涼宮ハルヒの第二次世界大戦(リメイク)   作:ミディオン

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第7話 1938年9月 対潜哨戒戦闘

1938年8月 キョンの日常経過

 ハルヒ率いる日本軍はどうにか大損害を受けずに

 戦争を勝ち抜き、食料問題解決の為に養殖したり

 道端に片っ端から野菜を植えたり、桜を全部さくらんぼ

 実らせるやつに変えたり、雑草を野菜や山菜に

 植え替えたり各地の果物野菜の保存のために缶詰工場を

 立てたりと対策を取りつつ時が経つのは早いもので

 毎年道端歩けば飯が食える国に成長し早くも

 この時代に来てから1年と8ヶ月に入ろうと・・・。

 あ・・・ぽっこり。

 ベットの上・・・。

 ハルヒの腹を見てわかるが二人目が産まれそうである。

 さらしを使って日頃隠してはいるが

 帰ってさらしを取ればもうぽっこり。

 帰ってきてベットで横になるとにやけながら腹をさする。

 俺の横で。

 ハルヒ「あぁぁっ・・・あぁぁっ・・・!!」

 ハルヒが息を荒げはじめたのを見て洗面器にぬるま湯を

 入れてこなこなを読んでハサミを持ってきて

 二度目の出産に立ち会う事に。

 1938年8月 涼宮 秋葉(娘)出産

 泣き声が二人に増えた。死にそう。

 ハルヒ「今日も疲れたわ・・・気持ち良くなろ・・・。」

 俺の命放出袋を触って体をすりつけてくるハルヒ。

 夜中のベットの横の誘惑にあっさり負ける俺。

 たった一回の営みで袋を全部空にする驚異の母体と

 スタイルを運動で数日で回復させる根性。

 生まれた子供は俺は自信の苦労の種と知っていても

 可愛いし叱れないしどうにもならない。

 2時間置きに泣くわおむつは沢山消費するわで

 両親とこなこなの助けもあったが大変大変。

 夏樹は元気良すぎて逃げ回るわでもう大変。

 俺の仕事が育児とハルヒの世話に全部費やされる事になった。

 あれ・・・この時代と逆行してるな・・・気にしない事にした

 戦場に出るよりは・・・マシなはずだと自分に言い聞かせ

 両親にお願いして時々休暇を貰う・・・よくよく考えて

 みたら・・・朝比奈さんと仮に結婚しても朝比奈さんが

 全部これをやるかと思うと・・・俺が悪かったと

 渋々思い、俺は子供達と向き合おうと今日も起きる。

 

 それで三ヶ月過ぎた頃俺は吐き気を催した。

 医者に見てもらったがなんとも無いらしい。

 なんか下痢も多いし体も重い。

 太っても無いのに体重が増えた気がする。

 ハルヒはなんかいつもより元気だ。理解した。

 どういう原理かはわからないが妊娠中の苦痛を

 無かったように振る舞うのはやっぱりきつかったようで

 俺に妊娠時の苦痛が全部移るようになった。っておい!!

 待て待て待て待てまさか!?まさか!?

 男の体で出産なんてわけないよな!?

 陣痛って確か男が体験したら死んじゃう奴だよな!?

 ひーーーーーーーー!!

 

 1939年6月

 ハルヒが無事女の子冬火を出産。

 ですよねー。さすがに出産時の苦痛を全部男にやったら

 死にますよね。

 さすがに男の体から出産は誰も見たくないよね!!

 ハルヒ「もう一人欲しいわね、今度は男の子。」

 スタイル変えずに澄まし顔でそんなことを言う。

 モンスターマザーかお前は。

 こうしてまたハルヒに襲われては子宮への受粉を提供する

 役割を果たしてはてる俺なのだった。

 ハルヒ「赤ちゃん産ませてキョン・・・。」

 ベッドの横で甘い囁きが心臓を掴んで来る。

 ダメだ・・・男が躍動的にバキュームされていく

 感覚がヤバすぎて・・・気持ち良すぎて・・・逆らえない。

 生命力で朝比奈さんを圧倒するこの名器を知ってしまったら

 もう他の女性と寝れない・・・。

 また苦労が・・・もう一人いっかな?

 

 1938年9月。

 『桜龍機動部隊』の東南アジア制圧完了の

 お知らせと共に港にわんさか資源を載せた輸送船団

 60隻以上が護衛部隊とともに流れ着いた。

 『桜龍機動部隊』

 戦艦

 『霧島』

 『比叡』

 護衛空母

 空母兼上陸抑揚艦『伊勢』50

 空母兼上陸抑揚艦『利根』36

 空母兼上陸抑揚艦『筑摩』ゴムとかもろもろ

 護衛航空機 『零戦雉鳩』86機

 重巡洋艦2隻 軽巡洋艦2隻 駆逐艦10隻

 零式哨戒魚雷艇50隻

 輸送船37隻 タンカー25隻 有希一型潜水艦10隻

 内訳 輸送船1隻2万t

 輸送船ボーキサイト 12隻

 輸送船鉄鋼石    10隻

 輸送船石炭     10隻

 輸送船食料(予備)  5隻

 『筑摩』ゴムとかもろもろ1隻

 タンカー      25隻

 

 ハルヒ「資源来たーーーー!!」

 すっげえ嬉しそう。

 まあ、タンカーと輸送船こんだけ集まったらびっくりだわな。

 こうしてしばらくは石油不足には悩まずに済みそうだ。

 ハルヒ「哨戒機と対潜に大半技術を振って、

 ドイツから資源と引き換えに戦車、高速車両、ロケット、

 ソナー、無線通信の研究データを入手。近接伸管、海防艦

 駆逐艦、空母、航空機、潜水艦の建造技術向上に振ってと。」

 空母はようやく『赤城』・『鳳翔』の環境が改善された。

 史実よりも使えるようにとある改造も施した。

 輸送船、タンカーと護衛船団は共にまたまた出発。

 アメリカの本格的輸送船ぶち壊しが始まる前に

 いかに稼いでおくかが勝利の鍵となる。

 ハルヒ「アメリカからお怒りの電報来たけど無視無視。

 さ、ちゃっちゃと開発しないとね。」

 

 1938年9月 東南アジアフィリピンルソン島。

 ここでは大規模な飛行機訓練場と研究所、

 兵器工場が立てられ日本から一部部品の輸入と

 中国鉄道から一部ボーキサイト、ニューギニア等から

 かっぱらった部品、東南アジア各地工場から燃料、

 資材、設営部隊が工場で造ってくれた部品を仕入れては

 航空機体の研究を行っている。

 あらかじめ選別して教育した技術チーフ達が

 試作機づくりに没頭している。

 が、研究所がまだ完成してないためそれまでは

 工作艦の中で新型エンジンの設計と開発に勤しんでいた。

 ハルヒ「史実じゃあ零戦で大丈夫とか言って陸軍も海軍も

 サボってたせいでツケが回って負けちゃったけど、

 今回は敵の生産可能な戦力総数を貼っておいたから

 米軍予測生産数 空母50隻 航空機1日200機 駆逐艦170機

         軍艦12隻  潜水艦200隻 輸送船100000隻

 この表を見れば絶対に油断なんかしないし

 多少壊した程度じゃ勝てないって気が引き締まるわ。

 というわけでフィリピンに送った100名の技術者の皆様!!

 絶対に油断しないで開発を行ってね!!」

 

 二宮中蔵:日本飛行機の先駆け二宮中八の子孫。

 エンジン設計を担当するまとめ役。

 変な試作機をほいほい作っては乗れ乗れ迫って来る。

 アメリカのライト兄弟と陸軍上層部は先祖の敵!!

 と結構怨んでいるがプレッシャーの無いこの環境を

 楽しんで航空機制作をしている。

 

 坂本 ニ乃田:三菱重工海軍技術者の若僧の技術チーフ

 こなたが大好き。

 安全性と操作性を軸に置きながら設計をしている。

 強度保全した上での軽量化を得意とする。

 

 中島 峰仁:中島飛行機の若僧の技術チーフ

 二宮とつるんで試作機を乱発する。内部機器の設計に携わる。

 過度な軽量化をしてまで性能を上げる。

 

 二宮「アメリカってしゅごい・・・・・。」

 中島「よっぽどのものつくらねえと勝てねえぞこれ・・・。」

 坂本「お父さんアメリカ行ったことあったって言ってたけど

 全部輸送が車だって言ってたね・・・・。」

 ※この時代の世界の輸送主力はまだ馬。

 二宮「マジか・・・。」

 坂本「しかも住民一人一人銃持ってるんだぜ・・・。」

 中島「これが俺達の相手か・・・上等だ・・・やってやる!!」

 坂本「彼女たち戦没しないように全力を尽くすぞ・・・!!」

 というわけで技術者達は最新機体の開発に移る。

 まずエンジン開発、現在は史実より『栄エンジン』の

 出力は1200馬力と高く安定はしているが、

 零戦が旧式化する前に

 1825馬力エンジン『誉エンジン』これは史実でもあった

 国産エンジンだけど不具合多発で末期の日本軍を苦しめた。

 今回は早期開発の恩恵で不具合をぶちのめして安定させる。

 次に2200馬力エンジン『誇エンジン』これは日本が

 独自に開発する2筒2機の高高度高出力エンジンで

 製造が難しいけど、米軍のB-29をぶちのめすために

 何としても造るよ!!

 続いて敵の機体を元に新型機を試作する。

 

 『P-40』⇒『陸上戦闘機 隼一式銀鷲』

 最高速度600km/h 航続距離2000km

 P-40のボディーを全部ジュラルミンにしてみた試作機体

 性能が零戦雉鳩より優れてはいるが急降下と防弾が弱い。

 

 『B-17』⇒『陸上攻撃機 深山』

 言わずと知れた日本の四発攻撃機失敗作。

 さっさと造って連山までつなげたいものだ。

 一応B-17が参考になったため史実よりも使える。

 爆撃機や輸送機として使用可能。

 航続距離4200km

 最高速度420km/h

 

 『B-17』⇒『大型輸送機 大燕』

 坂本が企画した4発輸送機。

 女性軍人が子供を産んだとき安全に運搬できる

 飛行機を造ってほしいという要望で造られた。

 航続距離を後方追加タンクで増強している。

 深山よりもはるかに優秀で低速で安全に赤ん坊を

 輸送できるように安全に様々な工夫が懲らしてある。

 防音装備や空調、内圧調整が試作で成されていたり、

 非常時に敵戦闘機に見つかった際には白旗を上げたり

 この機体には赤ん坊が乗っていると告げる通信機能が

 あったり、衝撃防護壁や脱出後も子供を輸送し

 救難信号を出せるなどして工夫されている。

 航続距離5000km

 最高速度525km/h

 

 中島「研究所すら無いなか開発はこんなところか・・・。」

 坂本「半年しないとできないもんなぁ・・・工場も。」

 二宮「それでも早期開発はさっさとやっといて損は無いよ。

 今は工作艦内で頑張って開発しよう。」

 

 多くの人間はこういうだろう。

 どうして日本軍は略奪や虐殺や従軍慰安婦、

 強制労働を行ったんだ!!と咎めるだろう。

 だが、それはその場に立った指揮官じゃなければ

 わかるはずも無い。

 一部そうするしか無かったんだという事情を

 それを行わない事がどれ程きついかを。

 1938年9月

 東南アジア『桜龍機動部隊』は

 食料問題にぶち当たったのだ。

 食料来るまで後3日、後一日分しかない。

 全部隊維持に必要な食料は基本日本から供給されている。

 が、足りてない。

 自給自足の為にこの土地で育つ作物を設営部隊に

 作らせているが・・・が作物も養殖も急には育たない。

 この膨大な設営部隊だって食糧を消費する人間だ。

 朝 仕事真っ只中

 岩城佐友紀元帥は事務のかがみと一緒に食糧残量と

 配分書類に頭を悩ませていた。足りないのだ。

 かがみは「三日空腹なら・・・まだ各地で都合がつきそうな

 気がしますよ?」

 「それが問題なんだ・・・都合って奴が盗むぐらいしか

 思いつかない馬鹿が山ほど我が部隊に居ることが

 問題なんだ・・・。」

 そう、いくら統制が取れていても食糧難に陥れば

 どんなに育ちが良くてもどう走るかわからない。

 集団であるがゆえに特に男達はやりかねない。

 かがみ「岩城さん・・・。」

 佐友紀「佐友紀さんでいい、上陸部隊の方に妹が居るから。」

 かがみ「あっ・・・はい。佐友紀さんはどうして

 この戦争の元帥に?どう考えても軍人向いてないっていうか

 見ず知らずの海外の人に優しくて人が死ぬ度に

 内心胸を痛めてないかなって・・・

 不安というか・・・褒めてるんですよ!?

 私は虐殺とか略奪とかしたくはないし、

 必死に仕組みつくってそれをしないようにって

 姿勢は大好きですし・・・。」

 岩城佐友紀元帥はにっこり笑って微笑んだ。

 佐友紀「はっきり言うんだな・・・お前。」

 かがみ「・・・(照れ)。」

 佐友紀「私の父母は・・・実は隠れキリシタンだったんだ。

 親父もお袋もキリシタンだけど軍の人間と仲が良くてな

 心を精通させながら仲良くしてて、世界人間と

 仲のいい世界がいいねっていつも両親と話してた。

 人類はみんないくら憎み合っても神の愛する兄弟だって

 教えられて育った。

 大学なんてただの嫁修業、私が兵法や軍略が趣味で好きでも

 そんな立場なんで女は許してもらえなかった。

 ハルヒ総督が立ったのはその考えを持った親父が

 軍の人間に見つかって次の日出頭を命じられた時だった。

 ハルヒ総督が立って親父が許される代償として

 私達姉妹は軍隊として教育されてここに来た。」

 かがみ「だったらもっとわからないです、そんな状況なのに

 みんな仲良くしたほうがいいなら尚更・・・軍略好きでも

 そんな良心があったら成り立たないっていうか・・・。」

 佐友紀「私が戦場に立ってる理由は・・・

 子供達に日本が小さい国だって子供に絶望してほしく

 無いからだ。小さい頃おじいちゃんに騙されてな、

 北アメリカが北海道、南アメリカが東北、

 オーストラリアが中国地方、アフリカが九州

 って言うふうに教え込まれて真実を知って絶望した。

 私達の国はこんなに小さいんだって・・・情けなかった。

 馬鹿かな?子供に小さい国だって絶望してほしく無いがゆえに

 戦うのって馬鹿なのかな?世界に蹂躙されるだけの一国

 ・・・そんな国に生まれてしまった事をこれから生まれてくる 子供達に絶望してほしくないがゆえに

 私は日本を大きくしたいって夢を持った。

 訓練と勉強を一生懸命した。女性の誰よりも

 軍人であるために。しょうもないか?こんなんで巻き込まれる

 なんでしょうもなくて・・・嫌になるか?」

 かがみ「気持ちは・・・わからなくは。」

 佐友紀「正直に言えよ、私は軍上層部ほど石頭じゃ無いんだぜ」

 かがみ「いえいえいえいえ!!大丈夫ですよ元帥殿!!」

 (思ったより気さくで優しくていい人だった。

 こんな考えで始まった戦争だったら・・・少しだけ

 そんな理想につき合っていいかなって思った。)

 

 昼

 海辺で現地の子供達や住民と一緒に釣りをしている

 一般兵がいた。

 佐友紀「おい、弥刀哉。」

 弥刀哉と言われた葉っぱをくわえた兵士がこっちを向く。

 背丈はかがみの旦那よりちょっとあるかぐらいの男だ。

 弥刀哉「佐友紀?どうしたんだ?珍しいな俺に相談なんて。」

 かがみ「この人は?」

 佐友紀「私の旦那の弥刀哉だ。軍のお偉いさんの息子だけど

 戦いが嫌いでいつも釣りばっかりしてるんだ。」

 かがみ(うちの旦那さんよりだらし無さそう。)

 弥刀哉「いやあ佐友紀さんは相変わらず厳しい。」

 佐友紀「私と並んで塩田剛三先生に合気道の素質は

 最高だって言われていたから弱くないはずなんだけど。」

 弥刀哉「僕は強い弱いよりみんなで仲良くのんきに生きれば

 それでいいと思ってるんだ。」

 かがみ(すっげえ優しそうだけど駄目っぽい。)

 佐友紀「対人関係は私よりぶっちぎりでいいんだけど・・・

 私はあんたに少しでも相談に乗ってほしい事があるんだ。」

 弥刀哉「なんだい?」

 優しそうで駄目っぽい男が笑顔で相談に乗る。

 佐友紀「釣りを陸軍全員に指導して食糧を

 確保してくれないか?」

 弥刀哉は佐友紀の顔を見ると悩み込んで考えた後、

 弥刀哉「部隊の食糧が厳しいんだな?」

 佐友紀「ああ、もう半日あるかどうかわからない。

 次の食糧届くまで三日もあるんだ、

 私の足りなさゆえにやりたくもない略奪を・・・

 しなくちゃいけなくなるんだ。」

 弥刀哉「・・・そうか、わかった。俺が先頭に立って

 食糧取って来てやる、これでも戦前は海洋生物

 研究を大学で夢中でやってたからな。

 まあまずは偽餌をさきっちょに吊すことを全員に教え・・。」

 わぁあああああああああ!!!

 ジャングルから悲鳴が聞こえる。

 そこにみんなで走っていくと。

 イリエワニにぐるんぐるん回されて川に引きずり込まれそうに

 なっている日本兵士と現地住民がいた。

 弥刀哉はそれを見て走り出すと手榴弾を取り出して鰐に

 投げつけた。

 パーーーーーン!!!

 鰐二匹のしっぽを狙ったため二人は手榴弾の爆風の

 影響を受けず、鰐は顎を離して離れたところで

 しっぽと後ろ足の取れた頭をピクピクさせていた。

 日本兵「いてぇぇよぉぉ・・・いてぇぇよぉぉ!!」

 現地人「#%&%$$:&%!%-!!!!!」

 噛まれた跡が生々しいがちぎれてはいないようだ。

 弥刀哉「さわぐな、足も胴体も無事なんだ

 逆らってこらえていたらちぎれていたぞ。」

 かがみ(だらしない・・・?(真っ青))

 医療班が来て治療してる横でイリエワニを見つめる

 弥刀哉「・・・・・・。」

 弥刀哉が駆けつけた現地住民に聞いてみた。

 佐友紀「何を聞いてるんだ?喋れるのか?」

 弥刀哉「鰐の肉は食べれるのかを聞いている。

 わからないんだと。子供達とまともに会話できるように

 暇つぶしに勉強してたんだ。」

 かがみ「見た目から想像もできない人・・・って

 鰐を食べるぅぅぅ!!!?」

 現地住民が斧を持ってくると手渡された弥刀哉が

 鰐に斧をふりかざず。

 ぐっしゃぁああああ!!!

 かがみ・医療班「ひぃぃぃぃぃいいい!!!!」

 手元に持っているナイフで鰐を弥刀哉が切り分けると

 その肉を焼きはじめた。

 チリチリチリチリ・・・。

 佐友紀「・・・・・大丈夫なのか?」

 弥刀哉「薄く切って芯まできっちり火を通せば大丈夫だ。

 多分。」

 弥刀哉は焼いた鰐肉を食べた。

 いろんな人間が見つめる中。

 弥刀哉「美味い!!久々に鶏肉食べてるみたいで美味い!!

 イケるぞこれ!!」

 おいしそうに頬張りはじめた。

 現地人も一緒に食べて喜んでいる。

 現地人に聞く。

 弥刀哉「ざっとこのあたり千匹はいるって!!よかったねこいつ

 狩れば食糧問題はしばらく・・・。」

 佐友紀「男はともかく女はどうかなぁ?

 私は別にいいけど・・・かがみ食べるか?」

 かがみ「(嫌嫌嫌嫌!!)」

 必死に首を振る。

 佐友紀も鰐肉を食べてみる。

 佐友紀「以外とイケるな。」

 弥刀哉「まあもう一つ食糧確保方法があるぜ、

 日本人ならでわの食糧確保方法がある。その確保方法とは。」

 

 弥刀哉

 「そう、魚雷艇と零式水上戦闘機にに大型の銛を設置して

 鯨に発射する。鯨一匹で沢山の肉が採れる。

 鯨はこの時代の日本を影から支えていた食の原動力。

 さらに網や魚雷を装備して対潜哨戒もかねて

 食料調達を行い、現地住民への略奪を行わずに

 我々だけで食料を自給自足する。

 我々は日本の誇りを守るために何としても

 略奪や虐殺、虐待や強姦を行わぬ義軍として

 現地に食料を分ける器を持たねばならない。

 総員食料調達に全力を尽くせ。」

 こうして大規模食料調達作戦が始まった。

 鯨の腹の中からおまけとばかりに魚達が沸いて来る。

 こうしてどさくさに紛れて鯨のついでに魚を採っては

 日干しにして保存。

 現地人の子供に盗まれたりするが多めに見よう。

 ジャングルでは陸軍の男手を使い大々的に鰐狩りが行われた。

 鰐は斧を持った日本軍に今晩のおかずの一部として

 食される事となった。

 日本軍男子達「よっしやぁぁぁーーー晩飯ぃぃぃ!!!」

 ぐっちゃぐっちゃざっくざっく!!!

 つかさ「いやぁぁぁぁあああ!!目の前でさばかないでぇぇ!!」

 毒のある生物にも注意しながらこうして食糧問題は

 どうにか乗り切ることができたのである。

 佐友紀「ちょっと見直したぞ、さすがは私を毎晩満足させる

 男だ。」

 弥刀哉は顔を背けて赤らめる。

 ・・・・が、輸送船が期日に到着せず

 到着したのが三日も後になってからの話だった。

 

 1938年10月夜間

 資源から日本本土で食料と航空機と弾薬、設営部品に交換した

 輸送船団はフィリピンに向けて出航していた。

 そこに米国の魔の手が忍び寄っていた。

 響潮風雪輸送護衛責任者

 「昼だけで確認された潜水艦は7隻か・・・・。」

 米国が日本の進撃をこのまま黙って見過ごすはずは無い。

 台湾、フィリピンでも一式陸上攻撃機による

 対潜哨戒が行われているが、その哨戒網に

 サーモン級の潜水艦が引っ掛かり撃墜した

 報告が入っていた。

 史実以上の対潜哨戒が行われているとは言え油断ができない。

 まだソナーが弱くて使えないため、船の場合シュノーケルを

 目視か八木レーダーで探知して迎撃するしか方法が

 無いのだ。

 その時夜間、輸送船側面を護っていた零式魚雷艇4隻が

 敵潜水艦の魚雷で突然吹き飛んでいた。

 「ドッパァアアアン!!」

 すざまじい爆発音が戦闘のサインだった。

 『敵の潜水艦が出現!!繰り返す!!敵の潜水艦が出現!!』

 風雪「来たか!!総員!!対潜水戦闘用意!!」

 船員「対潜水戦闘用意!!」

 船員「敵航空機は確認されていません!!」

 輸送船団に衝撃が走る。

 風雪「零式魚雷艇に規定位置に爆雷投下後に

 防水陣営を張れと伝えろ!!」

 発展途上の爆雷を投下後に船団の周りを高速で移動しながら

 水しぶきと水音を立てまくって船団の盾となる零式魚雷艇。

 

 米軍サーモン級潜水艦

 米軍「くそっ・・・輸送船が良く見えねえ・・・!!」

 シュノーケルとソナーで輸送船団を確認し破壊しようと

 狙った潜水艦7隻は魚雷艇が邪魔で苦戦していた。

 さらに夜間で視界も悪い。

 駆逐艦よりコストパフォーマンスがいい分燃費が

 微妙だが高速で移動し、音と水しぶきを立てる

 こいつは夜間でソナーとシュノーケル視界をことごとく遮る

 厄介な盾であった。

 米軍「魚雷を集中砲火させて突破させろ!!」

 零式魚雷艇の八木レーダーに敵のシュノーケルが映る。

 船員「あれか・・・くらぇえええ!!」

 シュノーケルの群れに魚雷が発射される。

 潜水艦のシュノーケルが次々と粉砕される。

 その後浮上した潜水艦に零式魚雷艇が捨て身の突撃で爆沈。

 さらには八木レーダーで浮上したところを発見され魚雷で

 始末された。

 米軍「こなくそぉぉぉ!!!」

 米海軍の魚雷が30発以上輸送船団に迫る。

 展開した爆雷に10発が引っ掛かり防御される。

 輸送船の横に張り付いていた魚雷艇5隻が爆沈する。

 そして最後の砦、駆逐艦1隻と有希一型潜水艦1隻に

 残った魚雷が全て命中。

 有希一型潜水艦は魚雷の攻撃に耐えて浮上投棄できるように

 側面装甲が堅く造られていたため、命中後搭乗員は

 緊急浮上して脱出、駆逐艦の搭乗員も緊急離脱した。

 ソナーが軟弱な中で最善を尽くした輸送船団は

 こうして厳重な警戒を敷く中で無事輸送船団を東南アジア

 へと輸送することに成功した。

 損失   

 日本         米軍

 駆逐艦1隻      サーモン級潜水艦5隻

 零式魚雷艇11隻    サーモン級潜水艦2隻逃亡

 有希一型潜水艦1隻

 死者17名

 風雪「これからが・・・米軍との本当の戦いが始まるのか

 ・・・どこまで俺達は抗えるのか。」

 だが、史実違いハワイを落としておかなかった事が

 日本の命運を変える事となる。

 

 

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