涼宮ハルヒの第二次世界大戦(リメイク)   作:ミディオン

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モチベーション減っても原典完成までは頑張りたい


第73話 1943年7月 金と紅の乱舞

9月9日 早朝

 航空戦開始

 天照級航空母艦4番艦『蒼桜』から

 艦上装甲戦闘機『蒼桜専用豪風八型蒼皇』50機出撃

 前後にエンジン搭載型の串型装甲戦闘機が出撃

 泉こなた「いってきまーす!!」

 二乃田が見送る中こなたはカタパルトに機体を

 乗せて加速して出撃。

 女性航空隊『蒼桜』出撃。

 出産を繰り返した後再度訓練を受けて航空隊に

 復帰した黒井ななこ。

 ななこ「ええな?勝手に落ちたら墓沈めるで?」

 「わかってます!!」

 自分を女にした男を叱り付けて空母『蒼龍』から

 艦上戦闘機『豪風七型真零』

 女性航空隊『錬華』出撃。

 次々と航空機が空母から飛び立っていく。

 近代改装空母『飛龍』から

 艦上戦闘機『豪風七型真零』

 岩城真白(響潮真白)「さてさて、お空お空。」

 女性航空隊『風華』出撃。

 空母『瑞鶴』から女性攻撃隊『瑞鶴』出撃

 五木菜夛「総員、陣形編成へ!!」

 日本軍機動部隊

 航空母艦 『大和』『武蔵』『天照』 『蒼桜』『大鳳』

 『赤城』『加賀』『蒼龍』『飛龍』『翔鶴』 『瑞鶴』『神鳳』

 『ホーネット(蜃気楼)』『エンタープライズ(銀炎)』

 『サラトガ(冥炎)』 『大鷹』『雲鷹』『瑞鳳』『龍鳳』

 

 日本軍新鋭航空母艦から383機の戦闘機隊

 124機の攻撃隊が出撃。

 

 米機動部隊、偵察機『スターストライブズⅡ哨戒型』

 (航続距離3500km)からの要請により

 空母『イントレビット』から

 航空隊『ウインディ・パーティー』の

 『スターストライブズ・ナハト』

 パトリシア「Standby for Action!!」

 各空母から『東アジア独立航空隊』等の

 『スターストライブズ・ナハト』

 『A-3ソニックカリバー』が出撃

 委青柳「油断するな!!既に仲間の艦がいくつもやられている!!

 我々が日本人以上に秀でている速さを活かして戦え!!」

 孫本山「中華民国建国の為に!!」

 柳霊剣「今度こそ・・・決着を!!」

 計263機の戦闘機隊、800機の攻撃隊

 『A-1スカイレイダー』出撃

 

 9月9日航空戦開始

 大多数の航空機が交戦を開始する。

 第一・二航空隊「一斉一撃離脱!!後方について来る連中は

 密集隊型にて迎撃せよ!!」

 艦上ジェット戦闘機『南雲』がエンジン全開で迫る

 米航空隊「敵確認、8分間で勝負をつけろ!!」

 先頭主力の『A-3ソニックカリバー』が

 ロケットブースター2基に火を入れて勝負を挑む

 

 戦況は思った以上に拮抗していた

 音速で迫って来る『ソニックカリバー』1200km/h

 やや音速で迫る『南雲』1100km/h

 だが、この戦いで戦局を分けたのは性能だけでは無く

 練度演習帰還であった。

 この世界で対音速訓練を行った米軍訓練期間 約2ヶ月

 対音速訓練 日本軍訓練帰還 約半年

 日本側は『Me163コメートG型』で訓練を受けており

 本来1200km/hの速度でも対応できるが、

 音速以上を出すと舵が利きにくくなったりするため

 音速寸前に最高速度設定が成されていた。

 しかもジェット機による編成攻撃の研究も進んでいたことも

 あり、平均性能が高いはずの『ソニックカリバー』は

 苦戦を強いられた。

 それでも音速での旋回性能も優れていた『ソニックカリバー』

 は多数の日本軍機を撃墜する激戦となった。

 旋回性能の効く『真零』と『スターストライブズ・ナハト』

 は互いに囮戦術を使って相互の旋回性能を活かして

 ぶつかり合う。

 こなたの乗っている『蒼桜専用豪風八型蒼皇』

 これは元の装甲航空機のエンジン出力を高めた専用機だが

 いかんぜん、『真零』『S・K』より旋回性能が少し劣る。

 だが、高い防弾性能と高い弾数、そして今までの戦いの

 ノウハウを活かし、キルレシオを稼いでいく。

 その一つが『後転置石』である。

 急降下で後方の相手を引き寄せて

 放爆後方焼夷弾、後方ショットガンの当たらないやや上後方の

 敵を急降下後方旋回直前に放爆後方焼夷弾、後方ショットガン

 を使って相手の行動斜線上に投下することで

 後方旋回後真下にいる航空機を破壊するという戦術をも

 駆使して敵航空隊を潰す。

 これを航空隊『蒼桜』は集団でやってのけた後に次の攻撃に

 つなげてキルレシオを稼ぐ。

 委青柳「敵め・・・この速度に慣れてやがる!!」

 ウェーク「諦めるな!!連携を取れば勝てない相手じゃない!!」

 パトリシア「おっと!!それっ!!」

 鮮やかに回避しながら、食べれそうな位置にいる手頃な

 機体を見つけてはパトリシア率いる航空隊

 『ウェンディパーティー』は劣勢の中でも奮闘し撃墜数を

 稼ぐ。

 パトリシア「イケルイケル!!みんな息を合わせて!!」

 その時米軍の航空機達を斜め上から急降下旋回して

 ぐるっと一周するように機銃を浴びせて撃ち落とす

 『真零』に乗った1機のエースがいた。

 岩城真白「ごめんな!!操縦席は避けたが泳いで帰れるか?」

 柳霊剣「あの野郎!!」

 韓国から追放された独立運動家柳霊剣が同じ才能を

 持つ真白を追いかけて打ち落としにかかる。

 『真零』が後方に吐き出すショットガン4基の弾幕を

 かわしながら肉薄する『S・K』

 しかし、気持ち悪いぐらい高速でぬるぬる動きまくる

 真白に全く追いつけていない。

 柳霊剣「くっそお!!なんで追いつけないんだ!!」

 パトリシア「私行きます!!皆様は他の方々を!!」

 柳霊剣「邪魔すんな!!新人!!」

 ウェーク「パトリシアに任せてお前は引け!!」

 柳霊剣「しかし・・・!!」

 ウェーク「敵は目の前だけじゃない!!周りを見ろ!!」

 柳霊剣「くっ・・・了解。」

 割り込んだパトリシアに真白と戦う許可を与えるウェーク隊長

 音速での戦いに慣れぬ多くの米パイロットの中で

 新人とは思えない腕で奮闘を見せる『ウィンディパーティー』

 パトリシア・マーティンの『S・K』と

 岩城真白の『真零』が空で螺旋を描いて舞い始める

 真白の真零のバックショットガン4基が連射されて

 パトリシアに襲いかかる。

 パトリシアは空にリボンを描くように弾幕を回避するが

 目の前から真白が消える。

 パトリシア「おっと!!」

 速度で急旋回して左横に回り込んだ真白の機銃を回避すると

 同時に急旋回で横を取っては追いかけるパトリシア。

 クェリン「あいつ、本当に新人か!?」

 トラック「動きがド素人どころかモンスターだろ!?」

 速度性能では100km/h程差はあるが旋回戦闘では

 旋回時に多少速度は落ちる為あまり感じられず

 旋回能力は『S・K』最高速度では『零真』が

 優越を争っている。

 

 一方こなた達

 こなた「敵機、性能はヤバいけど機体に体が

 追いついていないみたいだな。」

 みさお「いやあ・・・早期にあんな恐いの(コメート)

 乗って訓練したかいはあったなあ・・・。」

 『A-3ソニックカリバー』は一度音速を出したら

 8分間の間は減速ができず固形燃料が燃焼しっぱなしである

 つまり一旦音速で戦線を離れてしまったら音速で戦闘区域に

 戻るのに時間がかかる。

 そこは艦隊へ戻るような方角で使えばたいして問題には

 ならないが、最大の問題点は音速1200km/hに

 パイロットの感覚が全くついていけない事だ。

 日本側でもそういう人員はいるが、音速での訓練は

 こちらが優勢。

 もっと手強いのが速度調整の効くレジプロ串型戦闘機

 パイロットのレベルに合わせて速度調整ができる分

 なにも合わない速度で戦わなくてもいいからだ。

 それでも敵の編成攻撃は進化を重ねており油断はできない。

 こなた「練度上がってるな・・・総員気を引締めろ!!」

 ウェーク「ブルーチェリーども!!」

 空の激闘は続く

 

 戻ってパトリシアvs真白

 グループ戦でも互角で両者共に5機が落とされる等激闘が

 続いていた。

 空で複雑な戦術を駆使したドッグファイトが繰り広げられる

 真白「いい腕だ、だがこれで・・・!!」

 雲に隠れて風に乗って最大速度を乗せて急旋回して側面に

 回る岩城真白。

 真白「勝負有りだ!!」

 パトリシア「忘れていませんか?こっちにも風は・・・。」

 パトリシアの心の血流が一気にハイに上がる。

 パトリシア「来てるんですよ!!」

 パトリシアの『スターストライブズ・ナハト』

 が向かい風に乗って瞬時に180°ターンして真白を捉える

 真白「こいつ・・・!!」

 パトリシアと真白が機銃を放ちながら交錯する。

 パトリシアが機銃の弾幕を回避して機銃を放つ。

 真白の『真零』が後方エンジンをやられて煙を上げて

 去っていく。

 勝ったのは・・・

 パトリシア・マーティンだった。

 こなた「シロシロ!!」

 真白「大丈夫だ、先に帰ってる!!」

 ※串型戦闘機は前後片方のエンジンをやられても

 速度が半分にはなるが航行できる。

 パトリシア「いい・・・強敵でした!!」

 この時は誰もあの真白というパイロットが

 単独戦闘ではこなたをも超える実力者であったことを

 米軍は誰も知らない。

 しかし

 米パイロット「ロケットエンジンが!!」

 音速戦闘が可能な『A-3ソニックカリバー』の

 エンジンが次々と鎮火していく。

 速度が670km/hに低下して空母に戻らざるを得なくなる。

 寿教官「今だ!!いけ!!」

 米航空隊が劣勢に追い込まれていく。

 パトリシア・マーティン以下ウインディパーティーも

 奮闘するが、序盤で優勢になる数を撃破できなかったことで

 劣勢に追いやられていく。

 戦える機体がスターストライブズ・ナハトに絞られていく

 ウェーク「くそっ・・・このままでは!!」

 パトリシア「弾が・・・!!」

 寿教官「よし、このまま・・・!!」

 五木「増援航空隊接近!!戦況がひっくり返る前に帰還を

 推奨します!!」

 寿教官「なに!!、くっ・・・壊滅にまでは

 追い込めなかったか・・・航空隊撤退!!弾の残ってる奴は

 追い潰しを警戒せよ!!」

 日本軍航空隊

 米航空隊増援察知

 撤退

 

 戦闘終了

 艦隊に接近し航空隊の増援により事なきを得た

 米航空隊。

 『ジェネラルアトランティス級』からの

 防空支援もあって辛うじて首の皮一枚で繋がった

 米航空隊

 『A-3ソニックカリバー』99機

 『スターストライブズ・ナハト』103機

 日本軍航空隊

 艦載ジェット戦闘機『南雲』90機

 艦上装甲戦闘機『蒼桜専用豪風八型蒼皇』45機

 艦上装甲戦闘機『豪風八型蒼皇』50機

 艦上戦闘機『豪風七型真零』83機

 

 制空権奪取直前に増援を残存空母に入れて戦闘に備える

 米機動部隊

 トルマリン・ダグラス艦長「なんとか乗りきった・・・

 周辺海域の救援作業をお願いします。」

 空母を何隻も今日は喪失している。

 増援と合流しようと艦隊を反転させる。

 

 一方艦隊

 戦艦雪風の通信にノイズが入った。

 風雪「なんだ?」

 レーダー反応を部下に注視させながら双眼鏡を見る

 風雪「友軍なのか敵なのか・・・。」

 煙を出しながら航空機が接近して来る。

 風雪「真零・・・友軍・・・?」

 上空を通過して遥か彼方の海に落ちた。

 風雪「残念だが助けてやれんかった。」

 真白「酷いこと言うな~。」

 後ろからポンと肩を叩かれてビビる風雪

 風雪「うわっ!!!」

 真白「実の妻の顔を忘れたのか?ともかく助かった。」

 にっこり笑った妻の顔を見て

 風雪「・・・・・・・。」

 顔を赤らめて反応に困る旦那だった。

 

 船内

 コーヒーを飲みながら艦長室でくつろぐ真白

 真白「落下傘って便利だな~もっとも風向き

 わからなかったら海へドボンだったな。」

 風雪「やられたのか?」

 真白「いやあ、米軍にもいい腕の奴がいてさ~

 戦争終わったら顔が見てみたいな~。」

 風雪「空母に帰るのか?」

 真白「もちろん、あいつら(仲間)どうなったか心配だし。」

 風雪「・・・・・そうか。」

 複雑な胸の内を隠して悲しそうな顔をする風雪。

 そこに空気を読んだのか副艦長が来た。

 副艦長「もうちょっとだけ頑張りますので

 お好きにどうぞ。」

 風雪「あ、すまん。」

 副艦長「※小声(戦場の乙女抱ける時間ぐらい大事に

 したらどうですか?)」

 風雪「※小声(うるさい。)」

 副艦長「※小声(一晩ぐらい時間を大事にしたらどうですか?)」

 風雪は艦長室から真白を連れてドアから去る。

 副艦長の言葉にもやもやしながら個室ベットへ行く

 真白「なんだ?わ(頬紅)」

 軽く壁ドンして真白に迫る。

 風雪「・・・身勝手な・・・話だが・・・・・

 一日だけ・・・その・・・。」

 しっかり者だが不器用な夫

 真白「しかたないな~・・・一回だけだよ?」

 生涯最後かもしれないもそもそを一晩かけて果たす

 夫婦であった。

 

 一方米機動部隊

 ニミッツ「ダグラス艦長はまだなのか?」

 トルマリン「弾薬の少ないキングクライスト級なので

 すぐに戻って来るとは思うのですが・・・

 それもそうですが、輸送船団に早く合流しましょう。

 後方で待ち構えているヤツがどう動くか・・・。」

 『米機動部隊、輸送船団と合流の為にハワイ沖へ移動』

 

 9月10日 00時

 一方米増援部隊後方から、静かに忍びよる全長270mの

 影が迫っていた。

 戦艦撫子CIC「輸送船団と思われる通信傍受後追跡

 逆探知で敵米軍製レーダー波察知。」

 恭介艦長「了解、戦艦最大船速艦隊背後に

 とーりかーじ!!」

 艦の明かりを消した夜襲のプロ戦艦が米輸送機動部隊に迫る

 

 

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