事をしたから殺すしか無かったのか?」
青年「正解はね・・・『エジプト人も私の愛する
息子娘だ!!』って泣いていたんだよ。」
アクアマリン「え?」
ルァン「え!?どこにも聖書には・・・。」
青年「目を閉じて祈って感じなさい。
本当は神様はエジプト人とヘブライ人両方に幸せに
なって欲しかったんだ。本来モーセがあのまま
王様になってエジプトをイスラエルの信仰教育に転換して
一緒にカナンの地へ4日でたどり着いて幸せに暮らす
事ができたはずなんだ。」
ルァン「へぇ~神様はどちらも愛していた・・・。」
青年「でもモーセはそれを知らずに一時の感情で
それを不意にしてしまったんだ・・・。
それが神様にとって凄く悲しい出来事だったんだ。
エジプトに高度な文明を与えたのもヘブライ人と一緒に
長所を共有して幸せにしてあげるためだったんだ。
そうじゃなきゃどうしてエジプト人に
こんなに高度な文明の恵みがあったのか・・・。
でもヘブライの人々は・・・それを悟れず
沈んだエジプト人を見て大喜びで踊り踊った・・・。
ヘブライ人よそうじゃない・・・彼らにも妻子がいる。
それを悟れなかったんだ・・・。」
その言葉は・・・新鮮だった。
アクアマリン「でも・・・私はどうすれば・・・。」
青年「今は戦うしか無いでしょう。
しかし恩讐を愛すれば・・・必ず道は開かれる。」
アクアマリン・ダグラスは突如溢れ出した涙を拭うと
吹っ切れたように走り出した。
アクアマリン「そうだ・・・相手だって平和を
望んでいるなら・・・わかり会う事から逃げちゃ
いけなかったんだ!!!」
ホワイトハウス
マッカーサー「何!?ロシアに賠償金を払え!?
ただでさえ防衛予算カッツカツの状態で!?」
※史実のようにお金の余裕は無いです。
アクアマリン「はい!!我々がソ連共産帝国を支援して
国内犠牲者を出したお詫びとして10億$を
捻出させてください!!」
マッカーサー「正気か!?」
アクアマリン「それが無理ならその分の借金を私が
全て担ぎます!!」
マッカーサー「末代まで貧乏になるぞ!?」
アクアマリン「国が滅ぶなら結果は一緒です!!」
アクアマリン・ダグラスは共産主義の虐殺にアメリカが
支援、荷担した賠償金として
アメリカ国家予算から10億$をロシアに払うことを発表
国内からブーイングとデモが噴出した。
「ふざけんなーーーーーー!!!!」
「日本の傀儡に血税を渡すなーーーーー!!!」
「アクアマリン・ダグラスは死刑になれーーーー!!!」
想像を超えた反対にマッカーサーはたしろぐも
アクアマリンはその負債は全部自分が背負うと叫び
怯まずに主張。
米国議院「国家反逆罪で牢屋へ入れーーーー!!!」
ついに借金10億$を背負って懲役が決定する寸前
外交官「ロシアから講話会談の要請です。」
マッカーサー「何!?」
鹿島天皇「いえ・・・10億$なんて要らないので・・・
話し合いをしましょう。」
アメリカ国民「・・・・・・・は?」
米国議院「嘘だろ?」
なんと牢屋に入る寸前にロシアから外交の申入れが。
勿論早急に対談を行いにロシアに直行する。
その後アレクサンダー・ヴァンデクリフトは
鹿島葉留佳天皇に戦場での救助活動の感謝を述べ
その後アメリカの議院達は共産主義の恐ろしさ
それに支援をしたことの反省を促すと共に
終戦後国交回復をすることを約束した。
その後アクアマリン・ダグラスはアメリカからアフリカ復興の
ボランティアの為若者を集め、財産を売り払いながら
アメリカとロシアが協力して飢餓問題解決に取り組むことを
話し合った。
アクアマリン・ダグラスが代表で謝罪した。
アクアマリン「知らなかった事とはいえ申し訳ありません
でした。ソ連がここまで酷い隠蔽工作をしてるなんて
知らなかったんです。」
鹿島「どうしてそんなぶっ飛んだ事やろうとしたんですか?
日本の友達見たいな立場の国にそんなことやったら反発は
当たり前なのに・・・。」
アクアマリン「私は白い棒のお墓で見えたんです。
飢えて死んだ人々の霊が沢山沢山・・・。
敵国の印象工作とも考える事もできました。
しかし、私が見た世界の事実は覆す事ができません。
あなたは嘘がつけるほど器用にも見えません・・・。
アメリカも気をつけるべきだったんです・・・神様を
否定した人々を容易に許して信じるべきではなかったんです
・・・事情を知らなかったとは言え虐殺を行った政権を
野放しにし、支援していたことは事実です・・・
アメリカを代表して申し上げます・・・
本当に申し訳ありませんでした・・・。」
鹿島「・・・。」
アクアマリンは本音で話し合った。
嘘偽りでごまかせる人物では無いからこそ精誠込めて
対応しなくてはならなかったのだ。
鹿島「・・・わかりました。あなたとは良い親友に
なれそうです。」
1943年4月1日
米露中立条約締結。
アメリカとロシア間の戦争中止。
日本への物資支援を切る事はできないが戦場への人的資源の
援助禁止と北方領土・アラスカ間での米露両軍の衝突を
禁止するという内容の条約が通ることとなった。
マッカーサー「よくやった!!これでアメリカを
攻撃する国が減った上にアラスカへの侵攻ルートを
封じる事に成功したぞ!!」
アクアマリン「油断は禁物です。ロシアは日本に助けて
貰った経緯があるため、日本が危機に陥れば助ける
可能性は捨てきれません。
そうだ!!平和を望む価値観が共通なら彼女を国連理事長
にして経済制裁を行って貰えば、彼女の貧困地域救援で
繋がっているインド・中国へと根回しして貰えれば
日本を経済封鎖で追い詰めて涼宮ハルヒの野望を
止める事ができます!!」
マッカーサー「だが・・・その場合日本に今奪われている
植民地は?」
アクアマリン「順次共同圧力と対話を持って日本に返還を
要求するんです、彼女もアフリカを復興する
つもりはあっても植民地にはしたくないそうです。
同じ価値観を共有できるなら植民地解放への協力も
すると言っています。
日本もロシアを敵に回せばどうにもならないはずです。」
マッカーサー「・・・提案はしてみよう。」
これはハルヒにとって凄くまずい話だった。
これをされると米本土侵攻は事実上ほぼ不可能になり
鹿島に手を出せば、鹿島が親しくしていた国
インド・中国・フィンランド・ウクライナからの
反発が相次ぎ同盟国を全て失う結果になり、
ハルヒは鹿島に手を出せないのだ。
これによって鹿島が日米を説得すれば
無血で戦いを終わらせる事ができたはずであって
うまくいけば日本は詰んでいた。
だが
チャーチル「認めん!!」
米国国会議員「駄目だ!!」
数々の反対でそのプランが立ち消えてしまった。
まあ現代で言えば北朝鮮の親しき親友を国連理事長に
すると言っているようなものだったから当然だった。
それでも鹿島はこれ以上犠牲が増えないように
日米をロシアに呼び寄せて戦争終了の講話を持たせようと
必死に動き回った。
長門有希が休んでいる間に。
ハルヒ「ちょ!!何を勝手に!!」
キョン「まあ落ち着け、敵さんもロシアも
これ以上犠牲が出るのを望んでいないんだ。
落ち着いて考えろ、感情に任せて制裁を加えたら
自分の首を絞めるぞ。
それにお前にも落ち度がある。
もうちょっとロシア気遣かって兵器開発と宇宙開発を
削ってでも発展途上国を支援することを許してやれば
こうならなかったんじゃないか?」
ハルヒ「オウンゴール!!!」
佐友紀(鹿島!!よくやってくれた!!これで戦いが終わる・・
血は流れたが、これで無血で終戦を迎えられる!!)
ハルヒ「わかったわ、一応講話会談に行く。でもね・・・
平和をぶち壊すのは私じゃなくてアメリカだって
思い知るのにそう時間はかからないわ。
だってアメリカいくら良心的国家でもね・・・
内部にいる連中の歯止めが効くわけが無い。」
こうして1943年4月15日日露米首脳会談にて
戦争集結の会議を行う・・・はずだった。
その事件は突如として起きた。
それは会談へ首脳三人と側近数人が行こうとしている
最中に起きた。
そいつらは米国の荷物から侵入していた。
その荷物に入っていた。
そいつらは三人に牙向いて12人で襲ってきた。
キョン「!!」
キョンは素早くハルヒを引っ込めるとテロリストと撃ち合う。
ハルヒ(ほーーー。)
キョン「頬赤らめてないで反撃しろ!!」
ハルヒ「あ、そうだった。」
鹿島を、高熱から回復した長門が護衛に回る。
何を思ったのかテロリスト思わしき連中は自国の大統領と
アクアマリン・ダグラスを撃ち殺そうとする。
しかし。
強襲した連中の銃を飛ばして防いだのは・・・キョンだった。
キョン(あれ?護ってよかったっけ?つい勢いで。)
ラージ・ウォータフル「いい加減にしやがれ!!」
銀短髪の女性がサイコキネシスでテロリストを吹き飛ばす。
テロリストは武器と骨ごとくしゃりと破壊される。
???「NOooooooo!!!!」
ラージ「よくも大統領と親友に手ぇ出したな?
正体を現せ・・・!?」
覆面を剥がすとそれは日系人でもロシア人でもイスラム系
でもなくアメリカ人だった。
それも特殊部隊上がりのやばい奴だった。
紺色「ひゅ~株が上がったねハル公のダーリン。」
キョン「どうせならお前がとっとと助けてくれよ・・・。」
ラージ「どういうことだ!?どうして!?」
自国の裏切りに大統領もアクアマリンも側近古泉ポジションの
ラージも驚愕した。
ハルヒ「ついに本性を見せたわね、アメリカ国内の邪心
・・・戦争誘発金融体の手先の皆様。」
鹿島「・・・!!」
ハルヒ「わかったでしょ?アメリカは心からの平和なんて
望んでいない・・・いいや、上層が望んでも背後が
望んで無かったという方が正確かしら?
はっきり言うわ、講話をしても米国・英国内部にいる
そいつらを処分しない限り戦争は・・・世界中で
再び誘発する。」
アクアマリン「涼宮ハルヒ・・・!!」
ハルヒ「自分達を処罰する私、平和を願う鹿島さん、
人種差別を嫌う貴方、そして最後は政敵だったから始末
したかったからかしら?まあなんとも盗人猛々しい
連中とのこと。残念だけどこれが現実よ。
そいつらは金儲けの為に平気で人殺しをやる連中よ
何万人ボンと殺しても当然と主張する大悪党
あなたたちにその自分達内部の癌細胞は切除できない。
だから私はどれ程犠牲が出ても世界に転移する
癌細胞をぶっ殺さなくちゃいけないの。
私も平和を望んでいるし無血で本当に戦いを終わらせたいん
だったら一番優しい講話条件を出すわ。
"戦争を誘発させ、儲け、自分以外の人類は
奴隷でいいと考えている戦争誘発金融体の全員の引き渡し"
"もしくは降伏"を要求するわ!!」
マッカーサー「!!!」
ハルヒ「それができなきゃ講話は無しよ。
平和を願っている意思はわかったけど全世界に戦争狂の
癌細胞を世界中に転移させる危険がある以上私は矛を収めない
残念な方々・・・誇っていた自分達の国に裏切られるなんて
ほんっと笑えないわ。お帰りなさい。」
アクアマリン「・・・・・うぉぉおおおおおおおお!!!」
願った平和を祖国に裏切られた抑止力の叫び声が
モスクワに響き渡った。
『アメリカ・日本との講話に失敗』
ハルヒ日本へ帰国
ハルヒ「まあ多少予定は狂っちゃったけど
後は停戦終了後敵が攻めてきたところを全部迎撃して
戦力を全滅させ、それを見せつけてから鹿島さんに
中立破棄を要求するとしましょう。
アラスカを再び攻撃可能にするにはこうするしか無いわね。
先に手を出した連中に同情はできないでしょうし。」
キョン「いきなりは攻めないんだな。」
ハルヒ「無難に籠城して核を完成させられると困るけど
あの調子だと敵は素直な籠城より攻めを優先させるわね。」
キョン「まあやられる前にやる国だしな。」
・・・しかし歴史は日本に史上最悪の隠し玉を用意していた。