1943年7月8日 深夜早朝 4:00
早朝 米軍NB機動部隊 EI機動部隊合流
戦艦『モンタナ』にて緊急会議
偵察水上機にて集合
アクアマリン「ここまで空母がやられるとは・・・
油断しなくてもやられるもんですね・・・。」
ルァン「ああ・・・敵はつわものだよ・・・。」
トルマリン・メイビス 戦艦ホーリースピリット艦長
「ニミッツとバルゼーさんは攻撃隊を結構やられていますが
空母は数隻しか沈んでないそうです。」
アクアマリン「英欧艦隊潰してハワイ方面から奇襲とは・・・
涼宮ハルヒめ・・・。」
トルマリン「合流して情報共有しましょう!!一刻を争います!!」
アクアマリン・ダグラスの夫
ルァンは空を見ながら星星がチカチカしているのに気がついた
ルァン「不吉な輝きだ・・・。」
戦艦『モンタナ』会議室
ニミッツ・バルゼー・アクアマリン・トルマリン・ペネロープ
英欧艦隊司令官による作戦会議。
ニミッツ「装甲空母を一撃で半壊に追い込む誘導爆弾だと!?
しかも音速で!?」
英欧司令官「油断した・・・夜間水上航空戦闘等しないなどと
高をくくり過ぎた結果がこれだ。」
アクアマリン「緊急措置として
『ジェネラル・アトランティス級』で温存しておいた
音速迎撃機『SBーWR』(最高速度1200km/h 戦闘時間18分)
50機に夜戦装備をつけて解禁します。
当初の予定では夜間防空となった場合音速領域での機銃の
命中率が低すぎる為に昼の敵機迎撃を想定し
断念していましたがもうそれどころでは
ありません。
敵は夜でも正確に命中させて来る以上我々はそれと
向き合わなくてはなりません!」
バルゼー「だがどうする?負傷者を抱えたまま
戦闘を続ければ食料や薬品・水が足りなくなるぞ!!」
アクアマリン「・・・仕方がありません。英欧艦隊の
負傷者は残った護衛船団を率いてキスカ島等諸島
ロシア領土に私がアポイントを取って負傷者救援要請を
しときましょう。」
ニミッツ「信用できるのか?条約違反だぞ?」
アクアマリン「鹿島さんは残忍になりきれないから
大丈夫のはずです。今後戦闘に絶対参加しないと表明し
白旗をあげて北上していけば負傷者達は無事収容できる
はずです。」
ニミッツ「一歩間違えれば捕虜が悲惨な目に会うぞ?」
アクアマリン「・・・万が一の時は私が責任を取ります
信号を・・・。」
『戦闘不能部隊、護衛ツレテソチラニムカウ
神ヲ愛スル貴方ヲ信ジル・・・アクアマリン・ダグラス』
暗号ではなく直球の信号を北に送る。
英欧艦隊、負傷者護衛の為駆逐艦と輸送船団は戦線を離脱。
戦艦
『キング・ジョージⅤ世』
空母 搭載数
『ヴィクトリアス』50
『ニュージーランド』85
は引き続き戦闘に参加し、艦載機を補充。
無事だった空母要員とパイロットを入れて戦闘に望む。
北方領土沖のロシア艦隊 鹿島葉留佳の命令を受け
負傷者を救助。英欧艦隊9割が事実上降伏。
バルゼー「時間が無い・・・ミッドウェーが陥落すれば
我が艦隊の補給は滞り、全滅もありうる。
早く攻撃隊を発艦させ、ジェネラル・アトランティス級を
筆頭に随伴戦闘機隊を西方向に展開しよう。」
ニミッツ「ミッドウェーも簡単には落ちないぐらいに
強化されてるわけだが・・・ハワイの前例もある・・・
今どうなってるかは不明だが一切連絡も伝達航空機も
来ていない。」
アクアマリン「そうしましょう、これ以上要所を破壊されれば
補給時間延長で隙を作りかねません。」
下士官「アクアマリン・ダグラス司令官、ルァン殿から
呼び出しが。」
アクアマリン「ルァンから?」
戦艦モンタナ級甲板
アクアマリンの黒人旦那ルァンは双眼鏡を見て
深刻そうな顔をしていた。
アクアマリン「ルァンどうしたの?」
ルァン「なぁ・・・あれ航空機じゃないか?星が不自然に
蛇が這うような挙動で消えたりついたりしているんだが。」
アクアマリンは空を見て双眼鏡を見る。
アクアマリン「・・・?」
旦那は視力が良く誠実で冗談なんて滅多に言わない。
旦那を信じて空を見て回る。
気がついた。
星が一瞬隠れたようにチカッとした。
アクアマリン「・・・・・・。」
まさか・・・。
最悪の予測が頭を過ぎる。
その時一瞬だけ白い粒が光った。
2回目。3回目。
間違いない。
高高度からずっと見られていたのだ。
アクアマリン「・・・・・・!!!」
アクアマリン・ダグラスは会議室へ駆け込んだ。
アクアマリン「敵偵察機高度15000m以上の航行を確認!!
ずっとこちらの挙動が筒抜けだったんです!!
すぐさま迎撃の必要有!!」
ニミッツ・バルゼー「!!!」
甲板に出て確認する。
月に照らされて一瞬白い粒が映ったのを将校は確認した。
バルゼー「なんてこった・・・ずっと見られてたとは。」
ニミッツ「レーダーに映らない高度で航行・・・
やってくれるな。」
ルァン「実はさっき星が沢山不自然にチカチカしていたのを
見たんだ!!本当さ!!」
バルゼー「気のせいだ、戦争のせいでなんでも敵の謀略に
・・・。」
アクアマリン「攻撃隊発進!!一分一秒を争います!!
ミッドウェー航空母艦『コーラルシー』から
『A-3ソニックカリバー』緊急発進!!その他攻撃隊も
緊急でミッドウェーへ!!」
『コーラルシー』の甲板でΔ翼を採用した後双発攻撃機
『A-3ソニックカリバー』70機が発進。
エセックス級航空母艦
『レイク・シャンプレーン』『ヴァレー・フォージ』
『ランドルフ』『エセックス』
から攻撃隊
『A-1スカイレイダー』200機
『A-2スカイアーサー』15機
が出撃。
ミッドウェーへ救援に向かう。
アクアマリン「この偵察機をどうにかして倒さないと!!」
ルァン「キングクライスト級の35インチ砲は
射程120kmもあるんだろ?だったら砲撃で・・・。」
技術責任者ヴァッケンハッカー
「今のままじゃ無理だね・・・確かにレーダー半径は
200kmと破格の性能だけど高度だけだと15000mが
限界なんだ。つまり15100m上にいられたらもう
索敵不能だから狙いが定まらない。
破損した艦艇からレーダーを抽出して改造するけど
時間がかかる。」
ウェーク「A-3のロケットエンジンならいけるんじゃないか?」
ヴァッケンハッカー「ダメだね、A-3はいけるけどパイロット
がダメだ。対気圧処置が施されていない場合パイロットが
パンクしてお釈迦だ。」
ウェーク「じゃあどうすんだよ!!あのまま敵の偵察機に
嘲笑われて黙って見てろって言うのかよ!?」
スコット「俺達が行こう。」
空母『ジェネラル・アトランティス』パイロット・スコット
「『SBーWR』は本来大気圏外調査に設計された航空機だ
こいつなら対気圧処理も施されている、
俺達にやらせてくれ。」
アクアマリン「夜間で始末できますか?」
パイロット・バージル「相手が音速だったら難易度が
高いが偵察機にそれ程速さを求めてるとは思えない。
何故なら偵察機に必要なのは索敵能力と航続距離、
そして戦線離脱能力だ。航続距離をここまで重視して
来ている以上あまり速くは無いはずだ。」
アクアマリン「昼まで・・・待つ訳にはいきませんね。
お願いします。」
空母『ジェネラル・アトランティス』
超重偵察機『輝』を撃墜すべく『SBーWR』2機が発進準備
エレベーターを上がって近代戦闘機を思わせる
ロケット迎撃機が今離陸する。
『5』 『4』 『3』 『2』 『1』
『0』
スコット「一号機エンジン点火。」
バージル「二号機エンジン点火。」
『SBーWR』2機が空母『ジェネラル・アトランティス』から
発艦。
甲板に火花を散らして天空へ飛び立つ。
スコット「位置ナビゲート頼む。」
ルァン「発進角度から右に45度仰角70度!!」
スコット「了解。」
音速のGに耐えながら天空のスパイコンドルに迫る。
超重偵察機『輝』
CIC「レーダー反応!!航空機です!!こちらにまっすぐ
迫ってきます!!」
指揮官「マニュアルマニュアル・・・取り舵いっぱい!!
煙幕展開!!エンジン全速だ!!」
煙を吐きながらぎびすを返して逃げていく『輝』
スコット「逃がすかよ・・・!!」
煙幕が目障りで表情が曇る。
バージル「俺が先回りする!!絶対逃がさん!!」
バージルの 『SBーWR』2号機が先端に周り込む。
バージル「これで・・・!!」
だが『輝』には奥の手があった。
それは夜間戦闘機支援用の『閃光弾』である。
バージル「くっつ!!」
目がくらんで機銃を撃つも命中しない。
バージル「くそっ・・・燃料が!!」
音速状態で一度軌道を外してしまえばもう一回
たどり着くのは18分以内だと結構厳しい。
これ以上離れたら味方と合流できない。
スコット「サンキュー、おかげでわかったよ。」
スコットの『SBーWR』から20mm機銃6門が放出される。
右のエンジンに被弾して『輝』が日本本土へ逃げていく。
バージル「やったのか?」
スコット「わからん、だがこれで少なくとも長くは飛べない。」
『SBーWR』2機帰還。
『ジェネラル・アトランティス』の甲板にパラシュートを
展開し減速着陸し何重ものワイヤーにフックを
引っ掛けて速度を落とす。
スコット「エンジンに被弾はさせた。あとは交代が来る前に
レーダー改良を急がないとな、離れすぎたら俺達でも
迎撃できない。」
アクアマリン「ご苦労様です・・・それではキングクライスト
はこれより補充弾薬潜水艦を随伴し、単独で日本本土へ
向かいます。」
ニミッツ「正気か!?」
アクアマリン「高高度偵察機迎撃の為のレーダー改良を行い
ながら日本軍にプレッシャーをかけて撹乱し、
本隊への攻撃を軽減させます。」
バルゼー「だが・・・航空機の群れに襲われたらひとたまりも
無いぞ!!」
アクアマリン「この戦艦キングクライストなら立ち回りを
間違えなければ航空機の群れとも十分渡り合えます。
それに補給基地がやられている以上どうにかして補給部隊が
ハワイ・ミッドウェーにたどり着くまでに時間を稼ぐ
必要があります!!」
ニミッツ「・・・わかった・・・だが無駄死には許さん。」
両者は敬礼をするとアクアマリン・ダグラスは
戦艦『キングクライスト』にて単艦行動を開始する。
『対日本軍撹乱部隊』
戦艦
OTS03『キングクライスト』
随伴
『補給用潜水艦』3隻
『特設タンカー』3隻
アクアマリン「頼みましたよ、メイビス。」
トルマリン・メイビス「任せてダグラス。」
指揮権を『ホーリースピリット』艦長
「トルマリン・メイビス」に委託。
一方ミッドウェー7月9日朝5時
ミッドウェーに緊急ベルが鳴り響く中
上空からそいつはやってきた。
4発になってスマートになった
超重爆撃機『富嶽』晴界型高高度奇襲仕様40機
70kg噴進爆弾4000発が急降下爆撃と同じ速度で投下される。
lllllllllllllllllllllllllllllllllll
ミッドウェー基地兵士「飛行場使用不可!!航空機半数以上壊滅!!
出撃・・・不能!!」
ミッドウェー島がボコボコに炎上している最中
戦艦『撫子』が接近してきた。
戦艦『撫子』
通信「見えました!!ミッドウェー基地の炎上を確認!!」
棗霞艦長「総員戦闘配備!!航空機の奇襲にも注意せよ!!
これより対地攻撃を敢行する。
『火の鳥』にて対地攻撃を開始、挙動は急降下。」
遊佐「了解、1番2番発射します。」
戦艦『撫子』の追加バックハッチから誘導ミサイル『火の鳥』
ミッドウェー基地の飛行場に急降下で命中して炎上する
ミサイル『火の鳥』。
ミッドウェーCIC「敵戦艦!!砲撃命中!!」
ミッドウェー司令官「要塞砲や航空隊はまだか!?」
ミッドウェーCIC「要塞砲射程外!!レーダー使用不能!!
飛行場!!使用不可です!!」
ミッドウェー司令官「クソッ!!」
基地レーダー司令塔・要塞砲にさらに『火の鳥』が直撃する。
棗霞艦長「追加攻撃、要塞砲を殲滅し次第対地攻撃実施・・。」
ゆりっぺ「レーダーに反応!!距離150kmにて航空機!!数100・・
200!!位置西方面・・・高度6700m、機動部隊と思われます!!」
棗霞艦長「了解。総員対空戦闘準備、主砲対空信管攻撃準備。
『とびうお』発射。」
戦艦『撫子』メインハッチから誘導ミサイル『とびうお』
が2本放たれる。
『A-3ソニックカリバー』に命中し爆発する。
撫子甲板では水兵達が対空砲にて総員配備に追われていた。
「来るぞーーー!!」「総員配置につけーーー!!」
「対空戦闘用意よし!!」「機銃高角45度!!方位左48度!!」
音を立て接近する敵航空隊。
ゆりっぺ「主砲対空信管!!攻撃始め!!」
40cm砲が敵を捕らえる。
轟音と共に主砲が敵航空機を砕く。
十式単装砲10門が一斉にが火を吹く。
艦内部の縦向き弾薬シリンダーが回り出す。
(127mmオートメララ内部参照)
「砲弾早くいれろー!!」「はい!!」
男達が砲弾を回転シリンダーにはめ込んでいく。
航空機の群れが戦艦『撫子』に襲いかかる。
大型兵装で撃ち漏らした敵は40mm機銃と
自動迎撃『真撃』で迎撃する。
A-1スカイレイダーは速度不足で次々と狙い撃ちされていく。
米パイロット「この戦艦はただの戦艦じゃない・・・
切り札を・・・切る時か!!」
米パイロットはA-3ソニックカリバーのロケットエンジンに
点火して音速爆撃に移る。
ゆりっぺ「敵!!音速に加速!!予測位置左下5時方向!!」
棗霞艦長「音速の敵は危険度が高い、惜しみなく誘導ミサイル
を使って迎撃して。コメートの迎撃訓練を思い出して!!」
誘導ミサイルによって次々と迎撃されていく
A-3ソニックカリバー。
しかし、多数いる航空機の中で音速の敵を判別して迎撃は辛い
ものがある。
音速の魔の手が撫子の付近で水しぶきを上げる。
次々と炎上して落ちていく航空機。
仲間を盾にしながら魚雷攻撃を敢行するスカイレイダー。
ゆりっぺ「左舷魚雷接近!!」
遊佐「了解、回避運動取り舵37度。回避不能攻撃確認
相殺魚雷展開。」
回転5連装自動魚雷発射管が起動して航空魚雷を相殺する。
火柱を上げて魚雷を破壊する。
2連装三五式対空速射砲8機が中距離標的に近接信管を
展開して次々と破壊していく。
関根しおり「とーりかーじまーえにいそーげー!!」
激しい航空機との戦闘で対地攻撃する余裕が無い。
音速で襲い来るいくつものソニックカリバー。
訓練のコメートで音速になれているが今回は68機と
数が多い。
そのため防衛限界が近づく。
ゆりっぺ「右舷!!敵音速機接近!!噴進砲3番(班)展開!!」
複数のロケットランチャーで音速の敵を迎撃する。
遊佐「回避運動左舷直上取り舵急げ。」
ロケットランチャーの群れが何度も何度も
ソニックカリバーを追い払い、破壊する。
音速のソニックカリバーのロケットランチャーが何度も
降り注ぐも間一髪回避成功。
だが、防衛可能なキャパシティオーバーギリギリ。
音速相手熟練多数は楽じゃない。
艦内CICに汗が伝う。
スカイレイダーの始末が大体終わりを見せた。
その時『とびうお』を回避してロケットランチャーを
撃ち込んだソニックカリバーがあった。
\\//※
『真撃』が稼動してロケットランチャーを半分迎撃するも
防ぎ切れない。
『真撃』についに被弾し炎上を起こす『撫子』
ゆりっぺ「真撃3番被弾!!消火急げ!!」
かろうじて攻撃隊迎撃に成功するもこれは戦艦『撫子』
初の武装喪失だった。
さらに至近弾ではあったが多数の機銃やロケットランチャーが
肉薄し、『撫子』にじわじわとダメージを蓄積させていく。
ようやく迎撃し終わったものの、余った何発か誘導ミサイルを
ミッドウェー基地飛行場にぶつけると戦艦『撫子』は
東へ去って行った。
夜7時
棗霞艦長「しばらく総員やすーめー。夜更かしすると
それが生涯最大の後悔になる。」
総員ベットで雑魚寝してた。
棗霞艦長「鍵ぐらいかけなさい、獣に襲われたらどうすんの。」
離れた所で特殊輸送船と合流し物資を搬入し次の
戦いに備える。
短くて長い戦いはなお続く。